« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月

2007.08.30

横田AFBオープンハウス“フレンドシップ・フェスティバル2007”

Panfu 今年も残暑厳しい時期の8月25日(土)26日(日)の2日間開催となったアメリカ空軍横田基地オープンハウス“フレンドシップ・フェスティバル”。今年も特にこれといったトピックスがないので、例によって出だしは昨年の使い回しである(爆)。今年は土曜日は用事があって行けなかったのだが、PAISUKE兄ィあいぼりいさんねこすけさんからの入電で状況を聞いていたので、なんとも気合いが入らないこととなったのである(笑)。そうは思いつつも、やはり実機に触れる機会はそうあるでなし、15日に買ったデジ一眼のテストも兼ねて日曜の朝から出撃、0930ごろに基地に突入したのであった。


 地上展示機は20機種28機で、まぁこんなもんかな。しかしメダマらしいメダマもなく(今年はU-2Sすらいない(-_-;))、強いて上げれば岩国からのVAQ-141のEA-6Bくらい。なので今年もあんまし書くことないような気がする響子の五郎。


A10a_os183_d 空軍基地なのでとりあえず空軍機から。韓国・烏山[オーサン]基地(決してカラスヤマでもオサーンでもない(笑))の51st FWの偉い人指定機が新塗装でお目見え。36th FSのF-16CGが51th FW司令官機、25th FSのA-10Aが51th OG司令官機と25th FS飛行隊長機である。51th FWのシンボルである馬のマークとチェッカー模様を前面に押し出しているのはいいのだが、おかげで“OS”のテールレターが消えてしまっている。まぁ、あの半島でテールレターを付けた米空軍部隊は、ほかに“WP”(群山[クンサン]の8th FW)のF-16しかいないから支障はないのかな。


C12j_yj_f 374th AWには、つい先頃C-21Aに代わってC-12Jが配備されたのだが、そのC-12Jが“YJ”レターを付けてお目見え。前任のC-21Aはレターを付けていなかったのだが、付けてたほうがやっぱ地元っぽくて良き哉良き哉。


C17a_g 久しぶりに展示されたC-17Aはハワイ・ヒッカム空軍基地の15th AW/535th AS所属機。地元ハワイANGの154th WGと機体をシェアしているので、胴体にはPACAFとANGの両方のクレストが描かれている。またエンジンカバーには15th AWと154th WGのクレストが描かれているのだが、154th WGのほうはハワイらしいデザインで良き哉良き哉。


Ea6b_d 海軍からはMCAS岩国のMAG-12にローテーション配備されたVAQ-141のEA-6Bが参加。昨年のVAQ-130同様ハデハデなCAG機で、MAG-12の前に配備されていた大西洋艦隊CVW-8のテールレター“AJ”や、搭載空母名“USS THEODORE ROOSEVELT”を書いたままなのがウレシイところ。機首右側面にはディズニーアニメ「Mr.インクレディブル」のマークが書かれているが、これは何故?


Fa18d_wk00_g 海兵隊からは同じくMAG-12に配備されているVMFA(AW)-224のF/A-18Dが2機。ダブルナッツ(MAG-12司令官機)のほうは機首に偵察カメラを搭載したATARS仕様。模型のマーキング資料にするべくデジ一眼でクローズアップを撮りまくる。デジタルになると、こういう写真をフィルム代を気にせず撮りまくれるのが有り難いところである。


Rf4e_d 航空自衛隊から参加のRF-4Eは、2週間後の百里基地航空祭に向けてのシャークマウス仕様。最近流行のカッティングシートではなく、水性塗料を用いての塗装仕上げである。両翼下に吊ったバゲージポッドは、3年前の航空自衛隊創設50周年記念塗装機のために塗った『見敵必撮』塗装。まだ使ってるのね。(^^;;


Uh60j_h 同じく空自、百里救難隊のUH-60Jはワタシ的にはお初な新塗装機。残念ながら最近の新造機ではなく塗り替えだが、従来の“イエローホーク”と比べると迫力が違う。そのぶんマーキングが地味になってしまったのは残念だが。


P3c_c2 海上自衛隊から参加のP-3Cは新塗粧機だが、とうとう第51航空隊もノーマークになってしまった(号泣)。これで部隊マークが残っているのは下総の第206教育航空隊だけになってしまった。海自のオライオン部隊といえば、かつては「世界一ハデ」と言われたものだったがなぁ・・・。orz


Uh60ja_h 陸上自衛隊から参加のUH-60JAは、北宇都宮の第12ヘリ隊所属機。なぜに近所の立川からではないのだらう。まぁ、ワタシ的にはお初なので良しとす。(^^)v


F_c130h_p フライトの方は例によって例の如く地元機のみ。459th ASのUH-1Nによるリペリング降下、同じく459th ASのC-12Jによるフライパス、そして36th ASのC-130H×2機による空挺降下くらいであらうか。このハークが降りたときに何かやったのかもしれないが、降りてくる前の1330ごろに基地を後にしたので知らないのは昨年と同じなのである(笑)。


O_gunfightersgals_d エプロン地区には飛行機だけでなくクルマも展示されている。この「Dr.ROBERT'S RACING“THE GUNFIGHTERS”」というのはシンボルマークに“ガトリング砲を抱えて乱射するスプーク”を使っているあたり、オーナーか誰かエライ人がかつて空軍のF-4Eを飛ばしてぶいぶい言わしていたのだらうと推察される。それにしても、飛行機のイベントに来てこんな光景を目にできるとは思わなかった。(*´∀`*)


Af60_i 何気に今年はアメリカ空軍創設60周年の年。エンジンやプロペラのワークショップと思しき格納庫の片隅で、それを記念したパネル展示が行われていた。ま、正直あんまし面白いものではない。(^^;;


【地上展示機と所属部隊一覧】

【アメリカ空軍】
C-130H(374th AW/36th AS[YJ] )
C-12J(374th AW/459th AS[YJ])
UH-1N(374th AW/459th AS)
C-17A(15th AW/535th AS[HH])
F-15C(18th WG/44th FS[ZZ] )※2機
KC-135R(18th WG/909th ARS[ZZ])
F-16DJ(35th FW/13th FS[WW])
F-16CJ(35th FW/14th FS[WW])
A-10A(51st FW/25th FS[OS] )※51st OG司令官機&25th FS隊長機
F-16CG(51st FW/36th FS[OS])※51st FW司令官機
F-16DG(51st FW/36th FS[OS])

【アメリカ海軍】
EA-6B(MAG-12/VAQ-141[AJ])※CAG機

【アメリカ海兵隊】
F/A-18D(CR)(MAG-12/VMFA(AW)-224[WK])※MAG-12司令官機
F/A-18D(N)(MAG-12/VMFA(AW)-224[WK])

【アメリカ陸軍】
UH-60A(78AvBn)

【航空自衛隊】
F-15J(第7航空団第204飛行隊)
C-1(第2輸送航空隊第402飛行隊)
RF-4E(偵察航空隊第501飛行隊)※シャークマウス
T-4(航空総隊司令部飛行隊)
U-4(航空総隊司令部飛行隊)
U-125A(航空救難団百里救難隊)
UH-60J(航空救難団松島救難隊)※青塗装

【海上自衛隊】
P-3C(第51航空隊第511飛行隊)※ノーマーク
LC-90(第61航空隊)

【陸上自衛隊】
UH-60JA(第12旅団第12ヘリコプター隊第1飛行隊)
OH-6D(東部方面航空隊東部方面ヘリコプター隊第1飛行隊)
UH-1J(東部方面航空隊東部方面ヘリコプター隊第2飛行隊)

【民間】
セスナ172(横田飛行クラブ)※元空軍のT-41メスカレロ

【展示機以外】
C-130H(374th AW/36th AS[YJ] )※うち2機は飛行展示
KC-10A(所属不明)
DC-8-62CF(エア・トランスポート・インターナショナル)
L-100-30(リンデン・エアカーゴ)

オマケの写真はこちら


 この日はエプロン地区に入って程なくしてねこすけさんに捕捉されたが、しばらく立ち話したあと“ブヒ”に向かった彼と別れてひたすら展示機撮り。クソ暑かったこの日、帰宅するまでに水やらお茶やらを500mlペットボトルで6本飲んだのだが、基地に入ってすぐに用を足したあとは一度もトイレに行かなかった。みんな汗になってしまったのであらう(笑)。とりあえず熱中症にはならずに済んでよかったよかった。(^o^)


 ということで、次は9月9日の空自百里基地航空祭に出撃予定です。いよいよデジ一眼が真価を発揮するのでつ!(`・ω・´)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007.08.26

横田AFB日米友好祭に行ってきますた(^o^)/

Blog_tenjikiBlog_kuteikoka 腕と首筋の日焼けがスゴイです(笑)。メダマとなるような展示機はありませんでしたが、まぶしい日差しのもと久しぶりに飛行機を堪能してまいりました。また、15日に買ったデジ一眼の慣らし運転も兼ねてましたが、設定などちょっとまだよく判らない点もありますが、まぁなんとか実戦で使えるレベルにはなったと思います。これで再来週の百里はガシガシ撮れることでせう。(^^)v

Blog_onechan てことで、レポートなどは追々。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007.08.25

訃報(´・ω・`)

 アルプスプリンタ製の1/144デカールを精力的に発表されていた「モルモットワークス」の中山さんが、ワンフェスに向かう途中の8月12日未明に交通事故でお亡くなりになっていました。こちらの方の日記(無断リンクすいません)の、8月13日のところに書かれています。

栃木多重事故:トラックが追突後対向車に衝突、5人死傷-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ

 12日午前2時半ごろ、栃木県上三川町磯岡の国道新4号で、小山市神明町2、運転手、船田貞子さん(48)運転の4トントラックが前を走っていた乗用車に追突し、乗用車は別の乗用車に追突するなど計4台が絡む事故があった。

 さらに船田さんのトラックは中央分離帯を超え、対向してきた北海道千歳市里美4、IT技術者、中山志織さん(41)の軽ワゴンに正面衝突。中山さんは頭を強く打って約2時間後に死亡。船田さんは左ひざなどに全治約3週間のけが、乗用車の計3人も軽傷を負った。

 同県警下野署の調べでは、現場は片側3車線の直線道路。事故原因を調べている。【中村藍】

毎日新聞 2007年8月12日 17時55分


F5e
 6月にヤフオクでデカールを買わせていただいたばかりだったんですよね~。前のエントリーで書いたF-5E用のやつ。他にもこんなのも持ってます。大事に作らなきゃ。

 それにつけても、もらい事故は恐いですね。自分には全くの落ち度がないのに、突然目の前にクルマが突進してくるんですよ。片側3車線の直線道路で、そんな時間に追突するなんて、おおかたトラックのドライバーの居眠りとかぢゃないですかね。なんにせよ、クルマでの夜中の移動は自分も気を付けないといかんですねぇ。

 改めて、謹んで中山さんのご冥福をお祈りいたします。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2007.08.19

ファントム量産の季節(ハセガワ1/72F-4海軍型(1)その1)

Shockgun さて、スコーピオンが終わってしばらくは食玩で遊んでいたわけですよ。カフェレオ「ビッグバード2」の九六陸攻に続いて、エフトイズの新製品「ウィングキットコレクション1」の零戦21型、紫電改(シークレット(^^)v)、震電、九七艦攻(なお残りの九九艦爆と雷電はつい今し方ヤフオクにて落札しますた)をぱこぱこと組みましてん。ついでにその勢いで「アクロチームコレクション2」で1機残ってたF-5Eノーマルを塗り替えて、モルモットワークスさんのデカールをペタッと貼ってバーレーン空軍機の一丁上がり、と。ちなみに左のスイス空軍機がノーマルでつ。

\(^_\)ソンナハナシハ(/_^)/コッチヘオイトイテ

F4navyver_1_01_ いよいよ今年後半の量産企画、ファントム海軍型を始めますた。今回は戦闘機部隊の番号の若い順から6個飛行隊をやっつけます。まずは昨夜キットを6個積み上げて、3時間掛けて書籍の資料をかき集めますた。ありそうでないのがVF-32ですねぇ。デカールのインストが不十分で、フラップ上面のモデックスNo.がどこにどう書かれているのかよく判りません。まぁでもなんとか推定できる写真も見つかって、これで準備万端でゴザイマス。

 6機の内訳は次の通りです。
 ●VF-11“Red Rippers”
   F-4B、CVW-17/VF-11
    (空母フォレスタル搭載、AA100/152965、1973年5月)
   エアロマスターデカール
     『72-191 Phancy Phantoms Pt.VI』使用
 ●VF-14“Tophatters”
   F-4B、CVW-1/VF-14
    (空母フランクリン・D.ルーズベルト搭載、AB100/149448、
     1964年1月)
   ハセガワ1/72
    『00796 F-4BファントムII“VF-14トップハッターズ”』
     キット付属デカール使用
 ●VF-21“Freelancers”
   F-4J、CVW-2/VF-21
    (空母レインジャー搭載、NE200/158378、1979年2月)
   ハセガワ1/72
    『KA1 マクドネルダグラスF-4JファントムII』
     キット付属デカール使用
 ●VF-31“Tomcatters”
   F-4J、CVW-3/VF-31
    (空母サラトガ搭載、AC102/157280、1972年)
   フォックスワンデカール
    『72-001 US NAVY PHANTOM MiG KILLERS』使用
 ●VF-32“Swordsmen”
   F-4B、CVW-1/VF-32
    (空母ジョン・F.ケネディ搭載、AB200/152972、1975年)
   CAMデカール『72-006 F-4B VF-32&VF-84』使用
 ●VF-33“Tarsiers”
   F-4J、CVW-7/VF-33
    (空母ドワイト・D.アイゼンハワー搭載、AG200/155532、
     1978年5月)
   ハセガワ1/72
    『00855 F-4JファントムII“CAGバード”』
     キット付属デカール使用

F4navyver_1_02_ まーそんなわけで、さっそく塗り始めたんですが、例によって最初の頃は作業机の上がぎっしりになるんですよね~(笑)。

 ちなみに、カナックとスコーピオンは未だに棚の中にしまえなくて、ブースの天井に載っけてあります。2枚目の写真にカナックのお尻が写ってますよ。(^◇^;)

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007.08.17

読書録:「情報将軍 明石元二郎」豊田 穣

Akashigenjiro2情報将軍 明石元二郎
 ロシアを倒したスパイ大将の生涯
豊田 穣
光人社NF文庫
\680
1994年9月15日発行

2007年8月15日読了

 62年前の暑い夏を偲びつつ、今年の『終戦記念日あたりに戦争の本を読む』企画第1弾である。もっとも太平洋戦争ではなく日露戦争の時代であるが。「戦争は戦闘だけではない」というわけで、今回は裏方の仕事を描いた作品を選んでみた。

 本書の主人公・明石元二郎は、明治の日本と一触即発状態にあった帝政ロシアを内部から揺さぶって、日本との戦争どころではなくしてしまおうという目的のもと、ヨーロッパじゅうを駆け回ってロシアに対する抵抗勢力を援助し煽ってまわった帝国陸軍の軍人である。いうなれば日露戦争開戦前からロシアに対する情報戦と神経戦を仕掛けていたわけである。この策動がのちにロシア革命を経てソビエト社会主義共和国連邦の誕生へと繋がり、時のソ連の指導者レーニンをして「日本の明石大佐には感謝状を出したいほどだ」と言わしめたのは知る人ぞ知る話である。しかし後年、太平洋戦争末期に我が国はそのソ連に裏切られるのだから、歴史というものはわからない。

 それはともかく、明治の日本にはすばらしい力量を持った人物が、大事な時に大事なポジションにうまいこといたのだなぁ、と感嘆することしきりである。それなのになぜ、昭和の帝国陸海軍はあれほどに“情報”というものを軽視したのであらうか。この時明石がなしえたものを帝国陸海軍が重視し、もっと情報戦に力を入れていたなら、太平洋戦争の趨勢はかなり異なったものになったに違いない。さらに、これだけの後方攪乱活動をほとんど一人で行えるだけの人物が、平成の我が国にいるだらうか。というより、その重要性を認識している人物がいまの政府内にいるのだらうか、と思うとどうにも情けない思いがするのである。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007.08.15

デジ一眼、買いマスタ!\(^o^)/

 今日は靖国神社に参拝してきたんですが、その様子は裏ブログでどうぞ。ここではそのあとのことを書きます。靖国神社を出た後、神保町まで歩いてまずは文華堂書店に行きました。探していた世傑新版の「F4Uコルセア」を無事ゲット。某所でイタレリのF4U-7を入手したものの、資料が全くなかったので買わねばと思っていたのです。次いで地球堂に行ってまたぞろパブラの椅子を物色。KM-1×2、F-80/T-33用×2、F-5/T-38用×2、SJU-4、MB Mk.4の計8個をゲット。今回のKM-1で、ようやくコンドルのMiG-25とMiG-25Uに使う3個が揃いました。

 そして2ヶ月前同様、またまた炎天下の靖国通りを東に歩いてアキバまで。途中のスタバで休んだのも2ヶ月前と同じです(笑)。アキバに着いたらまずはイエローサブマリンスケールショップを覗くも何も買わず。次にホビーステーションに行ってアズテックデカールのエクアドル空軍機用をゲット。これはストックのA-37に使います。ミラージュF.1のもあるし。(^o^)

 そしていよいよアキバに来た一番の目的、ヨドバシカメラに向かいます。ワタシがいま使っている一眼レフカメラは、17年前に買った銀塩のコンタックス167MTです。いまだにマニュアルフォーカスです。もういつ壊れてもおかしくありません(爆)。てことで、ぼちぼちデジ一眼もよろしいのではないか、と。幸い夏の茄子みたいなのがあって懐も潤沢、これはいよいよ機は熟したか? とここ数日某所で怪しい仲間(爆)からいろいろアドバイスをいただいて、とりあえず見てみようかとヨドバシに行ったわけですよ。

 3階の売り場で実機を手に取り店員を質問責めにすること小一時間。現物を目の前にするとダメですね、結局買っちまいましたよ。モノはニコンD40xのダブルズームキットでございます。まぁ、ここ数年の一眼レフカメラの使い方を考えると、レンズ交換は滅多にしませんし、他にレンズを買いそろえるようなこともまずないでせう。なので18-55mmズーム55-200mmズームの2本があればまず大丈夫だらう、と。この内容で108kという価格も背中を押しました。最終的には2GBのSDと若干のアクセサリーを足して115kくらいで収まったので、ヨドバシポイントのことも考えればまずは良い買い物をしたのではないかと思いたい。(^◇^;)

 さぁ、25日の横田がコイツの初陣かな、と思いつつカメラバッグを開けたら、167MTと一緒に未使用の36枚撮りフィルムが4本も出てきました(爆)。まだまだ枯れちゃいないぜ、最後のご奉公をさせろ、ということなのでせうか。25日は両方持っていって撮り比べでもしようかしらん。でも横田ぢゃ4本は使い切れないなー。どうしたもんだか。あと、その167MTは下取ってくれるとこあるんだろか。ヤフオクで売れるのかな。(~。~;)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.08.08

できたどー!!(ハセモノ1/72 F-89Dその4)

F89d_07a_ 製作記4回目にしてもう完成でゴザイマス。出来が良いキットを1機だけ作る、ということが如何にラクか、ということを痛感したいましたよ(笑)
F89d_07b 唯一失敗したのはコクピットの取り付け位置で、キットにしっかりとしたガイドがないので1mmほど後方に付けてしまったことです。おかげでキャノピーフレームとの位置関係がおかしくなってしまい、キャノピー開状態での製作を余儀なくされました。ホントは閉めたかったんだけどな。(´・ω・`)ショボーン
F89d_07c_ この写真を撮っている時に、左右翼端のロケット弾ポッドの角度が揃ってないんジャマイカ? という疑惑が発覚しまして。('。`)ソンナァ
 
F89d_07d_ この写真を撮る前に手でねじって修正しました。(^^ゞ
 
 
F89d_07e_ 手を入れた数少ない点は機首に集中してまして、左右非対称の位置に付いているピトー管をプラ板と伸ばしランナーで自作したことと、風防に付くワイパーをやはり伸ばしランナーで自作したことだけです。あ、他にもロケット弾ポッド外舷に付く翼端灯をでっち上げたっけ。(^◇^;)

 マーキングは64th FIS(第64戦闘迎撃飛行隊)所属の“SWING SHIFT SKIPPER II”(S/N51-11363)で、キット付属デカールを使っています。フィルムは薄くシルバリングも起こさない良質なデカールでした。ちなみに、このニックネームはもともと太平洋戦争中にフィリピン方面に展開していた547th NFS(第547夜間戦闘飛行隊)に所属していたP-61Bブラックウィドウ(S/N42-39440)(リンク先を真ん中へんまでスクロールしてちょ)に付けられていたもので、同じノースロップ製戦闘機ということで本機が受け継いだものだそうです。
 
F89d_07f_ てことで、7月から開催して参りました『勝手に50年代の複座で直線翼で武装はロケット弾だけな迎撃機祭り』はこれにていったん終了といたします。F-94のいいキットがないのが残念だなぁ。レベルのF-89並の出来のキットがあれば続いて作ったんだけどなぁ。エレール? エマー? なんですかそれ。(^。^;)ヨホホホ

\(^_\)ソンナハナシハ(/_^)/コッチヘオイトイテ

 昨日届いたデカールのご紹介。某所で入手したドイツレベル1/144のエアバスA300-600ST“ベルーガ”があるのですが、デカールが黄ばんでしまっていて使い物にならないわけですよ。こりゃスキャンして自作しかないかな~、と思っていたところ、ヤフオクにベルーガ用1/144デカールが出ているぢゃありませんか。メーカー名を見たら「TwoSixデカール」だそうで。さっそくググったらサイトありました。左のフレームの「1/144 Scale Decals」をポチッとやってページを進めていくと、ををーありました!\(^o^)/

Twosix 支払いはPayPalのみなので、まずそちらの加入手続きをしてから速攻で購入手続き。価格には送料が含まれているので£10.00のみ。注文してから待つこと12日、届いたのがこのデカールでゴザイマス。一番のお目当てはもちろん、日本初来日の時に胴体に描かれていたドラクロアのあの絵です。ドットはほとんど判らないきれいな印刷です。それに心配していた「日本におけるフランス年」の日本語もなんとか読めて(笑)、まずはひと安心。このデカール、MDプリンタ製ではなさそうですが、自分でマークを切り出さないといけないようです。まぁなにはともあれ、ベルーガのデカール問題はこれで解決。あとはいつ作るか、ですな。(^。^;)ヨホホホ

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2007.08.05

まだ3回目なのに(ハセモノ1/72 F-89Dその3)

F89d_03_ 先週の土曜日にエアブラシを更新したわけですが、それ以来サソリタソの製作記は書いていないわけです。その後8日間でどこまで進んだかを順番に。この写真は7月30日(月)の晩の状況です。新らしく買ったエアテックスのエアブラシを早速使ってみたんですが、いやー新しいものはいいですね~。ベースの銀(ガイアのスターブライトジュラルミンを使用)は前のエアブラシで吹いた最後の色なんですが、以前ガイアのブライトシルバーにスミ入れしてちょっと悲惨なことになったので(ここ参照)、全体にクリヤーを吹いてから(これは29日(日)に済ませておきました)いよいよ新エアブラシの出番。マスキングをして赤、黒、ガンメタ(排気口回り)、クレオス#104(脚周り)の4色を吹くのに、マスキングの時間も含めて2時間ほどで終わりました。エアブラシの掃除が面倒くさくない、ということがこんなに楽しいことだったとは。(*´∀`*)

F89d_04_ 31日(火)から8月1日(水)にかけてタイヤの黒とか垂直尾翼端のグレーなど細かいところを塗って、2日(木)には排気口を取り付け、あんよも生えました。排気口は左右胴体パーツを貼り合わせる前に仮組みをして、胴体内部にストッパーを付けておいたほうがいいみたいです。排気口パーツは外側から付けるよう指示されてはいますが、ちょっと力が入りすぎると中に落ち込んでしまいます。お陰でちょっと汚れてしまいました。(´・ω・`)

F89d_05_ 3日(金)4日(土)は弄れず、今日はまずお昼前にコピックモデラーの黒でスミ入れ。クリヤーの上からだからでせうか、なかなか色が付きませんですた。

F89d_06_ 次いで、夕方までにデカール貼りを終えました。以前静岡のハセガワジャンク市で同じデカールを入手していたのが、ここで役に立ちましたよ。やはり『備えよ常に』ですね。(^^)v

 この塗装例に使うデカールは、赤に被さる部分の文字や国籍マークにあらかじめ銀色の下地を付けてくれているのですが、この銀がクレオス#8みたいな色調で、今回使ったスターブライトジュラルミンとは明らかに違っているのでそのままでは使えません。主翼の国籍マークと「USAF」の文字は、同サイズの下地なしバージョンがあるのでそちらを使えるのですが、胴体に貼る国籍マークと「FV-363」のバズナンバーは下地なしバージョンがありません。仕方がないので国籍マークは懐かしのハセガワデカールの「アメリカ国籍マーク集」から同サイズのものを使用しました。バズナンバーのほうはそう簡単にはいかず、数字は垂直尾翼に貼るシリアルナンバーと同じ大きさだったので2枚目のデカールから切り出して使用、「FV」の文字は同じ大きさのものを、使い差しのマイクロスケールデカールにあった「VMFA」から切り出して流用しました。

 主翼端のロケット弾ポッドは、赤に塗った上から緑色のデカールを貼って透けたらイヤなので、あらかじめデカールの形にマスキングをしておいたのですが、このマスキングが若干大きかったようです。おまけに前端部分はデカールが足りず、ここも2枚目のデカールから切り出して埋めました。

 ということで、あとはデカールが乾いたら尾翼を付けて、半ツヤクリヤーをかけたらコクピットとキャノピーのマスキングを剥がして、キャノピー、翼下増槽、翼端ロケット弾ポッドを付けたら完成でありまつ。来週の今ごろには「できたどー!」と書けるのではないかと。(^o^)

 ・・・あ、翼端灯がない。orz

| | コメント (2) | トラックバック (0)

暑い日に屋外をうろうろした後の飲み会はサイコーですね(*´∀`*)

 昨日は都内に出る用事があったので、恒例の模型屋巡りを敢行いたしました。暑いのに(笑)。まずは汗を拭き拭き代々木八幡のジャーマンホビードラへ。ドラではただいまHP開設一周年記念バーゲンを実施中なのですが、その初日に買った品物(トランペッター1/72のガネット、ドイツレベル1/72のF-16A、ベルギーのPJプロダクション1/72のハンターF.6用レジン製改造パーツ)を引き取りに行ったのです。ついでにセルビアのリフトヒアデカール1/72の、ユーゴスラビア空軍のF-84G,F-86D/F用も1枚お買いあげ。

 次いで汗を拭き拭き地下鉄で神保町の地球堂へ。なぜかまたガネっちん(=nif者のグラマンガネットさん)と遭遇。この店に来ると2~3回に1回は誰かnif者と会っているような気がするのはなぜなのでせう。それはともかく、お目当てのパブラのMiG-25用椅子は在庫なし。P-80/T-33用の椅子2個と、ステンセルSJU-4(AV-8A/B、独アルファジェット用)1個を購入。SJU-4のほうはアルファジェットに使いたいんで、もう1個は買わないと。このあと汗を拭き拭き用事を済ませて、まだ時間があったので汗を拭き拭き渋谷の森の里くらぶを覗くもめぼしいものはなし。

 夕方からは汗を拭き拭き川崎のいつもの店へ行き、ゆずこせう先生主催の暑気払い大会に参加。ゆずこせう先生、milk32+さん、IKEさん、青井さん、降下猟兵さん、それにこの飲み会のためにわざわざ仕事先の大連(ちうごく)から飛んで帰ってきたSPOOK御大の計7人で、4時間半の大盛り上がり。SPOOK御大からは『実機に貼るデカール』も頂いちゃって、実に充実した時間を過ごさせていただきました。(*´∀`*)

Syukaku070804 てことで昨日の収穫は←写真の如し。真ん中に写っているシャークマウスの入ったデカールは、ロシアのベゲモト1/72のMiG-25用で、これは別ルートでnif者の本田さんに確保していただいていたものが、ちょうど昨日届いたのでした。一番上の黄色い牽引車マークが入ったシートが『実機に貼るデカール』で、これはF-4EJ改の機首左側面にあるアーマメントプラカードの右下あたりに貼るものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.08.02

読書録:「南の川まで」野田 知佑

Minaminokawamade2南の川まで
野田 知佑
新潮文庫
\400
1999年2月1日発行

2007年8月1日読了

 2年ぶりに野田知佑を読む。梅雨明けの暑さには水面上1mの涼しさが欲しいところである。本書は今までの北米紀行とはうって変わって、ニュージーランドやフィジー、インドネシアというタイトル通り“南の川”紀行がメインである。北米や、イギリス人が作った国であるニュージーランドなどでは颯爽と自然に溶け込む著者だが、やはりアジアの混沌の中ではそうはいかない。インドネシアの川下りは調子が狂いっぱなしでホトホト疲れたようである。紀行の最後が投げやりなところにそれが垣間見えて可笑しい。

 後半のエッセイは、いつものごとく“日本の河川行政との闘いの日々”を綴ったといってもいいような具合である。まぁ確かに長良川河口堰だの諫早湾干拓(本書とは関係ないが)だの、一度走り出すと滅多なことでは止まらない日本の開発行政には困ったちゃんな面が目に付く(だから島根県の中海干拓・淡水化事業が中止になったのは画期的なことなのだ)。ただ立場を変えて見れば、源流から河口までの距離が短く、急峻な山を一気に駆け下りて海に注ぐような地勢が多い我が国の川には、ある程度の治水事業が必要なこともまた事実。それに事業者側から見れば『たまに来て遊んでるだけのヤツに言われたくはない』という意見もまたあるわけで、ここに我が国の自然保護に関わる市民運動の難しさがあるのだらう。たぶん、守るべき自然を有する自治体やそこの住民に、「カネはないけど心が豊かならいいじゃないか」という価値観を持たせない限り、自然保護運動というのはうまく回らないと愚考するのである。どんな山奥でもテレビが映り、マスコミが拝金主義を煽る今の世の中でそれができるか、といったらすんごく難しいだらうな、とも思うのだが。(~。~;)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »