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2007.12.07

読書録:「オデッセイの脅威を暴け」クライブ・カッスラー

Trojan_odyssey_a2Trojan_odyssey_b2オデッセイの脅威を暴け(上)(下)
クライブ・カッスラー/訳・中山 善之
新潮文庫
\667(上・下とも)
2005年6月1日発行(上・下とも)

2007年12月7日読了

 いくら研修があって本を読む時間がたくさん取れたからって、前に読んだシーナマコトのエッセイより早く読み終わるなんてどんだけ~!的。まぁそれだけダーク・ピットシリーズは面白いということなのである。(*´∀`*)

 第17作になる今回の敵役は、ちうごく資本をバックにした謎の企業。これがまた地球規模の厄災を起こし、その混乱に乗じて自分たちが経済を支配してしまおうという、とんでもない悪巧みをしているのである。でも物語は2006年夏の設定だし、あの場所であれだけの規模であんなことしてたら、きっと Google Earth にバッチリ写っていると思うのだがなぁ(笑)。

 それはともかく、新潮文庫では初めてのダーク・ピットシリーズ「QD弾頭を回収せよ」(原題:Vixen 03)が刊行されたのが1980年。以来ほぼリアルタイムで新潮文庫のダーク・ピットシリーズを読んできたが(リストはこちらを参照)、本作品では前作「マンハッタンを死守せよ」のラストで父親ピットとの再会を果たした双子の兄妹、ダークとサマーが物語の半分を受け持っているのである。そりゃぁ27年も経てばピットも親父になるんだなぁ。ジョルディーノも身体の節々が痛むと嘆くし、ワタシもすっかり歳を取ったモンだと、改めて感じ入ってしまったものであった。ヽ(`Д´)ノウワァァン!!

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