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2007.05.27

読書録:「日本プラモデル興亡史」井田 博

Nihonplamodel2日本プラモデル興亡史 子供たちの昭和史
井田 博
文春文庫
\590
2006年5月10日第1刷

2007年5月26日読了

 著者は日本でプラモデルが誕生する前の木製飛行機模型の時代から、北九州・小倉で模型店を営み、後にモデラーなら知らぬ者はない模型雑誌「モデルアート」を創刊、全国規模の模型コンテストの先駆けとなる「プラプレーンコンテスト」を主催するなど、日本のプラモデルを語る上でなくてはならない人物である。残念ながらちょうど1年前の2006年5月13日に鬼籍に入られたが、本書はその著者が語る戦前から戦後、そして現在までの日本の模型シーンの移り変わりと模型メーカーの栄枯盛衰史である。
 先に「田宮模型の仕事」「マルサン-ブルマァクの仕事」という、模型やおもちゃに関する本を読んできたが、それらメーカーの側からの視点から書かれた本とは違い、本書は一貫して小売店やユーザーの立場で書かれているのが最大の特徴である。なので書かれている内容のあちこちに共感や懐かしさを感じつつ一気に読んでしまった。モデラーであれば一度は読んでおいて損はない、というか読んでおいたほうがより楽しみが増すのではないかと思う。お薦めである。
 ちなみに、読み始めた時にちょうど静岡ホビーショーに行っていたというのも何かの巡り合わせだらうか(んなこたぁない、合わせたんだろが>σ(^◇^;))。場所が場所なだけに余計に面白く読めたことよ。(^o^)

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