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2005.09.24

読書録:「迷犬ルパンの大逆転」辻 真先

daigyakuten2
迷犬ルパンの大逆転
辻 真先
光文社文庫
\485
1994年12月20日初版1刷

2005年9月23日読了
 いわゆる『トラベル・ミステリー』を得意とする著者であるが、この作品の舞台は日本国内ではなく、遠く東太平洋に浮かぶ島国、セイシェル共和国。そんな所まで犬であるルパンが行けるわけがないので今回はお留守番だが、事件の起きたセイシェルに“たまたま”仕事で行くことになった主人公・川澄ランと、東京に残ったルパン&朝日正義@警視庁の刑事にしてランの恋人、の推理の二元中継である。例によってトリックにはちょっと無理があるものの、ちょっと変わった観光案内だとでも思って読めば良し、である。
 余談になるが、先日テレビでやっていた「テレビアニメベスト100」みたいな番組で、昔のアニメを紹介する時に『脚本:辻真先』というのがけっこうあった。著者が昔はアニメの仕事をやっていたというのが実感できたものである。

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