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2007.01.21

読書録:「ロマノフの幻を追え」クライブ・カッスラー&ポール・ケンプレコス

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ロマノフの幻を追え(上)(下)
クライブ・カッスラー&ポール・ケンプレコス/訳・土屋 晃
新潮文庫
\629(上・下とも)
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2004年8月1日発行(上・下とも)

2007年1月20日読了
 “NUMAファイル”第3弾の敵役は、帝政ロシアのロマノフ王朝の末裔を名乗るロシア人である。一昔前の冒険小説なら“敵はロシア人”というのは定番であったもんだが(笑)。我らがカート・オースチン&ホセ・“ジョー”・ザバーラのコンビは今回、かつてオースチンと渡り合ったロシア人の仇敵“イワン”ペトロフと組み、アメリカを弱体化させロシア帝国の再興を図るこの敵と、地中海東部と黒海、そして北米東海岸全域に渡る舞台で立ち向かうのである。
 第3作ともなると分量も増えて上下二分冊となったのはいいのだが、どうも最後が駆け足になったような気がしてならない。クライマックスシーンがなんとはなしに物足りないのである。てことで、次回作に期待。(^◇^;)

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