色決めで疲れる(´ー`)フウッ(海王様七人衆その0)
静岡ホビーショー合同展示会の日程が5月17・18日と決まったのを受けて、いよいよ海王様七人衆の製作を始めようと思ふのであります。まずは使用する色を決めて塗料を用意しなければなりません。今回作るキットはのメーカーはドイツレベル×3とフジミ×4。このうち日本語のインスト通りに作るフジミの3機はとりあえず置いといて、まずインストがドイツ語のドイツレベル、ウェストランド・シーキングMk.41(ドイツ海軍)から始めませう。
実のところこれもインストの通りに作るんですが、問題はドイツレベルのキットなので色指定がレベルカラーだけだということ。FSナンバーなんて書かれてませんし、RALナンバーもごく一部だけ。グレイだのブルーだの言葉で言われたって判りゃしません。ところが手元にあるのはハンブロールの色見本帳とMr.カラーの一覧表だけ。ハンブロールの色見本帳に載っているレベルカラーの一部との対照表や、ネットで見つけた各塗料メーカーの対照表などを頼りに、まぁこんなもんだろ、という色を決めるのに2時間くらいかかりました。また、機体の外面塗装は混色で指定されているので、ネットを彷徨って実機写真をかき集めてはみましたが、欧州のシーキングはベルギー空軍のMk.48ばかりがヒットします。ベルギー人マニアがいかにヒマ熱心か、よく判ります(笑)。もっともその次に多いのが肝心のMk.41なんですが。
次に同じくドイツレベルのシーキングAEW.2(イギリス海軍)。これについては強力な資料を持ってます。1997年6月にイギリス海軍の空母イラストリアスが来日して晴海に寄港した時に、見に行って撮ってきた実機写真であります。これにフジミのウェストランド・シーキングのインストも参考にして、こちらは比較的あっさりと決められました。
ドイツレベルのシーキングを使って作るオーストラリア海軍のMk.50は、幸い使用するモデルアリアンスデカールのインストできちんと色指定がされているので、その点は困りませんでした。でも実機写真があんましないんですね~。記念塗装機なのでディテールをあまり疎かにできません。オーストラリア海軍の公式ページに載っていたノーマル機の写真で、なんとかディテールをでっち上げませう。
フジミのウェストランド・シーキングはノルウェー空軍のMk.43にします。デカールはモデルアートデカールを使いますが、デカール指定の仕様は機首にレドームが付いたりしてる最近のもの。でもキットはそんなもんあっさり無視してるので(だいたいにおいて機体がSH-3ですし)、導入初期の頃にしてやろうかと。それでもエンジンナセル脇の“こぶ”は盛り上げてやらにゃなりません。『型想い』を使ってドイツレベルのキットから型取りしようかしらん。ちなみに塗装は全面白に機首やお尻やらあちこちに蛍光オレンジ、というド派手なもので、色指定そのものはラクなもんですが、蛍光塗料は鮮やかすぎるので使わない鴨。
残り3機はシコルスキー製のSH-3、まずはアメリカ海軍のSH-3Hです。空母ミッドウェーに載っていたHS-12“Wyverns”所属機にします。もちろんハイビジですとも。フジミのSH-3H『バイバイミッドウェー』パッケージに入っているスペシャルデカールを使います。ま、塗装指示で困ることはたぶんないでせう。
次に我が海上自衛隊HSS-2B、フジミが最近出した「海上自衛隊シーキング」を使って、パッケージの写真にある館山の第121航空隊でいきます。ようやく部隊マーク付きのデカールを出してくれました。でもインテーク前の防氷カバーは相変わらずパーツにしてくれません。あいぼりいサンの自作パーツがなかったらいったいどうなっていたことか。←プレッシャーをかけてみる(笑)
最後は南極観測支援のS-61A-1。デカールになっている「ふじ」飛行科そのままでいきます。デカールでは円形になっている機首側面のペンギンマーク、実機は楕円形のような気がしますが面倒なのでそのまんま。
てなわけで、この7機をあと3ヶ月半で形にして静岡に持っていこうと思ってます。いけたらいいな。(*´∀`*)
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