2008年JMCクラブ作品展終了(^o^)/
今年も「ミックスモデラーズ」で参加しましたです。ワタシ的にはもはや「あんな風にスゴイのを作ってやるぅ!」という向上心などすっかり枯れ果てているので、これだけ力作が集結した(恐らく「他人に訴求する作品」の集結数では日本一なのではないかな)展示を見ても「目の保養」でしかないんですが(笑)、励みにはなりますね。(^。^;)ヨホホホ
大賞はレベル1/48のウェセックスと、ハセガワ1/48改造のF-16XL(画像はあえて載せません)。ウェセックスのほうは文句無し。もう工芸品ですね。F-16XLのほうはなんつーか、確かに素晴らしい作品なんですけど、F-16のキットをXLに改造した時点で「芯はハセガワです」と言われてもよくわからないワケで、要は『ハセガワ主催のコンテスト』でどこまで改造をやっていいのかという線引きがよくわからないワケで。主翼の素材にしたプラ板はたぶん☆★製品なんでせうけど、たとえば実機で「胴体を損傷した機体」と「主翼を損傷した機体」をニコイチ再生した場合(空自でもハチロクなんかで例があります)、その機体のシリアルナンバーは主翼の持ち主だった機体のものになるわけで、その伝でいくとそのXLは☆★製なのではないのかとか、つまらないことを考えてしまったわけなんですよ。ま、本当につまらないことなんですけどね。
そんなこたぁともかく、他の作品で印象に残ったものを順不同で。この1/144のベルーガ、作者の方は77歳だそうです。「プラモだって老後の楽しみにできるんだな」と心強く思いました。(*´∀`*)
あの古いキットをよくぞここまで、という2作品。F-1はマスターズ賞受賞で1/72です。あのキットでここまで臓物晒しをやってしまうとは。OV-1ももちろん1/72。古のB型をD型に改造、こちらも臓物を晒してます。(゚〇゚;)
たまごヒコーキ2題。こういう作品をこういう場でもっと評価して欲しいなぁ、と思ってみたり。せっかくハセガワさん自身が自由な発想で楽しめる素材を提供してくれてるんですから。
ハセガワの新製品発表は、ナナニ戦後機的には何も無しに等しかったです(泣)。1/72のホークアイ2000はもう知ってましたし。ヨンパチだと陸自アパッチの改修版とかF-16I(コンフォーマルタンクやドーサルスパインをインジェクションパーツにするんだと)とか、シークレットアイテムで零観とかあったんですけどね。ちなみにこの写真の空自ホークアイの作例、ロートドーム支柱の左側面に細長いフェアリングがあるので聞いてみたら、案の定フジミだそうです(笑)。
さてクラブ展示会。こちらも印象に残った作品を。左はダブルシェブロン・柏木氏のMi-6“フック”(Aモデル1/72)。やっぱでかいですよコレ。簡イでこのでかさは脅威なのに、それをきちんと組み上げる柏木氏はやはり驚異です。右はサラダボール・林氏のファルコン1/48マーチンベイカーMB.5。ばQを臓物まで入れてこんなにしちゃうんですからね。このお方も“ネ申”認定です。
左はブログモデラーズ・COLT-T氏のレベル1/144ドーントレス。イッチョンチョンなのにダイブブレーキに穴が開いてるとか翼下の八木アンテナがちゃんとアンテナしてるとか、作者さんは作るときに1/3くらいに縮むに違いない(笑)。右は同・なきうさぎ氏のハセガワ1/72F-86D。用廃機のディオラマというアイデアが(・∀・) イイ!。古ぼけ方が渋いです。
左はパッセンジャー・ウイングスのお馴染み和田氏によるタマゴ。「光」シールを貼るというアイデアに脱帽。右はステイ・オン・ターゲット!の矢萩氏による、シールズモデル1/700橘丸をメインにしたヨットハーバーのジオラマ。さすが昨年1/350宗谷でマスターズ金賞に輝いたお方です。フネと灯台の灯りがガラスの水面に映えて、とても静謐な空間を作りだしてます。
模型界に於ける痛車ブームの先駆者(笑)、ノンストックの亀井氏による痛車2台。トラックのほうは荷台の中にメモリプレイヤーとスピーカーを仕込んで一日じゅう曲を流してました。土曜日のみの展示だったのがMOTTAINAI!
最後に自分の出し物『ハセガワさんがナナニでE-2Cを出すのを言祝いで勝手にひとりイッチョンチョン皿回し祭り(笑)』参加作品をまとめておきまつ。
トランペッター1/144
ベリエフA-50メインステイ
ロシア空軍(所属不明)
ミニクラフト+ドイツレベル1/144
ボーイングE-3Aセントリー
NATO空中早期警戒部隊所属(1995年)
ドイツレベル1/144
グラマンE-2C(Gr.II)ホークアイ
アメリカ海軍CVW-5/VAW-115所属(空母キティホーク搭載)CAG機(2006年)
エレール1/144
グラマンE-2Cホークアイ
航空自衛隊警戒航空隊第601飛行隊第1飛行班、空自50周年記念塗装機(2004年)
あと2機ありますが、旧作なので割愛しまつ。(^。^;)
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コメント
初めまして、拙作F-1の写真を掲載頂いた者です。よく、こちらを拝見させて頂いているのですが、辛口?のKWATさんにお褒め頂き嬉しい限りです、有難うございます。
掲載頂いた写真は自分でとったどれよりもカッコいいので無断転用させて頂きたく・・・
投稿: 公試 | 2008.11.11 12:31 午後
一人皿回し祭お疲れ様でした。
こんばんわ。
これは発売前祝いとして、
次に発売おめでとうとして
グラマン・トレーサーとか、スーパーコニー・ワーニングスターとか、スカイレーダーAEWとか言ってみるテスツテスツテスツ、アーアー聞こえますかー
早期警戒/管制機コレクションというのは、
そうそう見かけませんしー。
っていうか、トラベのメインステイをちゃんと作ったひとがどれくらいいるだろうか、とかw
イッチョンチョンをリアルに見ると、
さすがにモーター旋回はきびしそうですねえ。
ホークアイに限っては( ̄ー ̄)
だからといってナナニでやりませんからね!w
それはF-4でたとえたら、
「エアインテイクダクトは再現だよね、自作で」
みたいな一聞では正論に聞こえなくも無い暴論ですからね!
ということで、
懇々と湧き出す、F-4の泉は、
静岡の楽しみにとっておきます。
お疲れ様でした
投稿: Mach0.9 | 2008.11.11 06:27 午後
>>公試さん
ようこそいらっさいました。JMC会場では素晴らしい作品を拝見させていただきましたです。あのキットはワタシも作ったことありますから、アレをあの水準に持ち上げてなおかつ臓物を自作して放り込むことがどれだけ大変か、よ~っく判ります。マスターズ賞受賞は当然のことでせう。おめでとうゴザイマス。(*´∀`*)
写真のほうはどうぞお持ち帰りくださいまし。ご入り用でしたらオリジナルサイズ(2048×1536、1271574 Bytes)もご用意いたしますよ。
・・・で、ワタシ辛口ですかね?(^◇^;)
>>Machタソ
お褒めに与り恐縮です~。トレイサーは音速2倍さんちのキットがヤフオクに格安で出てたので、とりあえずポチッとしてみたんですがあっさりひっくり返されました。まぁ本気で取りに逝かない時はこんなもんです。「音速2倍被害者の会」の会員にはなりたくありませんし。
ワーニングスターは不幸にもミニクラフトの1/144キットを持ってますねぇ・・・。まぁ、いつか、そのうち、気が向いたら。(^。^;)ヨホホホ
静岡の合同展ではハセガワのホークアイが何機出てくるんでせうね。中でも某三角形模型倶楽部に「プロペラとロートドームが回転、灯火類がぴっかぴか光る」作品が展示されることを、楽しみにしておりますよ。( ̄ー ̄)
投稿: KWAT | 2008.11.12 12:13 午前