トムキャットという飛行機、もちろん好きな部類に入るわけですがなぜか模型では縁遠いのですよ。完成させたのは確か1980年ごろ、ハセガワ1/72旧版を作ったのが最後だったやうな。最後ったってその前はモノグラム1/72(モックアップをモデライズしたことで有名なアレですよ)を作っただけで、その後はハセガワ1/72新版が出たばかりの頃の1990年に1機作りかけたものの、胴体が形になったところで挫折してしまいまして、以来遠ざかっていたわけですねい。
で、今年のSA誌主催のSAコンベンション、お題が「F-14トムキャット」なわけですよ。去年はタミヤ1/72のF-16Cを出してSA特別賞なんてものを頂戴し、そのご縁もあってか2016年4月号でSu-35を作らせていただいたりなんかしましたので、今年も何かしらは出した方がよろしかろうなー、と。まぁ「枯れ木も山の賑わい」と申しましてな。
というわけで用意したのがこのふたつ。ワタシが初めてF-14という機体に接したのが、このバイセン機と1976年の入間で飛んだVF-2所属機なのです。バイセン機は本で見てF-14のカッコ良さにヤラれた機体、VF-2は初めてこの目で見た機体というわけで。どちらか1機になるか両方出せるかは神の味噌汁。(^^;)
ただ悲しいことに、VF-2のほうは記憶がないのですわ(泣)。1976年の入間国際航空宇宙ショーに行った記憶はあるので、VF-2のF-14のデモとか見てるはずなんですが、覚えてるのはハチロクブルーとAV-8Aの空中お辞儀だけという体たらくでして。当時まだ小学校6年生でしたし、まぁちかたないですかぬ。(^^;)
航空ファン誌1976年11月号に載っているバイセンのVF-124所属機。近年のトムキャット本にも割とよく載ってる機体ではありますが、実は左側面の全体が判る写真がほとんどありません。やっぱ古い写真資料は当時本ですなぁ。
そして航空ファン誌1977年1月号に載っている、入間国際航空宇宙ショーでのVF-2所属機のデモフライト。このような写真になるとさすがに近年の本には載ってません。やはり古い写真資料は(ry
さすがハセガワ様、もう胴体が形になったじぇ~。というのはもちろんウソで、冒頭に書いたように作りかけで放り出したものがコレ。ちりっとペーパー掛けてみたけどやっぱダメですなこれは。イチから作ったほうが早い。(^^;
当時の作り方は「とにかく形にして段差は後で直す」という乱暴なものだったので、あちこちに出来た段差がペーパー掛けでは吸収しきれないくらいヒドくなって、だから放り出したのでした。当時はハセガワのトムキャットを舐めてたましたよ。若いっていいですね~(違
ちなみにデカールは、放り出した1990年2月発売のキット付属と今回作る2000年6月発売のキット付属とで何一つ変わってません。(^^;)
というわけで、あとはツイッターから。
ということでSAコン向けF-14A制作開始。本日はここまで。さすがハセガワ様、コクピット作るだけでエライ手間だw インパネと左右コンソールはこの上からデカールを貼る予定。
05-23 01:40
ひとつ気付いたのはエッチングパーツが途中から代わってること。右が初期製品で左が現行製品。現行製品のほうがちょっとゴツイのと、前後席の左コンソールに付けるパーツをキットの形状に合わせて切り欠いてないので、使う時はちょっと面倒。
05-23 01:44
そしてそのエッチングのコンソールパネルをくっつける時に重宝したのが、以前TLで見掛けたこれ。ダイソーで108JPYで買えるので見掛けたら買っておくと吉。
05-23 01:46
ハセガワF-14のインパネデカール貼り終わらんけど買い物行こう。
05-23 17:12
本日のF-14。コクピットの組み立て終わり。前席背面の隔壁はブラウンでスミ入れしてみたけどあまり変わらん。インパネのデカールは左の“バイセン”のほうが右の“初期型”のよりなんとなく「それらしい」ような気がする。
05-24 02:21
今回使う主な資料本。F-14という機体そのもののディテールはMAプロフィール、ハセガワ1/72キットの組み立てについてはMA別冊、そしてKFイラストレイテッドとKF誌2冊は作る機体そのもののマーキングやディテール資料。
05-24 02:25
本日のF-14A。白く塗るパーツを切り出して整形、したかったけどあまりに数が多くてほとんど切り出しだけで終わったw 明日は細々と整形して塗装の支度をしたいと思う所存。
05-26 02:28
このハセガワ1/72の『新版』F-14も元々は1988年に出たものなので、すでに28年前のキット。今回作ってる新しいほうの“初期型”は2007年に出たデカール替えで、その時点でも19年経っているのですでに金型の草臥れ方が激しい。押し出しピン跡の処理にかなり時間が掛かりそうだ。
05-26 02:31
本日のF-14A。白で塗るパーツの整形オワタ。これ塗るだけで半日は掛かるとおも。(^^;)
05-27 02:08
インテークは金型が草臥れててスジ彫りがダメダメ(特に側面)になってるので彫り直し。前端部分のスペーサーに青いUSBメモリがちょうど良かったw 10年前でこうなんだから、いま店頭にあるキットはもっとヒドイんじゃないかなこれ。
05-27 02:10
F-14の白を吹くためにまず白サフを吹く。どうせ色のノリが悪くて2度塗りするんなら1度目はサフにした方が発色がええじゃろ。
05-28 21:27
本日のF-14A。先に白く塗る部品に白サフ入れた。明日は316番を吹きたいところ。
05-28 22:54
クレオス316番をひと瓶まるまる使ってF-14の白塗り第一弾が終わったんで、郵便局と動物病院イテクル。
05-31 17:45
本日のF-14A。ファンブレードとタイヤを塗って白で塗った前脚収納庫内ほか一部にスミ入れ。まだあと半分くらい残ってる。('A`)マンドクセ
06-01 01:00
本日のF-14A。脚周りのスミ入れとオレオ部の銀塗り、ついでにインテーク内パーツにちりっとスミ入れ。明日は主脚収納庫のスミ入れやったら機首の組み立てに掛かってみたいとぞ思ふ。そろそろ何か形にしないとモチベーションが上がらんw
06-02 01:36
今日は神保町でこれを買ってきたわけだけど、MA別冊のほうはハセガワ新版が出る前のものであまり参考にならない。まぁバイセン機の左後方からの写真があったのでヨシとするしか。スカイホーク本はついで。世傑があればいらない程度の内容だったw
06-02 01:38
で、その古本屋(菅村書店ね)でこの世傑旧版を持ってたことを思い出して、帰ってから引っ張り出してみてみたらこれがまぁ大当たり。特に左のほうは入間のショー直後に出たものなんでそこで飛んだNK201の写真がいっぱい載ってた。(^^)
06-02 01:39
本日のF-14A。主脚収納庫と脚カバー裏側にスミ入れして前脚と主脚を組んで(主脚は写ってない)キャノピーのパーティングラインを消して前後席の計器板フードを塗って前脚収納庫を組んでコクピットとくっつけた。やってることがバラバラだw
06-03 02:11
2000年発売のバイセン機に入ってたキャノピーの成型が酷かったので(2枚目写真参照)、1990年発売のバイセン機のパーツを使うことにした。1枚目写真、右から2000年、2007年、1990年発売(処理済み)のもの。
06-03 02:16
前脚収納庫を組んで、何か先に進んだような気になったw 2枚目写真、前脚収納庫は赤丸部分に支えがなく、前脚を付ける時に難儀する可能性が考えられるので、ランナーの輪切りを挟んでおく。
06-03 02:19
本日のF-14A。機首とインテーク内を組んで、VF-2のほうの胴体下面パーツにインテークを付けた。インストの順番とは違うけど、インテークパーツの事後変形があって合わせに微妙な調整がいるので、先にインテークを付けてしまったほうがよい。
06-04 01:53
2機ともインテーク下面の増槽は付けない。実機写真をよく見てみると、1977年ごろまでは付けている写真が見事になくて(パイロンだけ付けてるのはある)、1978年になると少しずつ付けたのが出てくる。今回作るのは2機とも1976年の機体なので付けるとおかしなことになるのだった。
06-04 01:56
本日のF-14A。今日はいろいろあったんで、一昨日付けられなかった方のインテークを付けただけ。インテークパーツとその後方のエンジン部分の繋ぎ目に隙間ができるのは困ったちゃん。
06-06 01:55
フィギュアで思い出した。1970年代の米海軍F-14搭乗員の1/72フィギュアてのはいま手に入るんだろか。
06-07 16:48
@MktSasga
@kwat_01 フジミ様のパイロットフィギュアってその時期な上にMiG-21とかも共通ちゃいましたっけ。
17:40 - 2016年6月7日
@MktSasga そのMiG-21のパイロット人形がジャンク箱から山ほど出てきた。これ使おうw
06-07 20:40
本日のF-14A。お尻組んだ。片方はエアブレーキ開ける。地上姿勢ではあまり開けてないけど、せっかくハセガワさんが開けられるようにしてくれたんで。あと胴体パーツの真ん中に支え棒を入れた。これやらないと工作中に握りつぶしそうな気がする。
06-08 01:11
@kwat_01 昔々に胴体だけ作って放り出したこのキットの、その胴体の中に支え棒が入ってたんで真似したんだけど、これ誰に入れ知恵されたんだろな、オレ。
06-08 01:13
本日のF-14A。胴体上下を貼り合わせた。グラブベーンは地上で出してるのも変なので格納状態でくっつけた。機首を胴体に付ける前に、機首の凹スジを改めてなぞってみたり。金型が草臥れてるからちょっとペーパー当てるだけで消えてしまうま。
06-09 02:15
明日は雨だからスジの彫り直しみたいなチマチマ作業やるにはいいかもしらん。長かった『大人の春休み』も来週の火曜までなので、それまでに工作を進められるだけ進めておきたいところ。
06-09 02:17
本日のF-14A。機首のスジ彫り直し終わってレドームに釣り用のナス錘をぶち込んでから機首に付けた。インストには5gの錘を入れるよう指示があったんで、1.5号(約6g)でよかったんだけど、念のため2号(約8g)にした。
06-10 01:45
しかしこのレドームパーツの成型、酷いモンだw 左と真ん中が今回弄ってるキットのパーツで、右は胴体だけ作って放り出した1990年発売のキットのもの。先端のぷっくりは何なんだw
06-10 01:46
本日のF-14A。機首とレドームの接合部を均して胴体上下の合わせ目を均してインテークパーツとエンジンナセルの合わせ目を均してスジを引いて残った凹みにパテ盛った。バイセン機のほうは計器板フードも載せてみた。明日は機首と胴体を繋げたい。
06-11 01:49
@kwat_01 ハセガワのキットの弱点のひとつに「インテークパーツとエンジンナセルの繋ぎ目にくびれができる」というものがあるけれど、この2機にもしっかりとできたw 平らに均すのは面倒な割りに目立たないからやらない。そこが気になるならフジミを作ればいいんだしw
06-11 01:57
本日のF-14A。バイセン機のほうは機首と胴体を繋げた。インテーク脇の部分にけっこうな段差ができるんだがどうしてくれようか。VF-2のほうはコクピットにもうひと工作必要なのでまだ。
06-13 01:13
VF-2のほうはフラップダウン+エアブレーキ開=着陸直後という想定なので乗員を乗せるから、キットの椅子に人形を座らせてやらねばならぬ。人形はキットに付いてないので、ジャンク箱に大量に余ってたフジミのMiG-21のものを使うw
06-13 01:16
@kwat_01 着陸直後ならスポイラも開いてた方がよりそれらしいけど、キットのパーツがそうなってないからパス。乗員の人形はMiG-21付属だけど装束は米海軍のそれと大差ないから気にしないw 80年代のフジミのキットだし仕方ないw
06-13 01:21
※実際の米海軍パイロットとMiG-21パイロットの格好が大差なかったというわけではありません念のため。(^^;)
バイセン機には乗員を乗せないので椅子をレジン製のものと交換。手持ちのバーリンデン(オレンジ色)とパブラ(黄色)を比較検討。バーリンデンのはいささかゴツくて削らないと入らなそうなのでパブラに決定。入れてみたらピッタリだw
06-13 01:24
本日のF-14A。バイセン機の機首と胴体の繋ぎ目の段差をヤスリで強引に均して、キット付属の椅子にモールドされてるシートベルトを削り取ってパブラ共々塗って組んだ。キット付属なのに前席はちりっと削らないと入らないとかナニそれw
06-14 01:25
フジミのMiG-21のPさんをちりっと切った貼ったしてハセガワのF-14に乗せてみた。…RさんはともかくPさんは窮屈そう。そもそも前が見えるのかこれ。
06-14 15:21
ハセガワさんの計器板フードは高さがあり過ぎると思うの。椅子も奥行きあり過ぎ。でもそこはどっちもどうしようもないなぁ。(´・ω・`)
06-14 15:22
後ろのRさんの席には座布団敷いて少々頭の位置を上げてやるか。やり過ぎると頭上に来るフェイスカーテンハンドルに引っ掛かるけど。
06-14 15:25
とまぁ、6月14日の『大人の春休み』期間終了までに進んだのはここまで。15日からはめでたく再就職と相成ったので、今後生活リズムが掴めるまでは模型制作はストップする可能性もあったりしますが、まぁできるだけ進めませう。(`・ω・´)
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