仕様が決まればいよいよ海王様製作開始。バージョンによって開いている窓の位置が違ったりするので、インストや写真を見ながらメクラ穴(という言葉は使うとマズイのか?)をナイフで切ってはヤスリでしこしこと整形していきます。フジミのキットで作る4機の作業が終わり、次にレベルのキットで同じことをやります。最後のMk.50の番になって、ふとレベルのキットの表面にモールドされている様々な出っ張りや凹みを実機写真としみじみと見比べたりなんかして。「・・・これ、もしかしてフジミで作る方が楽できるんちゃう?」逆にMk.43の写真とレベルのキットを見比べると、どうもMk.43こそレベルで作った方が楽できそうな悪寒。
Mk.50というのは、どうもエンジンとトランスミッションこそウェストランド・シーキングですが、機体そのものはむしろSH-3に近い作りになっているようです。胴体左右に開いている給油口の位置がそれを物語っています。Mk.43はそこのところもウェストランド・シーキングの作り。てことで急遽逆にすることに。Mk.43用にフジミのキットに開けた窓穴を、今度はプラ板で塞ぎます。最初からMk.50をフジミ、Mk.43をレベルにしておけばまったくする必要がなかった作業なので(そもそも窓穴を開ける必要がなかったし)、正直気分は萎え萎え。ヽ(`Д´)ノウワァァン!!
てことで、窓穴とかアンテナ取り付け穴とかを開けた7機の胴体を並べてみました。まずは左半分。AEW.2とMk.50には「窓塞ぐ」とありますが、これはレベルのキットにパーツがあったのでまったくの無問題。またMk.50の「窓開ける」は、実はこのバージョン独特の位置にあってメクラ穴がなかったので、当たりを付けてピンバイスとカッターで強引にブチ開けました(笑)。また、ウェストランド・シーキングの特徴のひとつであるローターパイロン側面のコブももちろん付けました。これはレベルのキットにモールドされているコブを『型想い』+ポリパテで複製したものを貼り付けています。機体各部の穴もなかったり、逆に出っ張ったりしているのでとりあえず埋めてます。S-61AとHSS-2Bの「穴埋める」は、左側面に3つ並んでいる給油口のうち中央のもの。これはSH-3HとMk.50にだけ開いてます(この中央の給油口の存在もMk.50をフジミにした理由のひとつ。レベルのキットにはこれがモールドされてません)。
こちらは右半分。こちらはそれほど大きな変化はありませんな。
まぁとにかく、ヘリというのはバージョンごとに細かい仕様の違いがいろいろあるので、ひとつひとつ確認して再現していくのはけっこう面倒なもんです。まぁ、判明した違いをどこまで取り入れるかは作り手の考え方ですけど。ヘリの場合は、胴体下面なんか見えにくいですしね。( ̄ー ̄)
\(^_\)ソンナハナシハ(/_^)/コッチヘオイトイテ
英国の薫り高き支援物資が到着しました。国内でも出回り始めたキットふたつと、ついでにデカールが2枚。キットの方は小国者には堪えられないアイテムですよ。アルバトロスなんか2機入りなのにデカールは8機分あるので、あと3個欲しいです(笑)。ハンターのほうはとりあえずパトルイユスイスで。デカールはエクストラデカールのシーフューリー用とトゥールーズデカールのミラージュF.1CR用です。( ̄ー ̄)
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