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2008年8月

2008.08.25

横田AFBオープンハウス“フレンドシップ・フェスティバル2008”

Yokota2008a 今年の横田は8月23日(土)24日(日)の2日間。土曜の朝イチから行ったはいいのだが、横田で雨に降られたのは2001年以来のことである。おかげで熱中症には無縁であったが、そのかわり腰を下ろして休む場所が極端に減るという罠(笑)。0850過ぎに牛浜駅に着いた時点でもう降っていたので、のっけからテンションsageモード。第5ゲートの手荷物検査を20分掛けて通過し0930ごろようやく入場したのである。



Blog_e3b 地上展示機は23機種28機で昨年とほぼ同じ。駄菓子菓子、今年は昨年以上にメダマがない(走召木亥火暴)。強いて挙げれば岐阜のF-2B(空自機かよ!)くらいか。まぁでも、今年はたまたま製作中の1/144 E-3Aの資料集めに行ったようなもんだからいいのである。←負け惜しみ乙


Blog_f16_anasq213_b それでも米空軍基地なのでとりあえず空軍機から。35th FWのF-16CJ/DJはCCIP改修機なのでAN/AAQ-33スナイパーXRポッドが運用でき、それに伴いAN/ASQ-213 HTSポッドの装着位置がインテーク右舷から左舷に移ったのであるが、それを初めて直に見ることができた。パイロンは割と簡単そうな形状なのでプラ板工作で逝けそう(笑)。右舷側には当然スナイパーXRポッドを期待したのだがそれはなく、パイロンだけが寂しく着いていたのは残念であった。(´・ω・`)


Blog_c12j_a 374th AWに配備されて1年のC-12Jであるが、先ごろ全面グレイの寂しい塗装に変更されてしまった。YJレターも消されてしまい地味になってしまったことよ。(´・ω・`)


Blog_anasqt34_f15c_d 18th WGのF-15C/D、特に機体が目新しいわけではないが、今年は左翼下にAIM-9X、右翼下にAN/ASQ-T34訓練用ポッドを装着しての展示であった。また胴体後端の右アウトリガー部にある小レドームの形状が、C型とD型で異なるのだがこれはそういうものなのであらうか。


Blog_a10a_allival_11 25th FSのA-10Aは朝にはおらず、1030過ぎに到着した。雨に祟られてフライトもキャンセルになった今年の横田で、唯一動きのある展示であった(笑)。ただしやってきた2機は昨年とは違いどちらもイモ番機だったのが残念。ラダードア内側のイラストは#213にだけ描かれていた。


Blog_c17a_d 昨年に引き続き、ハワイ・ヒッカム空軍基地15th AWのC-17Aが展示された。昨年の機体にはニックネームはなかったが、今年の機体は同航空団が8機装備の最後に受領したもので「SPIRIT OF KAMEHAMEHA - IMUA」のニックネーム入り。ちなみに「IMUA」とはハワイの言葉で「前進し克服する」の意味だそうな。


Blog_fa18d_dt_a 海兵隊からは岩国のMAG-12に配備されているVMFA(AW)-242のF/A-18D(N)が1機と、VMFA(AW)-533の同じくF/A-18D(N)が2機。とはいえほとんど色気もなく、機首にカメラが付いてるわけでもなく、ED04が胴体下にAN/AAQ-28ライトニングIIポッドを吊っているのが目新しいくらいか。どうせ岩国からなら今が旬の、海軍から派遣されているVFA-94のF/A-18C色つきCAG機に来て欲しかったのに・・・なんでまた裏番組の松島に逝ってしまうのだらう・・・。_| ̄|○


Blog_f2b_e 航空自衛隊から参加の飛行開発実験団のF-2Bは、恐らく横田での初F-2ではなかろうか。とはいえ機体自体は2004年の入間で見ているので目新しいわけではないのだが。しかしコレがF-16と並ぶと地上姿勢が機首上げなのがよく判るのである。


Blog_rf4e_b 雨のせいで百里から来るはずだったF-15とRF-4Eがキャンセルになったのだが(泣)、第501飛行隊の地上要員がRF-4Eのインテークカバーだけを持参していたので撮らせていただいた。なんとも残念なことよのう。。・゚・(ノД`)・゚・。


Blog_u125a_b 同じく空自、百里救難隊のUH-60J浜松救難隊のU-125Aには航空救難団創設50周年記念のステッカーが貼られていた。どうせなら記念塗装機を・・・。orz


Blog_p3c_c 海上自衛隊から参加の厚木のP-3Cは、先の組織改編で新しくなった第3航空隊所属機。話を聞いたパイロットは元第6航空隊の所属で、右胸のパッチにも「VP-6」の文字が入っていた。ちなみに機体は1981年12月に海自が最初に受領した3機のうちの1機である#5002だったので、ひょっとしてそのパイロットとあまり歳が変わらないのではなかろうか。同じく厚木・第51航空隊のSH-60Kは、左舷のヘルファイヤ用パイロンが途中で切られていて即席らしいフタが取り付けられていた。


Blog_chiren_reconbike_a 毎年地元の地連がブースを出して「自衛隊に入らないか?」と勧誘しているのであるが、今年はテントの脇に高機動車と偵察バイクを展示して、いつになく力が入っていたようである。


Blog_car_04b エプロン地区には飛行機だけでなくクルマも展示されているのは例年通りだが、なんだかこのクルマのエリアがだんだん広くなってきているように感じるのは気のせいか?(笑)。今年見掛けたクルマ類をいくつか。天気が悪かったせいで去年みたいな美味しい光景には出会えず。(´・ω・`)

【地上展示機と所属部隊一覧】

【アメリカ空軍】
C-130H(374th AW/36th AS[YJ]) ※374OG司令官機
C-12J(374th AW/459th AS) ※グレイ塗装(;_;)
UH-1N(374th AW/459th AS)
C-17A(15th AW/535th AS[HH]) ※“SPIRIT OF KAMEHAMEHA - IMUA”
F-15C(18th WG/67th FS[ZZ])
F-15D(18th WG/44th FS[ZZ])
KC-135R(18th WG/909th ARS[ZZ])
E-3B(18th WG/961st AACS[ZZ]) ※961AACS飛行隊長機
F-16CJ(35th FW/13th FS[WW])
F-16DJ(35th FW/14th FS[WW])
A-10A(51st FW/25th FS[OS]) ※2機

【アメリカ海兵隊】
F/A-18D(N)(MAG-12/VMFA(AW)-242[DT])
F/A-18D(N)(MAG-12/VMFA(AW)-533[ED]) ※2機

【航空自衛隊】
C-1(第2輸送航空隊第402飛行隊)
U-125A(航空救難団浜松救難隊)
UH-60J(航空救難団百里救難隊)
F-2B(飛行開発実験団)

【海上自衛隊】
P-3C(第4航空群第3航空隊)
SH-60K(第51航空隊第513飛行隊)
LC-90(第61航空隊)

【陸上自衛隊】
UH-60JA(第12旅団第12ヘリコプター隊第1飛行隊)
CH-47JA(第12旅団第12ヘリコプター隊第2飛行隊)
AH-1S(東部方面航空隊第4対戦車ヘリコプター隊第2飛行隊)
OH-6D(東部方面航空隊第4対戦車ヘリコプター隊本部付隊)
UH-1J(東部方面航空隊東部方面ヘリコプター隊第1飛行隊)

【民間】
セスナ172(横田飛行クラブ) ※元空軍のT-41メスカレロ

【展示機以外】
C-130H(374th AW/36th AS[YJ]) ※6機、うち1機は36AS飛行隊長機
C-17A(15th AW/535th AS[HH])
C-5B(60th AMW)
DC-8-62CF(エア・トランスポート・インターナショナル)
DC-8-72CF(エア・トランスポート・インターナショナル)

オマケの写真はこちら



 この日は会場内でねこすけさんTACCOさんPAISUKE兄ィと遭遇、あいぼりいさんとは電話で話したのみであったが、如何せん天気が悪くモチベーション下がりっぱなし。E-3の細部写真を撮りまくり、A-10の降りが見られたことでヨシとして1300ごろ撤収したのであった。(^^)/

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2008.08.24

力仕事は楽しいな~(-_-;)(レベル+ミニクラフト1/144 E-3Aその2)

E3a_02a_ 主翼上下パーツと胴体左右パーツをそれぞれ貼り合わせ、胴体にウインドシールドのパーツも付けてみるとコレが結構な段差ができるわけで。心持ち拡げ気味にして瞬着で強引に貼り付けてペーパー掛け。ついでに胴体パーツの合わせ目にもペーパー掛け。これだけ長大な合わせ目がぴったり合うはずもなく、ポリパテを擦り付けてとりあえず放置です。
Syukyakutobira2Syukyakutobira_2 なお主脚庫扉はキットでは開けておくような指示になってますが、E-3もB.707も実機は地上状態だと閉じているので、そのままペタリと貼って閉じてしまいます。合いが悪いのはお約束なのでパテてんこ盛り。だいたいが本来のE-3/B.707の主脚庫扉は外側(下側)1/3のところで折れ曲がって、地上とのクリアランスを確保するようになっているのですが、キットでは一枚物になっているので開けようとしたらそのままでは使えませんよ。

E3a_02b_E3a_02c_ その間に主翼上下パーツの合わせ目の処理。てかそれ以前に主翼後縁が分厚すぎます。イッチョンチョンで1.5mmはヤバイっしょ。実機だと210mmですよ。てことで薄々攻撃をかけるわけですが、その前に後縁の上下面に2ヶ所ずつある小さなフェアリングに「型想い」を押し当てておきます。後縁を削ったらこんなの消し飛んでしまいますからね。型取った「型想い」にポリパテを擦り付けたら、固まる間に100均で買った15mm幅のクラフトヤスリでまずはサヨクの、もとえ左翼の主翼後縁をガーリガリ。頻繁に起こる目詰まりに閉口しつつもなんとかサヨクの工作、もとえ左翼の工作が終わりました。

Yokota_2 とまぁ、ここらへんまで工作が進んだところで横田基地日米友好祭があったりするんですね~。しかも今年はおあつらえ向きにE-3Bが展示されますた。もちろん資料集めに行ってきましたとも、たとえ天気が雨であろうとも。ヽ(`Д´)ノウワァァン!!

 ・・・なお横田のレポートは鋭意製作ちうであります。今しばしお待ちを。

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2008.08.18

思ったより大変そうな出だし(レベル+ミニクラフト1/144 E-3Aその1)

Next メインステイをなんとかかんとか完成に持ち込んだ勢いで、そのまま『ハセガワのナナニホークアイ発表を言祝いでイッチョンチョン皿回しシリーズ』第2段、E-3Aセントリーに逝っちゃいます。キットはドイツレベルから出てるんで楽勝ですよね、とか思ったそこのアナタ、一歩前に出なさい。ドイツレベルの1/144E-3AはE-3Aに非ず、なんですよ。

 E-3Aのベースになったのがボーイング707である、ということは太陽が昇ってくる方角は東である、ということと同じくらい当たり前に知られていることですが、正確にいうとB.707-320Bというモデルがベースになっているんですよ。ところがドイツレベルは、いつ出したのか判らないくらい昔むかしのB.707にロートドームのパーツを追加して「E-3Aでござい」と出したわけでして。で、この昔むかしのB.707、ググってみるとどうもカンタス航空向けに作られたB.707-138というタイプが、後にエンジンをターボファンに換装した時の姿というのが一番近いみたいなんですな。詳細はこちらにお任せしますが、要するにB.707-320Bと比べると胴体は短いわ主翼の幅は狭いわ平面形は異なるわで、似て非なる機体なわけなのです。

 そんなわけで、ミニクラフトから出ている1/144のB.707-320Bをベースに、ドイツレベルのロートドームを載せてやるのが手っ取り早いということになりそうです。幸い手元にはとあるいきさつで入手したミニクラフトのキットがあります。これを使ってやりませう。( ̄ー ̄)

E3a_01a_ てことでさっそく製作開始。ミニクラフトのキットは全体に凹スジが入ってますが、なんか全体的に表面が凸凹しているので錐でスジをなぞってやります。サフを吹いた後で全体にペーパーを当てて平らにしてやらうという魂胆です。

Doutaikamen_jikkiYokutan_jikki 実機の胴体下面と主翼端下面にはNACA型ダクトがあるのですが、キットではどちらもスジボリ表現。胴体下面はともかく翼端なんか簡単にモールドで表現できるのにな。

E3a_01b_E3a_01c_ 下面だし目立ちませんけど、なんとなく手を入れてしまいました。穴を開けてからパーツの裏側から削り込んで縁を薄くし、裏からプラ板を貼るだけというお手軽改造ですが、なんとなくそれらしくなったと思いこむことにします。(^。^;)ヨホホホ

 ・・・そういえば主翼端の後縁から突き出ている棒状のアンテナ、どうしませう。テーパーの付いたプラ棒とか真鍮線とか、どこかに売ってないかしらん。

E3a_01d_ 胴体左右パーツと左右の主翼上下パーツを接着して、水平尾翼とともに仮組みしてみます。イッチョンチョンは形になるのが早いですな~。まぁ、このキットはこの先が大変なんですが。

E3a_01e_ 作業机の上がいかに散らかっているかの図、ではなくて、メインステイと大きさを比べてみたの図です。全長・全幅ともにほとんど同じなんですが、胴体が細い分E-3Aのほうがスマートに見えますね。

 さて、来週末は米空軍横田基地日米友好祭です。米空軍のE-3が展示されるとグッドタイミングなんですけどね。でも去年は来てなかったなぁ。

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2008.08.14

できたどー!!(トラペ1/144メインステイその9)

A50_09b_A50_09c_ 昨夜のウチに機首周りのアンテナ類や空中給油ブロープを付けておいたので、今日は朝からクリヤ掛け。乾いたらウインドシールドのマスキングを剥がし、ロートドーム、主翼、エンジンナセル、水平尾翼の順に取り付けて完成であります。( ̄ー ̄)

 ストレート組みを心がけていたのに思ったより時間が掛かったのは、たぶん10日ほど寄り道をしていたからでせう(笑)。機首の空中給油ブロープ基部から胴体右側面に伸びる送油パイプ(?)とか、左右の主脚バルジ前面に2ヶ所ずつ開いている穴ぼことかは気にしません(爆)。それに手を入れ始めたら、キットで省略されている機体各部のフェアリングとか板状のアンテナ(?)とかも再現してやりたくなるぢゃないですか。え、翼端灯? そんなものは飾りです、えらいひ(ry

Next ということで、続いてE-3A逝きます。(^^)v

 ・・・でもなんか大きいのばかりだな。置き場所をどーすりゃええんだか>ワシ

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2008.08.13

デカール貼った(トラペ1/144メインステイその8)

A50_08_ と機番とその他ちょこっとだけなのですぐに終わりましたよ。よっぽどのアクシデントがない限り、明日になったらクリヤー掛けて組み立てて完成ですな。( ̄ー ̄)

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塗装ほぼ終わり(^o^)(トラペ1/144メインステイその7)

Chiko1_ 背中の茶色もお腹の白もベッドの中の茶色も外のピンクも塗り終わって、あとはデカール貼・・・貼りませんって。
(( ´∀`)=○)`ω゜)・;'.、

A50_07_ ひび割れたベースホワイトのリカバリーもなんとかなったので、一気に塗装を終わらせました。あとはマスキング剥がしてタッチアップをしてデカール貼ってクリヤ吹きして最終組み立てすれば完成、のはず。

 さて前回のエントリーで「次はファントム」と書きましたが、前言撤回。ハセガワからナナニのホークアイがアナウンスされたのを言祝いで、このまま皿回しシリーズ(笑)を続けます。次はすでに用意だけはしていた1/144 E-3A、逝きます。マーキングはNATO(米空軍じゃないのかよ、というツッコミはなしの方向で。なんせマイナーなマーキング大好きなもんで(^^ゞ)。ソレが終わったらドイツレベルとエレールの1/144 E-2Cに逝っちゃいませう。これは素直に米海軍&空自にします。ファントム量産は年を跨ぐくらいの時期でやりませうかね。m9(・∀・)ビシッ!!

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2008.08.10

そんなご無体な・・・orz(トラペ1/144メインステイその6)

 今年のJMCの東京作品展は11月の8日(土)9日(日)であります。併設のクラブ展示会も当然同じ日程なので、要するにあとちょうど3ヶ月となったわけですな。今年も臨時編成の「ミックスモデラーズ」メンバーとして参加することにしているので、そちら向けのブツにぼちぼち着手しなければなりませぬ。お題だけは「ネイビー/マリンコファントム量産」と決まっているんですけどねぇ(笑)。この期間で当初予定のマリンコファントム×5-6機だと、デカール自作とか爆弾の大量製作とかこなすには正直ちと辛そうなので(その上別件で時間を思いっきり取られそうだし)、デカール自作の必要のないものにしませうかね。シーキング量産の中に空母ミッドウェー搭載機があったのでその繋がりとか。(*´∀`*)

\(^_\)ソンナハナシハ(/_^)/コッチヘオイトイテ

A50_06_ そんなわけでメインステイをがしがしと進めるわけですよ。5日ごろから全体塗装に掛かったのですが、何を隠そうウインドシールド部分を黒く塗るのを忘れてベースホワイトを吹いてしまいまして。しかもそれに気付いたのが何色か細かい部分を吹いた後とゆー体たらくorz。ウインドシールドのマスキングをいったん剥がして、色を溶剤で落として、改めて黒を塗ってからベースホワイトを吹いたらこの有様。つくづくクレオスのベースホワイトとは相性が悪いみたいです。ヽ(`Д´)ノウワァァン!!

 もう泣きながらペーパー当てて均しましたとも。なんとかリカバリーできたので、このあと3色ばかり塗りました。明日はマスキング後に下面のグレーを吹きませう。

\(^_\)ソンナハナシハ(/_^)/コッチヘオイトイテ

Syukaku080809 アキバのホビステが閉店まであと1ヶ月ほどとなりまして、いよいよ閉店セールもラストスパートのご様子。割引率が50%にアップしたとの情報を得たので、本日都内に出る用事のついでに逝ってきましたとも。こういう時こそ普段は「こんな高いの買えるか、ケッ!」と強がり言いつつ泣く泣く棚に戻していたキットやデカールを買わないとなのですよ。あるいはフジミのブルーエンジェルズ・ファントムみたいに、カルトグラフ製のデカールを買うとキットが付いてくるという仕様のモノも、こういう時でないと(笑)。

 なお、サッカー応援のために帝都に進出するというこのお方にこの情報を伝えたところ、予想通り店内で遭遇しました。m9(^Д^)プギャー

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読書録:「僕の妻はエイリアン」泉 流星

僕の妻はエイリアン
  「高機能自閉症」との不思議な結婚生活
泉 流星
新潮文庫
2008年7月1日発行

2008年8月10日読了

 「自閉症」と聞くと、テレビなどで「自閉症の人」として紹介される人の姿を思い浮かべる方が大半であらう。かくいうワタシもそうであった。しかし、やはり世の中はそうは単純に割り切れるものではない。昼と夜の境界は「時間」という物差しで分けることはできても、実際は夕暮れ時を挟んで次第に暗くなっていくように、いわゆるフツーの人と自閉症の人との境界もまた、実は連続しているのである(「自閉スペクトラム」という概念)。そしてその境界に位置する人のことを「高機能自閉症」あるいは「アスペルガー症候群」と呼ぶのである。

 本書は高機能自閉症である「妻」の姿を「夫」の目で綴る体裁を取っているが、実は書いているのは「妻」自身である(あとがきでバラしているので書いても構わないであらう)。著者の凄いところは「自分がなぜ他人と違うのか」を自分で徹底的に調べ上げ、自ら解答を見つけだしてしまったところであらう。人生に常に前向きなその姿勢には敬服させられる。今でこそ「妻」は自分なりに社会的ポジションを確保しているように見えるが、そこに至るまでの努力は並々ならぬモノがあったはず。そして途中から「妻」の人生に深く関わるようになった「夫」の努力もまた、並々ならぬモノがあったのであらう。

 ワタシにはその「夫」の思いがよくわかる(笑)。なぜならウチのカミさんも本書の「妻」とよく似た言動をするからだ。フツーはこうなるだろう、と思えることがなんでこうなっちゃうの? ということが我が家ではよくあるのだが、正直な話、本書によってカミさんのその不可解な言動のかなりの部分が解明されたように思う。おかげでだいぶ気が楽になった。(*´∀`*)

 ちなみに、ググっている過程で『自閉症スペクトラム指数(Autism-Spectrum Quotient: AQ)自己診断』なるページを発見した。興味のある方はやってみるのも一興かと。ワタシは28点だったので普通らしい。自分では高機能自閉症に当てはまりそうな言動をよくやってると思うんだがなー。

 なお著者自身のサイトはこちら→ 『Alien Mind

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2008.08.03

ステルスX(トラペ1/144メインステイその5)

 ちょっと前にmixiのほうでIKEさん@イッチョンチョンのえらいひと が「『ステルスX』っていうロシアのB級映画にメインステイが出てるよ~」と教えてくださったので、近所のTSUTAYAが今レンタル半額なのをいいことに一昨日の晩に借りてきましてん。昨日DVDをパソコンに突っ込んで早送りしつつメインステイの出てくる場面を追いかけてみました。最大の疑問だった「ロートドームは回転するのか」と「ロートドーム下面の塗り分けはどうなっているのか」が解決したのは良き哉良き哉。いえね、中華製A-50「KJ2000」のロートドームは回転しないという話を聞いてたもんで。←リンク先をよく読めば「A-50のシュメーリ・システムは回転する」と判るな。orz

 それ以外にも機首やエンジンパイロンなどの細かい塗り分けがよく判ったりするのですが、画面のキャプチャーができないので(市販のレンタル品だからかな(^◇^;))塗装の時の参考にできそうにはありません。まぁその辺はネットで漁った実機写真などでテキトーにやりましょ。

A50_05_ そんなわけで、このクソ暑いなかココまで製作はすすんでおりまする。主要パーツの整形が終わって、最大の特徴であるロートドームの支柱を立てました。この支柱の付け根の合いが悪いので、塗装前にキレイにしておかねばなりませぬ。ただ見ての通りその辺りの塗装がものすごくし辛くなってるわけですが、まぁなんとかするしかないでせう。1/1どら焼きみたいにも見えるロートドームは縁が尖りすぎているのでヤスリで丸みをつけ(まだ足りないのですがこれ以上やると円形を崩しそう(^◇^;))、ウインドシールドのマスキングは剥がれてしまったのでセロテープで貼り直しました。主翼と水平尾翼は、パーツの分割ラインが塗り分けラインにもなっているので、塗装後に取り付けることにします。幸いこちらのほうは合いがいいので。

 ・・・・ちなみに映画のほうはというと、Tu-160ブラックジャックの飛行シーンとかコクピット内とかもなかなか興味深いですね。主役メカはこちらですから。Su-27も単座複座の2機が出てきます。え、ストーリー? ・・・えーっと、確かロシアが光学ステルス装置を開発して、そのテストのために飛ばしたブラックジャックを、どっかのテロリストが横取りしようとして・・・みたいだったような・・・。(^^ゞ

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