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2010.02.25

8時ちょうどの~♪(レベル&マッチ1/72ハンター その1)

 そりゃ狩人じゃ~!!(。_゚)))☆C= バキッ!

 2010年春の量産はドイツレベルとマッチボックスのハンターです。これにパブラやPJプロダクションやクイックブーストのレジンパーツを組み合わせ、デカールには本家イギリスのエクストラデカールやモデルアリアンスデカールを使って、主要バージョンと代表的なカラバリをカバーしてやろうかと。調子に乗って10機になってしまいました。二桁量産は何年ぶりだろか。作るのは以下の如し。

●P.1067(ハンター原型機)(ドイツレベルF.6+パブラモデル改造パーツ
  イギリス空軍 所属不明(ホーカー社)《WB188、1951年》
●ハンターF.6(ドイツレベルF.6)
  ベルギー空軍アクロチーム“レッドデビルズ”《IF-62、1959-1960》
●ハンターT.7(マッチボックスT.7)
  オランダ空軍 所属不明《83/N-316(ex.XM122)、1960年代》
●ハンターT.8C(ドイツレベルF.6+PJプロダクション改造パーツ
  イギリス海軍FONFT(Flag Officer Navy Flying Training)“アドミラル・バージ”《VL/XL584 1967》
●ハンターFGA.9(ドイツレベルFGA.9/Mk.58)
  英領南ローデシア空軍 所属不明《RRAF121、1965年》
●ハンターFR.10(ドイツレベルF.6+クイックブースト改造パーツ)
  イギリス空軍No.2Sqn.《S/XJ633、1960年代》
●ハンターGA.11(ドイツレベルF.6+PJプロダクション改造パーツ)
  イギリス海軍No.764Sqn.《LM695/XE689、1970》
●ハンターF.58(ドイツレベルFGA.9/Mk.58)
  スイス空軍アクロチーム“パトルイユ・スイス”《J-4030、1991年》
●ハンターFGA.74B(ドイツレベルFGA.9/Mk.58)
  シンガポール空軍No.140Sqn.《521、1991年》
●ハンターFGA.76(ドイツレベルFGA.9/Mk.58)
  アブダビ空軍 所属不明《701、1969年》

Hunter_01a_ まずやったのは箱の製作(笑)。ドイツレベルのキットの箱はキャラメルボックスなので、製作中のパーツの管理がやりにくいのですな。幸いこのくらいの箱は余りまくってるので困りません。(゚∀゚)

 では、まず自作や改造など切った貼ったが必要なものから手を付けていきませう。

Hunter_01b_ 最初は椅子の切り出し。例によってパブラのレジンシートを使います。レベルのキット付属も悪くないんですけどね。ただマッチだけはキットのパーツでは如何ともし難いので(なんせ左端にある緑色のパーツがコクピット内のパーツのすべて(爆))、コクピットフロアから自作しなければなりませぬ。椅子は単座型がマーチンベイカーMk.3H、複座型が同Mk.4です。単座型のほう、ドラで中を見せてもらったモデラーズデータファイルのハンター本によればMk.2となってるんですが、あの本高いから持ってないし、Mk.2とMk.3Hの違いなんて覚えてる人いなそうだし、だいいちパブラがMk.3Hって言ってるからそういうことにするのですよ。(^。^;)ヨホホホ

Hunter_01c_Hunter_01d_ ちうことで、PJプロダクションの複座型改造パーツに入っているコクピットフロアを見ながらプラ板でデッチ上げ。機首内にきちんと納めつつ、レジンのシートもきちんと後から入れられるようにするのはなかなか大変ですた。

Hunter_01e_Hunter_01f_ 仮組みなどしてみたり。俄然気分が盛り上がってまいりました(笑)。椅子の天辺がほんの少しキャノピーと干渉するので、ここはもう一段の削り込みが必要っぽい。それはそうと、パブラとPJプロダクションとで、同じMB Mk.4でも大きさが全然違うのですな。ま、でもいっか。気にしないキニシナイ。

Hunter_01g_ お次はPJプロダクションの複座型改造パーツとレベルのキットのフィッティング。改造パーツセットのインストに従って、レベルの胴体をノコギリで大胆に切り刻みます。合いは抜群、ほぼドンピシャです。ベルギー人、いい仕事してますね~。なお、尾部についてはもともとレベルのキットは別パーツになってるので(F.6とFGA.9の作り分けのため)、改造パーツセットに入っているパーツをそのままくっつけただけです。

Hunter_01h_Hunter_01i_ 仮組みしたマッチのキットと並べてみたり。うーん、いいですね~。(*´∀`*)
 

Hunter_01j_ 次はP.1067です。機首と尾部はキットのパーツをレジンパーツで置き換えるだけ。機首のがちょっと小さめなので手当が必要っぽい。垂直尾翼はインストに従ってキットのパーツを切り取ってレジンパーツに置き換えます。試作機は水平尾翼付け根部分のフェアリングがないんですよね。ちょっと前後幅が足りないっぽいので、ここも手当が必要。

Hunter_01k_ 4番目はGA.11。これはF.6の機首をPJプロダクションのレジンパーツに置き換えればおk。・・・のはずだったんですが、このレジンパーツがふた周りくらい小さくて合いません(爆)。このパーツはもともとPJプロダクションが出していたレジン製のハンターF.6用改造パーツなので、レベルのキットには合わないんです。まぁでも、これは簡単そうなので自作しちゃいます。キットの機首パーツの先端を削って穴を開け、ウェーブの「Hアイズ1[クリア]」から直径4mmのものをチョイス、平面のほうが外を向くようにパーツの裏から押し込んでやります。ちょっとヒケてたのは残念ですが、まぁこれでハッタリは効くでしょ(笑)。なお上にあるのは改造試作1号機。穴が大きすぎたのでお蔵入りです。(^◇^;)

Hunter_01l 5番目はFR.10。これもPJプロダクションの改造パーツにあるんですが、GA.11と同様に小さいのでクイックブーストの改造パーツを使います。これをキットの機首パーツと置き換えればおk。・・・のはずだったんですが、いざ付けようとパーツを出してみたら困ったことにこのパーツ、キットの機首パーツをそのまま透明レジンで置き換えてカメラ窓っぽいスジボリを追加しただけのモノと判明(爆)。FR.10の機首はカメラ搭載に伴って若干伸びてるんですよね。ちうことでこれは使えません。いい加減なモン作らんでおくれよ(~。~;)>クイックブースト

Hunter_01m 仕方がないのでPJプロダクションのパーツを使いませう。見ての通りふた周りくらい小さいので、レベルの機首より細くて短いのです。根元にプラ板でも噛ませて誤魔化しませうかねぇ。いずれにせよ、胴体を組んでからの作業になります罠。(´ー`)フウッ

 なおこれのベースキットはF.6なので、尾部はそのクイックブーストのハンターMk.9改造パーツを使ってみたりして。こちらは幸いバッチリ合います。

 残り5機はキットをそのまま作ればいいので、さて次は全機のコクピット内の塗装に掛かりませうかね。

 なお、この量産は静岡には間に合わせませんので念のため。

 ・・・間に合わせませんよ!m9(・∀・)ビシッ!!

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コメント

何というハンターの泉。

さすがに静岡はきついでしょう。
すると、JMC会場になりますか。

っと、やはり、もう一機くらい追加して、
厚木に飛んでくる訓練支援サービス会社機なんかがあると、きっと、原型機から今に至るまでのハンターライフサイクルが明らかになって、
それはそれは、かっちょええコレクションになりますよ、

と、世界でもまれなハンターの泉に願ってみるテスツw

ええ、わかってますとも、静岡には間に合いませんね。
ええ、わかってます。
わかってますよも。
わかってますよー
ええ。

投稿: Mach0.9 | 2010.02.26 07:15 午後

相変わらずすごい馬力ですなー。

投稿: 北のヨットマン | 2010.02.27 02:54 午前

完成品&量産のコツを教えてください。

投稿: 北のヨットマン | 2010.02.27 03:26 午前

>>Mach0.9タソ

 厚木にいたのは↓ですね。
http://homepage2.nifty.com/KWAT/airshow/hickam2009/hunter.htm

 コレを去年のヒッカムで舐め回したのが、たぶん今回の量産に繋がったんだろうなとは思いますが、如何せん塗りがあまり面白くないんですな。ご丁寧にも増槽にまで迷彩が及んでいるので、塗り分けが無駄に大変そうだし。(~。~;)

 まぁそんなわけで、JMCでお目に掛けますよ。ええJMCで。JMCですからね!(゚∀゚)

>>北のヨットマンさん

 コツらしいコツなんてないんですが、まぁとにかく「完成した姿」をイメージすることじゃないですかね。量産なら「ズラリと並んだ完成品」をイメージするわけで。で、あとはひたすら手を動かすだけです。たとえ一日10分でも、少しでも何かやっておけばそれだけ完成に近づきますから。

投稿: KWAT | 2010.02.27 04:24 午後

関係ないですが、今年の静岡の目標は
「動揺しない」
です。

そこ、お笑いになりませんようにw

投稿: Mach0.9 | 2010.02.27 07:35 午後

・・・そういえば、2月は何年か振りにSA誌買ったっけ・・・。(゚∀゚)

投稿: KWAT | 2010.03.01 02:14 午前

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