とある裏稼業(てか内職だ(^◇^;))のために昔の『航空ファン』誌を漁る必要が出たので、昨夜実家に忍び込んできました(笑)。必要な号をあらかじめ特定しておいたので、本棚から引っ張り出しては必要なページを開いて写真に撮ってまた仕舞う(本をウチに持って帰るよりラクできますんで)、という作業を30分ほどやりまして、ふとその本棚を見ると懐かしの背表紙が。思わず手にとって見入ってしまいますた。
左の写真は、今を去ること30年とちょっと前にワタシが初めて買った『航空ファン』1977年2月号です。77年が明けてすぐの頃、実家の近所にあった本屋でたまたま見つけて買ったのが運の尽き、今に至るまで30年間欠かさずに買い続けています。この表紙写真がタイ空軍のRF-5Aである、というのは、現在の小国空軍嗜好とマイナー機嗜好を暗示させるようでいとをかし。
この前年、1976年の秋にはワタシにとって印象に残る飛行機がらみの出来事がふたつもありまして、たぶんその印象がこの本を手に取らせたのでせう。その出来事というのは、まず9月6日に発生したミグ25事件です。東西冷戦まっただ中の当時、“鉄のカーテン”の向こうにいる飛行機のことはほとんど判らなかったわけですが、それがいきなり目の前に飛び込んできた衝撃。当時小学校6年生だったKWAT少年は、「うぉーなんか知らんけどカコイイぞこれ」と思いながら、なぜマスコミがそんなに大騒ぎするのかよく判らないまま、テレビや新聞を食い入るように見ていたものでした。
ふたつ目はその直後、10月16日から24日まで、航空自衛隊入間基地を会場にして開催された第5回国際航空宇宙シヨー。何しろミグ25事件の直後でもあり、また空自の次期主力戦闘機選定の時期とも重なって、売り込みを兼ねたF-14AとTF-15Aとの壮絶なるデモフライトバトルなんかもありましたですねぇ。9日間で48万人の入場者を数えたこのイベントに、何をトチ狂ったかウチの親父がワタシを連れて行ったんですよね。初めて間近でナマで見る戦闘機のデモフライトやハリアーの空中おじぎ(笑)、それにブルーインパルスの演技などにワタシは完全にやられてしまいました。
そしてトドメがこの『航空ファン』。これでもう飛行機マニアへの道まっしぐら、となって今日に至るわけです。ちなみにプラモのほうはもっと前から作ってまして(小学校低学年の時にはすでに作ってました)、飛行機のプラモもそこそこ作ってはいましたが、作る対象の年代はこの年を境に旧日本軍機から現用機にシフトしたようです。やっぱホンモノを目の前で見る、ってのは強力です罠。ちなみにこの1976年の国際航空宇宙ショーには三式戦「飛燕」や零戦も展示されていたようです。全く記憶にありませんお。嗚呼なんともったない。orz
\(^_\)ソンナハナシハ(/_^)/コッチヘオイトイテ
本日の花。咲いてたのは写真に撮ったトコだけでしたけど、これだけ見てたら季節が1ヶ月も先であるかのように錯覚させますな。(^。^;)ヨホホホ
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