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2005年10月

2005.10.31

本日のお尻(10/30)

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 先週の水曜以来、やっと模型製作の時間が取れました。ということでようやく全体塗装が終了。水平安定板が取れちゃってるのがみっともない的(笑)。あとは細かいトコロをちまちま塗ってデカール貼って脚を付けて細かい部品を付けて、という工程なわけで。ホントは今月中になんとかしたかったんですが。でもまぁ、恐らく12月上旬になるであらうFも展示会には間に合うことでせう。たぶん。きっと。お願い間に合って。(^◇^;)

\(^_\)ソンナハナシハ(/_^)/コッチヘオイトイテ

 右から2機目は赤星を付けるんですが、実はコレ用にハナンツでオーセンティックデカールのMi-8用デカールを頼んであったんですよ。充分間に合うはずだったんですが、なんと同時に頼んだ3点全部品切れという通知が。そのすぐ後にモデルアリアンスのオーストラリア空軍ホーネット用デカールは届いたんですが、肝心のMi-8用(とMiG-29UB用)はまだ届きません。もう工程がここまで来ちゃったんで、この先は手持ちのハイデカールラインのMi-8用デカールで仕上げますが、そうなると頼んであるデカールは届いても使い道がなくなっちゃうんですよねぇ。困ったもんだ。(´・ω・`)

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2005.10.29

読書録:「おろかな日々」椎名 誠

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おろかな日々
椎名 誠
文春文庫
\437
1996年6月10日第1刷

2005年10月23日読了
 航空観閲式予行への往復だけで読み切ってしまった。まぁ、これくらい肩の凝らない本ならそういう往復の電車の退屈しのぎにはピッタリであらう。1990年の年末から1992年の年始にかけてのシーナの行状を赤裸々に綴ったこのエッセイは、沢野ひとしのヘタウマ(死語?)イラストと相まって程良いグータラ感を醸し出している。ま、とりあえず酒飲みはどこでも飲んでいるということで。(^。^;)

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2005年航空自衛隊航空観閲式総合予行(百里基地)

 10月16日の立川防災航空祭は雨だったのでパスしました。今年の航空祭はあとは入間だけだな~、と思ってたら23日の招待者のみのイベントに行けちゃいましたよ。某所の方、多謝。(_ _")ハハーッ



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 当日の3日前になって某所より「予行のチケットいる?」とのメール。「いりますいります! 何がナンでも行きます!!」ということで、前日に速達で届いた招待券を握りしめ(うそ、ウェストポーチに入れて)2005年航空観閲式総合予行というモノを見物(見学ぢゃないよなぁ)しに百里基地まで行ってきたのである。残念ながら駐車券がなかったので初めて百里に電車で行くこととし、当日の23日0500に家を出て0508発の東武動物公園行きに乗り、北千住でJR常磐線いわき行き普通電車に乗り換えて〆て2時間半。0729に石岡にたどり着く。駅を出るとバス乗り場までそこかしこに自衛官が立っていて、丁寧な口調で案内をしてくれる。ここからは空自差し回しの送迎バス(観光バスとは思わなんだ。やっぱ“招待客”は待遇がいい(笑))に乗り込んで、0830ごろ百里基地着。まるで空港並みの厳重な手荷物&身体検査を通り抜けて再びシャトルバス(今度は路線バスの借り上げ)に乗り込み、ようやく0920ごろにエプロンに入ることができた。
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 航空観閲式の予行ということで今日は普段の航空祭とは勝手が違う。まず目に付くのが格納庫前のエプロンに設えられた巨大な観覧席。チケットの色別にエリアが分けられていて、ワタシが持っていた青色は一番北の端である。まだ登ってもなにもすることがないし、地上展示機は予行が終わってからでないと間近で見れないので、先に2棟に分かれた格納庫内の展示を見ることにする。先に入った北側の格納庫内にはUH-60J(芦屋救難隊)F-15J(第204飛行隊)がコクピット公開、それにRF-4EJ(第501飛行隊)が偵察ポッドとともに展示。南側の格納庫内ではF-4EJ改(第301飛行隊)F-2A(第3飛行隊)F-15J(第305飛行隊)の兵装展示と(爆装のファントムは久しぶりに見た)、ダートターゲットやエンジンなどの装備品が展示されていた。
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 ここまで見てまだ1000前。とりあえずもう見るモノもないので、指定された色の観覧席に行くことにする。しかしこの日は冷たい西風が吹き荒れていた上、午前中は日射しもあまりなく観覧席に座っていると寒いのなんのって。席に落ち着いてみると観覧席の前に国旗掲揚台が付いた雛壇が設えられている。本番ではそこに小泉首相などが上がって訓辞をするのである。地上展示機は航空祭と違って直角に並べられている。南側からは来賓を乗せてきたらしいC-1やCH-47Jがひっきりなしに着陸してくるが、空自のCH-47Jの編隊ってのは珍しいかも。ちょうどこの頃、それまでエプロンに並んでいたブルーインパルスがタキシングして滑走路南端へ去り、第204/305飛行隊のF-15J/DJが何機か上がっていったのだが、その後百里のF-15の飛行展示はなかった。2本タンクだったので長距離のようだったがどこに行ったのだらう?
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 1000時過ぎからプログラムの開始。まず航空自衛隊航空中央音楽隊による演奏があったのだが、これが終わってからの30分以上の間はいったいなんなんだ? 1100になってようやく航空観閲式の開始。観閲地上部隊が左右の端から入場し整列。陸自の儀仗隊も入場し、偉いサンに扮した(笑)方々が雛壇に上がってとりあえず本番と同じ形を作ってみる。これにかなりの時間がかかったが、飛行機が飛ぶわけではないので若干退屈。
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 国旗掲揚のあとやっと観閲飛行。ところがこの天候のせいで、プログラムには第16編隊まで載っているのに規模が半分(参加機数はもっと少ない)に縮小されてしまったのだった(涙)。
 ・第1編隊:P-3C×1(第4航空群第3航空隊(厚木)、海上自衛隊)
 ・第2編隊:C-1×1(第3輸送航空隊第403飛行隊(美保))
 ・第3編隊:U-125A×1(航空救難団百里救難隊(百里))
 ・第4編隊:RF-4E×2(偵察航空隊第501飛行隊(百里))
 ・第5編隊:F-2B×2(第4航空団第21飛行隊(松島))
 ・第6編隊:F-15J/DJ×2(第6航空団第306飛行隊(小松))
 ・第7編隊:E-767×1(警戒航空隊飛行警戒管制隊(浜松))
 ・第8編隊:B.747-47C×1(特別航空輸送隊第701飛行隊(千歳))
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 これで観閲地上部隊が退場し、次はお待ちかね(笑)の飛行展示。ここは概ねプログラム通りに進んだ。
 ・緊急発進:F-15J×2(第7航空団第305飛行隊(百里))
 ・機動飛行:F-2A×2(第3航空団第3飛行隊(三沢))
 ・対地攻撃:F-4EJ改×4(第3航空団第8飛行隊(三沢))
         VADS-1改(第401基地防空隊(百里))
 ・捜索救助:U-125A&UH-60J(航空救難団百里救難隊(百里))
 ・物量投下:C-1(第3輸送航空隊第403飛行隊(美保))
         C-130H(第1輸送航空隊第401飛行隊(小牧))
 ・展示飛行:T-4×6(第4航空団第11飛行隊“ブルーインパルス”(松島))
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 物量投下の展示中ハプニング発生。C-1から投下された貨物が強風に煽られて、地上展示機が並べられているエプロンのすぐ後方に大音響とともに着地、さらにパラシュートが風をはらんでズルズル移動し、地上展示のF-4EJ改とT-1Bに被さってしまったのである。隊員が慌てて外していたがかなり手こずっていたようだ。ブルーインパルスはショーセンターがちょうどワタシの座った位置の真後ろだったらしく、ラストのコークスクリューなど真っ正面から迫ってこられてなかなか面白かった。
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 全ての行事が終了したのは1230ごろ。ようやく解放された地上展示機を端から見ていく。解放地区の一番南端に、偉いサンを乗せて来た空自と陸自のチヌークが並んで置かれていたのだが、空自は三沢ヘリ空輸隊のCH-47J(LR)、陸自は第2ヘリ団第1ヘリ隊のCH-47Jであった。今まで木更津に行っても撮れなかった2H1Fの部隊マーク写真をこんな所で撮れるとは。E-767は横田で見たのと同じ#501だったが、機首に描かれていたコープサンダー演習記念マークは消されていた。第6飛行隊のF-2Aと春日ヘリ空輸隊のCH-47Jはワタシ的にお初。F-1はノーマル塗装機が来ていたが、やはり航空観閲式にスペマーは出せないか(笑)。

【地上展示機と所属部隊一覧】

【航空自衛隊】
《前列》
F-15J (第7航空団第305飛行隊(百里))
T-4 (第7航空団第204飛行隊(百里))
RF-4E (偵察航空隊第501飛行隊(百里))
UH-60J (航空救難団百里救難隊(百里))
F-2A (第8航空団第6飛行隊(築城))
F-1 (第8航空団第6飛行隊(築城))
T-2後期型 (第8航空団第6飛行隊(築城))
F-4EJ改 (第83航空隊第302飛行隊(那覇))
C-1 (第2輸送航空隊第402飛行隊(入間))
E-2C (警戒航空隊飛行警戒監視隊(三沢))
E-767 (警戒航空隊飛行警戒管制隊(浜松))
T-400 (第3輸送航空隊第41教育飛行隊(美保))
T-3 (第11飛行教育団(静浜))
T-7 (第12飛行教育団(防府北))
T-1B (第5術科学校(小牧))
U-125 (飛行点検隊(入間))
CH-47J (航空救難団春日ヘリコプター空輸隊(春日))
《後列》
F-15J (第7航空団第305飛行隊(百里))
T-4 (第7航空団第305飛行隊(百里))
RF-4EJ (偵察航空隊第501飛行隊(百里))
F-2A (第3航空団第3飛行隊(三沢))
F-4EJ改 (第5航空隊第301飛行隊(新田原))
F-2A (第8航空団第6飛行隊(築城))
F-4EJ改 (第83航空隊第302飛行隊(那覇))
T-7 (第12飛行教育団(防府北))
《地上装備》
ペトリオットシステム
移動式3次元レーダー装置(J/TPS-102)
20mm対空機関砲(VADS-1改)&81式短距離地対空誘導弾(短SAM)
移動式管制塔(J/TSC-701)&移動式タカン(J/TRN-501)
移動式多重通信装置(J/TRQ-504)
《格納庫内展示》
F-15J (第7航空団第204飛行隊(百里))※コクピット公開
F-15J (第7航空団第305飛行隊(百里)) ※兵装展示
RF-4EJ (偵察航空隊第501飛行隊(百里))
F-2A (第3航空団第3飛行隊(三沢)) ※兵装展示
F-4EJ改 (第5航空団第301飛行隊(新田原)) ※兵装展示
UH-60J (航空救難団芦屋救難隊(芦屋))※コクピット公開
【陸上自衛隊】
AH-1S (東部方面航空隊第4対戦車ヘリコプター隊(木更津))
UH-1J (東北方面航空隊東北方面ヘリコプター隊第1飛行隊(霞目))
【海上自衛隊】
P-3C(第2航空群第2航空隊(八戸))
U-36A(第31航空群第91航空隊(岩国))
SH-60J(第51航空隊第513飛行隊(厚木))

オマケの写真はこちら

 地上展示機を全部撮り終わってもまだ1330だったが、もう見るモノもないので帰ることにする。石岡駅行き直行バスはまたもや観光バス。ぐーすか寝ているうちに1440ごろ石岡駅着。1502石岡発上野行き普通電車で北千住まで戻り、東武線の半蔵門線-田園都市線直通中央林間行きに乗り換えて1800前に宮崎台着。のんびり帰ってきたとはいえ、帰りもきっちり4時間半かかったのであった。百里基地でバスに乗ってから乗り換えはたったの2回なのに、もーへとへとになってしまった。同じ草臥れるならやっぱクルマのほうがいいわ。_| ̄|○



 つーことで、次はワタシ的に今年最後の航空祭となる入間であります。晴れておくれ。(`・ω・´) シャキーン

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2005.10.26

「シン・シティ」観てきました!(^o^)/

 カミさんのリクエストで行ってきたんですが、正直言って、

  ワケ     ワカ       ラン
  ∧_∧   ∧_∧    ∧_∧
 ( ・∀・)  ( ・∀・)   ( ・∀・)
⊂ ⊂  )  ( U  つ  ⊂__へ つ
 < < <    ) ) )     (_)|
 (_(_)  (__)_)    彡(__)

 テレビで観たって充分かな、ワタシ的には。アメコミのノリにはついていけません(爆)。

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2005.10.22

読書録:「盗まれた爆撃機」デイヴィッド・アクストン

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盗まれた爆撃機
デイヴィッド・アクストン/訳・沢 万里子
二見文庫ザ・ミステリ・コレクション
\728
1995年3月25日初版発行

2005年10月21日読了
 夫をリビアのテロリストに殺された女性パイロットが、義父を含めた6人の仲間とともに米空軍のB-52を盗み出し、報復のためリビア領内のテロリストのキャンプを爆撃する。本書はそんな荒唐無稽な話なのだが、あまり面白い話ではなかったというのが正直なところ。このオチはちょっとご都合主義に過ぎるだらう。また、イギリス人の新聞記者だという著者が軍歴もパイロット歴もないせいか、はたまた訳者が不慣れなせいなのか、ミリオタ的ツッコミ所は多々あったし、空戦シーンの描写は真に迫っておらず絵が浮かんでこないのが残念であった。飛行中のB-52のフライトステーション内の描写はなかなか良かっただっただけに惜しまれるところである。

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2005.10.21

「ステルス」観てきました!(^o^)/

 全体としては面白かったです。いや、映像スゴイっすね。フルCGで描かれた有人ステルス機“タロン”(主人公が乗るタイプ)の発着艦シーンとか、現実の空母とのカラミなのに全く違和感がありません(艦上を引き回したり人と絡んだりのシーンはフルスケールモデルを使っているそうです)。一方、物語のキーとなる無人ステルス機“エディ”のほうはかなりCG的。てゆーか、人が乗っていないので動きに制約がない、ということを言わんとしているのか、初登場シーンなんて“ありえねー!”機動をするもんだから、かえって違和感が(爆)。ついでに、舞台となる空母はUSSエイブラハム・リンカーン(CVN-72)ですが、映画の中で艦番号が「70」(これはカール・ビンソン)になったり「68」(これはニミッツ)になったりします(笑)。エンドロールでは「74」(ジョン・C.ステニス)の名前もありますが(代わりになぜかニミッツがない)、どこで使われたんだろ。格納庫内のシーンだけかしらん。

 ストーリーは、結局のところよくある脱出行モノなんですね。その方面はさして面白くない(てゆーか先が読める)ので、観に行く飛行機オタはひたすら現実にはあり得ない飛行機の飛行シーンや、空母に並ぶ艦載機の映像を堪能してくだちい。てか、あんなに余所の国で暴れ回っちゃマズイだろ。ちなみに、これもフルCGで描かれたロシア空軍のSu-37(ということになってる)も、かつて日本製の“あの”航空映画に出てきた同じくCG製のSu-27に比べれば格段に進歩して、ちゃんと飛行機に見えます(笑)。あと、北朝鮮軍のマークを描いたヘリも2回、これは実機が出てきます。2回目はMi-17なのであり得ますが(ん、もしかしてラストがアレだからコレもCGかなぁ)、最初のほう、まさか日本に馴染みの深いあのヘリが北鮮のマークを描いて登場するとは。タチの悪い冗談だとしか思えん。(-_-;)

 ついでに、これから観る人、本編が終わってエンドロールが出ても席を立たないで観続けて下さい。その後、最後の最後に続編への伏線みたいなシーンがありますから。

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2005.10.17

本日のお尻(10/16)

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 ズベズダのMi-17Z-2(左)とKPのMi-8(右)に2色目のグレー(それぞれ違う色です)を吹きますた。この2機は3色吹く必要があるので、ズベズダのMi-8の2機より先に進めとかなきゃなのです。Mi-17Z-2の濃いほうの迷彩色とズベズダMi-8 2機のうち1機の上面色が同じ色、という理由もあります。ちなみにもう1機のズベズダMi-8は全面白なのでもう全体塗装が終わってまして、あとは他の機体同様の細部塗装を残すのみです。

\(^_\)ソンナハナシハ(/_^)/コッチヘオイトイテ

 製作を始める前に、塗料の在庫から必要な色を探して出しておくわけです。んで、いざ吹こうと塗料の蓋を開けると必要な量がなかったり、酷いときには固まってたりするわけですね。これって誰もが経験があると思うんですが、こうなると凹みますね~。ま、出した時に確認しておけばなんてことないんですけどね。せっかちな面倒くさがりやは常に損をするというわけで。(゚∀゚)

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2005.10.11

涼しくなると模型が捗るなぁ( ̄ー ̄)

 今日の東京地方は11月上旬の寒さだったそーな。天気も悪いし、こんな日はヒッキーになって模型を作るに限ります。ということで久々にお尻をなで回しましたよ。
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 密かに配備した新兵器『AC電源で動くリューター』(今まで“電池で動く☆★のアレ”でお茶を濁していたのはナイショだ)で、レジンの固まりだったMi-17Z-2のポッドをきちんと肉抜きしてみたり。って実はこの写真、約1ヶ月前に撮ったものです。結局先月やったことといえば、このポッドを形にしたことだけだったり。
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 つーわけで,4機分のメインローターの林を作ってみました。1機に5枚使いますから都合20枚がおっ立ってるわけです。背後には4機分のテールローターと緑色に塗った件のポッドがあるわけですが見えますかね。
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 てことで、各機最初の1色を吹いてみますた。右端と左端は白サフ状態と見た目変わりませんが、これはどちらも1色目が白だからですよ。

 このペースで今月中に目処を付けたいなとか思ってるわけです。お尻たちもいい加減終わらせて『ソ連機祭り』に祭ってやらないと、3枚目の写真の背後に写ってる『銀爆鮫』ネタが腐ってしまいまする。(゚∀゚)

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2005.10.07

海上自衛隊館山航空基地祭『ヘリコプターフェスティバル in TATEYAMA』

 ようやくこちらに書くネタができました(笑)。こないだの日曜、10月2日に行ってきた海自館山航空基地祭のレポートでつ。(`・ω・´) シャキーン



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 最近プラモや食玩で回転翼機ばかりいじくっているせいで、妙に自分の中の回転翼濃度が上がっている昨今、今まで行けそうで行けなかった(主に遠いせいで(笑))館山航空基地祭に行くことにした。なにしろ海自の航空基地祭は初めて行くのである(そもそも海自の基地祭には厚木ちびヤンしか行ったことないし)。もう気合い入りまくり、当日の10月2日は家を出たが0437。館山航空基地に行くのは初めてなので、どのくらい時間がかかるか分からず早めの出撃となった。
 東名川崎IC→首都高→京葉道路→館山道と順調に走り、木更津南ICでR127にいったん降りてまた富津中央ICから富津館山道路に乗って(早よ繋がっておくれ)さらに南下。終点の富浦ICで再びR127に降りたのがまだ0700前。いくらなんでも早過ぎ(爆)。とりあえず那古船形駅前を通って海岸沿いの道に抜け、途中の7-11で朝食&昼食の買いだし兼時間潰し。ゆるゆると基地に向かって正門に着いたのが0740ごろ。つまり上を走れば都心経由でも3時間弱で来られることが判明したのであった。正門を過ぎた道路脇で待機すること30分、ようやく門が開いて中に入り、駐車場にクルマを駐める。前から15台目くらいかな(爆)。0830ごろに手荷物検査が始まりようやくエプロンへ。この時間でも駐車場はまだまだ余裕があった。次回はもうちょっと遅く出よう(笑)。

 地上展示は11機種12機(うち1機は飛行展示も実施)のみ。加えてエプロンに13機(うち7機は体験搭乗に使用)、4棟の格納庫内に7機(うち1機は装備品展示)が確認できた。地上展示機のメダマはなんといっても最新鋭機のSH-60Kであらうが、ワタシ的には老い先短いS-61A-1のほうがむしろメダマなのである。さらに意外だったのは八戸航空基地隊のUH-60Jとアメリカ海軍のHH-60Hであった。一方フライトのほうはさっぱり。これほど飛ばないとは思わなかった。orz
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 というわけでワタシ的に一番のメダマ、ここ以外ではあまりお目にかかれないS-61A-1である。なぜメダマかというと、SH-60Kはこの先しばらくはイヤでも見れるわけだが、S-61A-1はあと数年で姿を消すからである。地上展示されたのはしらせ飛行科の#8186(ちなみに元HSS-2Bの#8156)。ようやくペンギンマークを見ることができたのだった。他に体験搭乗には第101航空隊の#8185が使用されたが、こちらは初めからS-61A-1として生産されたオリジナルである。
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 そのS-61A-1にも負けず劣らずのメダマは、第51航空隊に配備されたばかりのバリバリ新鋭機SH-60Kである。遠目ではSH-60Jとそう大きく変わらないように見えるが、近づいてみればやはり一回り大きくなっているのがよく判る。一番変化がよく判るのが機首とメインローター先端形状であるが、コクピットの主計器盤はでっかいCRTが並んでいるし、大きくなったキャビンドアから見る機内もちょっと広くなっているのが判る。胴体左側のバブルウィンドウは大型化され、ウェポンパイロンはAGM-114ヘルファイアが搭載できる大型のものが付いている。でもなんでこのパイロン上面だけグレイッシュブルーなんだろか。
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 近所の厚木や下総にもいるにも関わらず、なぜか八戸からはるばるやってきた八戸航空基地隊救難飛行隊のUH-60J。クルーがせっせとパッチを売っていた。H-60繋がりでいうと、唯一の米軍機であったHS-14のHH-60HはWINGS亡き後間近で見られる機会が激減したので実に有り難かった。
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 格納庫内ではエンジンのエアインテークを外した状態の第121航空隊のSH-60Jとともに、SH-60J/Kの装備品やエンジンなどを展示。早々とSH-60K用のAGM-114MヘルファイアII空対艦ミサイルが展示されていたのにはワロタ。
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 飛行展示はもともとほとんど予定されていないのだが、プログラムにあったレッドスバルのFA200が単機で飛び回った以外は、体験搭乗のSH-60JとS-61A-1が飛んだだけ。レッドスバルのフライトはそれなりにスゴイのだが、ショーン・タッカー、ユルギス・カイリス、今は亡きロック岩崎(涙)などの㌧でもないぶっ飛んだフライトを知ってしまった身には物足りない。「AH-1戦技飛行」というのもプログラムには載っていたが、体験搭乗の機体を眺めたら速攻撤収してしまったので見ていない(爆)。何も飛ばないのに2時間も待ってられるか(爆)。見た人によるとAH-1Sは飛来せず(相浦でコケちゃったからなぁ)、地上展示のOH-1が帰投時にちょっとブンブン飛んだそうな。

《地上展示機一覧》

【海上自衛隊】
SH-60J(第21航空群第121航空隊(館山))
S-61A-1(しらせ飛行科(館山))
SH-60K(第51航空隊第513飛行隊(厚木))
UH-60J(第2航空群八戸航空基地隊救難飛行隊(八戸))

《格納庫内展示》
SH-60J(第21航空団第121航空隊(館山))※装備品展示

【陸上自衛隊】
OH-1(航空学校教育支援飛行隊(滝ヶ原))
CH-47J(第1ヘリコプター団第1ヘリコプター隊第1飛行隊(木更津))
UH-1J(東部方面航空隊東部方面ヘリコプター隊第1飛行隊(立川))
OH-6D(東部方面航空隊東部方面ヘリコプター隊本部付隊(立川))

【アメリカ海軍】
HH-60H(CVW-5/HS-14[USS KITTYHAWK](NAF ATSUGI))

【海上保安庁】
AS332L(第3管区海上保安本部横浜海上保安部(巡視船しきしま搭載))

【民間】
富士FA200-180エアロスバル(レッドスバル・アクロバットチーム)※2機

※展示機以外に見かけた機体はこちら
※基地のゲートガードはこちら

 体験搭乗は抽選とのことだったので、老い先短いS-61A-1の列に並んで待つことしばし、でも結局外れてしまった。ま、その分飛んでいるS-61A-1を眺められたから良しとしやう(涙)。抽選が外れた後、喫煙スペースで一服するあいぼりいさんとお会いして話しているといつの間にか脇にさとうさんが立っていたので(笑)、3人でしばし歓談。てゆーか、展示機を一渡り眺めたらもうやることがなかったというわけで(爆)。

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 そんなわけで1230ごろに撤収、基地を出たのが1300前。往き道をそのまま走ったつもりが那古船形駅近くで道を間違え、そのままR127の旧道を北上する羽目になる。バイパスに合流後、少し戻って富浦ICから富津館山道路に乗ったわけだが、この時なんと料金所のETCゲートのバーが開かないという貴重な体験をしてしまった。フロントガラスまであと5cmというところでなんとか停まれたが、もうちょっとスピードを出していたら危ないところであったし、ボンネットの高いクルマやワンボックスだったらすでにぶつかっていたわけである。なにより後続車がいたら確実に追突されていたであらう。桑原桑原。((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
 その後はスムーズで渋滞もなく、館山道~アクア連絡道~東京湾アクアラインと走って「うみほたる」PAでちょっと休憩。折しも10月1日に日本道路公団民営化で誕生した『「東日本高速道路株式会社」発足記念イベント』なんてのをやっていて、ワタシが着いた時には大塚製薬が「メトロミント」「カロリーメイト缶コーンスープ味」の試供品を配っていたり、うみほたるのマスコットキャラ(今回見た青いのは「海ほたるくん」、他にピンクのが「海ほたるちゃん」というらしい。まんまやん(笑))の着ぐるみがうろついてたりしていた。あとゲーセンのクレーンゲームに、今話題の『のまネコ』ぬいぐるみが入ってたり。うみほたるで撮った写真はこちら

 それでもまだ時間があったので、アクアライン~首都高神奈川線~第三京浜と乗り継いで港北ニュータウンに向かい、模型屋のハシゴをして夕飯時には家に帰り着きましたとさ。(゚∀゚)



 次は16日の立川、と思っていたんですがちょっと怪しくなってきました。

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