F-16がようやく終わったんで「さぁ静岡向けのおフランス機をやるかいね」と思ってたところに、神田方面のM嬢より「おじさま、ハセガワのフランカー、作って下さらない?」というメール。男たるもの若く美しい女性の依頼を断ろうはずがありませうか。かくしてスケールアヴィエーション誌2016年5月号(4月13日発売)の特集『Flanker Latest situation 2016』向けに、ハセガワの1/72のSu-35プロトタイプを作ることと相成ったのでありました。ワタシの担当部分は、SA誌の連載コーナーなどでお馴染みRocketeer橋本さん、第1回SAコンで大賞を受賞しめでたく隔離部屋殿堂入りされたtoy横山さんと同じコーナーに競作という形で載るらしいので、気分はもう「人間二人に両手を取られて連行されるちっちゃなオッサン宇宙人」ですわー。('A`)
そんなことはともかく、ハセガワの最新のフランカーであります。これが自分向けに作るんであれば量産型と同時に作って、吊しモノも他社のウェポンセットからも引っ張ってきててんこ盛りにしてやるところですが、雑誌作例ということで可能な限りキットのパーツだけで制作しキット指定の塗装にする、『なにも足さない、なにも引かない』山崎造りでいこうと思う所存でありまする。ということでここまでの進捗やら考証やらをツイッターから。
来ちゃったお…。((((;゚Д゚))) (箱無しだったのでふるくーとの箱に入れてます)
02-24 20:03
静岡までに必要な塗料をストックから引っ張り出して、足りないのはメモったんで今日はもう寝る。_(:3」∠)_
02-25 02:26
塗料買ってきたんでさっそく今日から腐乱家さんに取り掛かろうと思ったのに、変な所で時間食ったんでできなくなってしまったよ。(´・ω・`)
02-27 00:39
※webの更新してた。
toy(4/13-16福岡) @wyvern4034 2月27日
@kwat_01 師匠、進捗どうですか?
@wyvern4034 まず機首側面のスジを掘り直しますた。明日はコクピットを作って胴体上下を貼り合わせたいところ。けど未だにプロトタイプの1号機か2号機かを決めかねているという。(^^;)
02-28 01:49
toy(4/13-16福岡) @wyvern4034 2月27日
@kwat_01 やる気が出ないので、ノズル作ってました。 https://pbs.twimg.com/media/CcPJU0uUEAAeLWG.jpg:large
@wyvern4034 そこはやっぱし曲げますよねー。ワタシは「何も引かない、何も足さない」山崎作りでいきますw ←このネタ分かる人はおっさん
02-28 02:22
F-16'sが終わって次は何を作るかとなったタイミングで、SA誌編集長のご指名によりハセガワ1/72のSu-35プロトタイプを作ることになった訳であるが、あれこれ悩んだ末に1号機「901」でいくことにしたのであった。決め手は塗装。2号機よりマスキングが簡単そうだから。(゚∀゚)
03-01 02:04
実を言うとMA誌別冊のフランカー特集号(※)の巻頭作例とモロ被りなので悩んだのであるけれど、アチラ様は機首のピトー管が撤去された2009年末以降の仕様なので、こちらは逆にそれがある2009年夏頃までの仕様でいこうかと。初飛行は2008年10月2日なので、ピトー管があったのは1年くらい。
03-01 02:07
※飛行機模型スペシャルNo.08「最新版スホーイSu-27フランカーシリーズ」(2015年2月)
飛んでる写真はMAKS2009でのもので、1年弱でかなり飛行試験を重ねたらしく結構草臥れてる。この草臥れ具合の再現はオレの手に負えないので、やはりオレらしくロールアウト直後くらいのキレイキレイ状態にする。(^^;)
03-01 02:10
で、さっきまであーだこーだと悩んでいたのはこんな写真を見付けてしまったから。MAKS2007での901号機で武装てんこ盛り。あれこれ調べた結果、これは初飛行前にプーチン皇帝()にお披露目するべくこの状態で展示したものらしい。
03-01 02:11
ピトー管付きで飛んでいる状態の901号機で武装を吊っている写真は見当たらないので(ピトー管が取れたあとでも翼端にR-73を吊ってるのがせいぜい)、この機体は飛行試験専用でレーダーFCSの類が搭載されていないのかもしれない。
03-01 02:14
とはいえそこは模型、翼下にキット付属の武装をどさっと吊ってやるのも一興。けどあと1ヶ月もないのにそこまで手が回るか微妙なので余裕があったらやることにするw
03-01 02:16
キット付属に限らず、ここら辺のウェポンセットからKh-29とかKh-59あたりのASMを持ってきてもいいかもしらん。なんせこれらのウェポンセット、買い集めたはいいが全然使ってないw
03-01 02:19
ということで、今日はここら辺を悩んでいるウチに時間がなくなったので、昨日のSu-35。コクピットを組んで胴体上下を貼り合わせた。これでもう十の字だw ここまでは楽ちん。
03-01 02:21
@kwat_01 そうそう、脚もこの段階で塗っておいた。後からでは面倒になるから。オレオ部の銀色はタミヤペイントマーカーのクロームシルバーを筆塗り。いい輝き。
03-01 02:29
とはいえハセガワのキットは量産型。試作機とはスジが若干違うのね。背中からお尻に掛けての辺りが顕著なので、ちまちまとスジを消したり楕円形のパネルを入れたり出っ張りに手を入れたり。
03-01 02:23
「何も足さない、何も引かない」山崎造りをしたかったのに初っ端からつまづいて、椅子をパブラのレジンパーツと交換。シートベルトの取り回しが面倒くさそうだったんでw パブラのほうが背が低いのは、床にキットの椅子がはまる出っ張りがあるから。
03-01 02:26
さて、日付も変わったし、ちりっとロシア語で考える時間に入るか。
03-02 00:06
本日のSu-35。テキトーに目に付いた小物を塗ったり貼ったり。明日もこんな感じかな。
03-02 01:36
今回も塗料のストックから古~いレベルカラーを引っ張り出して使ってる。26番(今日使った)と39番は無印のレベルカラー。39番のほうはほんの一時期だけあった、蓋のフチだけが高くなったやつ。ちょっと薄めただけですぐ使えるのは有り難い。
03-02 01:38
✈ russianplanes.net ✈ наша авиация ロシア語で考えるには最適な素晴らしいサイトを見つけたぜい。キリル文字の洪水に頭から湯気が出そうだ。(^^;)
03-02 22:03
さっきのロシア語で考えるサイトでSu-35の実機写真を漁っていたら、またひとつ試作機と量産型の違いを見付けてしまった。主翼前縁にポチッと突き出した何かのアンテナの位置(赤矢印)、試作機(901)は量産型(07)より内寄りに付いてる。
03-02 22:58
@kwat_01 ナナニにして6mmくらい違うのでこれは直さないといかん。というのも主翼前縁の縁取りの形に関わってくるから。だからスジも直さないとおかしなことになってしまう。ちょっと面倒だけどやらねばならぬ。(`・ω・´)
03-02 23:00
さて、ではそろそろロシア語で考えるお時間。なお本人はこれっぽっちもロシア語を解さない様子。
03-02 23:42
本日のSu-35。主翼前縁のスジの位置を、写真判定で大まかな当たりを取って彫り直し。下面はおおむね終了、上面はまた明日。下面の翼端近くには実機にない合わせ目ができるのできっちり埋めた。合間にタイヤも塗ったった。
03-03 01:45
そろそろやるか、なぁガンツ。
03-03 23:01
※「ガンツ」とは、映画にもなったクレイグ・トーマスの小説『ファイアフォックス』(1977年、ハヤカワ文庫での翻訳版は1986年)の主人公、アメリカ空軍パイロットのミッチェル・ガンツのこと。ソビエト空軍が極秘裏に開発していた、パイロットの思考を直接読み取って敵機を攻撃できるシステム(もちろんロシア語しか解さない)を搭載したMiG-31“ファイアフォックス”を盗み出すという任務を遂行していたガンツが、事に当たって自分を叱りつけた時の台詞が「ロシア語で考えるんだ、ガンツ!」
本日のSu-35。主翼前縁の上面の分のスジ掘り直しと、機首側面のパネルの直し。ついでに主車輪の組み立てもやったった。
03-04 01:39
ハセガワのSu-35は量産型なのでレドーム直後の機首側面は「赤05」号機のスジになってる。でも902号機を見れば分かる通り試作機はここも違うことを知ってしまったので直した。白い○のデカールを貼るんで直さないとつじつまが合わなくなるw
03-04 01:44
ちなみに、この「赤34」号機を見るとこの部分はまた違ってるのよね。製造ロットで多少の違いがあるんだろなぁ。「赤05」号機は2015年9月、「赤34」号機は2015年6月の撮影。
03-04 01:47
そろそろロシア語で考える時間だ。(`・ω・´)
03-05 00:06
本日のSu-35。排気口内の色を塗ってドライブラシとスミ入れ、あと車輪と脚柱のスミ入れ。脚柱は拭き取りの時にオレオに塗ったクロームシルバーも落ちたので(そりゃエナメル系だものw)塗り直し。レドームはなぜか合わせ目が消えきらなかった。
03-05 02:30
ハセガワ1/72のSu-35、もしかして垂直尾翼の幅が狭い…?
03-06 15:30
いくら大佐 @eikassFZ 3月6日
@kwat_01 やや...気付かなかったことにデキマヘンカ?(^◇^;)
@eikassFZ ここの塗り分けに影響が出るんで如何しようかと…。そのまま組んでキットのせいにする、というのが一番健全なんでせうけど。(^^;)
03-06 16:16
いくら大佐 @eikassFZ 3月6日
@kwat_01 ここは師匠、やはり作例なので読者のハードル上げない方がよろしいのではないでせうか?(^◇^;)
AGGRESSOR @AGGRESSOR_KPMS 3月6日
@eikassFZ @kwat_01 気になる人は勝手に直してくれ、で良いと思うのですよ。
@AGGRESSOR_KPMS @eikassFZ 正直なトコ、これを直すのはもはや垂直尾翼をまるごと作り直すくらいの労力が必要になるんで、放っておくのが一番ということにしやうかと。悩んでて手が止まるのも不健全ですし。(^^;)
03-06 16:22
Juichi Hashimoto @rocketeerdecal 3月6日
@kwat_01 ここどうやらエラーみたいで。
こういう指摘もあり。
http://www.k2.dion.ne.jp/~konjyo/su27/hasegawasu35s/panel.jpg
toy(4/13-16福岡) @wyvern4034 3月6日
@kwat_01 @rocketeerdecal 知らなかったふり、知らなかったふり…
@wyvern4034 @rocketeerdecal デスヨネーwww
03-06 19:11
本日のSu-35。垂直/水平尾翼を弄ってインテーク内部を塗って組んで胴体にくっつけた。インテークリップは気持ち薄くしてみた。
03-07 01:05
左垂直尾翼下部のインテークは中央に仕切りがあるのでプラ板で追加。自己満足的ディテールアップ。
03-07 01:06
インテーク内の前縁部の塗りは、インストの指示が少々違っていたので実機写真を見て塗り分けた。ついでに言えばインテーク内の色は脚柱の色と同じような気がするけど、そこはインスト通りに塗ったと言い逃れする。(゚ー゚)キッパリ
03-07 01:08
本日のSu-35。インテークパーツの合わせ目に生じた段差を消して、主翼前縁の小さなアンテナを1mmプラ棒で再生して、ちまちまと小物を付けてちまちまと脚カバーやパイロンなどの小物を切り出した。明日はパーティングラインの処理をやろう。
03-08 00:59
@kwat_01 あ、そうだキャノピーパーツもそろそろパーティングライン消しやっとくか。
03-08 01:00
ハセガワさん、Su-35に吊しモノとしてせっかくR-77やKAB-1500LGを入れてくれてるのに、パイロンと兵装の間に入るランチャーやアダプターをパーツ化してくれてないばかりに吊せないのねんのねんのねん。(´・ω・`)
03-08 18:45
@kwat_01 R-77のランチャーなら、まだICMの空対空ミサイルセットからもぎってくるという手があるけど、KAB-1500LGのほうはどこからもパーツ化されてないんで自作せんならんねんのねん。激しく面倒だからそんなことやりとうないわいな。(´・ω・`)
03-08 18:48
ICMのR-77用ランチャーは6発分しかないから、Su-33とSu-35量産型を作る時のために取っておくか
03-08 19:10
本日のSu-35。昨日と絵面的にはほとんど同じだけど、小物類のパーティングライン消しおしまい。あと、機首にピトー管が付いてた時代の901号機のレドームにはライトニングアレスタが付いてないので、レドームパーツのモールドを消しておいた。
03-09 00:11
キャノピーのパーティングライン消しは、ゴッドハンドの神ヤス800番、1000番、耐水ペーパーの1200番、神ヤスの高番手、クレオスのラプロス、ウェーブのヤスリスティックフィニッシュを駆使してコンパウンドを使わずに仕上げた。
03-09 00:14
ゴッドハンドさん(@godhandshop)には神ヤスの1200番を出してほしいと熱望するところでありますっ!
03-09 00:19
なお〆切りは25日とのこと。1機作るだけの日程としては余裕があるので、まぁ間に合うでそ。←油断大敵
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