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2010年4月

2010.04.25

静岡まであと19日(イタレリ〈ビレク〉1/72ビーグル その3)

 前回のタイトルは日付を数え間違えていたことが判明(笑)。なのであと19日。まぁね、あと19日ったって、我々にはまだ大型連休が(ry

Il28_03c_Il28_03a_Il28_03b_ 前回とあまり変わり映えがしませんが、細かい修正で盛っていたパテを研いだり、尾部銃座のマスキングを終わらせたり、乗降ハッチや操縦席のキャノピーを閉めたり、機体各部の穴にティッシュを詰めたりして、これで下塗り直前の状態になってます。下面を晒すのはこれで最後かな?(^◇^;)

Il28_03d_Il28_03e_ いよいよ全体塗装。まずベースホワイトを吹きます。次にMr.ラプロスで細かい傷などを平滑にするように全体をペーパー掛け。銀塗装は下地作りに気を使います。

Il28_03f_ 次にツヤ有り黒を全体に。銀塗装なのでやったほうがいいかな、と。なんか、全身真っ黒の軽爆ってのも妖しげでいいですなぁ。なんとなく「妖機・黒衣の未亡人」なんてのが頭に浮かんだりして。ってそれはこのお方がお作りになっておられるし。(^^ゞ

 なおこの機体、実機は「無塗装銀」ではなく「銀塗装仕上げ」みたいなので、今回は機体表面の細かい塗り分けはナシの方向で。

 さて、これが済めば銀をブーッと吹くわけですが、今回はどの銀を使いませうかね。ガイアのスターブライトシルバーとかでいってみますか。(^o^)

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2010.04.18

静岡まであと27日(イタレリ〈ビレク〉1/72ビーグル その2)

 2週間のご無沙汰でした(笑)。てことで、ビーグル犬の続きでございます。まぁね、あと27日ったって、我々にはまだ大型連休があるジャマイカ!("`o')/

Il28_02a_ 胴体をペーパー掛けしてたら「ピキッ」とイヤな音が。見ての通り胴体が割れてました(爆)。こういうのってフローマークっていうんでしたっけ? もちろん速攻瞬着でくっつけましたとも。目立たない位置なのが幸い。実は似たようなスジがコクピットの風防にもあるんですけど、知らない振りしてるんですよ。(^。^;)ヨホホホ

Il28_02b_Il28_02c_ 尾部銃座の風防周りは、もともとの金型がこうなのか、それとも湯回り不良なのか、エッジがだるだるで風防パーツと合わないので、プラ板やパテで整形して風防パーツごとペーパー掛け。なかなかいい感じになったような気がします。一度割れて直した辺りの風防にクラックが入ってますがキニシナイ!

Il28_02d_Il28_02e_ 風防を磨けばこの通り。クラックがより一層目立ちますがキニシナイ!(爆) さらにその反対側には、内部に雨だれみたいな傷というかなんというか、とにかくそんな跡が付いてることに今さら気付いてもどうしろと。やっぱしキニシナイ! しかないか。(゚∀゚)

Il28_02f_Il28_02g_ コクピットの風防やキャノピーは取り付け位置のモールドが何もないので、現物合わせで付けるしかありませぬ。まずはコクピット後方のフェアリングから。位置決めをしたらシャーペンでなぞっておきます。

 この部分、カタチ的には後方視界を確保するための涙滴型キャノピー後部みたいに見えますが、実はこの部分は単なるフェアリングで(中に無線機なんかが入っているようです)、パイロットの後方視界はゼロです。よってここに隙間はないのでプラ板で埋めます。透明プラ板を使ったのは、単に手近にあったからというだけで、特に意味はありません(笑)。

Il28_02h_ パテ埋めペーパー掛けが終わった主要パーツ。胴体やエンジンポッドのパーツの合いが激悪なのが見て取れますね(笑)。主翼も簡イのお約束で後縁が分厚いので、薄々攻撃を掛けてあります。
 

Il28_02i_ ちょっと写真を端折りましたが、エンジンポッドを付けて整形が終わった主翼を胴体に付けましたの図。これをペーパー掛けしてモールドを彫り直す段になって初めて、主翼の取り付け位置が左右で1mm弱、前後方向にズレていることが判明したって、今さら直しようがありませんがな。このキット、同じ簡イでも去年作ったターボレットよりはラクだと思ってましたが、その実力はワタシの想像をはるかに越えていたようです・・・。_| ̄|○

 もういい! キニシナイ!ヽ(`Д´)ノウワァァン!!

Il28_02j_ 尾部銃座の工作。胴体表面になる部分は例によって尾部と合わないので、ナイフとヤスリで整形。この部分だけ仮付けして全体塗装をします。23mm機関砲の砲身は0.8mm真鍮パイプで置き換えました。

Il28_02k_ コクピット後方のフェアリング内には、プラ板で小さな箱を作って接着。中が見えるのに空っぽだと寂しいでしょ? たぶんソ連の無線機ってこんな形してると思うんですよ。(^。^;)ヨホホホ
 

Il28_02l_ ちうことで、ずいぶんと端折りましたが、本日やっとのことで目出度く士の字になりました。この間にやったことは下記の如し。
 
 

1)水平尾翼付け根の形が左右で違っていたので、プラ板と瞬着で工作。水平尾翼を付けたらパテ埋め整形。
2)コクピット後方のフェアリング内部を塗装後、フェアリングを接着。これをガイドにしてキャノピーを仮止めし、風防の位置決めをして風防内の黒を塗装後に接着。マスキングをしてフレームに内部色のグリーンを塗ってからパテで隙間埋め。
3)機首風防のマスキングをいったん剥がし、ガイアのマスキングコートで再度マスキング(風防のマスキングもこの時)して内部色のグリーンを塗装。なお尾部銃座の風防は水平尾翼の工作の関係でまだマスキングが終わってません。
4)主翼端のタンクを接着、隙間を瞬着で埋めてペーパー掛け、埋まりきらなかった隙間をパテ埋め。こんなのは主翼を胴体に付ける前にしておくべきでした。ちょっと前上がり気味ですがキニシナイ!

 今回初めて使ったガイアのマスキングコートですが、クレオスの“改”と比べると切り出しのし易さはほぼ同等なれど、“改”より粘着力があって切り出しの最中に剥がれたりしないのはいい鴨。反面、筆を別途用意して、使い終わったら筆を水洗いしないといけないのは面倒です。

 ここまできたら全体塗装まであと一歩。次の週末には塗れるかな?

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2010.04.13

NAF厚木日米親善桜祭り

C_a4e_06_3 今年の米海軍厚木航空施設(NAF厚木)の桜祭り、4月10日という開催時期は「桜」を冠するにはいささか遅いのではないか、と思っていた頃がワタシにもありました(笑)。2010年の春は初夏になったと思ったら冬に逆戻りといった感じで天候がイマイチ安定せず、お陰で3月22日頃に開花した桜がまだ咲いていたので、今年もきちんと「桜とゲートガード」という写真が撮れたのであった。

 今年は0745頃に家を出てみたら、5分後にねこすけさんから「既に結構並んでいるぞな」とメール着信。0800ちょうどの電車に乗り、2回の乗り換えを経て1時間弱で相鉄さがみ野駅着。さらに歩くこと20分、0910ごろようやくメインゲートに到着し、ねこすけさんにコンタクトを取って無事合流。開門を待つ間にPAISUKE兄ィから入電、VFA-27“棍棒組”の展示機が色付きではないことを知らされちょっとガッカリ。んなことはともかく、1000ちょい前に開門し、国際空港並の厳重な手荷物検査を経てようやく入場したのであった。



 地上展示機は例年とほぼ同じ14機種15機。メダマは13年振りに厚木に帰ってきたVFA-115“EAGLES”と、ようやくホークアイ2000を手にしたVAW-115(どっちも“115”やね)であらう。今年もフライトはないと思っていたのだが、なんとまぁ、あんな隠し球があったとは。やるな海自。( ̄ー ̄)


Fa18e_vfa115_m03 そんなわけで主役のCVW-5の艦載機。VFA-102のF/A-18Fは2月に機体を最新のブロック2に入れ替えているので、パッと見にはあまり違いが判らないものの、塗り直したばかりでピッカピカである。VFA-27のF/A-18EはCAG機が整備中なのでイモ番機であったが、ブロック1の機体(ちなみにVFA-115の機体はブロック2)なのに垂直尾翼間の排気口はチムニーダクトになっていた。もちろん後付けなのだらうが、そうなるとプラモを作る時は再現したい機体のその部分がどっちなのか、要確認である。よく見えない所だけに面倒であることよ。VFA-115のF/A-18Eは、2月の来日時は前の所属航空団CVW-14(空母ロナルド・レーガン搭載時)の“NK”レターのままだったのが、デザインはそのままにレターを“NF”に変更しただけなのがウレシイ限り。機首のFDNY911顕彰マークもそのままである。CVW-5に残った唯一のクラシックホーネット、VFA-195のF/A-18Cは塗りが若干変わったそうなのだが、見た目では全く判らない(爆)。


E2c_m03 VAQ-136のEA-6Bは、昨年の展示機がイモ番機だったのではっきりとは確認できないものの、去年と変わっていないような気がする。VAW-115のE-2Cホークアイ2000はCVW-11/VAW-117(空母ニミッツ搭載)からの転属で、来日時は“NH”レターや部隊マークもそのままだったのだが、こちらはもちろん全面塗り直し。でも垂直尾翼のトーチはなんであんなに小さいのだらう。HS-14のSH-60Fは変わらず。VRC-30 Det.5のC-2Aは地味だった昨年とは違い、一昨年の塗りに近いハデなものになっていたが、垂直尾翼にテールレターやBu.No.が書かれていなかったので、未完成なのかもしれない。HSL-51のSH-60Bも変わっていなかったが、この機体は先月用廃になってしまったとのこと。新生“アニキ”にご期待くださいってか?



O_c40a_01 エプロンの解放エリアのすぐ隣に、今年は正体不明の旅客機が3機。判ってみればなんのことはない、米海軍の輸送飛行隊、VR-58のC-40AVR-59のC-9Bなのであった。米海軍の輸送飛行隊はここ数年ノーマーク化が進んでおり、機体側面の帯とBu.No.下4桁以外は部隊名やテールレターなど何も書かれていないので、こういった場で機体だけ見ても所属部隊などがさっぱり判らず、マニア的には困ってしまうのである。それはともかく、C-40など間近で見る機会はそうないわけで、これはこれで珍しいかな、と。並んだ2機はBu.No.が2番違いなのに、片方の機体にだけウイングレットが増設されているのが興味深い。これがあるとなんだか最新の旅客機らしく見える(笑)。


Sh60k_helfire_01 海上自衛隊第51航空隊のSH-60Kは、左舷パイロンにはヘルファイアのランチャーを吊り、機内の対潜機器はすべて降ろし、開けた右舷のキャビンドアからは機関銃(ダミーか?)を突き出した状態で展示。不審船や海賊に対処する時の形態というわけなのだらう。米海軍のSH-60Fも右舷のキャビンドアからAN-M3重機関銃を突き出していたが、米海軍が一般人に機関銃をどんどん触らせていたのに対し、我が海自はもちろん御法度である。まぁこれは仕方あるまいかなぁ。たぶんダミーだし。(゚∀゚)


F_xp1_03_2 お昼前にサプライズが。XP-1の1号機が着陸してきたのである。開場時から滑走路の向こう側に駐機する2号機が気になっていたのであるが、まさかここで1号機を間近で見られるとは。もうこれだけでこの日は行った甲斐があったというものである。しかも滑走路の向こう側とはいえ、1・2号機の揃い踏みまで!。・゚・(ノ∀`)・゚・。

 一方、そのすぐ後に降りてきた第51航空隊のP-3Cは、尾翼の“VX”マークが描かれていなかった。まさか51空までマークなしになっちゃったの!?ヽ(`Д´)ノウワァァン!!



O_g_a4e_02 グランド地区のゲートガードのうち、入口に一番近いA-4Eの塗りがガラリと変わり、現行のVFA-195塗装になった。機体をシェアしてた(笑)VFA-192がVFA-115と入れ替わって離日したので、VFA-195がA-4Eを独占することになったのだらう。それにしても、どうせだったらVA-195時代の塗装にして欲しかったようにも思うのだが、でもこれはこれで意外に似合ってるような気もする(笑)。また、昨年は機体そのものが未完成だったEA-6Bは、今年はきちんと完成していた(笑)。


【地上展示機と所属部隊一覧】

【アメリカ海軍】
F/A-18F(CVW-5/VFA-102[NF] CAG機)
F/A-18E(CVW-5/VFA-27[NF])
F/A-18E(CVW-5/VFA-115[NF] CAG機)
F/A-18C(CVW-5/VFA-195[NF] CAG機)
EA-6B(CVW-5/VAQ-136[NF] CAG機)
E-2C(CVW-5/VAW-115[NF] CAG機)
SH-60F(CVW-5/HS-14[NF] CAG機)
C-2A(CVW-5/VRC-30 Det.5[NF] )
SH-60B(HSL-51[TA] Co.機)
UC-12F(NAF厚木ベースフライト)

【アメリカ海軍(展示機以外)】
C-40A(VR-58)※2機
C-9B(VR-59)
CVW-5所属機とか

【海上自衛隊】
P-3C(第4航空群第3航空隊)
SH-60K(第51航空隊第513飛行隊)
YS-11M(第61航空隊)
LC-90(第61航空隊)
US-1A(第31航空群第71航空隊)

【海上自衛隊(展示機以外)】
XP-1(防衛省技術研究本部<TRDI>)
P-3C(第51航空隊第511飛行隊)
地元のP-3Cとか

おまけ写真はこちら
おまけ特集その1:スーパーホーネット・注意書きの違いを考察する
おまけ特集その2:ホーネット/スーパーホーネット・タンクコレクション

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2010.04.06

読書録:「白雪姫の殺人」辻 真先

白雪姫の殺人白雪姫の殺人
辻 真先
徳間文庫
\524
1995年10月15日初刷

2010年4月5日読了

 かつてのテレビアニメ創生期に、立場は違えども同じような境遇で同じような苦楽を味わい、縁あって今は東京郊外の老人ホームで生活する7人の男女。そこで起きる殺人事件。謎を解くのは“辻ワールド”の住人、スナック「蟻巣」に集う面々であった・・・。

 誰もがいつかは老人になる。歳を取れば誰もが丸くなり、悟りを開いた聖人君子のようになる・・・わけはない。人間の感情はいくつになろうと変わりないのであって、同じような年格好の男女が集えばやはりそこには恋愛感情も湧けば憎悪も芽生える。ワタシもあと四半世紀もすれば後期高齢者。決して他人事ではないのだ。

 本作は辻ミステリーなのでサクサク読めるのだが、そのサクサクさの裏に実に重い命題を抱えた作品であるといえようか。それはそうと今回も、そのトリックは相当に無理があるような気がする。(^◇^;)

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2010.04.05

静岡まであと1ヶ月半(イタレリ〈ビレク〉1/72ビーグル その1)

Il28_01a_ 量産中のハンター×10は静岡向けではないのですが(ないったらないの!m9(・∀・)ビシッ!!)、とはいえ静岡に持っていくのが去年作ったモノ(去年の静岡の後ではありますが)ばかりではなんとなく面白くないので、急遽コレを始めてしまいました。所属サークル「Museo72」のお題「爆撃機・攻撃機」ネタとしてはすでにモスキートを用意してありますが、いちおう新作もお題に沿って、おそロシアの、てかソ連の軽爆撃機イリューシンIl-28“ビーグル”でゴザイマス。ハンターはしばしお休みです。って考えてみればビーグルってハンターと同世代ですねぇ。

Il28_01b_Il28_01c_Il28_01d_ まずはお約束のコクピット。このキットはイタレリブランドとはいえ中身はチェコのビレク製簡易インジェクションキットなので、こういう小物の取り付けが実に曖昧で、現物合わせでやるしかありませぬ。コクピットフロアのサイドコンソールの位置を直している辺りに、試行錯誤の跡が見られますね(笑)。

 計器盤は黒地に黒い計器。真っ黒にするのも面白くないので、黒く塗ってからハンター用に用意してたエクストラダークシーグレーでドライブラシ。計器盤がグレーになっちゃいますがキニシナイ(笑)。椅子は例によってパブラのレジンシートなんですが(まだ接着してません)、シートの背が低いのかコクピットフロアの位置が低いのか(爆撃手席も同じ椅子なのに高さがちょうどいいところを見ると、どうも後者らしいですな(笑))、これじゃパイロットが座っても前が見えそうにありませぬ。パイロットシートは嵩上げしてやらにゃなりませんな。

Il28_01e_Il28_01f_ コクピットと爆撃手の床の裏側はそのまま前脚収納庫になりますが、ここは前脚を取り付ける穴が開いているだけで収納庫は全く再現されていません。さすがにこれはあんまりなので、プラ板で箱を組んで収納庫らしきものをでっち上げました。この内部をそれらしくしよう、なんてことを考えないのがKWATクオリティ(笑)。ひっくり返さないと見えないトコロなんか、この程度で充分です。(゚ー゚)キッパリ

Il28_01g_ プラ板工作のついでに、後部銃手席の前方も筒抜けなのでプラ板で隔壁を作ってやりました。ここはたぶん何もしないでもロクに見えないだらうとは思いましたが、このキットは尾部下面にある銃手用ハッチが別パーツになっていて、そこから前方を覗くと筒抜けなのが丸見えになりそうな気がしまして。そこを閉じてしまえば無問題なんですが、このパーツがまた合いが悪いのでついでに開けてしまおうかと。上で書いた「ひっくり返さないと見えないトコロなんか、この程度で充分」という信念(笑)に矛盾するようですが、まぁそこはそれ、気まぐれですから。(^。^;)ヨホホホ

Il28_01h_ インストにはバラストは30gと指定されていますので、釣り用の丸重りを仕込みます。3号(11g)を3つ入れれば充分かなと思いましたが、念のため隙間に1号(4g)を2個入れて合計41g。これだけ入れればまず尻餅はつかないでせう。ただ、今度は前脚が保つかという心配があったりして。(゚∀゚)

Il28_01i_ エンジンナセル側面には引き込み式の着陸/滑走灯が付いてるんですが、キットは丸いモールドに自分で穴を開けて、そこに用意されたクリヤーパーツをはめ込むようになってます。でもそのクリヤーパーツは透明度が悪く、そのうえ一回り小さいような気もするので、ここはウェーブのHアイズにお出まし願いました。また、ナセル内部に主脚収納庫のパーツを仕込むのですが(前脚と違ってこちらはちゃんとパーツがあります)、ちょうどそのパーツが当たる部分に巨大な押し出しピン跡が1mmくらいも突き出ていたので、リューターで削り取りました。これ、リューター持ってない人は往生しそうですね。

Il28_01j_ 胴体左右を合わせる前に水平尾翼の工作。簡イの常でダボが貧弱なので(あるだけマシかもしれませんが)、0.8mm真鍮線で置き換えます。水平尾翼には上半角が付いているのですが、キットのままではもちろんそんなもの再現できませんから、胴体の受け部分を斜めに削って、穴も斜めに開けることで対処。角度のことは付けるときに考えます。(^。^;)

Il28_01k_ 左右合わせが必要なパーツをすべて貼り合わせましたの図。上下合わせが必要な主翼は、エンジンナセル取り付けの関係でまだ貼れないので、この段階ではパーツをランナーから切り離して整形しただけです。右にあるのは上から爆弾倉に入れる爆弾、主翼端に付ける増槽、胴体側面に付ける離陸補助用ロケット。爆弾倉内に収める爆弾は、この大型爆弾1発か、中型爆弾4発、小型爆弾8発のいずれかが選べるんですが、整形の手間を考えたら大型爆弾1発になりました。(゚∀゚)

Il28_01l_Il28_01m_ 胴体の合わせ目にペーパーを当てたら、パテ盛りの前に機首と尾部銃座の風防を付けてしまいます。なにしろ簡イですから合いが悪い。こういうことも先にやっておかないと、あとで大変な目に遭うのです。てことで、マスキングをしたあとで流し込み接着剤に瞬着を併用してガッチリ固めます。マスキングを先にしたのはもちろん窓部分の保護のため。瞬着の効果促進剤でクリヤーパーツの表面が侵されるのです。先端部分は3次元曲面でテープではマスキングできないので、ここはあとでマスキングゾルを使います。なお、下面にある三角形の凹みからは機銃の銃身が突き出しているので、あとでテキトーな径の真鍮パイプでもくっつけておきませう。

Il28_01n_Il28_01o_ 尾部銃座の風防。うっかり割ってしまったので(爆)、割れた窓を透明プラ板で置き換えました。平面ばかりでよかったです。もちろん胴体との合いは抜群に悪いので、プラ板で胴体側を修正。こちらは直したときにガラス面に接着剤が付いてしまったこともあり、マスキングをせず後でコンパウンドで磨きます。平面ですしね。

Il28_01p_ てことで今週末はここまで。水曜日に始めて日曜日までにここまで持ってこれたので、このペースなら充分に静岡に間に合いそうな気がします。GWとか根詰めなくてもよさそうですし、もちろん静岡の前々日徹夜もしないで済みそうですな。うまくすれば5月9日の厚木チビヤンにも行けるかな?

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