2014年最初のできたどー!
三が日どころか松の内も過ぎてますけど皆様今年もよろしくお願いします。喪中故新年の挨拶は控えさせていただきましたが、そうなるとついブログもさぼってしまいましてん。(^^ゞ
ということで、今年最初の完成品はホビーボス1/72のF-38Lライトニング、ホンジュラス空軍機と相成りました。毎年恒例、がらんどうさんちの年越しモデリングでやっつけたのですが、松の内(15日)までという期間内に完成させられず、ロスタイムをもらってなんとか間に合わせたという体たらく。都合15日間という制作期間は、ホビボのイージーキットとしては長いか短いか、ビミョーなところですな。
なお、当初の制作予定だったハセガワ1/72の「しんかい6500」ですが、アクリジョンのエアブラシ塗装に大失敗してご覧の通りのサテン塗装状態。ビン生でもかなりシャブシャブでそのままエアブラシで吹けそうだったので、やってみたらこの体たらくです。これを直すにはいったん全ての塗装を落とさないといけません。その手間を考えたらすっかり心が折れたので、この「しんかい6500」はお蔵入りです。塗装落とすくらいなら新しいの買ってイチから作り直すほうが早いしラクだよなー。(´・ω・`)
てなわけで、年も明けた1月2日からこのホビボのメザシ(P-38に対し旧日本軍が付けたあだ名ね念のため)に手を付けたわけです。このキット、年末の休みに入ってからこんなこともあろうかと長津田のブリッツで買ってきたものなのでした。(^^)v
ちなみに右側に写っているのはLFモデルのホンジュラス空軍機デカールです。ホンジュラス空軍は第二次大戦終結後にアメリカからP-38Lを入手して1950年代後半まで使ってました。よってこれはワタシ的には戦後機扱いです(笑)。で、これを作ろうと当初用意していたのはアカデミーのP-38Jなのでした。でも調べてみたらL型は主翼下面にダイブブレーキが付いてるのにアカデミーのキットにはモールドもないし(J型だから間違いとは言えないけど。ホビボのキットにはある)、L型の特徴のひとつである主翼前縁の着陸灯は主翼パーツに隠し穴があるのにクリヤーパーツがないので、どちらを使おうと結局自作が必要だということで、今回ホビボのキットで作ってしまうことにしたのです。まぁしかし、アカデミーのキットを買ってあったことが後々あれほど役に立つとは。
てことで制作開始。機首内側に上下合わせのための巨大なダボがあるのがホビボらしいところですが、これがあるせいで機首内部に錘を入れられないのでニッパーとリューターを駆使して切り飛ばします。とはいえスペースは小さいのでここにどれだけ入れられるか、イマイチ不安。
車輪はLFモデルのデカールにレジン製の自重変形モノが付いてたのでそれを使うことにします。時間がもったいないので脚周りの銀は缶スプレーでお手軽に。ついでにプロペラもつや消し黒の缶スプレー。
前の写真で見ての通り、胴体と主翼は一体で上下分割という割り切りが功を奏して、井の字になるのは早いのですw 機首に1号ナツメ錘(約4g)を入れてはみたものの、やはり不安だったので念のために左右のエンジンナセルにも2号ナス錘(約8g×2)を投入しますた。これでカンペキ。
ささやかなディテールアップ。主翼前縁の着陸灯は透明アクリルのブロックを埋め込んで、ヤスリ掛けでツライチに。内部にライトがあるかのごとき工作をしてはみたものの、あまり上手くいった気はしませんな。また、機首先端パーツと一体になっている機銃はただの棒なので、先端をピンバイスで座繰りを入れてみますた。中心から外れているのはご愛敬ということで。(^^ゞ
合わせ目消しがおおむね終了しますた。艦これやりながらだとちっとも捗りませんw そんなことより、キットは過給器空気取入口がまるっと無視されていることが発覚しますた(赤丸)。こんなデカイの忘れるな~、ということでアカデミーのキットのパーツ(青丸)を参考に、ハセガワのウェポンセットにあるブルパップの弾頭を芯にして自作することにします。
てことで、省略されてた過給器空気取入口、自作完了です。なかなか上手くできたんじゃないかと思ったのですが、こうやって改めて見るとかなり小振りですな…。ついでに、のっぺらぼうだったコクピット後方に載せるべく、同じくアカデミーのキットを参考に無線機らしき箱も自作しますた。でもこれもちょっと小振りになってしまいましたです。(^^;)
テイルブーム側面のラジエーターの出っ張りと垂直尾翼を付けて、キャノピーのマスキングはセロテープで。枠が複雑だから出来合いのキャノピーマスキングがあれば使いたいところですなぁ。てことで全体塗装の準備でけますた。
全体塗装開始。まずは白サフ吹いて磨いたあとで、機首の黄色と翼端・ラダーの国籍標識の下塗りにクールホワイトを吹きますた。次いで国籍標識になる翼端とラダーの白(クレオス316番)を吹いてマスキングして、機首の黄色を吹きますた。あとタイヤと排気タービンも合間を見て。
考えてみたらラダーの内側は白で塗らないでよかったっぽいです。まーホンジュラス空軍のP-38L(てか時期的にはF-38Lというべきか)なんて写真もほとんどないし誰にも本当のところは判らないでせうから、これでいいことにします。ええいいんです。(゚ー゚)キリッ
ちなみに、こんなに制作が進んでから改めてホンジュラス空軍のメザシについてググっていたところ、戦記らしきページを発見しますた。マークが入ったトップ写真の#503は、機首下面に砲弾型のアンテナフェアリングが付いてるのでホビボのキットでは作れません。デカールはこちらも作れるようにマークもあるのに残念なりよ。自作はハードル高いですし。
また、このページの真ん中ら辺に載ってる#506(これもデカールにある)はもっと鮮明な写真がありますた。胴体側面の過給器空気取入口が付いてないように見えますが、まさかそんなことはあるまい何かの間違いだと思い込むことにしてこちらを作ります。せっかく自作したんですしw
てかそもそもホンジュラス空軍のメザシの実機写真はこの2機以外見つかりません。どちらも機首の機銃は外されてるようにも見えますけど、戦記では撃ってるのですからあとから付けたのでせう。そう思い込む事にして作るのです。(゚∀゚)
アンチグレアのツヤ消し黒を吹いてマスキングして下地のツヤ有り黒を吹きますた。デカールの説明書をよくよく見たらアンチグレアにはオリーブドラブが指定されてましたが、見なかったことにします。ほら、ここが黒の機体もあったことですし。(^^;
機体色の銀色を吹きますた。今回はクレオスのスーパーファインシルバーを使ってます。乾燥後マスキングを取って吹き零れを修正して小物をちりっと組みますた。この時点で本来の締め切り「15日2359」まで間に合うか、かなり厳しくなってきてます。
てことで、結局間に合いませんですた。LFモデルのデカールはMDプリンタで刷ったんじゃないかと思えるような品質で、ニスも全面一体になっているので必要な部分だけ切り出して使うタイプ。主翼端とラダーの国籍標識は翼端の形に合わせておらずただの長方形なので、貼った後で切り出してやらねばなりませぬ。貼った直後にそんなことできますかいな。('A`)
ということで、16日になってようやく完成しますた。フジミのカットラス以来、実に半年ぶりの完成です。やっとダメ提督からモデラーに戻れました。とか言いつつ今日も艦これやってるんですが。(^^ゞ
次はどうしますかねー。これで我がサークル「museo72」の今年の静岡のお題「井桁」はクリアーしちゃったし、当初作る予定だったスペシャルホビーのJ-21は他の人がエレールのキットを作ると言ってるし、もうそれやめて久し振りにファントムに手を付けるかなー。む、いやマテその前にふるくーとだろJK。(^^;)
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