海を覆う中華思想
@nifty:NEWS@nifty:中国、事態打開を要求…政府は「反日」過熱懸念(読売新聞).
日本政府が日本の民間業者に対し、東シナ海で天然ガス田の試掘権を与える手続きに入ったことについて、中国外務省は14日、「重大な挑発だ」と非難するとともに、事態打開に向けた対応を日本側に強く求めた。これに対し、日本政府は今後も試掘権設定手続きを進める方針で、17日の北京での日中外相会談は緊迫したものとなりそうだ。また、両国間のあつれきが一段と増していることが、今週末の中国での反日デモを過熱させかねないことから、日本政府は中国側に重ねて邦人保護への責任ある対応を促す方針だ。
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【北京=佐伯聡士】中国外務省の秦剛・副報道局長は14日の定例記者会見で、日本がガス田の試掘権を設定する手続きを始めたことについて、「我々は日本が中国側の重大な懸念を直視するよう強く求める。この問題から生じる結果の責任は日本側にある」と警告した。
秦副局長は、「中国のガス田開発は、係争のない中国近海で行っており、正常な主権行使だ」と述べ、日本側の主張を退けた。ただ一方で、「論争を棚上げにして、共同開発する提案を行っており、日本側からの回答を希望する」と述べ、従来の中国の提案を繰り返した。
また、今週末に反日デモが計画されているとの情報に対しては、「過激な行為には賛成しない」と述べ、投石などの暴力行為に対する規制を強める考えを改めて示した。
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中国政府の反応に対し、逢沢一郎外務副大臣は14日の記者会見で、「国際法、国連海洋法条約に基づいた権利を確保しないといけない。粛々と(手続きを)行っていくことに変わりはない」と述べ、今後も試掘権設定手続きを進める考えを示した。ただ、すでに反日デモ参加の呼びかけが行われていることについて、逢沢副大臣は「中国政府には、(日本人の)安全確保に十二分な準備を行ってもらいたい」と述べた。
また、町村外相は同日の参院外交防衛委員会で、「中国政府の対応は、破壊活動を認めたことになる。この点は日中外相会談ではっきり申し上げたい」と述べ、「(デモの)責任は中国側にはない」との見解を示す中国政府への不信感をあらわにした。
中国側が改めて示したガス田共同開発提案について、日本政府は、中間線よりも日本側の海域だけを対象にしている可能性が高いと警戒しており、中国側に重ねて説明を求める構えだ。
[読売新聞社:2005年04月15日 01時51分]
この反応はいわゆる“想定の範囲内”ってやつですか? そもそもがちうごくの主張する『領海』ってのが、「ちうごく本土からの大陸棚が続いている所が領海だ」とする国際的に認められていない独りよがりの主張なわけで、そのうえここ10年ほどで南沙諸島、西沙諸島の領有を宣言しただけでなく、フィリピン領のミスチーフ環礁を占領、同じくフィリピン領のスカーボロ環礁の領有権まで主張する有様です。その結果、ちうごくの主張する領海は東南アジア方面にむみょ~んと突き出してマレーシアの沿岸にまで迫っています。誰が見ても変ですよこれは。
しかもちうごくは自分たちの主張に沿って日本の主張する中間線付近でガス田開発を行い、『係争のない中国近海』だと嘯いて日本の言い分には耳を貸さないくせに、日本が自らの主張に沿って中間線付近でガス田開発をしようとすると「重大な挑発だ」と非難するわけです。そんな『お前の物はオレの物、オレの物もオレの物』的ジャイアニズムにひれ伏す謂われはないのですから、日本政府は粛々とガス田開発を進めませう。商業的にはうま味のある物ではないらしいのですが、カネの問題ではないでせう。
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