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2009年3月

2009.03.29

NAF厚木日米親善桜祭り

Sakura2 もはや恒例となった米海軍厚木航空施設(NAF厚木)の桜祭り。今年は昨年同様0800ちょい前に家を出て、約1時間で相鉄さがみ野駅、さらに徒歩20分弱でメインゲートに到着。行列を横目で眺めつつ最後尾に着こうと歩いていると着信アリ。「去年と同じパターンだな」・・・ねこすけさんからであった(笑)。合流して開門を待つこと約50分、開門したらしく列が一気に前に進み、ゲート直前まできたらPAISUKE兄ィからも入電。このタイミングまで去年と同じである(笑)。

 さて手荷物検査、なのであるが何やら列の前のほうが騒がしい。なんと今年は入場者に「写真付き身分証」の提示を求めているのである。こんなことは初めてだ。ワタシは幸い常に運転免許証を携帯しているのですんなり通れたが、免許がなく職場のIDカードを家に置いてきたねこすけさんは一悶着。中に入ってしばらく待っていたら入ってきたが、事情を聞いたら前にいた人が猛抗議をしたら入れることになったそうな。今後これがデフォになったら困る人が多いだらうな。



 地上展示機は13機種15機で昨年と同じ(機種は違うが)。メダマというかサプライズは3月7日に初の実働任務を行ったUS-2であらう。あとCVW-5の各機の搭載空母名が「GEORGE WASHINGTON」になっているというのもあるが、これは今後しばらく続くので特に今年でなくてもよい(笑)。もちろん今年もフライトは全くなし。


Us2_02a そんなわけでUS-2、試作機塗装の2号機なのがちょっと残念ではあるがゼイタクは言えない(笑)。出動が掛かればすぐに出て行かなくてはならないので、展示位置が中途半端で見にくいのだがこれもゼイタクは(ry ウインドシールドの窓の形が意外と複雑なことに、間近で見てようやく気付いてみたり。


Fa18c_vfa195_04a CVW-5の艦載機はVAQ-136のEA-6BのみCAG機が整備中のためイモ番機だったが、他は色つきCAG機。VFA-195のF/A-18Cは一見すると去年と同じなのだが、実は機体が変更されているので塗装も変わって“CHIPPY HO! IV”になっているのであった。もっとも、明らかな違いは垂直尾翼内側の上隅に書かれた「III」が「IV」になっていることくらいで、あとは見比べてみないと判らない(爆)。もうちょっと変えてくれてもいいのに。一方VAW-115のE-2CHS-14のSH-60Fは機体が変わったわけではないのに塗装を大幅に変更。HS-14はHSL-51に対抗したのか“ニッポン”を強く意識した塗りになっていた。またVFA-27のF/A-18Eもささやかに塗装を変更し、ラダー内側にもダンダラ模様を入れていた。


G_ea6b_02 グランド地区のゲートガードに、今年はEA-6Bが仲間入り。地上展示機にEA-6BのCAG機がいなかったので、こちらでガマンすることにする(笑)。しかしまだ現役で飛んでいる機体がゲートガードになるというのは、ちょっと複雑な気がしないでもない。それはそうと、まだフラップが取り付けられていないのがちょっと哀れ。


【地上展示機と所属部隊一覧】

【アメリカ海軍】
F/A-18F(CVW-5/VFA-102[NF] CAG機)
F/A-18E(CVW-5/VFA-27[NF] CAG機)
F/A-18C(CVW-5/VFA-192[NF] CAG機)
F/A-18C(CVW-5/VFA-195[NF] CAG機)
EA-6B(CVW-5/VAQ-136[NF])
E-2C(CVW-5/VAW-115[NF] CAG機)
SH-60F(CVW-5/HS-14[NF] CAG機)
C-2A(CVW-5/VRC-30 Det.5[NF] )
SH-60B(HSL-51[TA] Co.機)
SH-60F(HSL-51[TA] 第7艦隊司令長官専用機)

【海上自衛隊】
P-3C(第4航空群第3航空隊)
SH-60K(第51航空隊第513飛行隊)
YS-11M-A(第61航空隊)
US-2(第31航空群第71航空隊)

展示機以外に見られた機体はこちら、おまけ写真はこちら



 エプロンに入ってすぐにねこすけさんと別れ、一通り撮り終わってまだ1130にもなっていない。でも3日前に風邪で寝込んでいたことでもあり(爆)、なによりどんよりとした曇り空で風も冷たいので、早々に引き上げることにする。グランド地区のHSL-51ブースでハンバーガーを買って食べた後(ちょっと冷めてたよ(´・ω・`))、お昼過ぎには基地を後にしたのであった。

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2009.03.23

ロケッティア・デカール、キタ━━(゚∀゚)━━!!!

 模型仲間の rocketeer さんが立ち上げた「スケールモデラーによる、スケールモデルのためのデカール」を製作販売するメーカー、それが『ロケッティア・デカール』です。第一弾としてリリースされた「よく使うUSインシグニア」をさっそくオーダーしてみましたよ。(*´∀`*)

R0026865 そして本日無事に届きました。かの AVIPRINT 製だけにクオリティの高さは一見しただけでわかります。左のセットAのうち、左上に印刷されている30'サイズはハイビジファントムのインテーク脇に描かれた小さい方のサイズ。さっそく量産中のファントムに使ってみませう。ちなみに主翼に描かれた大きい方は45'サイズで、これはまだ製品化されていないのでリクエストを出してあります(笑)。

 今後の展開が楽しみですね~。精一杯応援しますよ!("`o')/ ファイトォ!

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2009.03.22

首塚(笑)(ハセガワ1/72F-4海兵隊型(1)その10)

F4marincover_1_10b_F4marincover_1_10a_ 今週はターボレットばかりいじっていたのでファントムはこれだけ。まぁそれでも、機首が形になったんでますますやる気が出てきますたよ。(`・ω・´) シャキーン 

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下塗り終了!(`・ω・´)(ガビア1/72ターボレットその11)

L410_11a_ 主翼付け根の工作の続き。下面側も全く合ってなかったので(胴体側の取り付け部付け根が大きかった)、結局ここもリューターで大まかに削ってからパテ盛り修正をすることに。

L410_11b_ 上面もパテ盛りをして表面をなだらかにしてやりませう。
 
 

L410_11c_ てことで主翼取り付け部の工作が終わりますた。写真は窓部分に内部色のグレーを吹いた状態ですが、モールド色とほとんど同じなのでなんか妙な感じ。(^◇^;)

L410_11d_L410_11e_ 上面のフィレット部分はこんなふうになりますた。なかなかいい感じ、と自画自賛(笑)。
 

L410_11f_ 下面はこんな感じ。これでカンベンしてくだちい。
 
 

L410_11g_ ベースホワイトをブーッと。吹いた段階では水平尾翼は付けていなかったのですが、やはり簡イだけにいくらすり合わせたとはいえバチピタとは合わないので、結局この段階で付けてしまいました。インスト指定のチェコ機の塗装の場合、水平尾翼まわりはほとんど黄一色なので、マスキングなどにもあまり支障は出なかろう、と。

L410_11h_ ついでに極小物ではありますが、ただの四角いブロック状だった排気管パーツに穴を開けて(てゆーか凹みを付けた程度ですが)色を付けておきました。これは最後に取り付けます。

0304300_19940214 さていよいよ全体塗装になるわけですが、機首・尾部+尾翼・主翼外翼の黄色を先に塗るべきか、それとも迷彩を終わらせてから塗るべきか。それが問題なのであります。(~。~;)ウウム

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2009.03.21

読書録:「ビールうぐうぐ対談」東海林 さだお・椎名 誠

ビールうぐうぐ対談
東海林 さだお・椎名 誠
文春文庫
2002年7月10日第1刷

2009年3月21日読了

 料亭では缶ビールの立場はないらしい。中身は同じなのに不公平ではないか。といった他愛のない、てゆーかどーでもいいような対談を、ビール片手にウダウダと繰り広げるのが本書である。とはいえ会話を重ねれば真実が見えてくることもあるわけで、「ミミズは世界最大のウンコ垂れ(椎名)」「ハゲは死に値する(東海林)」「贅沢してるとバカになる(椎名)」「やっぱり服装が精神をすごい変えるよね(東海林)」など、そのまま格言として子々孫々語り継いでいきたいような言葉が所々で出てくるのだ。所々で、だが(笑)。対談形式の本はあまり好きではないが、この二人の対談はやはりいつ読んでも面白い。(^o^)

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2009.03.15

何事かを成し遂げたような気がするのは気のせいだよね(ハセガワ1/72F-4海兵隊型(1)その9)

F4marincover_1_09a_ 先週はファントムいぢり週間と決めたので、いよいよコクピットの製作にかかってみたり。まずは必要なパーツに色を塗るわけですが、何しろこのキットはバリエーション展開の都合でコクピット製作に必要なパーツがあちこちのランナーに分散してまして。おかげでこんな風に山積みに。今回コクピットフロアはインストの通り2色使ってみましたが、正直なところ作ってしまえば今までと特に変わらないような希ガス。

F4marincover_1_09b_ てことでいきなりコクピットが組み上がってたり。左の2つがB型、一番右がS型で残りはJ型。
 
 
F4marincover_1_09c_ 今週はここまで。機首上面パーツが機首下面パーツに合わさる部分には、上面パーツの側面部分が内側に入り込まないようプラ板の小片を貼り付けてあります。VMFA-112(J型)とVMFA-134(S型)だけ区別してるのは、この2機だけ機体下面がインシグニアホワイトではないのでこの段階で前脚庫内の塗装を終わらせているからです。あとの5機は機体下面の塗装と一緒にやるのでGXカラーのクールホワイトで下塗りだけしてあります。後列に並べてある機首パーツは、この段階でやっておいたほうがいい合わせ目消しを先に済ませてしまいます。それが終わったらコクピットを載せた機首下面パーツと合体でつ。

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2009.03.14

読書録:「韓国軍北侵」デイル・ブラウン

Kankokugun_hokushin_a2Kankokugun_hokushin_b2韓国軍北侵〈上〉
韓国軍北侵〈下〉
デイル・ブラウン
訳・伏見 威蕃
二見文庫ザ・ミステリ・コレクション
\733(上・下とも)
2001年6月25日初版発行(上・下とも)
2009年3月14日読了

 未だ冷戦構造が続く東アジアにおいて、その最前線ともいえるのが朝鮮半島であらう。何しろ形式上はまだ朝鮮戦争が終わっていない。本書では、その朝鮮半島が韓国によって“ほとんど血を流さずに”(とはいえ北朝鮮からの核ミサイルなどで10万人程度の韓国人が死んだようだが)統一されてしまうのだ。日本に対してグダグダいう国がひとつ減るのは実に喜ばしいことではあるが、前作『台湾侵攻』で左派政権となった日本は在日米軍をほとんど追い出し、自衛隊を国軍化しロシア製の戦闘機を装備するような国になってしまっているので、永井和美首相を始めとする日本政府首脳や日本国民が韓国をどう思っているのかはよくわからない(笑)。

 それはともかく、統一のどさくさで核兵器を手に入れた“統一コリア”は次第に暴走を始め(まさに「基地外に刃物」(^◇^;))、中国との全面戦争の危機が迫る。『台湾侵攻』の中で極東アジアに対するプレゼンスを失ったアメリカに残された対抗手段はただひとつ、母体をB-52からB-1に変えて復活した“EB-1Cメガフォートレス空中艦隊”のみ・・・。

 物語のほとんどが朝鮮半島統一のゴタゴタとEB-1C飛行隊誕生の経緯を描くことに割かれていて、肝心のEB-1Cが活躍するのが物語の終盤になってからなので、その点では不満がないではない。しかし逆に、EB-1C搭乗員として白羽の矢を立てられるネバダ州兵空軍B-1B飛行隊(ちなみに飛行隊長は『ロシアの核』でRF-111Gに乗っていたレベッカ・ファーネス中佐)の訓練の様子は克明に描かれていて興味深い。もっとも、朝鮮半島上空を想定した訓練シナリオで、当事国を「神をも畏れぬ共産主義国北キムチ」「神を敬う親アメリカ民主国家南キムチ」としていたのには思わず吹いてしまったが(笑)。

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2009.03.08

ようやく十の字(`・ω・´)(ガビア1/72ターボレットその10)

L410_10a_L410_10b_ 十の字にする前に済ませておいたほうがよいモノを先に工作しませう。まず胴体尾部下面のベントラルフィンの取り付けでおます。例によってイモ付けなので、0.3mm真鍮線で補強を入れた上で接着。後縁部は垂直尾翼後縁のラインと一直線になるようにして、ついでに薄々攻撃をかけておきました。尾灯も伸ばしランナーででっち上げ。

L410_10d_L410_10e_ 風防は縦の枠だけ一段飛び出て成形されていますが実機はツライチなので、まず風防パーツの左右後端に0.3mmプラ板を噛ませて全体を前進させて取り付けます。主に下側に出来る隙間にパテを詰め込んだら、それぞれの窓ごとにきちんと平面が出るよう注意しながらペーパー掛けをして、胴体とツライチにします。

L410_10f_ そうそう、先週取り付けた主脚収納フェアリングの整形は、もちろん済ませてあります。結局パテで形状を整えるような格好になりました。まぁ簡イですからね。

L410_10g_L410_10h_ そんなわけで、操縦席の風防と客席窓、それに機首の着陸/滑走灯をマスキングしたら、ようやく胴体の工作はお終いというわけなのでした。なお胴体の客室内にはけっこうな数のゴミが入り込んでおりました(泣)。どうやら主翼取り付け用の穴から侵入したっぽいです。(´・ω・`)

L410_10i_ てことでとうとう主翼と胴体がくっつきました! いやー長かった!。・゚・(ノД`)・゚・。

 しかしこれまた簡イの常、取り付け部分の穴は甘々でとても角度が決まるようなものではありませぬ(ちなみに1.5゚の上半角)。接着には敢えて☆★の白蓋を使い、後退角の狂いや捻れが生じないよう慎重に合わせてから、上半角が狂わないようMr.カラーの瓶を下に置いて接着剤が固まるまで一晩待つのでありました。なお、風防のマスキングは間違っていたのでやり直しました。

L410_10j_ 接着剤が固まったら接合部の整形です。まず隙間に瞬着を流し、ついでに欠けていたフラップ部の胴体側にも瞬着を盛って修復。
 

L410_10l_L410_10k_ この主翼と胴体の取り付け部分、キットは胴体側の断面形が間違ってまして。左の写真がキットのままのラインで、赤線で示したように主翼取り付け部からすぐに山形に盛り上がる形状になってます。右の写真が修正後です。青線部分まで主翼上面とツライチで、そこから内側が山形に盛り上がる形状になるよう、リューターでおおまかに削ったあとでペーパー掛けをして形を整えました。またフィレット部分のエッジがだるいので、ついでに削ってエッジを立てました。なお主翼中央部から前方は、胴体上面と主翼上面がスムーズに繋がってツライチになってます。

 まぁ上面はやりやすいのでまだいいのですが、実は主翼下面と胴体との取り付け部分も全然合ってないのですよ。どう修正したものか・・・。(~。~;)

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2009.03.01

実は終わってない胴体の工作(ガビア1/72ターボレットその9)

L410_09b_ 胴体が終わったので主翼を付けたいところですが、その前に主脚収納部のフェアリングを胴体下面に付けてやらねばなりませぬ。これがまたイモ付けのうえに位置や角度が判りづらいわけで。付けてみればもちろん隙間だらけなので、瞬着やパテのお世話になるわけです。

L410_09a_ 主翼のほうはほぼ工作終わり。若干残っている作業は、胴体に取り付けてからでもできるものなので。

 ・・・とか思っていたんですが。

L410_09c_ ふと思い立って翼端灯の透明化工作をしてしまいますた。要領は機首の着陸/滑走灯の時と同じですが、こちらは薄いのでキットの透明ランナーが使えました。当たり前のことですが、単に銀色やクリヤーレッド/ブルーに塗るだけより雰囲気が出ます。

 フェアリングの整形をしたら、いよいよ胴体に主翼を取り付けませうか。いや、その前にベントラルフィンを付けておいたほうがいい鴨。簡イの常でこれもイモ付けなので補強をしてやらんと。

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あと2ヶ月半なので製作再開(ハセガワ1/72F-4海兵隊型(1)その8)

F4marincover_1_08a_ ちうことでファントムのほうも本格的に製作を再開します。とりあえずモチベーションを上げるために、後部胴体を形にしてしまいませう。ハセガワのファントムの後部胴体には、偵察型にしかないフォトフラッシュイジェクターがモールドされてますので、戦闘機型を作る時にはこれを埋めなくてはなりませぬ。まぁ蓋のパーツをはめて整形すればいいだけなんですけど、パネルラインを完全に埋めなくてはならない作業を左右×7機で計14ヶ所ってのはけっこう面倒。これ、偵察型だって地上で普段開けてるわけでなし、スジボリ表現でもよかったんでね?>ハセガワさん

 あと垂直尾翼左右にモールドされている楕円形と円形のパネルラインは、実機には左側面にしかないので、右側面のものは埋めてしまいませう。

F4marincover_1_08b_ てことで7機分の後部胴体が形になりますた。ドラグシュートドアと垂直尾翼端のパーツもここで付けちゃいます。一番手前のものだけ垂直尾翼端が異なってますが、他の6本もアンテナ位置の違いで2種類あったりして。

F4marincover_1_08c_ 主翼との接合部分は気持ち広げてやったほうが合わせやすいので、左右の合わせ目の前方にプラペーパーを、後方に0.3mmプラ板を挟んでます。

 形が見えてくるとやる気も出ますね~。でも静岡まであと2ヶ月半ですよ。気合い入れていかないとね。(`・ω・´) シャキーン 

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