竹島上空は日本のADIZ外！

@nifty:NEWS@nifty:韓国防空識別圏に自衛隊機が接近…韓国側発表(読売新聞)

　前に朝日新聞社機が竹島上空で韓国空軍機にインターセプトされた時にも、なんで日本の領土である竹島上空に近づくと韓国空軍機が文句言いに飛んでくるんだ？　って思ってたんですよ。んでちょいと調べたらなんと！　竹島上空は日本の領空であっても防空識別圏（ADIZ）の外で、しかも韓国のほうは自国のADIZに組み込んでしまってるんですね。これは迂闊にも知りませんでした。

【日本のADIZ】


【韓国側発表によるここ数日の日本機による竹島上空への航跡と韓国のADIZ】

　韓国側の発表ってのは朝鮮日報のこの記事だと思いますけど、まぁ機種名が間違ってるのはご愛敬としても『出没時間が島根県の独島条例案成立直後であることから、通常の偵察活動のレベルを超え、特定の目的によるものという指摘が出ている』ってのは、そりゃああた穿ちすぎですよ。いち地方自治体が制定した条例に呼応して国がそんな大規模な行動を起こすわけないでせうが。自分の国と一緒にせんでください。

　ただこの記事の中で注目すべきはそんなトコではありません。肝心なのは“軍関連安保機関の某専門家”の分析として『独島を国際紛争地域化しようとする日本政府の意図と関連があるのではないか』と見ている、という点です。彼の国は以前から「竹島問題は国際紛争ではない」と言い張ってますが、二つの国がそれぞれに領有権を主張している島、というのは第三者から見れば紛争地域なのは明白なこと。紛争ではないというならきちんと出るところに出て決着をつければいいのではないでせうか。ところが今日の産経新聞の「主張」にもあるように、昭和29年から日本はこの問題を国際司法裁判所に提訴するよう提案していますが韓国はそれを拒否し続けています。他の国、たとえばフランスやアメリカは竹島は日本の領土であり紛争地域であると認識していますし、つまりるところ出るところに出たら勝ち目がないので出たがらないということなんでせうねぇ。それでよくもまぁあんなに声高に主張できるもんです。(-_-;)

参考：竹島についてよくわかるサイト　『竹島問題』