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2006.09.15

収拾がつかん・・・(RF-4Bその4)

Rf4b_02b_
 まぁアレです、鬱工程であるところのキャノピーのマスキングを後回しにして(現実逃避とも言ふ)、残ってた射出座席の塗装とか機首下面のカメラ窓パーツの接着とかを先に済ませてしまいました。さらに主翼の工作なんてのを始めてみたわけですよ。バリエーション展開に対応するため、パーツがバラバラで組み立てにくいことで定評があるハセガワ1/72のファントムなので、1)カタパルトフックのパーツの接着、2)スパローランチャーの溝を埋めるパーツの接着&整形、3)インテーク内側から見える部分の整形、4)モールドされているECMアンテナの切除、5)パイロンのメクラ穴を開ける、と主翼下面パーツだけでこれだけこなさないとイカンわけです。その上4)と5)は時期やマーキングにより仕様が異なるので、7機全てについてこの時点で決めてやらなくちゃならんわけで。

 5)については増槽×3+主翼内側パイロンを全機吊ってやれば考えなくても済むんですが、それぢゃ面白くないわけで(パーティングライン消しも大変ですし(^^;;)。実機写真を見ると主翼内側パイロンは付けてない場合が多いですし(なにしろここに釣れるのはECMポッドくらいしかない)、増槽の搭載パターンも様々。なので全部吊ってみたりとか、増槽だけ3本全部とか、胴体下1本だけ、あるいは主翼下2本だけとか、もしくは全部吊らないとか、7機で適当に変えてみるわけですよ。

 その増槽もついでに組み始めたもんだから、ちっとも作業が先に進まず昨夜は時間切れ。アタマの中も煮詰まってきちゃったんでまぁいいでしょ。明日からの3連休でどこまで進められますかね~。

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制作記:ハセガワ1/72 RF-4BファントムII」カテゴリの記事

コメント

昔の世傑(No.23だったとおもふ)で、F-4は下面がまっ平らなので、整流の目的で常時内舷または外舷のパイロンのどちらかを装着しておくと読んだ記憶があります。記事のニュアンスでは、「下面につける境界層板」みたいな。

 海軍型は、増槽はセンタータンク優先で、外舷のタンクを付けてるのは余り見ないですね。

(1)370gal-ナシ-600gal-ナシ-370gal
(2)370gal-パイロン-600gal-パイロン-370gal
(3)ナシ-パイロン-600gal-パイロン-ナシ(B/N/Jに多し)
(4)パイロン-パイロン-600gal-パイロン-パイロン(これもB/N/Jに多し)

 ざっと写真を見て、こんな感じでしょうか。これがC/Dとかになると外舷の370galを吊ってSta.5はナシが結構見られるのですが。

投稿: AGGRESSOR | 2006.09.15 11:35 午前

うおおおお…
すげえ…
ファントムの頭がいっぱい並んで…
まるで工場か、もしくは魚市場みたいです…(笑)
一気に7機完成はさぞかし壮観でしょうねー。
がんばってください。

投稿: rocketeer | 2006.09.15 01:59 午後

アメリカ版の「ブルーエンゼル」のビデオ、どういうわけかうちのビデオデッキと相性が悪く、どうしてもトラッキングが合わないという大問題があったのですが、先日デッキの取説を発掘し、ようやくマニュアルトラッキングのやり方をマスターしますた(^_^)

で、いろいろ試してみたら、非常に狭い範囲ながらほぼ問題ないレベルで再生できるポジションをハケーン、とうとう映画本編をHDDに移植成功\(^O^)/

映画の中でもファントムを「神々の戦車」等と呼んでその特異な美しさを形容していましたが、確かにファントムにはマッチョの美というか、醜さと裏腹の美しさがあるように思います。ああ、やっぱりキットが作りたいよお(;o;)

投稿: TOM | 2006.09.16 01:37 午前

幽霊の吊るし弁当箱(笑)ですが、海軍さんは胴下、空軍さんは外舷が基本です。
空軍さんは、自前の鉄砲を持つようになってからは、両刀使いです。

空軍さんの場合は高機動対応の弁当箱になるまでは、E型以降も胴下に持ってきたがらなかったようです。
せっかく鉄砲持ってても、ワンコの喧嘩で振り回せなきゃ意味がないですし。

特に八二型や一一七型のお土産(笑)を持たない、ワンコの喧嘩専門の幽霊は、胴下を嫌ってました。
日の丸幽霊がイイ例ですな。
というか、胴下に弁当箱をぶら下げてると、エンジンスタートが邪魔くさいんですよ。
コンプレッサーのエアホースを左右付け替えるのが遠回りだし。
これは実体験でし(笑)

海の幽霊の場合は、ケコーン縛帯(笑)をつけるのに、外舷弁当箱だと邪魔くさいらしいです。
あと、ワンコの喧嘩するときは、惜しげもなく弁当箱を捨てちゃうんですよ、海軍さんは。


で、吊るし物一切梨のバヤイですが、内舷必須です。
理由はAGGRESSORさんの書かれたとおり、翼下整流板のお役目です。
ちなみに外舷は、吊るし物が無い時は外しているのが普通です。

ただしこれは、私に幽霊との付き合い方を教えてくれた教官によると、ですが(笑)

投稿: J.U.タイラー | 2006.09.16 01:57 午前

>>AGGさん、タイラーさん

 ありがとうございます。参考になります。タイラーさんの実体験は興味深いですね。

 んで、吊りモノですけど、RF-4のバヤイ写真で見る限り何にもないのから全部吊ってるのまで全てのパターンがあるんですわ。内舷もナシのツルンツルンで飛んでる写真すらあります。さすがにツルンツルンは寂しいので、それ以外の6パターンを適当に各機に割り振ってみました。内舷のみ吊る、というパターンは航続力が大事な偵察機にはそぐわないのでパスです。(^o^)
1)○-○-○-○-○
2)○-○-×-○-○
3)○-×-○-×-○
4)○-×-×-×-○
5)×-○-○-○-×
6)×-×-○-×-×

 てことは、増槽は合計12本か・・・。ペーパーがけが楽しみだな、っと。orz

>>rocketeerさん

 や、どうもご無沙汰です。魚市場ってのは言い得て妙です。言われてみれば冷凍マグロが並んでるみたいにも見えます(笑)。完成する時は爽快ですよ~。置き場所に困る時でもりますけど。(^◇^;)

>>TOMさん

 デジタル化成功おめでとうございます!これでとりあえず劣化ナシに見れるようになりますね。ファントムの美しさは、やはり機能美ってことなんでせうね。少なくとも前任のクルーセイダーとは全く方向性が違います(笑)。でもワタシなんか飛行機マニアになった最初の頃にファントムを見てますから、あれがむしろ当たり前みないな気すらしてます。だからクルーセイダーなんか華奢な印象がありまして。(^◇^;)

投稿: KWAT | 2006.09.16 04:30 午後

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