元旦である
日付が変わってすぐの初詣とか初日の出を拝むとか、そういうハードなことをしなくなって久しい我が家。いつもの休日と同じように、2時ごろ寝て10時頃に起き出すのであります。お昼に食べるのはお正月らしくお雑煮。我が家ではカミさんの実家である千葉・大網の作法に従ったお雑煮を食べるのであります。
これがお雑煮の本体(笑)。カツオだしにしょうゆとみりんで味を調えた出汁にお餅が入っているだけです。長ネギは本来入ってないんですが、これはこの出汁が昨夜の年越しそばの出汁を使い回したものだからです。(^^ゞ
その本体に、これをトッピングするのです。これは九十九里産の青のりと“はばのり”それにフツーのかつおぶし。“はばのり”は漢字では「波葉海苔」と書きまして、カミさんの実家から送られてきた波葉海苔の袋の裏にはこんなウンチクが書かれております。
昔から千葉県九十九里沿岸部を中心に波葉(はば)入りのお雑煮をお正月に食べるとその一年は「はばが利く」や「人間にはばが出る」などと言われ、お正月の縁起物として収穫量も少ないことから珍重されてきました。
本体にトッピングを載せた状態。載せた海苔を出汁に浸しつつ、お餅と一緒に頂くのです。他に具がないシンプルなお雑煮ですが、2種類の海苔の磯の香りが風味を引き立てていい感じ。(*´∀`*)
ちなみに、ワタシの実家(地元川崎だ)ではこれと似たような出汁に里芋だのダイコンだの鶏肉だのといった具の入ったお雑煮を食べてました。これはたぶん、父方の祖母の出身地・山梨の雑煮にお袋の出身地・佐渡の風味がブレンドされたものなんだと思いますが、関東地方だとだいたいこんな感じみたいですね。これに慣れていたので、結婚して初めてカミさんの実家で正月を過ごしたときに出されたこのお雑煮には、最初は面食らいましたねぇ。
夕方からは近所の馬絹神社に初詣です。もちろんチコも一緒です。チコは外に出ると必ずコレをするのであります。何をしてるのか、犬を飼ってらっしゃる方にはすぐに判りますよね?(^◇^;)
馬絹神社の参道入口。神社は小高い丘の中腹にあるので石段が続きます。ここでは空いてたんですが。・・・。
本殿の前にきたら行列が。元日の夕方はラッシュになるのかもしれませぬ。待つことしばし、本殿前で手を合わせて願ったことは、まず家内安全商売繁盛。そしてもちろん、民主党政権が早く崩壊しますようにと願うのも忘れずに。(゚∀゚)
拝殿脇にはお守りやおみくじの売り場があります。焚き火の向こう側では甘酒を配ってまして、カミさんはそれを楽しみにしていたのですが、参拝が終わってお守りと破魔矢を買っているうちに配布が終了してしまいますた。カミさんが残念がることよ。(´・ω・`)
まー、そんなこんなで2010年の元日も過ぎていきますた。今年もゆるりといきませう。
オマケ。上の写真を撮ったらコンデジの電池がなくなってしまったので、携帯で撮ってみますた。やぱし画質の差は一目瞭然ですな。
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