手持ちのシューティングスターのキットをかき集めてみました。てか、ナナニではこれ以外には出てないと思いますが。前列はP(F)-80Cで左からグラン(ロシア)、ソード(チェコ)、エアフィックス(イギリス)、後列はT-33Aで左がエレール(フランス)、右がハセガワ(言うまでもなくニッポン)。本国アメリカ製のはないんですよね。
仮組みしてみますた。並び順は前列左からエアフィックス、ソード、グラン、後列左からエレール、ハセガワ。
改めて、P-80Cです。左からエアフィックス、ソード、グラン。グランのキットは胴体と主翼のモールド色が微妙に違ってます。ソードは簡イの常でダボなんぞありませんし、最新キットなのにバリもけっこうあったので、実は仮組みに非常に苦労してます(笑)。こうして見るとどのキットもそんなに悪くないように見えますよ。
裏側。ソードは脚収納庫をレジン製の別パーツにしているので、中身ががらんどうです。グランとエアフィックスも前脚庫は別パーツなので穴が空いてます。グランはフラップを別パーツにするという野心的設計なのはいいのですが、こうしてひっくり返すと主翼付け根に大穴が(笑)。フラップsageで作るとこれが丸見えになってしまうので、ワタシはフラップageますよ。あと、ソードは下面のJATO取り付けフックなどの出っ張りをきちんとモールドしてるのがポイント高いです。
機首側面形の比較。どれもいいんでないですか? モールドの精緻さはグラン<エアフィックス<ソードなのが一目瞭然(笑)。グランのインテークリップは丸みが足りなくてちょっとエッジが立った感じになってます。ソードはそこのど真ん中にパーツの分割ラインが来ているので、これをキレイに成形するのはちょっと面倒そう。角度によっては内側の分割線も見えるので、さてどうしたものか。逆にこの成形にした強みで、インテーク上下にあるエア抜きルーバーの再現度はピカイチです。
機首上面形。エアフィックスは言われるほど直線的ではないですね。ワタシならこれで充分おkです。コクピットの開口部分の形状は、さすが最後発だけあってソードのが一番説得力があります。
なお各キットの組み易さですが、どれも一長一短というか、なんとなればエアフィックスが一番マシかも。ソードは簡イなりの苦労が見えてますし、グランはとにかくパーツの合いが悪い。左右の胴体パーツがピッタリ合うのが不思議なくらいです(笑)。
こちらはT-33A、左がエレール右がハセガワ。エレールは主翼端の増槽まで一体成形なので、合わせ目消しがちょっと面倒。
裏側。前脚庫の床はエレールは別パーツですがハセガワは胴体パーツと一体成形(めちゃくちゃ底が浅いですが)。昔の国産キットはこんなのが多かったですね。床板モールドのない後ろ半分は筒抜けなので、作るときには蓋をしてやりたいところ。主脚庫内のモールドは、ハセガワのはなんだかなー的ですがのっぺらぼうのエレールよりはマシかも。
機首側面。エレールは前脚扉まで一体成形。ハセガワは別パーツになっている先端部分のモールドがほとんど消えていてツルンツルンです。。エレールは斜めにカットされた先が別パーツですが、これはRT-33A用機首とコンパチなため。モールドはハセガワより細かく、ハセガワでは省略されている側面のルーバーやNACAダクト、それに先端のレドームや機銃口のパッチまできちんとモールドされているので、ハセガワを作るときの参考にしませう(笑)。一方インテークリップの形状はハセガワの圧倒的勝利(笑)。エレールはエッジが立っていて全く似てません。ただしハセガワはインテーク上下のルーバーを完全無視。これは痛い(笑)。ついでにエレールはこの部分を素直に左右分割にしているので、インテーク下面と胴体下面の間の微妙な凹みがまったく再現されておらず、インテーク下面のルーバーは凸モールドになっています。
機首平面形。エレールは先細りしすぎかな。
さてと、この5種類のキット、仮組みしたはいいのですがこの先どーしますかね。なに作れって?)゚O゚( ヒー
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