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2008年3月

2008.03.30

でっち上げた!付いた!でも外れた・・・_| ̄|○(海王様七人衆その8)

 海王様は工作続行ちう。1機ずつ順番に片づけております。今日までにウェストランド・シーキングの4機の工作がほぼ終わりましたのでその状況を。なおMk.41はドイツレベルのキットそのままなので特に晒すようなモノはありませぬ。

Seaking_08a_ ドイツレベルで作るAEW.2Aの胴体右側面に付くレドームは、キットのものは電源が入って空気で膨らんだ状態になっています。駐機状態では空気が抜けてしぼんでいるので、エアウェーブから出ているレジン製の“しぼんだレドーム”に取り替えます。キットのレドームより一回り大きいですが気にしない気にしない(笑)。レドーム基部はのっぺらぼうだったので、キットのパーツを参考にスジを掘り掘り。支柱との取り付けはイモ付けでは保つはずもないので、支柱に真鍮線を仕込んでます。

Seaking_08c_ フジミで作るMk.50は輸送機仕様になっているらしく、キャビンドアの下にはステップが付いてます。イギリス空軍の輸送機型であるシーキングHC.4についているものと同じみたいなので、資料本やネットで写真を漁ってはみたものの、真上や真下から写した写真がなく形状がどうにもよく判りません。悩んでても先に進まないので、モデリングメッシュと伸ばしランナーでエイヤッ!とでっち上げました。

Seaking_08d_ 後部胴体左側面にはAEW.2Aと同じ補強板(?)があるので、エンジンインテーク直前の箱状のサンドフィルターともどもMk.41の余りパーツから流用しました。このサンドフィルター、パーツが余ることに気が付かないでエアウェーブのレジン製パーツを用意していたのですが、結局それは使わないことになってしまいましたよ。自作パーツをレジンで複製して下さったあいぼりいサンに、お礼に進呈しませうかね。(*´∀`*)

Seaking_08b_ ドイツレベルで作るMk.43は、あいぼりいサンが複製してくださった機首レドームを取り付けました。基部を合わせるのに手こずって、結局瞬着で強引に固めてしまいました。基部がウインドシールド左下方の台形の窓に掛かるので(その分窓の面積が削られています)、マスキングして窓に傷が付かないようにしています。

 このウインドシールドのパーツは合いがいまひとつだったので、これまた瞬着で強引に付けたんですが、ちょっとしくじって内側が白く曇ってしまいました。仕方がないので先が曲がったランナーに綿棒の先端を付けて、それをキャビンドアから差し込んで内側を拭ったのですが、その際キャビン内の捜索レーダーオペレーター席のコンソールのパーツが外れてしまいました。ウチにはこびとサンがいないので、こればっかりはもう付けられません。キャビンドアを開けるわけでなし、窓からはちらりと見えるだけのものなので、もうこれは初めから無かったモノとして諦めることにします。ヽ(`Д´)ノウワァァン!!

 ちなみに、メインローターブレードはウェストランド製とシコルスキー製とで異なっていて、ドイツレベルがウェストランド、フジミがシコルスキーの形状を再現しています。Mk.43はなぜかシコルスキーの形状なのでどうしようと思っていたら、幸いにもMk.50がウェストランドの形状だったので取り替えました。基部がちょっとだけ合いませんが削ればおkおk。(^^)v

 てことで、引き続きシコルスキー系の3機の作業を続けます。(._.)¢

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サイタサイタサクラガサイタ

 買い物がてら「桜の写真でも撮ってみるか」とデジイチを持って出掛けたはいいんですが、家を出てすぐのトコロにある桜の木を撮ろうとしたらシャッターが下りません。なんでや、と思って液晶画面を見ると「バッテリー不足」。orz

R0024720_ ・・・ま、来週のNAF厚木さくら祭り(葉桜祭りだろなー)の時に、会場に着いてから気付くよりははるかにマシなんで、これはヨカッタのだと思おう(笑)。てことでいったん家に戻ってコンデジに持ち替えて撮ったのがこれ。巨木全体が薄桃色に染まった姿は見事です。背景が曇り空(小雨降ってました)なのが惜しいトコロですが。

R0024722_ 駅前の桜並木。見事な桜のトンネルになってます。場所が場所なので花見客はいませんけど。ここで開催される「さくら祭り」は来週の日曜日。関係者は涙目でせう。

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2008.03.23

十四個。(海王様七人衆その7)

Seaking_06_ 胴体7本は第一次ペーパー掛けが終わり、その過程で判明したヒケや穴ぼこにもう一度パテを擦り付けたところで放置。面倒がってイサム君(=☆★のラッカーパテ)を多用したので、時間を置いてパテの中の溶剤分をできるだけ抜いておけば、あとのヒケも少ないだろうという目論みもあります。そんなことするくらいなら最初からポリパテを使えって? ごもっとも(爆)。ウインドシールドをテープで付けてみると気分が出ますねぇ。

Seaking_07a_Seaking_07b_Seaking_07c_ ここで気分を変えてスポンソンを攻略します。主脚と脚収納室になるスポンソン内部を塗装して、主脚(加えてSH-3HとHSS-2BはMADバード取り付け部)を挟み込んで左右を合わせます。これが言うは易しでけっこう大変。MADバード取り付け部はフジミのインストに塗装説明がまったくないのが困りモンですが、まぁフジミですからこれくらいは当たり前と思わないと(笑)。接着剤が固まったらペーパー掛けで合わせ目を消して、消えてしまった凸リベットを再生します。

Seaking_07d_ 左がフジミ、右がドイツレベルのスポンソン。同じモノを1/72にしてるハズなのに、この大きさの違いは何? あるいはウェストランド・シーキングのスポンソンってH-3/S-61より小さいのか?

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2008.03.21

公私混同

 海王様7人衆のほうは地味~に進展中。ペーパー掛けばかりでツマランのぉ。

Nec_0201 カミさんが以前100均で買った、木製の黒い小物入れを白に塗り替えてくれというので、仕事の合間を縫ってやることに。家から★☆の白サフを持っていって、午前中の外出のついでに白のラッカースプレーを買って、会社の設備であるところのブースの前にブツをセッティング。ブツを置いてある金網ももちろん会社のもの(w まず目止めを兼ねて★☆の白サフを吹いたら、下から黒が染み出してきます。しまった、敵は染料だったか。

 いったん作業を中断、午後の外出のついでに今度は銀のラッカースプレーを買って、それを吹いたのが写真の状態です。これで染料の染み出しを止めて、それから改めて白サフ→上塗りとなります。でももう3時なんだよな。今日じゅうに終わるんだろか。

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2008.03.12

読書録:「長崎雨の港に死体が祈る」辻 真先

Nagasakiamenominato2長崎雨の港に死体が祈る
辻 真先
徳間文庫
\485
1995年6月15日初刷

2008年3月12日読了

 「奥志摩の海を死体が泳ぐ」に続く、ムセキニンことフリーライター夢瀬鬼人が探偵役のシリーズである。今回舞台となったのは長崎だが、意外にもあれほど全国各地を殺人事件の舞台にしている著者が、長崎ほどの有名観光地を舞台にしたのは初めてなのだそうだ。そのせいかどうか、諏訪神社や眼鏡橋、稲佐山などワタシですら行ったことのある著名なスポットが登場せず、観光案内としてはちょっと物足りないものとなった。あるいは次のために取ってあるのだらうか・・・え、ガイドブックぢゃないんだからって?(^◇^;)

 それで肝心の物語であるが、ワタシ的には今回は最初から「ん、ひょっとして・・・?」と感じていた人物が、実は全ての裏で糸を引いていたのではないか、という終わり方であった。その意味では辻ミステリーにしては裏のかき方が甘かったような気もしないではない。今回のメインになるトリックも「ちょっとそれは無理ありすぎ」的だったし(いくらなんでもそんなことしてたら周囲の誰かは気付くだらうて)。とはいえ、それは物語の面白さを減殺するほどではないので、いつもの通り肩の凝らない楽しめるミステリーなのであった。

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2008.03.11

リサイクル

Nec_0198 使い終わったベースホワイトなどのスプレー缶や、Mr.カラーの空き瓶などがいい加減溜まってきたので、ここらで一気に処分をしました。会社で(笑)。まずスプレー缶は脇に穴を開けてガスを完全に抜いたあと、会社にある缶潰し機でせんべいに。これは後日産廃業者に引き取ってもらいます。ま、フツーはここまでしなくても、ガスを抜いたら自治体の資源ゴミ収集に出せばいいんですが、なんせ数があったもんで。*^_^*

Nec_0196 Mr.カラーの空き瓶は、蓋の色が明るいものや中がすでにキレイになっているものを選別して、都合43本をリサイクル(ちなみにリサイクルしない分も産廃業者行きです)。まず蓋、中蓋、瓶のそれぞれをシンナーに漬けて洗浄します(写真左側)。シンナーは会社で塗装前製品の脱脂に使っている再生シンナーです。量だけは豊富に使えますのでこういう用途にはうってつけ。しばらく漬け込んだら(仕事の合間にやってたので一昼夜も漬けてました(笑))取り出して、中を筆やウェスを使ってキレイにします。蓋はそれでお終い、瓶は次に水に漬けてラベルを剥がします(写真右側)。早いモノではものの5分も漬けているとスルッと剥がれてくれます。

Nec_0197 てことで、こんな風にキレイになるわけです。中蓋が写ってませんが、この写真を撮った時にはまだシンナーに浸かってました。小さくて薄いので最後に取り出したからです。ちなみに右に写っている白い手袋は、「ベンケイ」という商品名の有機溶剤に耐性のある特殊なもの。ウチみたいな会社には欠かせません(もちろん今回の作業にも(笑))。

 そんなわけで、43本のうち半数ほどを会社に残し(お客さんに渡す補修色を入れる瓶にします)、残りを持って帰ってきました。これで当分の間は混色した塗料の保管には困らないでせう。今のところ混色作業やその保管は35mmフィルムの空きケースでやってるんですが、航空祭などでの写真撮影が全面的にデジタルに移行したのでフィルムの空きケースはもう増えないわけで。かといって売られている塗料の空瓶を買ってくるのももったいないですし。塗料の空き瓶もただゴミにするのではなく、リサイクルすればそういう用途にも使えるよなー、ということなのです。

 ちなみに、作業中に「これ10個で500円とかでヤフオクに出せば売れるかな」とかいう悪徳業者な考えが頭をよぎりましたが、かかる手間と全く引き合わないのでやめました。(^^ゞ

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2008.03.07

七本。(海王様七人衆その6)

Seaking_05_ 胴体の組み立て終了。手前4本がフジミ、奥の3本がドイツレベルです。こうやって見比べると、ますますフジミのコクピットのあっさり感が強調されるわけです。フツーの方はせめてシートベルトくらい追加するところでせうが、ワタシゃそんなことしません。面倒ですから。それがワタシのポリシー。( ̄ー ̄) ←単なる手抜き、ちなみにドイツレベルのほうはモールドされてたシートベルトを塗り分けただけです。

 とりあえず、これでデッカイ構造物の組み立てが終わったので、明日からは鬱行程、つまりペーパー掛けの日々であります。飽きたらメインローターのパーティングライン消しでもしませうか。なんたって5枚×7機で35枚もありますからね。やりがいもあらうというもの(泣)。胴体のペーパー掛けが終わったらウィンドシールドを接着してしまいたいところですが、これの合わせもどうもそんなによくない、てかぶっちゃけ悪そうな悪寒。ヽ(`Д´)ノウワァァン!!

 それだけでなく、テイルローターのパーティングライン消し、主脚のパーティングライン消し(2本×7機=14本)、車輪のパーティングライン消し(4個×7機=28個)、スポンソンの組み立てと接着ライン消し(2個×7機=14個)、Mk.43用機首レドームのフィッティング調整、海自機用防氷カバーのフィッティング調整、Mk.50用乗降ステップの自作(形状がイマイチわからん)などなど、細々した作業がたくさん残ってます。なんとかこれを3月中に済ませてしまいたいもんですが、はてさて。

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2008.03.06

読書録:「F-86セイバー空戦記」ダグラス・K.エヴァンズ

Saber_jets_over_korea2F-86セイバー空戦記
  朝鮮上空の死闘
ダグラス・K.エヴァンズ
訳・手島 尚
光人社NF文庫
\867
2003年5月14日発行

2008年3月5日読了

 著者は1951年7月から52年3月までの間、4th FIG/336th FIS(第4戦闘迎撃航空群第336戦闘迎撃飛行隊)の一員として朝鮮戦争に参加、この間100回の出撃をこなし(当時はパイロットの出撃回数は100回と決められていた)Tu-2爆撃機1機の撃墜とMiG-15戦闘機1機の不確実撃墜の戦果を挙げた。本書は、著者がアメリカから極東(日本→朝鮮)へと送られてから100回目の出撃を終えるまでの日々を、戦争を俯瞰することなく一兵士の目線で綴ったものである。戦闘機パイロットといえども機を下りればただの人。そこにはひとりの若者が必死に生きる姿が生き生きと描かれている。また、随所に登場するジョンソン基地(現在の入間基地)での描写からは、敗戦後アメリカの占領下に置かれた当時の日本の姿が垣間見えるのが興味深い。

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2008.03.02

組み立て再開(海王様七人衆その5)

 昨夜は飯田橋で飲み会。昨夜のメンツは「航空ライター坪●敦◎と愉快な仲間たち」的なモノで、航空雑誌の内幕話(ライターの世代交代が進まないと嘆くことよ)とか現役空自幹部の“ちょっとヤバイ話”とか先日開催されたシンガポールエアショーのあれやこれやとか、相変わらず濃い話でアッという間の5時間でした。(*´∀`*)

 その席でもらった韓国空軍アクロチーム“ブラックイーグルス”のDVDをさっき見たのですが、動いてるA-37をたっぷりと堪能できました。模型製作の参考にはあんまし役立ちそうにもありませんでしたが。

\(^_\)ソンナハナシハ(/_^)/コッチヘオイトイテ

Seaking_04_ 今日は海王様とお戯れ。デカールができたので組み立て再開です。フジミのキットはコクピットとキャビンの床板が一体成形。古いフジミのキットらしくつるんとしたパイロットやクルーのシートはもちろんそのまま。対潜型(HSS-2B、SH-3H)の機内にはいちおうそれらしい調度品がごちゃごちゃと配されます。ソナーの格納庫がちゃんとパーツになっているのはドイツレベルよりポイント高かったり。輸送型(S-61A、Mk.50)の機内はベンチシートがふたつだけと極めてシンプル。対潜型も輸送型もこのベンチシートが全くそれらしくないあたり「ああ、やっぱりフジミなんだよな」と安心させてくれます(笑)。もちろん完成したら機内は見せませんよ。

 一方ドイツレベル。こちらはコクピットとキャビンのフロアが別パーツになってます。救難型(Mk.41)はもともとドイツレベルが自国バージョンとして作ったもので、ストレートに作るとこれになります。インストだとパイロットとクルーのシートは青く塗れとなってますが、写真を見るとどうも合ってるみたいなので(そりゃそーだろ)青く塗ります。床板の上には黄色い点々がたくさんあるのですが、これもインストの通りなんですお。キャビンのジャンプシートもそれらしい出来でキャビンのドアを閉めるのが惜しいくらい(なら開けろってか?(^◇^;))。なおMk.43の機内の資料は見つからなかったのですが、外見は違えどもMk.41と同じ救難型なので、シートを赤く(写真を見たら赤く見えました)した以外はそのまま作りました。早期警戒型(AEW.2A)はキットの床板をのっぺらぼうにした上に追加パーツなどを配置。床板の工作はルーター様々でした。シートの塗り分けは一番大変(笑)。

 あとは胴体パーツに窓パーツを付けたら(内側からしか付けられませぬ)、ようやく胴体パーツの貼り合わせとなります。ヘリキットのいいところは、そこを過ぎれば主要な組み立てが終わってしまうというところですかね。(*´∀`*)

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