メインステイとヴァイパーとファントムと(トラペ1/144メインステイその3)
今週はメインステイはあまり進んでません。主翼上下を貼り合わせるのに疲れました(笑)。主翼パーツ裏側の後縁部分の合わせ目が盛り上がっていて、上下を合わせると後縁部分に見事な隙間がぱっくり開くという、誠に頼もしい仕様になっておりましてん。ルーターでごりごり削って金ヤスリでがりがり削って、なんとかかんとかピッタリ合わせることに成功しました。さらに別パーツになっている翼端部分が、また見事な隙間が開くうえにヒケてるし。さすが喇叭吹き、こんな簡単な組み立てでもキッチリ楽しませてくれます。(-_-;)
ついでに機首周りのスジボリを掘り足すついでに掘り直しました。メインステイの機首レドームはベースとなった輸送機型(Il-76キャンディッド)よりふた周りくらい小型化されているので、キットのモールドは全部削り落としてスジを直さないといけないのでした。ポリパテでレドーム表面のスジを再現したのは全くの無駄だったわけですね。orz
\(^_\)ソンナハナシハ(/_^)/コッチヘオイトイテ
『ひとり脳内ANGヴァイパー祭り』で「ミネソタANGだけデカールが手に入らん、レプリスケールの72-1026はどこかに落ちてないかな」と書いたら、「ここに落ちてます」と手を挙げてくださった奇特な方がいらっしゃいまして。dogtoothさんと仰るそのお方は「ウチにあってもデッドストックになるだけなので差し上げます」と、まるで神の如き有り難きお言葉を下さいました。『タダで貰える物はとりあえず貰っとけ』というのが我が家の代々の家訓なので(うそ)お言葉に甘えさせていただきまして、そのデカールが本日届きました。dogtoothさん、本当にどうもありがとうございました。(_ _")ハハーッ
届いたレプリスケールを見てみれば、同じミネソタANGが入ったスーパースケール72-624よりきちんと考証が行き届いた素晴らしいもの。これがなければ恥をかくところでした。有り難や有り難や。。・゚・(ノ∀`)・゚・。
\(^_\)ソンナハナシハ(/_^)/コッチヘオイトイテ
イギリスの SAM Pablications から出ている Modelers Data File シリーズのNo.14『The F-4 Phantom II - Part.3 Overseas Operators』(以下MDF)が出ましてん。これは欲しいかも、と思っていたらヤフオクで仙台のホビックさんが出品されていたので、つい脊髄反射でポチッとやってしまいました。本日届いたソレを見れば、\4.2k出す価値は充分にあるものでした。良かったヨカッタ。なにしろNo.13のファントム米海軍型編は立ち読みの結果、「\4k出す価値なし」と判断して買わなかったもので。ちなみにNo.12の米空軍型編は買いまして、これは実にいいものでした。
海外ユーザー編なのでもちろん我が航空自衛隊にも章が割かれているわけですが、写真のキャプションがあちこち間違ってるのも困ったことながら、写真を見ていてなんだか既視感が。イギリスの Kaburaya Books が6年前に出した『Defenders of Nippon : F-4 Phantom II』という日の丸ファントム本があるんですが、何枚かは同じ写真が使われてました。で、MDFのほうの写真のクレジットを見たら、既視感がある写真は Kaburaya のほうの著者3名のうちのひとりでした。同じイギリスの出版社だしこういうこともあるよな、と納得。
実はこの Kaburaya の本の写真、何枚かはワタシの撮った写真でして。Kaburaya がその本を作っている時に、Fも仲間のジェットあわびさん経由でイギリスに渡ったものが載ってるんですが、これがMDFにも何枚か使われてます。この写真だと左ページの真ん中、右ページの上と下がワタシの撮ったものです。こんなところに使い回しされるとは。あんなピンぼけ写真でええのんか? アレで世界のモデラーの参考になるんか?)゚O゚( ヒー
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コメント
考証が行き届いた素晴らしいもの>
なんですと~!うちの72-624はアカンのですか・・・黄ばんでいるので供出見合わせたんですが、データ作成にも使えないのねorz
今度、詳細をメールででもお願いします。
モデラーの参考に>
見えない写真から想像(妄想?)を膨らませてこそ立派なモデラーなんだと思われ・・・
投稿: あいぼりい | 2008.07.13 06:02 午前
>>72-624 or 72-1026
↓の2枚の写真と72-624を比べられたし。
http://www.f-16.net/gallery_item37557.html
http://www.f-16.net/gallery_item35399.html
1)キャノピーフレームのパイロットネーム
2)インテークリップの縁取り
3)前脚扉の小さなマーキング
4)胴体の「MINNESOTA」の文字の色
5)垂直尾翼のシリアルナンバーと星に描かれたシャドーの色
上記の5点、72-624では忘れられたか間違っているのが72-1026ではすべて網羅されておりまする。さらに2枚の写真で垂直尾翼のANGクレストの大きさが違いますが、72-1026にはこの両方が入ってます。
ついでに見つけたADFの写真。AIM-7を積んだF-16の写真は珍しいような気が。これはもう、作るしか。
http://www.f-16.net/gallery_item37560.html
>>MDFの写真
行ったこともない海外の使用機なんて、それこそ妄想を膨らませないと作れません罠(笑)。
ちなみにエントリー中の写真に挙げたもののうち、左ページ真ん中のRF-4EJは↓の写真そのものです。(゚∀゚)
http://homepage1.nifty.com/KWAT/photo/jasdf/rf-4ejkai2.htm
投稿: KWAT | 2008.07.13 04:16 午後
情報感謝っす!
なるほど、シャドーとか文字の色が白なんですね。
とりあえずは②④⑤がなんとかなれば誤魔化せそうかな・・・
投稿: あいぼりい | 2008.07.13 07:38 午後
なんと、誤魔化しますか。てことは近々完成品が拝めるということなんですね? そうですね?(゚∀゚)
投稿: KWAT | 2008.07.13 10:57 午後
近々完成品が>
うう・・・ADFだと作りたい機体がいろいろあるんで、尾翼とAIFFのパーツ複製が先ですねえ・・・
投稿: あいぼりい | 2008.07.14 05:39 午前
>>尾翼とAIFFのパーツ複製
ソレだ!尾翼は出っ張りだけをフジミのパーツから型想いで複製できないかな、とか思ってましてん。アンテナはフジミのパーツに加えてアカデミーのキットのが余るのでそれを使ってなんとかならないかな、と。
投稿: KWAT | 2008.07.14 09:56 午後