« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »

2007年9月

2007.09.29

2007年下総航空基地開設記念行事

Panfu 割と近いのにスケジュールが合わなかったり木更津などを優先したり(爆)でなかなか行けなかった海自下総航空基地祭。今年はミク友シャドさんの誘いなどもあり、翌日の木更津や館山を放っぽって早々に行くことに決めていた。駄菓子菓子、天気は無情にも雨。それでもめげることなく0530起床、0630に家を出て宮崎台0643発の各停に乗り、溝の口で急行に乗り換えたら表参道で千代田線の常磐線直通我孫子行きに乗り換え、さらに松戸で新京成線に乗り継いで新鎌ヶ谷駅に着いたのが0823(こんなに細かく書くのは備忘録も兼ねているからである。なんせ初めて行く基地なもんで(^^ゞ)。駅前のジャスコの前のバスターミナルから無料のシャトルバスに乗って15分、0845頃に下総航空基地に到着。2時間ちょいかかるのね。フムフム(._.)¢メモメモ


P3c_f03 小雨交じりの天気で始まった航空祭。地上展示機は7機種7機だけとチョー少ないがこれは想定の範囲内。むしろ外来機がいたことに驚いたりもして(爆)。ほかにミニバイクにハリボテを被せた“ミニP-3C”もあって走行デモを行った。なお悪天候のため、朝イチでP-3Cが飛んだ(これは天候偵察)あとの飛行展示はほとんど全て中止となったため、昼前に早々に撤収したのだが、その後で下総航空基地隊のUH-60Jが飛んだとのことであった(爆)。


P3c_5047b なにしろ展示機がたったの7機なのでメダマもなにもないのであるが、実はワタシは第203教育航空隊が10年前に第206から第203と改称してから初めて部隊マークを見たのだった(爆)。ま、第206の時と比べて部隊を表す数字が変わっただけなのであるが。それでも、新規に配備されている機体はノーマークなので、今後は主翼端のオレンジ色以外はノーマークという寂しい事態になる可能性もあるのだった。見るなら今のうちか?('。`)ソンナァ


Uh60j_8963b 今年度末の海上自衛隊の大規模な組織改編で、下総航空基地隊救難飛行隊は解散することが決まっているため、航空基地祭に出るのは今年が最後である。ということで、雨を突いて飛行展示を行ったのだらうが、どうせならもっと早く飛んで欲しかったよママン。_| ̄|○


Ys11_6901c 民間からは全機退役したYS-11だが自衛隊ではまだまだ現役。下総には第205教育航空隊に6機のYS-11T-Aが配備されているのだが、この日はそのうち5機の姿を確認することが出来た。なかなか全機揃って見られないんだよね、とはシャドさんの弁。まぁ、6機もあればたいてい1機くらいは整備中だったりするんだらう。


Ch47ja 誘導路の向こうにぽつんと置かれていた陸上自衛隊第1ヘリコプター団のCH-47JAは、晴天時のプログラムで最初に行われる「落下傘降下」に使用される予定だったそうだ。早々に中止になったのだからエプロンに引っ張ってきて地上展示機にしちゃえばよかったのになぁ。特に珍しい機体というではないが、賑やかしということで。(^◇^;)


Tc90_b 徳島から来た第202教育航空隊のTC-90は14号機。現役のうち最古に近いのではないだらうか。


Ulp_quicksilvermx_a 市内に関宿滑空場を有する千葉県野田市はスカイレジャーが盛んで、格納庫内には野田スカイスポーツ振興会に所属するクラブが所有するULP(ウルトラライトプレーン)やジャイロプレーンラジコン機、また今年の鳥人間コンテストに参加した滑空機などが展示されていた。ULPなどは「飛行機の飛ばし方」を知るには格好の機体であらう。


Minip3c_c ミニバイクにハリボテを被せた“機体”による走行チームは各地の自衛隊基地で流行っているのか(?)、下総でも「ミニP-3C」を使ったチームの走行展示を見ることが出来た。この「ミニP-3C」チーム(名前がアナウンスされたと思うのだが忘れてしまった(^^ゞ)はブルーインパルスJr.のように走行の妙技を見せるのではなく、P-3Cが行っている活動を判りやすく見せるためのもので、最初に3機編隊での走行を見せると次に『不審な潜水艦』が登場し、それを1機が追いかけて探知し魚雷を発射して撃沈する、というストーリー仕立てになっている。魚雷が迷走してなかなか命中しないのはお約束なのだらうか。(^◇^;)


Gd_snb_e 会場内で偶然nif者(FMOKEIDではなくFAEROA)のTACCOさんとお会いしたのだが、TACCOさんの「オレはゲートガードが目的で来たから」の言葉がなかったら忘れるところであった。ということでゲートガードのKV-107IIA-3B65SNB-5SNJ-5をじっくりと眺め回す。特にバートルやSNBはレア物で、見ないで帰っていたら地団駄踏んで悔しがっていたことであらう(笑)。TACCOさんには感謝感謝である。m(_ _)m


【地上展示機と所属部隊一覧】
【海上自衛隊】
P-3C (下総教育航空群第203教育航空隊(下総))
YS-11T-A (下総教育航空群第205教育航空隊(下総))
UH-60J (下総航空基地隊救難飛行隊(下総))
T-5 (小月教育航空群第201教育航空隊(小月))
TC-90 (徳島教育航空群第202教育航空隊(徳島))
SH-60K (第51航空隊第513飛行隊(厚木))

P-3C (下総教育航空群第203教育航空隊(下総)) ※展示機以外
YS-11T-A (下総教育航空群第205教育航空隊(下総)) ※展示機以外

【航空自衛隊】
C-1 (第2輸送航空隊第402飛行隊(入間))

【陸上自衛隊[展示機以外]】
CH-47JA(第1ヘリコプター団第2ヘリコプター隊第1飛行隊(木更津))

オマケの写真はこちら


 ゲートガードを撮り終わったら1130ごろ。雨も止みそうにないし撤収することとする。シャトルバスで新鎌ヶ谷駅まで行き、ジャスコの中で昼食を取ったあと、帰りはルートを変えて北総鉄道に乗ることにする。ちょうどやってきた都営浅草線経由京急線直通の羽田空港行きに乗り、押上で半蔵門線に乗り換える。このまま乗っていれば宮崎台に着けるのであるが、朝のルートに比べると乗り換えは1回で済む代わりに運賃は300円以上も高く付く。これは北総線が高いせいである(爆)。ちなみにこの日は神保町で途中下車して地球堂やら文華堂書店やらに寄り道したので、RTBは1530過ぎになってしまったのことよ。(^。^;)ヨホホホ

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2007.09.24

収拾がつかん…(ハセガワ1/72F-4海軍型(1)その3)

 夜遅くなると面倒になるので早めの更新をば。

F4navyver_1_06a_ この1週間の進展。まず、ミサイル・パイロン・増槽のぶら下げ物3種が終わりますた。合計24発のミサイルに帯を巻く作業はまさに修行をしている気分(笑)。またぞろ忍耐力が養えました。これで福田内閣誕生のニュースも平常心で聞けるってもんです(違

F4navyver_1_06b_ またぞろウンチク。新版ファントムの途中改修点をもうひとつ思い出しました。それがこのセンターラインの600gal増槽の断面形で、右が改修前、左が改修後です。ご覧になってお判りの通り、改修前はまるでアヒルちゃんです(爆)。困ったことに、これを忘れていて改修前のパーツで組んだ増槽にVF-31のマーキングをしてしまいました。あーもったいない。ノーマークの白い増槽は他に3本あって、中には改修後のものもあるのに。ちなみに左はVF-14のマーキングで、赤い部分は全てデカールです。

F4navyver_1_07_ 細かいモノがひとつ終わったので、次の細かいモノであるところの脚周りの塗装に移ります。とりあえずベースホワイトを吹きました。真ん中へんに、棒の右側に同じ小さなパーツがわらわらと生えている物体が突っ立っていますが、これは切ったランナーの片側に小パーツを瞬着でくっつけたものです。こうしないと洗濯バサミがいくらあっても足りません(笑)。

F4navyver_1_08_ 塗装の合間に、機首やら主翼やらの組み立てをちまちまと。機首パーツはスジボリが浅くて継ぎ目消しをすると消えてしまうので掘り直してます。これがまた細かくて大変。マーキングごとに仕様が違うので、組み立てると見えなくなる所にサブタイプとマーキングを書いて識別しています。

 さぁ、今日もこれからやりますかね。まず脚周りの白を吹いてしまいませうか。(^o^)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.09.22

読書録:「発作的座談会」椎名 誠・沢野 ひとし・木村 晋介・目黒 孝二

Hossatekizadankai2発作的座談会
椎名 誠・沢野 ひとし・木村 晋介・目黒 孝二
角川文庫
\660
1996年10月25日初版発行

2007年9月22日読了

 世知辛いご時世にはこういう肩の凝らない本がいい。もはや40年以上にもなる長い付き合いの4人が集まって、どーでもいい話をあーでもないこーでもないとどーでもよくグダグダ話したのを、これまたどーでもよく編集して1冊の本にしました、というグダグダさが、今の荒んだワタシの心には一服の清涼剤となってくれたのであった(笑)。内容? んなもんあって無きが如しだからどーでもいいのだ。(゚∀゚)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.09.17

ようやく進展(ハセガワ1/72F-4海軍型(1)その2)

F4navyver_1_03a_ ファントム量産を宣言してから早1ヶ月ですが、その間遅々として進んでおりませんですた。乙四の試験などあったので8月中は事実上ストップしていたのは確かですが、その後の半月も目立った進展はなし。なぜなら写真のようなことをやってたからです。製作開始直後の気分が盛り上がっている時に、脚周りとかぶら下げ物(今回はAAMと増槽だけ)とかの細かいパーツの整形などを済ませておくと、あとがすんごくラクなんですね。なのでこの半月ほどは、ひたすら細かいパーツを切り出してはナイフでパーティングラインをちまちまと削る日々でありました。

F4navyver_1_03c_ で、そんな日々もとりあえず一段落、この3連休でようやく塗装を開始したわけでゴザイマス。まずはぶら下げ物の塗装から。作っている6機は全て1960年代から70年代までなのでAAMは白だけですし、機体塗装は1機を除いて上面ライトガルグレイ/下面インシグニアホワイトなのでパイロンや増槽もほとんど白。1機だけ全面ライトガルグレイなのでその分のパイロンと増槽はそのようにしてます。

F4navyver_1_04_ 塗装の乾燥待ちの間に、昨日のウチにインパネのデカールを貼っておいたコクピットを組んでしまいます。後席の操縦桿用の穴を埋めてないぢゃないかって?細かいことを気にしちゃぁいけません。覗き込まない限り見えないんだからいいんです(笑)。写真の右の方に積み重なってるのは機首下面パーツですが、前脚収納庫内が白なのでそこだけ先に塗ってあります。このパーツ、インテーク内にかかる部分が突き出して見えてしまうので、先に突き出す部分を切り取っておかないとなりません。

F4navyver_1_05a_ ささやかな問題発生。今回使用しているキットに「F-4BファントムII“VF-14トップハッターズ”」というのがあるのですが、機体はB型なのにキット付属のインパネデカールがJ型になってます(走召木亥火暴)。写真で3個並んでいるうち一番上が問題のブツ。大した問題ではないのでそのまま貼ってしまいましたが、ご覧の通り見ればすぐ判ります。参りました。このキットなぜかあと4個もあるんですよね。B/N型にするんで買ってあるんですがどーしましょ。B型のインパネをスキャンして複製する、ってのも面倒だし、無視するのが健全かな。(^◇^;)

 てなわけで、この3連休での進展はここまでです。(^^)v

F4navyver_1_05b_ ここでウンチクをひとつ。いま作っているハセガワ1/72の新版ファントムですが、1990年の発売後ほどなくして一度、少なくとも2ヶ所の金型改修がされています。ひとつがコクピットフロアで、上の3個並んだコクピットのうち真ん中では平らな後席の床が、改修後の一番下では一段盛り上がってます。これは後席のシートが低すぎるという指摘を受けたものです。もうひとつがウィンドシールドのパーツで、ゲートの位置を変えています。この上下にふたつ並んだ写真で、上が改修前、下が改修後です。ウインドシールドの側面には胴体に接する部分に枠がないので、改修前はガラス部分に直接ゲートが付いていたのですね。これでは切り出した後の整形が非常に面倒なので、改修されて接着面にゲートが来るようにしたというわけです。

 しかしまぁナンです、このファントムに懸けた情熱でF-102とかF-106をリメイクしてくれたらウレシイんだけどなー。ハセガワさんどうよ?(´・ω・`)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.09.12

ご報告(^o^)/

 9月2日に受験した乙種第4類危険物取扱者の試験、無事合格いたしました。これもみな、生暖かくヲチしてくださった皆さまのおかげでゴザイマス。どうもありがとうございました。m(_ _)m

 さ、これで肩の荷がひとつ下りたな、と。(*´∀`*)

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2007年百里基地航空祭

Hyakuri2007 9月7日に関東地方を直撃した台風9号のおかげで、関東地方は大雨が降ったのである。そうなると百里基地の駐車場がぬかるんで使えなくなる恐れが出るのである。それでなくても昨年同様、駐車場は少な目なのである。よって昨年同様、今年も航空祭前夜、8日2306に家を出たのである。道が空いていて快適なのは助かるが、クルマの中で寝るのは正直ツライ(笑)。

 与沢門に着いたのは0120ごろ。今年の駐車場待ち行列は思ったより少なくて、基地入口の交差点から200m程度であった。去年と大違いだったのは0300ごろに駐車場に入れてもらえたことである。夜中なのに出勤して入場整理をして下さった百里基地の中の人には感謝感謝である。おかげで0730ごろまでゆっくりと寝ることができた。m(_ _)m



Ksamvadz てなわけで航空祭。今年は去年と大違いでメダマがない(爆)。地上展示機は15機種33機(格納庫内展示、ブルーインパルスの7機、エアロックのピッツを含む、ただし後述の“ステルス機”(笑)は含まず)で昨年より縮小。空自機以外の軍用機の参加は陸自のヘリ2機のみで寂しい限りである。また格納庫内にエンジンなどの装備品、エプロンの北端にペトリオットシステム、91式携帯式地対空誘導弾(SAM-2)、20mm対空機関砲(VADS-1改)、81式短距離地対空誘導弾(短SAM)、移動管制塔といった装備が展示されていたのは例年通りである。

 飛行展示は、朝イチのオープニングフライト(航過飛行)がキャンセルになったほかはプログラム通り。天気予報がいい方に外れてくれたのでRF-4、F-15、F-2Aの機動飛行やブルーインパルスもきちんと飛んでくれたのだった。



F15j_on メダマ的展示はないのであるが、中央に展示されていた地元第305飛行隊のF-15J #805は兵装フル装備。いっぽう第204飛行隊のF-15J #863(最終号機の2機手前)はJ-MSIP機。J/APQ-1後方警戒装置を搭載しているため胴体後端、右のアウトリガーの先端がレドームになっている。#805は1982年度納入、#963は1997年度納入なので、この両機の生産年の間には15年の開きがあるわけである。


Rf4e_b 同じく地元第501飛行隊恒例のシャークマウス。今年はRF-4ERF-4EJそれぞれに施されていた。飛行展示を行ったRF-4Eにも描かれていたが、RF-4EJのほうは全機に描かれていたわけではないようだった。


T4_305 第305飛行隊のT-4の胴体下には機上集塵器2型が吊られ、その脇にはアタマを開けてフィルターを取り出した状態のポッドが展示されていた。北の将軍様のオイタの際に、これを吊ったT-4が大活躍したのでアピールしていたのだと思はれ。


Stealth 今年も出たステルス戦闘機。看板はもちろん、今年はパイロットのマネキンまで用意してノリノリであった(笑)。
 


Oh6d_b_ 空自以外の展示は、陸自からのOH-6DUH-1Jだけ。この2機、2週間前の横田基地オープンハウスで展示されたのと同じ機体であった。(^◇^;)


 飛行展示は、早朝に上がった天候偵察のT-4に続いて、オープニングフライトのために第305飛行隊のF-15Jと第501飛行隊のRF-4EJが上がったもののすぐに降りてしまった。待機空域の天候が悪かったためだらうか。しかしその後は天候が回復したため予定通り。

F06_38 第501飛行隊のRF-4E 2機による戦術偵察デモは湿度が高いためベイパー引きまくり。第204飛行隊のF-15J/DJと第501飛行隊のRF-4EJによる航過飛行は、機種ごとの編隊だけでちょっと物足りず。百里救難隊のU-125AとUH-60Jによる捜索救難展示は、UH-60Jが青迷彩になったので久しぶりにじっくりと見る。第3飛行隊のF-2Aによる対地射爆撃デモは、ハデにベイパーを引くものの相変わらず高度が高い。機体が小さいせいかファントム時代のほうが迫力あったような気がする、と言ってしまうとF-2が気の毒か。サニーの操縦でデモるエアロックは、機体が新塗装になって初の演技。高度も低くかなりイケてる感じがした。

F08bi_105 昼休みを挟んで午後の部最初は、第305飛行隊のF-15Jが2機デモスクランブルを行い(この部分は後述する理由のせいで見られずヽ(`Д´)ノウワァァン!!)、そのまま高機動飛行を行う。こちらもハデにベイパーを引く。トリはブルーインパルス。今シーズンからウォークダウンはなくなったのかしらん。基地上空だけ雲が切れている、的な空模様だったせいか、途中までは第一区分だったのに「キューピッド」を最後に垂直系の演技をせず、「スター&クロス」はもちろん「さくら」もやらずにロリコンにいってしまった。ちょっと物足りない的。(´・ω・`)



 天気予報がいいほうに外れて晴れたのはいいのだが、思いの外暑くなったため売店の飲み物の供給が追いつかず、昼時にほぼ全ての飲み物が売り切れるという事態に。おかげで「飲料難民」になってしまい40分も行列してようやく手に入れることができた。急いでエプロン地区に戻ったらもうデモスクランブルは終わっていたのことよ。ヽ(`Д´)ノウワァァン!!


【地上展示機と所属部隊一覧】

【航空自衛隊】

F-15J (第7航空団第204飛行隊(百里))
F-15DJ (第7航空団第204飛行隊(百里))
F-15J (第7航空団第305飛行隊(百里))
F-15J (第7航空団第305飛行隊(百里)) ※3機、デモスクランブル用
RF-4E (偵察航空隊第501飛行隊(百里))
RF-4EJ (偵察航空隊第501飛行隊(百里))
T-4 (第7航空団第204飛行隊(百里))
T-4 (第7航空団第305飛行隊(百里))
U-125A (航空救難団百里救難隊(百里)) ※飛行展示実施
UH-60J (航空救難団百里救難隊(百里))
F-2A (第3航空団第3飛行隊(三沢))  ※2機、うち1機は飛行展示実施
T-4 (第4航空団第11飛行隊“ブルーインパルス”(松島)) ※7機
T-7 (第11飛行教育団(静浜))
C-1 (第2輸送航空隊第402飛行隊(入間))
T-400 (第3輸送航空隊第41教育飛行隊(美保))
U-4 (航空総隊司令部飛行隊(入間))
CH-47J(LR) (航空救難団入間ヘリコプター空輸隊(入間))
U-125 (飛行点検隊(入間))
ペトリオット、短SAM、VADSなど

《格納庫内展示》

F-15J (第7航空団第204飛行隊(百里)) ※2機
RF-4EJ (偵察航空隊第501飛行隊(百里))

《展示機以外》

F-15J/DJ (第7航空団第204飛行隊(百里)) ※飛行展示用
F-15J (第7航空団第305飛行隊(百里)) ※飛行展示用
RF-4E/EJ (偵察航空隊第501飛行隊(百里)) ※飛行展示用
T-4 (第7航空団第204飛行隊(百里)) ※飛行展示用

【陸上自衛隊】

OH-6D(東部方面航空隊東部方面ヘリコプター隊第1飛行隊(立川))
UH-1J(東部方面航空隊東部方面ヘリコプター隊第2飛行隊(立川))

【民間】

ピッツS-2B(エアロック)

オマケの写真はこちら



 今年もブルーインパルスの飛行中からじわりじわりと出口に向かって移動開始。「コークスクリュー」が終わったのを見届けて撤収開始。途中にあった売店でテキトーなお土産を買い(「のりもの倶楽部」の売店でデカールも買ってみたり(^^ゞ)、駐車場に戻ってクルマを出したのが1440ごろ。今年はまったく渋滞らしい渋滞がないまま潮来ICまで走り、東関道で都心を目指す。しかし都心方面の首都高はあちこちで詰まっているのでそのまま湾岸を南下し、横浜-第3京浜経由で帰宅したのはなんと1750ごろであった。こんなに早く帰れた百里は初めてであった。(^^)v

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.09.09

空自百里基地航空祭に行ってきました!(^o^)/

0_blog_f2a 「ドン曇り」の天気予報がいいほうに外れました。雲は多いものの終日晴れまして、飛行展示も予定通り行われました。横田焼けが退けてきたと思ったらまた焼けてしまいました。ブルーインパルスは途中から課目を変更したようで、「キューピッド」のあとは垂直系の演技を行わず、「スタークロス」も「さくら」もやらないでロリコンいっちゃいました。(´・ω・`)

0_mixi_rf4ej 今回はとにかく、「戦闘機系の速い飛行展示をD40xで撮ってみる」というのが主目的でしたので、特にメダマとなる地上展示機や飛行展示があるわけでもないのに、デジ一眼とコンデジで計499枚も撮ってしまいました。そのうち444枚がデジ一眼で、中にはクローズアップもありますがほとんどが飛行展示を撮ったものです。で、まともに使えるのはそのうち5%もないくらいですかね。ヽ(`Д´)ノウワァァン!!

0_mixi_f15j ここに載せたのは、数少ない使えるコマの一部です。まーとにかくピントが合わないのかブレてるのか、ほとんどのコマがダメぽです。シャッタースピード優先モード(午前中は1/125、午後は1/250)で撮っているのですが、今までのMFのつもりでレンズを振ってシャッターを押すと、その時にはもうフォーカスエリアから外れてるのか、あるいはピントが合ってなくてもシャッターが下りてるみたいです。これはD40xでフォーカスモードを「AF-C」に設定してるからなんでせうかね。

0_blog_bi そのフォーカスエリアも、左右と中央の3ヶ所すべてを有効(ダイナミックAFモード)にしておくと、時に勝手に右とか左とかのエリアでピント合わせをしてしまい(そこには背景の空しかないのにorz)、ファインダー内の視界がボケボケになって被写体の位置すら判らなくなってしまいます。なので中央に固定(シングルエリアAFモード)しておくと、今度は例えば2機編隊なんかの時に両方を均等にファインダー内に納めようとすると、フォーカスエリアに収まる部分が両機の間の空になってしまうので、ピントを合わせてくれないという具合でして。このへんは試行錯誤しかないんでせうかねぇ。案外デフォルトの「至近優先ダイナミックAFモード」で上手くいったりして。

0_blog_airock ただ悪いことばかりではなくて、初陣の横田では空を背景にすると撮った写真全体が青っぽくなっていたのが、今日はちゃんとした色が出ていたことですか。どこを弄ったから直ったのか、そこが判らないのがアレなんですが。(^◇^;)

0_blog_uh60j それにズームレンズの操作にもまだ慣れてませんしね。17年間使ったMFの時は「ズーミングは前後、ピント合わせは左右回転」という左手の動きだったので、D40xの「ズーミングは左右回転、ピント合わせは不要」という動きが反射的に出てこなくて、構図が決められないことが多々ありましたし。慣れるには数をこなさないとなので、次は23日の立川に行ってしまおうかな、とか。それとも29日の下総とか30日の木更津のほうが動きが激しそうだからいいかしらん。ホントは全部行きたいけど、それは無理。(^◇^;)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.09.05

読書録:「未知の剣」渡辺 洋二

Michinotsurugi2未知の剣
 陸軍テストパイロットの戦場
渡辺 洋二
文春文庫
\629
2002年12月10日第1刷

2007年9月2日読了

 『終戦記念日あたりに戦争の本を読む』企画第2弾は、安心して読める渡辺氏の本にする。東京の郊外、福生飛行場に於いて、日本陸軍が使用する航空機を始めとする航空兵器が実戦に使えるかどうかを見極めるため、腕利きのパイロットが集まってテストを繰り返した陸軍航空審査部飛行実験部。戦闘部隊ではないが時には最先端の戦闘機を駆ってB-29邀撃にも出撃した通称“審査部戦闘隊”、あるいは関東の防空を担当する陸軍第10飛行師団司令部からは“福生飛行隊”と呼ばれた組織の、発足から敗戦による消滅までの物語が本書である。

 組織の性格上、様々な新兵器が登場するのだが、「これがもっと早く実用化されていれば」という思いは当然として、同時に「なぜ我が国ではこれが作れなかったのか」「なぜこれがきちんと運用できなかったのか」という思いにも駆られる。アメリカが当たり前に実用していた機械を我が国はまともに作れないという、彼我の工業力の絶望的な差を見せつけられる思いがするのである。それは、陸軍の最先端の航空機を、最高の技量で整備し最高の技量の操縦者が飛ばす審査部戦闘隊をもってしても、B-29やP-51に対抗するのは容易ではなかったという事実を見せつけられるからであらう。中国大陸で捕獲したP-51Cの整備を任されたキ61(三式戦闘機「飛燕」)整備班の名取大尉は、実機を前にしてすぐに「これは勝てない」と落胆したのだが、読者も同じ思いを抱くのだ。先の戦争でなぜ日本は勝てなかったのか、その理由の一端を知ることができる作品である。

 余談だが、本書を読んでいる時にちょうどアメリカ空軍横田基地のオープンハウスがあった。横田基地はすなわち福生飛行場の今の姿である。炎天下の広大なエプロンを歩いてF-16やC-130や、あるいは日の丸を付けたF-15を眺めながら、62年前まではこの空を「飛燕」や「疾風」や「隼」が舞っていたのだなぁ、と感慨深かったものである。

 さらに余談だが、スイートから発売中の1/144スケールキットに「P-51B/C POW (捕虜) マスタング」という製品がある。枢軸国や中立国に捕獲されたP-51BやP-51Cが再現できるデカールが付属しているのだが、本書に登場した日本陸軍に捕獲されたP-51Cももちろん再現できる。今年の静岡ホビーショーで買ったものが手元にあるので、なんだか作りたくなってきたのであるよ。(^o^)

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007.09.02

トンネルを抜けるとそこは模型屋だった(爆)

 乙種第4類危険物取扱者の試験、本日午前に受けてきました。思い起こせば7月上旬、「受 け な い か」という心の声(笑)で始まった、約2ヶ月間の勉強期間もようやくお終い、これで心おきなく遊べます(爆笑)。なお合否の発表は12日です。受験者に直接郵送で結果が知らされるほか、1200以降にこのページにも掲示されます。もうドキがムネムネしますよ。((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

Syukaku070902 ま、そんなわけでがんがった自分にご褒美、ということで試験が終わったら模型屋さんに行くのはもうお約束。受験会場の県立神奈川工業高校は東横線東白楽駅前にあって、JR東神奈川駅までは歩いていけるので、モケイラッキーが移転前なら楽できたのに、と思いつつ東横線に乗って横浜へ。まずは駅から10分以上も歩いて、セール中のレオナルド横浜店(レオ2)に向かいます。特にめぼしいモノはありませんでしたが、35%OFFに惹かれてハセガワ1/72の「RF-4CファントムII“U.S.A.F.”」とNBM21デカール1/72の「航空自衛隊F-4EJ改コーションデータ」をゲット。

 次にラッキーベイフォートに向かいます。ラッキーベイフォートの最寄り駅は京急日ノ出町駅なので、横浜駅に戻って京急に乗るのがフツーです。ところが横浜駅に向かって歩き出してすぐ、「そういや平沼橋って駅が京急にあったよなぁ」と思ってしまったのですね。もちろんこれは間違いで、平沼橋駅は相鉄なんですけど、歩いている時はそんなことなどつゆ知らず、「よし、平沼橋駅を目指そう!」と意気揚々と平沼橋を渡っていったわけですよ。もちろん、そこからは相鉄の平沼橋駅は見えず(見えてもそうとは思うまい(笑))、正面には京急の高架が見えるので、「アレを右に行けば駅なんだよな」と信じて歩いていたんですが、当然のことながら駅があるべき場所にはかつての平沼駅の廃墟しかありませんでした。

 ご存じの方もいらっしゃることでせうが、京急(当時は東急の一部)の平沼駅は1943年に営業を休止してるんですね(ワタシはさっきググって初めて知りました(^^ゞ)。この駅は1945年の横浜大空襲で被災し、今も当時の姿を留めているそうですが、構内は立入禁止になっていて中を伺い知ることはできません。ともかくここから京急に乗れないことはわかりました(爆)。しかし横浜駅に戻るより次の戸部駅に行くほうが結果的には早そうなので(戸部、日ノ出町ともに各停しか停まりませんし)、そのまま戸部駅まで歩きましたよ。レオ2を出てから30分くらいは歩きましたかね~。いい運動になりました。('。`)

 ラッキーベイフォートに着いてまず、マイミクのタカタカマルさんが作られたハセガワ1/32Me262改造のスケルトンモデルを穴が開くほど眺めたあと、スウェーデンのフライングカラーズエアロデカール1/72のグリペン用2種とビゲン用、計3枚のデカールとパブラの椅子3個をゲット。グリペン用は、F7航空団第2飛行隊の“猫の手”マークを背中に大描きした単座のC型用と、スウェーデンのマーキングのままイギリス空軍の王立テストパイロットスクールで使われている複座のD型用です。ビゲン用は、各型で使えるコーションデータ2機分と機番や航空団のクレストなどが入ってます。今日の一番の目的が早々と達成できていと嬉し。(^^)v

 まだ時間も早いので京急に乗って品川まで行き(横浜~品川間は特急に乗って、関東の私鉄にあるまじきスピード感を体感したのは言うまでもありません(笑))、さらにJRでアキバまで。レオナルド本店に行くもめぼしいモノはなく、モデルデカールNo.96のみゲット。ケイワンを覗くもなにも買わず、最後にイエサブ秋葉原スケールショップに行ってまたぞろパブラの椅子をゲット。ここでnif者でマイミクのなかがわさん本田さんが怪しいブツの受け渡しをするところをたまたま目撃してしまったので、そのまま拉致されてルノワールで小一時間ダベってから帰りましたとさ(笑)。

 さー、これで明日の晩からは何の気兼ねもなくファントムをがしがし作れるぞ、と。\(^o^)/

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »