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2007年2月

2007.02.25

模型神は去った・・・(´・ω・`)

 土曜日。飲み会は夜なのでお昼ごろにごそごそ起き出す。メシを食ったらネットをだらだら。すぐに夕方になってしまい、1630ごろ外出。渋谷の「森の里くらぶ」に行くも目を引くモノはなし。手ぶらで飲み会に行くのもつまらないので、ドイツレベル1/72のRF-4E“Tigermeet”を買う。溝ノ口に戻って行きつけの「石原商店」に行くも目を引くモノはなし。エフトイズの「アクロチームコレクション2」が出ているが(「森の里くらぶ」にもあった)、たぶん手に入ると思う(謎)ので結局ここでは何も買わず。

070224pepperland_a070224pepperland_b 1900には川崎に出ていつもの「ペパーランド」で、例によっていーのさんが言い出しっぺのワンフェス前夜祭的飲み会(ワタシはワンフェスには行かないのであるが)。1時間遅れなんてのが珍しくない幹事は、どうせ時間通りに来ないだらうと(笑)、赤とんぼワークスさん、怪しい東洋人さん、大石英司センセと4人で先に始めてたら、珍しく15分遅れでいーのさん登場。今年の暖冬の理由が判明す(爆)。後からnomnomさんも来て2200頃まで大いに盛り上がる。大石センセは2100頃に先に帰られたが、「ワタシは最後までいたことになっているからね!」と皆に念押し(笑)。持参のアタッシェケースには“塊”が入っていた模様。写真はマスター自慢の巨大ハンバーグとメンチカツ。美味いよ~。(^Q^)

070224syukaku_a070224syukaku_b 日曜日。予定がないのでお昼ごろにごそごそ起き出す。メシを食ったら昨日買ったキットを点検。ドイツレベル1/72のRF-4Eは、昔出ていたイタレリの箱替えではなく新金型キットで、パーツで見る限り良さそうな出来である(後にF-4Fも出ている)。ハセガワと同じく機首のすげ替えでRFとFを作り分けるので、RFには主翼下面パーツのスパローランチャーを埋めるパーツが付いているのもハセガワと同じ。ただし後部胴体のフォトフラッシュイジェクターは初めから閉まった状態でスジボリ表現。F型を作る時はスジボリを埋めるだけでいいので少しだけ楽できる。胴体下面の補助インテークは、扉が別パーツになっていて開いた状態で作れるのはハセガワより良。RFの機首に内蔵するカメラのパーツもハセガワより良さ気。コクピットのインパネは繊細な彫刻表現で、丁寧に塗り分けると吉だがワタシのような不精者のためにデカールも入れてほしかった(笑)。射出座席の出来は似たり寄ったり。主翼は外翼が別パーツだが、RFとFでは前縁スラットの有無という違いがあるのでこれは当然か。水平尾翼には、上面だけでなく下面にも補強板のモールドがある。作る機体によっては削り取る必要があるが、上面はともかく下面はよくわからないことが多いのでどんなもんだか。
 デカールは、欧州方面の別売デカールメーカーの老舗DACOプロダクツが、ここ数年マニアックなファントムのデカールを出しているAirDOCのサポートを受けてデザインしたもの。イタリア製だがカルトグラフではないのだらうか。黒と黄色の境目のぼかしも見事に再現されている。同じ塗装のデカール替えキットを出しているハセガワ製のソレよりも、格段に鮮やかな仕上がりになるであらうことは想像に難くない。ちゃんと貼れれば、であるが(笑)。インストに大きな間違いがひとつ。このマーキングはタイガーミート'85ではなく'84である。

 そんなことをしているウチに夕方になったので、夕食の食材の買い出しがてらカミさんとチコちゃん連れて散歩に出る。夕食は総菜を買ってきて簡単に済ませ、風呂に入ってパソコンの前に座ったら読書録を書いて、ネットをうろついたらもう日付が変わってしまったのことよ。

 かくして、今週末はF-15J×4にはまったく触らず。ペーパー掛けは飽きやすいのよ(爆)。明日からがんばろっと。あーでも今週は内職しなくちゃだな。(^◇^;)

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読書録:「空白の五秒間 羽田沖日航機墜落事故」三輪 和雄

Hanedaoki2空白の五秒間 羽田沖日航機墜落事故
三輪 和雄
新風舎文庫
\690
2004年3月5日初版第一刷発行

2007年2月24日読了
 1982年2月9日に発生した羽田沖日航機墜落事故(「日本航空350便墜落事故」、ちなみにその前夜にはホテルニュージャパン火災事件が起きている)は、事故調査の結果機長の不可解な操縦操作により墜落したことが判明した(その過程で明らかになった「逆噴射」や「機長やめてください」という言葉は、その年の流行語にもなってしまった)。本書は脳神経外科医である著者が、統合失調症(当時は精神分裂病と呼ばれていた)に罹っていたという機長の、その心の病の発病から墜落事故に至るまでの経緯を追ったノンフィクションである。本書の圧巻は247ページからの、墜落直前のコクピット内の再現シーンであらう。
 精神病は医者に行って検査をすれば診断できる、という病ではないため、その見極めが難しいのは周知の通り。それゆえ本人はもちろん周囲の人も当人の行動を注意深く見守り、できれば行動の一切を医者に伝えることが大切である。しかし鬱病や神経症と違い、統合失調症は本人が病気である自覚がないため、なかなかそういう体勢が取れない。著者は専門家であるがゆえ、事故に至る経緯を追う中で『あの時あのようにしていれば』という思いが文中の至る所から感じ取れる。事故のあと、当事者の日本航空を初めとする航空会社各社は、パイロットの健康管理体制を強化したが、精神異常を捉えることはやはりまだ難しく、また人権意識が強くなった現在では精神異常が発覚したからといってその者をすんなり辞めさせるわけにもいかない。果たして乗客の安全はどうやったら守られるのか、未だ効果的な方策はないのであらうか。

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2007.02.23

半島の南から来たキット

 前のエントリーのコメント欄でクルナスさんからリクエストがありましたので、謎の韓国製キットをご紹介。
F101b_a ふたつ写ってますが、上は言わずと知れたアメリカレベル1/72のF-101Bヴードゥー。ちなみに最近再販されたドイツレベル版もキット自体は同じです。で、下が今回の主役、韓国はエース・プラスチックモデル社製の1/72 F-101Bヴードゥーです。実はこうやって並べたのには訳がありまして、実はこのふたつ、中身がそっくりなんですよ。
F101b_bF101b_cF101b_d
 
 
 
 比べてみるとこの通り、確かにそっくり、てゆーか瓜二つといってもいいでせう。でもこれ、彼の国お得意の朴李ではないようです。
F101b_ef この写真、上半分はレベルのキットの袋に入っている紙、下半分はエースのキットのデカールの一部をアップにしたものです。モノグラム=レベルであることは、モデラーならこれまた言わずと知れたこと。そうなんです、実はこれ、レベル(モノグラム)が自社向けに韓国で作ったキットを、エースがモノグラムから許諾を得て韓国の国内向けに販売しているものなんですね。日本国内にも少数出回っている、エース1/48ラファールと同じパターンでせう。だからエース版のキットも出来は素晴らしいのですが、箱やインストの説明文はほとんどハングルのみで書かれてます。おかげで色指定がさっぱり判りません(爆)。ま、キット付属デカールを使うつもりはないので構わないのですが。

 もっともそのインスト、指示通りに組んでもきちんと組めなさそうな悪寒。組み上げたコクピットを挟んで胴体左右を合わせてからインパネを付けるよう指示されてたり、フラップのパーツを付ける指示がどこにも書かれてなかったり。これは彼の民族お得意のケンチャナヨ精神ですか? それと、レベルのキットには入っているインパネのデカールがないので、彫刻がないインパネはエースのキットだとのっぺらぼうのまんまです。レベルのキットのデカールをスキャンして自作するなりしないといけませんお。

 えーと、こんなモンでいかがでしょ?>クルナスさん

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2007.02.18

箱を組んだ(F-15J@百里その5)

F15j_100ri_i_ 今週末も模型の神は我が心におわし続けて下さったので、もーどんどん進めてしまいましたよ。インテークリップ内側に色を塗って(2機はインテーク内に塗り分けラインがくるのでマスキングあり)、それを胴体上面パーツにくっつけて、それを胴体下面パーツにくっつけてついに胴体の箱ができましたよ。このへんまで進むとそろそろ各機ごとの仕様の違いが明らかになってくるので、写真でも見えるように排気口部分の胴体内側にどれをどれにするかを書いてあります。

 てことで、今週は胴体側面の合わせ目を消して、そしたらいよいよ主翼をくっつけるわけですが、今週はそこまでできたら上等かな。なお一番右の胴体には主翼がくっついてますが、見て判る通り主翼パーツを差し込んだだけの仮組みですからね。(^◇^;)

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2007.02.17

近所で

 なんかの撮影やってました。
Satsuei_a_Satsuei_b_ 男女二人のレポーターさんみたいな人が話ながら歩いてる脇を、4人くらいの自転車の人が追い抜いていって、脇にある公園に入っていったのを追っていった、的な辺りでその場を離れたんですけど、なんか夕方のニュースの時間の特集モノとか、そんな感じでしたねぇ。いつどこで放映されるのかさっぱり判りませんけど、もし偶然ご覧になったなら、黒いジャンバーに白いレジ袋を3つくらい持ったむさい中年男が写ってたらワタシだと思ってください。まぁ写ってても恐らく編集でカットされるだろうとは思いますが、(^◇^;)

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2007.02.14

読書録:「自走式漂流記 1944~1996」椎名 誠

Jisoshikihyoryuki2
自走式漂流記 1944~1996
椎名 誠
新潮文庫
\951
1996年9月1日発行

2007年2月13日読了
 エッセイスト、小説家、映画監督、写真家、探検隊隊長(アタマに「怪しい」が付くが)など様々な顔を持つ著者。「椎名誠はいかにしてシーナマコトになったか」、本書はその足跡を自ら辿っていく自伝的エッセイである。小学生の時から壁新聞の編集長を務め、番長として幕張にその名を轟かせた中学時代を経て(なお本書ではこの頃のことはほとんど触れられていない)高校時代に文学と映画撮影に目覚める。今でも親友のイラストレーター・沢野ひとしや弁護士・木村晋介と出会うのもこの頃である。つまり、現在のシーナマコトの原型はすでにこの頃には形作られていたのだ。“三つ子の魂百まで”ではないが、子どもの頃の情熱を今に至るまで持ち続け、走り続けることができるというのは並大抵ではない。その迸るエネルギーの一端にでも触れようと、せめて文庫化された作品だけでも読もうと出版されると片っ端から買うのだが、なにしろ数が多いのでなかなか追いつけない。困ったモンだ。/(・.・)\

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2007.02.13

模型神降臨中、なれど・・・(F-15J@百里その4)

F15j_100ri_h_
 この週末は(今日は出勤日だったのさ(-_-;))模型の神様が我が心にご降臨遊ばされまして、お陰様でF-15J×4の製作はズンドコ進んだと思いたいのですが、そこはハセガワ1/72新金型、すんなりとは先に進ませてもらえません。

 この週末にやったことといえば、パイロン、増槽、車輪、機首の合わせ目とパーティングライン消し、胴体下半分パーツへのインテーク内パーツの組み込み、左右合わせのインテークリップのパーツの内側にある押し出しピン痕を埋めて左右を貼り合わせる、とたったこれだけ。('。`)ソンナァ

 なにしろ各段階でやることが多いんです。パイロンは振れ止めが別パーツだし翼下の分には左右にAIM-9用ランチャーが付くし、でパーティングライン消しの工数の多いこと。主車輪は金型がわずかにずれていてナイフだけではパーティングラインが消えないので、大型の平ヤスリでゴリゴリ。インテークリップのパーツの押し出しピン痕の整形は、4機分の左右のインテークの左右パーツそれぞれにしなくちゃなので、都合16個のパーツにシコシコとペーパーを当ててたりしたわけで。このインテークリップ、左右を合わせたら今度は内側に見える合わせ目を消す作業が待っています。

 まぁそんなわけで、とにかくこのキットは量産向きではないような悪寒。でもまだ17機もストックがあるんですよね~。(´ー`)フウッ

 あーそこのチミ、左のインテークに右側用のリップを付けてるよコイツ、とかいうツッコミは無用ですぞ。仮組ですからねこれ。orz

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2007.02.08

燃えちゃったよ・・・(´・ω・`)

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商店街で火災、JR南武線にも影響/川崎 : ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞

2007/02/05

 四日午前四時半ごろ、川崎市高津区溝口二丁目の「溝口駅西口商店街」から出火、木造平屋(十五店舗入居)、総床面積約二百五十平方メートルを全焼した。けが人はなかった。現場はJR南武線に隣接しており、消火活動のため同線の武蔵溝ノ口~登戸駅間が午前五時十分から二時間十分にわたり運休した。

 高津署と川崎市消防局で出火原因を調べているが、商店街内の鮮魚店のシャッター下から火が出ているのを、近くの店で働いている人が見付け、一一九番通報した。

 現場は地上を走る南武線と、高架の東急田園都市線溝の口駅の交差地点の近くで、かつては両線の駅を結んだメーンストリート。現在は駅北口と駐輪場などを結ぶ近道ともなっている。アーケードが一部焼け落ちるなどして危ないため同署は、四日は通行止めとした。

 またJR東日本横浜支社によると、同所付近を通過した運転士も火災に気付き、同社に通報した。南武線の運休は上下計二十八本。このほか、五本に遅れが出て約四千三百人に影響が出た。東急田園都市線も一部に遅れが出た。


 「味の店ハセガワ」って、サラリーマン時代、会社の帰りにたまに立ち寄って夕飯食ってたとこなんだよな~。味は正直言ってそこそこだったけど、安くて量があって若者の胃袋とサイフには優しかったなぁ・・・。・゚・(つД`)・゚・

 この火事、なんか放火の可能性もあるって話ですけど、不謹慎ながら『日曜の早朝に魚屋から出火、怪我人無し』って聞いてまず「地上げ放火か?」って思っちゃいましたね(爆)。ちなみにTBSでちょうど去年の今ごろやってたドラマ「輪舞曲」で、チェ・ジウがやってたお店という設定の『姉妹』は同じ商店街の中にありますが、幸い延焼は免れました・・・。

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2007.02.01

('A`)マンドクセ なことは先に済ますべし(F-15J@百里その3)

F15j_100ri_g1_ 機首を形にしたので、次は小物を先に片づけてしまいます。こーゆーのは後回しにすると著しく('A`)マンドクセ 気分になってしまいます。パイロンとか増槽とかを切り出して、組めるところは組んで接着面を平らにしておきます。持ち手になる爪楊枝を刺す穴も開けておかなくちゃです。水平尾翼と垂直尾翼も切り出して接着面を整形。垂直尾翼端のマスバランスは作業中に折れやすいので、厚紙をあてがって保護しておきます。ハセガワキットのプラは全般的に固いですが、このF-15のソレは特に固いようで作業が捗りませんよ。これをあと3機分。('A`)マンドクセ
F15j_100ri_g22 ついでに垂直尾翼のラダー側面にある、三角形の膨らみのモールドを削り落とします。実機にはそんなモンありません。でも何故かそういう風に見えるので、ハセガワさんも勘違いしたのでせう。

F15luder_aF15luder_bjpg この2枚、米空軍のF-15C(78-0518)のラダーを撮ったものです。真横からの写真で、真ん中へんにうっすらと三角形の膨らみらしきものが確認できますでせうか。ところが同じ部分を真後ろから撮った写真だと、膨らみなどどこにもありません。てことで、この部分が気になる方は削り取りませう。

【築城ぢゃない追記】
 mixiでのやりとりの中で判明したところによれば、この三角形はいちおうちゃんと膨らんでいるそうです。ただ、実機でもあるかなきかの微かな膨らみなので1/72にしたら無いに等しい的で、つまりはハセガワの表現は限りなくオーバーであるということのようですお。

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