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2010.06.20

読書録:「へんないきもの」早川 いくを

へんないきもの
早川 いくを
新潮文庫
\514
2010年6月1日発行

2010年6月19日読了

 待ちに待った文庫化! 速攻買いして速攻読みである。多種多様な生物を育む母なる星、地球。先日地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)が、大気圏に突入する直前に最後に撮った地球の姿にも感動したが、この本に出てくるようなへんてこな生き物も黙って受け入れる地球の懐の深さにも、また感動を覚えてしまうのである。

 この本、多種多様な生物の珍妙な姿もさることながら、著者の軽妙洒脱な文章もその面白さに一役買っている。どの生物も一生懸命まじめに生きているはずなのだが、著者の文章を通すとどれも不真面目に生きているように思えてしまうのは、果たしていいことなのか、それとも悪いことなのだらうか(笑)。

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