マスキングが終わらない~(RF-4Bその17)
ようやく全体塗装が終わりました。マスキングがうまくいってなくて漏れてた箇所とか多々ありますが、それの直しは機首のアンチグレアの黒と尾部の無塗装部の塗りが終わってからまとめてやります。てことで、その2ヶ所のマスキングを同時に進めております。アンチグレアはそんなに大変ではなかったのですが、大変なのはお尻。無塗装部の塗り分けラインが複雑なのでマスキングがもー大変。しかも水平尾翼もありますから。今日はここまでやったらもう飽きました(爆)。時間も遅いので今日はここまで。残り5.5機(手前左のは縁取りまでは終わってます)のマスキングを終わらせるのにあと2,3日は掛かりそうな悪寒。これで18日に間に合うのか?
\(^_\)ソンナハナシハ(/_^)/コッチヘオイトイテ
この7機のマーキングについてここで書いてみたのですが(1機足りませんけど)、このうちVMCJ-2所属機は結局CY1/157344にするべくデカールも自作したわけです。んが、この157344というBu.No.になんとなく聞き覚えがあるような気がしたので、昨日ググってみたらこんなページとかヒットしたわけですね。そうなんです、1977年9月27日に横浜に墜ちたRF-4Bが、まさにこの157344だったわけなんです。この事故の時ワタシは中学1年で、学校の音楽室で音楽の授業を受けてまして。ワタシの出た中学校は山の上にあって眺めが利くので、ドーンという音がしたその直後に遠くでキノコ雲みたいな煙が吹き上がり、その直後から多数のプレスのヘリが上空をブンブン飛び回っていたのをよく覚えています。
そんな機体ですから、あの事故を遠くで見た者としてはちょっと作るのに抵抗感があります。昨日は機番を変えようかと思ってました。でも今日になったら気が変わって、やはりあえてこの機番で作ることにしました。あの事故の記憶を風化させてはならないと思うからです。それと同時に、実は本音では今からまた他の機番のマーキングを調べてデカールを作り直すのは大変だ、というのがあったりするんですけど。(^。^;)ヨホホホ
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コメント
KWAT師匠の勇気に敬意を表します。
この157344機については、某模型誌でさるライターさんが絶対作っちゃいかん!と言うようなことを書き、みんな遠慮するようになっちゃいました。
でも、考えてみれば、ロストされた軍用機の模型って皆さん作って展示会なんかで晒してます。そして、それが爆撃機なんかだった場合、落されるまでコラテラルな被害を与えまくってたわけなんですよね。
あの事故のその後など、悲惨な経緯はよく存じています。しかし、それはそれ、作る人の心で整理する問題だと思います。
投稿: ゆずこせう | 2006.11.06 06:40 午後
なんたってその瞬間に立ち会ってますから、いろいろと思うところはありますよ。そこで機を捨てたらどうなるか、想像できないはずがないのにあっさり脱出したエビエイター達に、『おまいらの座ってた椅子はゼロゼロ能力持ってるんだから、高度はそんなにいらないはずだろ、なんで飛び出すのをもうちょっと我慢して海まで持っていかなかったんだ?』とかなんとかいろいろと小一時間問いつめたい、と思ったりもします。なんたってこいつらが機を捨てたから、157344はあすこに墜ちたんですから。
で、そうやって考えると、飛行機に罪はないのではなかろーか、と思ったりもするわけでしてねぇ。作る側が「この機体にはそーゆー背景があるのだ」と認識していれば、作ったっていいのではないかな、と思ったわけです。なので、せめて作品カードにはきちんと「これはあのファントムである」と書いておくことにします。
投稿: KWAT | 2006.11.08 10:07 午前