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2009年11月

2009.11.28

たまには模型ネタでも

 JMCが終わってからこっち、プラモは弄ってません(笑)。何をやってたかとゆーとコレであります。

Meiki_ 今さらながらエフトイズの「艦載機コレクション」を組んでたんですが、あとファントムだけというトコまで進んだところで「名機の翼コレクションvol.2」が発売されていたのを思い出したので、慌てて買ってきて速攻で全機作りました。こっちは表サイトのキットリストのネタにしますもんで。(^^ゞ

 とりあえず製作メモなど。
●P-3C、わずかにテールヘビーなのでいったん胴体を分解して機首の錘を増量
●P2V-7、思いっきりテールヘビーで尻もちを付く(爆)。でもそのままでは機首内に錘を増やすスペースがないので、機首先端と胴体下レドーム部分で左右をつなぐダボを潔く切り飛ばして場所を作る。
●P2V-7、主翼下補助エンジンのインテーク警告マークは組んだ後だと貼りづらい(特に内側)ので、貼ってから組むべし
●P2V-7、米海軍機の塗りや組み立てヒドス。上下色の境目がほげほげしてるしキャノピーには接着剤がベットリ。直しようがない。(´・ω・`)
●P2V-7シクレ、背面銃座をなんとかしたいところ。
●C-130H、主脚カバーの色と胴体の迷彩色を合わせることを忘れずに
●C-130Hシクレ、「導入時迷彩」という但し書きはそれだけだと誤解を招く。これはロッキードが間違えてこの2機だけベト迷にしちゃったもの。あとこれブラウンが明るすぎ。
●これはこの個体だけの問題だが、ヤフオクで大枚はたいて落とした(爆)UN塗装機のプロペラ4枚のうち1枚だけが欠品だった。エフトイズに電凸するのも面倒なので伸ばしランナーとプラ板ででっち上げ。遠目には判らん(笑)。回らないけど。

Kansaiki_ で、そちらが終わったので改めて艦載機コレ。ファントムのブルーエンジェルズは6機揃ってますが、実は1番機はカフェレオの製品だったり(爆)。
 

 こちらもメモ。
●全機計器板フードが機体色なので、いったんキャノピーを外してツヤ消し黒を塗る
●A-6E、定番は2種とも70年代なのでレドーム下のTRAMターレットは切り飛ばす
●A-6E、マリンコ機のマーキングが左右で違う(爆)。左側は三日月に「EA」が被ってるのに、右側は「EA」と三日月が離れてて三日月はラダーに描かれている。実機は時期によってどちらもあったが、被ってるのを離すことは出来ないので、右側の三日月と「EA」の間を切り離して三日月に「EA」が被るように貼ってやる。
●A-6E、海軍機とシクレは垂直尾翼のデカールがフェアリングに掛かる部分でうまく貼れないので、その部分にあらかじめ切れ込みを入れると吉。
●A-6Eシクレ、フラップ上面の「500」のデカールがないので機首に貼る分をそちらに貼り、機首には定番機の余り番号を切り貼り
●A-7E、前脚のカタパルトランチバーが下向き。面倒なので直してない(爆)
●A-7Eシクレ、実機はA型なので機首周りが違うのだが、面倒なので直(ry
●F-14A、VF-1のほうはチンターレット形状が違う(デカール解説図は合ってる(-_-;))のだが、面倒な(ry
●F-14Aだけシクレが手に入らず。(´・ω・`)
●F-4J、内翼前縁のアンテナ部分が航法灯と間違えられて赤/青で塗られているので、黒でタッチアップ
●F-4J、ブルーズは機体各部のアンテナフェアリングがないので全部切り飛ばして整形、タッチアップ。排気口も違うしパイロンの穴も埋めた方がいいのだが、これらの修正は大変なのでパス。
●F-4J、ブルーズのデカールはBu.No.が左側の分しか入っていないが、実機はもちろん両側に書かれている。これはデカールが複数あればおk。あとパイロットネームの印刷順が機番と食い違っているので注意。ネームのほうは左から1番機、2番機、4番機、3番機、6番機、5番機になってる。

 さて、こいつらどこに置こうか・・・。(~。~;)ウウム

F101_ 置き場所といえばこっちも悩みの種。いつまでもここに置いておくわけにはもちろんいかず、棚の大整理が必要なようです。この週末にやるかなぁ。あーそうだ、表サイトに載せる写真も撮らなきゃ。

 ちなみに右後ろに写っている黄色と黒の小さな箱は、CMK1/72のF-16I改造パーツ(アカデミー用)です。アカデミーに続いてハセガワまでもがF-16Iを出すとなったため、わざわざハナンツから取り寄せたコレ(しかも決して安いお値段ではありませぬ)は一気に“いらない子”に。どーすりゃええのさ。やっぱオク出しかなぁ。_| ̄|○

\(^_\)ソンナハナシハ(/_^)/コッチヘオイトイテ

 本日、杜の都にお住まいのこの方から大きなつづらが届きました。ちなみにもちろんロハではありませんお。で、中身はこれ。
Alba_chiyo__2
 「あずまんが大王」のちよちゃんフィギュアです。高さ3.5cmくらいのかわいらしいフィギュアでゴザイマス。(*´∀`*)

 ・・・んなわけはなくて。

Alba_ こっちが肝心です(笑)。見ての通りのブツでゴザイマス。あーもでるの約27とか28とか、一生縁がないだろなーとか思ってたキットがなぜかここに。ハンターのプロトタイプ改造パーツなんて萌えますなぁ。あるばサン、どうもありがとうございました。
 
 

Chiko 「ヤフオクで在庫を減らしてる最中だってのに、なんでまたコヤツは在庫を増やすのかしら」とチコが思っているやうな気がするのは、きっと気のせいでせう。(^。^;)ヨホホホ

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2009.11.23

天ぷら食べに新潟へ

 上越・高田に美味い天ぷらを食べさせる店があるという。

 店の名は「てんぷら割烹 初音」。店を仕切る2代目店主の目利きで仕入れる新鮮な日本海の魚を、揚げて、焼いて、刺身でいただく。これ最強。そして新潟といえば酒処。こちらの口コミ情報によると、地元の「千代の光」などイケるらすい。嗚呼、飲めないのが恨めしい(←クルマで行くからだ)。

 なお、「初音」といってもアッチとは何の関係もない。その名前を使ったのはこっちのほうが早いし。だからネギも振らない(笑)。


 ・・・とまぁ前置きはこれくらいにしておいて。


 連休の中日(なかび。ドラゴンズではない)、天気もまぁまぁ持ちそうなのでここらでひとつ、以前から暖めていた企画「ちょっと天ぷら食いに新潟へ」を実行に移さんとす。11月22日(「いい夫婦の日」なのにカミさんはお留守番(爆))0550ごろ出発。久々に中央道に向かいます。0630調布ICから中央道へ。高速\1,000円が効いてるのかはたまた連休の中日(なかび。ドアラではない)のせいか、けっこうな通行量です。だいたいが中央道は狭すぎ。早いトコ3車線にしてホスイと思うところですが、あの政権じゃ望み薄ですな。

001002003 途中相模湖IC付近でちょっと詰まったものの大した渋滞もなく快適ドライブ。ずんずんと山に分け入っていきます。雪を頂く山々が見えてくると「冬が近づいてるんだなぁ」と実感しますね。曇りとか雨とか言ってた天気予報もいいほうに外れて、時折青空ものぞくまずまずの天気。

004_suwakosa 0810ごろ諏訪湖SA着。事前に調べておいたお土産を購入す。長野県に足を踏み入れたのなんて何年ぶりですかね~。場所柄温泉入浴施設とかありましたが、入ったら寝ちゃうので(爆)入らず。
 

005_obasutesa006_obasutesa 0930過ぎ姨捨SA着。これこれ、この眺めですがな。ここからの善光寺平の眺望が見たくて今回、中央道~長野道経由にしたのです。(^^)v
 

007008 姨捨SAを出るとすぐに上信越道と合流。上越に向かって妙高高原を横切っていきます。このあたり、昨夜は雪が降った様子。路面もまだ濡れてました。

009_myokosa010_myokosa011_myokosa 妙高SAから眺める周囲の山々。いいですなぁ、山の景色は。(*´∀`*)
 

012_myokosa013_myokosa 妙高SAの2階にある展示室にあった、日本初のペアリフト。なんでこんなところに?
 
 
 
 

014 空もすっきり晴れました。一路高田を目指します。上越JCTで北陸道に入り、最初の上越ICで一般道へ。時刻にして1130ごろ。なんだかんだと調布から5時間掛かりましたね。国道18号バイパスを南下し、鴨島ICで降りて市街地に向かいます。

015_takadakoen3016_takadakoen3023_takadakoen017_takadakoen3
 
 
 

 ちょっと時間があったので高田公園に寄り道。シンボルでもある三重櫓がそびえ立ってます。せっかくなので中に入ってみました。

017_takadakoen3nai018_takadakoen3nai019_takadakoen3nai 内部は高田城や高田の町の歴史資料館になってました。写真は3階の展望室からの眺めです。ちなみに、左写真の左手奥の方には陸上自衛隊高田駐屯地があります。

020_takadakoen021_takadakoen022_takadakoen 小一時間、公園内を散策した後、いよいよ天ぷらに突入です!(゚∀゚)
 

024_hatsune 高田駅前のメインストリート、本町通にお店はありました。裏手の駐車場にクルマを入れたら、いざ天ぷら!("`o')/
 
 

 店に入るとカウンターの向こうに かぽう師 のお姿。板前姿が決まってます。静岡で見るモデラーの姿とは大違い(笑)。カウンター席の一番奥に座って『松セット』(刺身・天ぷら定食)を注文。かぽう師 と雑談しつつ(カウンターの向こうで天ぷら揚げてるんですよ)待つことしばし。さあ、やって来ましたよー!

025_hatsune キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
 いよいよ至福の時です。天ぷらはレンコン、ししとう、茄子それにエビ、キス、アナゴ。刺身はマグロ(中トロ)、ハマチ、タイ、イカ、甘エビ。もうね、どれも (゚д゚)ウマー なわけですよ。キスやアナゴはパリッとした衣に包まれた身がとろけるよう。もうおひと方の板前さん自家製の野沢菜漬も (゚д゚)ウマー でもう大満足でございました。(●^o^●)
 
026_kapou 食べ終わるとそろそろランチタイムも終了(高田公園でぶらついてたのは、実はこのタイミングを考えたから)。ということで、新潟県で一、二を争う在庫の濃さを誇るといわれる、かぽう師の密柑山を拝見させていただくことに。手ぶらじゃアレだらうと、ウチからひとつだけ箱に詰めていった邪教集団のF-101Aをお目に掛けつつ、この膨大な密柑山を前にしばし歓談。かぽう師はナナニもヨンパチもWWII機も戦後機も宇宙物も手がけるのに、でもこれだけの在庫で済んでいるのは、よほど自制されてるんだろなー、と思いましたねい(笑)。と思ったら帰りがけに「実はあすこにも」と部屋の外で指さす方を見れば、写真の部屋に入りきらない大物キットが棚をひとつ占領してました(爆)。

027_kapou ではそろそろお暇するかなー、と思っていたところに、階下からかぽう師に「駐車場のゲートが故障したから見に来てくれ」と声がかかったので、それを機に部屋を辞することに。なお写真に写っている3人のうち、一番右がかぽう師です。

028029030 あとはひたすら家路を急ぎます。高速に乗る前に給油して、上越ICから北陸道に乗ったのが1500ごろ。北陸道をいったん北上し、長岡JCTから関越道に入ります。まぁしかし、「行きは良い良い帰りは恐い」てのはまさにこの日のためにあるような言葉。まず眠い(爆)。睡眠4時間でこのドライブをやってるわけですから、眠くないわけがありません。コーヒーやお茶を飲んだりガムを噛んだりしつつ、SAごとに小休止を取ってじりじりと進みます。そして関越トンネルを抜けて群馬県に入ると、いよいよ渋滞が待ちかまえているわけです。「藤岡JCTから25km」ですってよ奥さん。('A`)ウボアー

 この辺で眠さもピーク。上里SAで20分ほど仮眠を取りました。ついでにここで軽く夕食を済ませ、再び渋滞に突入。じりじりと進んで嵐山小川IC辺りでようやく渋滞を抜け、鶴ヶ島JCTから圏央道に入ります。初めて走る道なんで、できれば昼間走りたかったですねぇ。狭山PAで交通情報を見ると、中央道の調布IC先頭の渋滞が解消している様子。これはラッキー。(^^)v

 そのまま圏央道を南下、八王子JCTで中央道に入り、調布ICで降りたのが2100ごろ。都合6時間、高速道路の上にいたことになりますな。その後、狛江で裏道に入るトコロを間違えて住宅街で道に迷いそうになりつつも(なにしろ久しぶりに走ったもんで(^^ゞ)、大事には至らず2140ごろ無事RTBしますた。

031_miyage032_miyage 今回、道中のSAやPAで買い込んだお土産の数々。なんせ「いい夫婦の日」ですから(笑)。左から、チーズケーキアントルメ6号サイズ、白たい焼(おぐら、クリーム、チーズ)(以上諏訪湖SA)、市田柿ミルフィーユ長門牧場ゴーダチーズ(以上姨捨SA)、キットカット八幡屋礒五郎一味(信州限定)、柿の種クランチ(新潟限定)(以上妙高SA)、安田牛乳生チョコレート(塩沢石打SA)、赤城高原プディングバーム(赤城高原SA)。こんなに食ったらデブまっしぐらやんけー!(゚∀゚)ア-ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!

 てなわけで、かぽう師、今回は突然の訪問にも関わらず美味しい天ぷらを食べさせて頂きまして(いやそれフツーに仕事だし(笑))、また貴重な蜜柑を栽培している山を見せていただきまして、ほんとうにどうもありがとうございました。また来年の静岡でお会いしませう。(*´∀`*)

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2009.11.21

読書録:「ソ連帝国再建」トム・クランシー&スティーブ・ピチェニック

ソ連帝国再建
トム・クランシー&スティーブ・ピチェニック
訳・伏見 威蕃
新潮文庫
\857
2000年8月1日発行
【カバーイラスト:佐竹政夫】

2009年11月21日読了

 「オプ・センター」シリーズ第2弾の舞台はロシア。政府の中で大統領を情報から遮断することである種の“無血クーデター”を起こし、ソビエト連邦の再興を図ろうとする内務大臣。資金調達のために手を組んだマフィアが中米から日本経由で大量の軍資金を運び込もうとするも、飛行機の不調でウラジオストックから鉄道輸送を余儀なくされる。その現金輸送列車を巡る我らがストライカー・チームとロシア側諜報機関との手に汗握る攻防、というのがおおまかなストーリー。

 これくらいの内容だと、トム・クランシー単独なら3分冊くらいの分量になったのではあるまいか(笑)。本書ではアメリカ政府とロシア政府との政治的なやりとりとか、クーデターのためにロシア軍を通す羽目になったウクライナやポーランドの動きについてはほとんど触れられておらず、現金輸送列車を巡るやりとりが内容のほとんどを占めている。だから読者はドンパチに集中できるともいえるが、一方で物語としては広がりに欠ける嫌いがあって、このへんは好き嫌いが分かれるような気がする。ワタシとしては、もうちょっと政治的な駆け引きを見せて欲しかったと思う。

 とはいえ、決して面白くないわけではなく、クライマックスでストライカーチームが暴走機関車から脱出するシーンなどは、瞬きする間も許さないくらいの迫力で一気に読ませてくれる。次回作(欧米掃滅)は上下巻に分かれているので、物語により深みが増していることを期待しやう。(^o^)

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2009.11.09

できたどー!!(ハセガワ&レベル1/72 F-101その5)

R0011565 7日土曜日の明け方に全機完成しますた。ブログ書くどころか写真を撮るヒマも惜しんでガシガシ作ってましたよええ。おかげで昨日今日のJMC作品展東京会場でのクラブ作品展になんとか間に合いました。(´ー`)フウッ

 まぁそんなわけで、前回の続きを。ってどこまで書きましたっけ。(^^ゞ

F101_05b_ 十の字にした胴体下面。ハセガワのキットの合いの悪さが際だちますね(笑)。排気口部分には、全体塗装時に持ち手となる割り箸を突っ込むための穴を開けてあります。
 

F101_05a_ ハセガワのキットは古いので、キャノピーの合いも良くありません。透明部分をマスキングしてから瞬着で仮止めしてパテ盛りペーパー掛け。このあとレベルのキットのキャノピーもマスキングして、まず内部の黒とシール部のクリーム色(クレオス#318レドーム色を使用。この色滅多に使わないから余ってるんです)を塗り、いったんマスキングを剥がしてから今度はシール部まで含めて再度マスキング。隙間から塗料が極力吹き込まないよう、今度は胴体にマスキングゾルで仮止めします。

F101_05c_F101_05d_ いつものようにベースホワイトで下塗り。ハセガワの2機は銀塗装(実機は無塗装)なので、あちこちにある傷やスジボリの失敗部分などに丹念にペーパーをあて、全体をクレオスのラプロス#4000で磨きます。レベルのキットはいずれも銀塗装ではないのでそのまんま。

F101_05e_ 機首先端のレドーム(RF-101Cはレーダーないのになんで黒いんだ?)を先に塗ってマスキングしたあと、ハセガワのほうにはまず全体にクレオス#339エンジングレー(手近にあった『ツヤ有りの暗いグレー』がたまたまこれだった(笑))を吹いて下地にしてから、#8シルバーを吹いてさらに#104ガンクロームを重ねます。この色、ちょっとくすんだアルミっぽい色調がお気に入り。(^o^)

F101_05f_ 今回はちょっと銀塗装をがんがってみたいので、さらにパネルごとの塗り分け。今回は機首の大きく開く2ヶ所のアクセスパネルとエアブレーキに、クレオスSM03スーパーアイアンを使ってみました。いい輝き出しますね~これ。ただ、この機体のこの場所に使ったのはあまり相応しくなかったかも(爆)。あと写真にはありませんが、水平尾翼の中央部にはガイアカラー#123スターブライトジュラルミンを使ってます。実機写真だと水平尾翼は全体的に同じ色に見えるんですが、まぁ模型的フィクションということで。(^^ゞ

1056637 なお、作ろうとしているマーキングのA型の胴体中央部はライトグレーっぽく見えるんですが(これに使うスーパースケールデカールのインストだと「FS16440」(=ライトガルグレー)と指示されてます)、実機の数少ないカラー写真(残念ながら別の機体)を見るにメタリックが入ってるっぽいし、ネットで拾ったさらに別の機体のモノクロ写真だと胴体の他の部分とほとんど違いがないのですね。なのでここはメタリック色がよかろうと、以前モスキートを作った時に作った「クレオス#8+#104+#315」という色(要はメタリックガルグレー(笑))を吹いてやりました。

F101_05g_ レベルのB型のうち、米空軍の2機はクレオスの#73エアクラフトグレーをブーッと。カナダ国防軍のはスペマーなので、デカールをもとに切り出したマスキングテープで塗り分け。機首部分のブルーは自作の色ですが、余っていたクレオス#20ライトブルーを元にテキトーに混ぜました。

F101_05i_ 排気口周辺は、まずは5機とも自作の「排気口色」(確かクレオス#28黒鉄色を元に何か混ぜたような(笑))を吹きます。ノズルの塗り分けはなかなか面倒です。ハセガワのほうは、基部を排気口色、中央部をA型はクレオスC411クラシックシルバー、RFはクレオスSM01スーパーファインシルバー、先端を#28黒鉄色で塗り分けます。レベルのほうは前半部を排気口色、後半部は3分割して根元からクラシックシルバー、排気口色、黒鉄色で塗り分けます。さらにレベルのほうはタミヤのウェザリングマスターの「サビ」「青焼け」「赤焼け」を使って適度に“使われた感”を演出(=フィクション)。実機のこの部分は千差万別で、とてもこんな風に定型化できません。

F101_05h_ 機首のアンチグレアを吹いたら全体塗装は終わりです。マスキングに使った紙についてはスルー推奨。(^。^;)ヨホホホ
 
 

 とまぁ、11月1日までに終わったのはここまでなわけですよ。残り5日間です。もう焦りまくり。ヽ(`Д´)ノウワァァン!!

F101_05j_F101_05k_F101_05l_ 無塗装機のほうはここでパネルラインごとの塗り分けの代わりに、主翼上面にハセガワの新製品「ジュラルミンフィニッシュ」、RFの胴体背面に同「ミラーフィニッシュ」を貼ってみました。ジュラルミンフィニッシュのほうは使えそうですが(てかこういう用途にうってつけ)、ミラーフィニッシュのほうは輝きが強すぎてナナニにはわざとらしすぎるようです。てことでペーパー掛けしてヘアライン処理っぽく見えないかなー、とやってみたんですが、やっぱナナニだとダメっぽい。orz

F101_05m_ 結局、胴体背面に貼った分は剥がしたら下地まで持って行かれそうなのでそのままにして、機首のパネルについてはジュラルミンフィニッシュを貼り直しました。この曲面追従シートシリーズ(本当は「TFシリーズ」だそうです)には、ツヤ消しの金属色としてもうひとつ「チタンフィニッシュ」というのもあるので、それもいずれ使ってみたいですね。

F101_05n_F101_05o_ 3日の入間航空祭にも行かずに(最後のバートル見たかった・・・。引退セレモニーがあったラスイorz)製作に勤しんだ結果、ようやくあんよが生えました。動翼部にはスミ入れもやっておきます。ハセガワのほうはクリヤーコートしないので、この時点でキャノピーのマスキングも剥がしてしまいました。機首のアンチグレアはもうちょっと太くしたほうが良かったようです。(´・ω・`)

F101_05p_F101_05q_F101_05r_F101_05s_
 
 
 

 次はいよいよ楽しい楽しいデカール貼り! まずはレベルのキットからです。とはいえ古いスーパースケールデカールですから一筋縄ではいきません。水に漬けた時は大丈夫だったのに貼ろうとしたら割れたので、慌てて使うもの全部(RF-101C以外全部スパスケ使用(笑))にマイクロのリキッドデカールフィルムを塗りたくりました。レベルのキット付属デカールも割れたのでこれにも塗り塗り。でも2度塗りしても割れたのには参りました。

 コーションデータ類はエースのキット付属デカールにはほとんど付いていないので、スパスケ付属の物を使うわけなんですが、例によってインストの指示がいい加減なので何をどこに貼っていいのやらよく判りません。実機写真とにらめっこしながらあちこちから(F-101B用だけではないです)かき集めました。ハセガワの古の定番キット付属デカールも、以前静岡のジャンク市で1枚入手したものも含めて2枚をフル活用。機首脇の「U.S.AIR FORCE」ロゴや主翼上下面の「USAF」ロゴは、スパスケ付属のものは大きさが合わないのでハセガワを使ってます。機首脇にあるピトー管との位置関係があるので、大きさが違うとつじつまが合わなくなるのです。インテーク上面のウォークウェイをレベルのキットに貼ったら、インテークの形状がA/C型とB型とで違ってて合わなかったり(爆)。似た色を作ってタッチアップしてなんとか修正。

 なお、アメリカ国籍マークは全てロケッティアデカールの「よく使うU.S.インシグニア 【セットA】」を使ってます。胴体が40インチ、主翼が35インチなので「セットA」で両方対応できます。ついでに「USAFレタリング(黒)1/72」も買っておけばよかったと後悔しきりでしたねぇ。ヽ(`Д´)ノ

F101_05u_F101_05w_ 続いてハセガワの2機。A型は上と同じくスパスケを使っているので、苦労した点も同じ(爆)。もう余分なハセガワの「U.S.AIR FORCE」「USAF」ロゴがないので、仕方なくスパスケのもの(ただし機首はF-104A用、主翼は・・・忘れました(^^ゞ)を使用してます。RFは唯一キット付属デカールがそのまま使えます。ただし硬くて割れたところがあったので(爆)、念のためリキッドデカールフィルムを塗りました。

F101_05t_F101_05v_ ハセガワのTFシリーズを貼った上にデカールを貼ると、ニス部にかかったところの色が変わってしまいます。左は「U.S.」の下がツヤ有りに、右は前から2本目と3本目の青帯の間がくすんでます(1本目と2本目の間はトリミング済み)。ここは面倒でも丹念にニスをトリミングする必要があります。あまり込み入った図柄が来ると厄介かもですね。

F101_05x_ レベルのキットにクリヤーコートをして、キャノピーのマスキングを剥がしてみたらなんとまぁ、1機のキャノピーにクラックが入ってました(泣)。奥義「キニシナイ」を発動して忘れることにしました。(^◇^;)
 

F101_05z_ デカールのタッチアップをしてマスキングを剥がして、コクピットに椅子を放り込んでから改めてキャノピーを取り付けて、水平尾翼やら排気口やら増槽やらミサイルやらを付けて、ようやく全機完成したのはJMC付属展示会当日の朝5時でした。やっぱし前日徹夜になってしまいましたよ。orz

 まぁともかく、間に合いました。( ̄ー ̄)

 てことで、改めて5機それぞれをご紹介。

Jmc_f101a F-101Aヴードゥー
 ハセガワ+エアウェーブ1/72
 アメリカ空軍81st TFW所属(1966年)
 スーパースケールデカール72-223使用
 ※この時代の81st TFWのマーキングは、隷下の78th/91st/92nd TFSの3個飛行隊すべてで共通のため、機体だけでは所属飛行隊の判別はできません。

Jmc_f101b_adc F-101Bヴードゥー
 エース1/72
 アメリカ空軍60th FIS所属(1965年)
 スーパースケールデカール72-307使用

Jmc_f101b_tx F-101Bヴードゥー
 レベル1/72
 テキサス州空軍147th FIG/111th FIS所属(1980年)
 ウィリアムテル'78&'80優勝記念マーキング
 スーパースケールデカール72-304使用

Jmc_cf101b CF-101Bヴードゥー
 エース1/72
 カナダ国防軍空軍No.19Wg./No.409Sqn.所属(1984年)
 No.409Sqn.CF-101B退役記念塗装機“Hawk One Canada”
 スーパースケールデカール72-472使用

Jmc_rf101c RF-101Cヴードゥー
 ハセガワ1/72
 アメリカ空軍67th TRW/45th TRS所属(1967年)
 限定版キット付属デカール使用

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