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2012年1月

2012.01.29

だらだらと進行ちう(ハセガワ1/72 F-18ホーネット その2)

 1週間ちょっと経っても大して進んどらんw

F18a_fsd_02a1_ 亀の歩みで進む制作(笑)。前回の最後に上げた写真と何が違うのか、これ見ただけでは本人ですら忘れ去ってるくらいです(爆)。
 
 

F18a_fsd_02a2_ 主翼取り付け部の合わせ目消しやって凸スジを再生して…。
 
 
 

F18a_fsd_02a3_ インテークリップをくっつけて合わせ目消しをして、インテークベーンが胴体側と自然な繋がりになるよう整形して、周囲の凸スジを再生して…。
 

F18a_fsd_02b1_F18a_fsd_02b2_ 下面側パーツにコクピットを仕込んで、やっとやっと胴体上下が合わさりました。この段階でコクピットの椅子はただ入れてるだけです。尾部のスピードブレーキは閉じた状態にしました。内部のリブのモールドをちょいと切り取ればぴったりとはまります。

F18a_fsd_02c_ 1回目の合わせ目消し作業終了。機首のほうはペーパー掛けだけで消えましたが、後部胴体のほうは段差が出来たのでパテ盛りしますた。機首周辺は凸スジ再生も完了してます。機首上面はデタラメなパネルラインが目立つので、いったん全部削り落として引き直しますた。空中給油ブロープ収納部は凹スジに変換してます。

 ちなみに本キットのパネルラインは全体的にテキトーです(爆)。でもできるだけ当時物のふいんき(なぜか変換で(ry)を壊したくないので、よほど目立つとかでない限りは直したりしません。ええしませんとも。面倒じゃん。(゚∀゚)

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2012.01.20

ゆるゆると行きませう(ハセガワ1/72 F-18ホーネット その1)

 考えてみれば「現用機らしい現用機」を組むのは実に久し振り。とはいえこの機体がロールアウトしたのは1978年9月13日、なんと30年以上も前なんだよね(笑)。

F18a_fsd_00a_ きさらぎ号の次はこれいきます。YDCCさんのホーネット祭りにもエントリーしちゃいましたから、もう後には引けません(笑)。ハセガワ1/72の『F-18ホーネット』です。ええ『F/A-18A』ではありません。FSD1号機のロールアウト時を再現しようという魂胆です。ナナニのホーネットはアカデミーで並べることにしたのでハセガワのは全部手放したんですが、これだけは手放せませんですた。無改造でFSDを再現できるのがコレしかないからです。凸スジだって気にしません、そのままいきますよ。

F18a_fsd_00b_ とりあえず仮組みしてみました(この辺りは去年の年末にやってます)。当時物だけあってパーツの合いはバッチリです。FSDの垂直尾翼の角度は20゜(量産型は25゜)なので、そこも拘るかどうか思案中。拘るなら治具を作る必要がありますな。

F18a_fsd_00c1__ しかしやっぱり欠点はあるもので、ストレーキの隙間にある大きなステーがひとつ足りません(赤丸部)。青丸はインテークベーンのステーで、これはハセガワが再現するはずもないものなので、なくても問題ありません(笑)。←そうか?そうなのか?

F18a_fsd_00c2__ 足りないステーはここ(赤丸)にあるものです。てか、よく見るとその前のステーもちょっと後ろ寄りになってるっぽいですな。これを直すのは大変すぎるので、足りないヤツを足してやるだけにしませう。
 

F18a_fsd_01a_ ということで制作開始。まず上半分と下半分をそれぞれ組みます。凸スジ再生はできるだけ少なくしたいので、なるべく段差やズレが生じないよう、慎重に組み立てます。コクピットに仕込む椅子はパブラのマーチンベイカーSJU-5を使います。ホーネットの初期型はこれなんですが(ちなみに現行の機体はSJU-17)、資料にはFSDの椅子はマーチンベイカーMk.10USとあります。でも何がどう違うのか判りません(爆)。似てるから良いことにしますw

F18a_fsd_01b_ 昨日時点でここまで。上の写真と大して変わってないのがいとをかし。まず上面側ですが、ストレーキ下面のパーツの合いが悪く、またストレーキ自体も胴体との合わせ付近にヒケが出ているので、主翼取り付け部と共にパテ盛り修正してサンディング。消えた凸スジを(でもストレーキ下面はもともとツルツル)カッターで再生します。主翼のパーツ割りが悪くフラップの胴体寄り部分に実機にはない合わせ目が来るので、ここもパテ盛り修正。下面側はインテーク内に衝立を増設。白いボール紙製ですが、どうせよく見えないので無問題。インテークリップとベーンは先にくっつけてキレイに均してから胴体に付けます。

 まーこんな感じでゆるゆると進めます。2月半ばくらいまでに出来ればいいかな、と。

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2012.01.13

2012年最初のできたどー!(フジミ1/72きさらぎ号)

Kisaragi_01a_Kisaragi_01t_ フジミ1/72の朝日新聞社機「きさらぎ号」、いきなり完成です(笑)。がらんどうさんトコの恒例企画のお年賀モデリングに今年も参加しまして、都合12日間で完成させました。(^^)v

Kisaragi_01b_ 何も考えずにストレートに組んでハイ完成!とやるのがこの手のイベントの醍醐味だろうとは思うのですが、やっぱり手を入れちゃうのですよね。本機の胴体下面には観測窓があるのですが、コクピットフロアのパーツはただの板なので下が見えません。なので穴を開けます。どういう風に開いてるのかさっぱり判らないので(資料がないよ)、真下の窓と左右の主翼付け根にある窓と両方見られるようにしてみました。

Kisaragi_01c_ その下面の観測窓と胴体側面の小窓は、パーツが隙間だらけなので瞬着で固めてからキレイに磨いてやります。分厚くてとても中から外が見える気がしませんが(笑)、どうせコクピット内だってロクに見えないんだし、そもそも下面だからこの窓の存在自体もよく見えないので気にしません。(゚∀゚)

Kisaragi_01d_Kisaragi_01e_  一気に十の字。固定脚もここで貼り合わせてしまいます。エンジンパーツはキットそのまま。クレオス#28黒鉄色を塗ってから銀でドライブラシしましたが、あまりモールドが引き立ったような気がしませんぬ。エンジンカウリングの後縁は分厚かったので削ってやりました。コレが後で功を奏するのです。(^^)v

Kisaragi_01f1_Kisaragi_01f2_ コクピットフロアに開けた穴からは、下面の観測窓がバッチリ見えます。計算通り。(^^)v
 
 

Kisaragi_01h_ このキット、プロペラはこの段階でエンジンに差し込んで裏側からストッパーのパーツを接着して回転するようになってます。でもそれでは今後の組み立てや塗装に支障を来すので後ハメ出来るようにしました。ストッパーのパーツが入るトコロに、ハセガワのキットの一部に付いてくるポリキャップを横向きに押し込んで(そのままでは穴が大きすぎて使えない)、周囲をプラ板と瞬着でガッチリと固定した後、前方からピンバイスでプロペラ軸より少し細い穴を開けてやりました。

89ee5c5b1b2b62f578a0c0c7c2a4860dKisaragi_01g_ 胴体両側面の小窓の下には、通信筒を落とす時などに使う(んだと思う)シャッターが付いています。しかしキットのパーツは分厚くてゴツくて、とてもシャッターには見えません。

6cfd527888cf29dca45351a9ba760711Kisaragi_01i_ また、前席と後席の間には仕切りがあって、そこに計器が付いた白い箱状のもの(無線機?)が付いています(ちなみに操縦しているのは、後に神風号で倫敦まで飛んだ飯沼飛行士)。そこでプラ板で仕切りを作り、その下にパーツにあった後席用計器盤を付けました。胴体側面のシャッターもプラ板と伸ばしランナーで自作。

 なおキットだと後席の後ろが塞がれていますが、この部分実機は開いてたのではないかなぁと。そうでないと後席乗員がシャッターのトコロに行けません(椅子は回転式とかだったのでせう)。キットで九八直協を作る時は、ここに穴を開けて機銃を付けるようになっていますが、実機の機銃はステーで支えられていたのでせう。これに気付いたのは全体塗装に掛かる前だったので、既に遅かりしでした。orz

44c6f03a9891ed7f07bdadceaae632a9Kisaragi_01l_Kisaragi_01j1_ 実機のエンジンカウリング前面上部にある小さな丸穴は機銃口ですが、機銃を降ろしている「きさらぎ号」にもこの穴は残っていました。キットの通りに組むとこの穴が真ん中に来てしまうので、右寄りになるように回転させて取り付けます。カウリング下面にはドレン(?)のパイプが突き出ていますが、前方のものは中心線上にモールドされているので、切り飛ばして左寄りにオフセットした位置に真鍮パイプで自作。後方のものはパーツがありますがタダの棒なので、これも真鍮パイプで自作しました。また左翼前縁には着陸灯があるので、透明アクリルの棒から削りだして自作。

Kisaragi_01k_ ということで水平尾翼を付けて十の字。キャノピーと風防をマスキングして風防を取り付けます。このあとキャノピーを仮止めして全体塗装開始。
 

586c02e509459a1baee19089baf5f6daKisaragi_01m_ ここら辺で、へんてこりんな形をしている左翼のピトー管を伸ばしランナーとプラ板で自作。これを真鍮パイプと真鍮板で作れる腕があったら後々楽できたのになぁ。(~。~;)

Kisaragi_01o_78fff3fffcc0ef88657347ad5abe1ad6 全体にクレオス#128灰緑色をブーッと。インストの指定は#56なんですが、キットの発売時期から推測するにコレは『明灰白色(2)』をイメージしているものと思われ(根拠は箱絵だけですが(笑))。今の#56は『明灰緑色(中島系)』でかなり緑味が強くイメージに合わないので(イメージソースは箱絵だけですが(笑))、ここは折衷案として#128を選択した次第。ググってみたら機体色をグレーではなく銀と解釈しておられる先人もおられましたが、右写真のように手前の「海風号」(セバスキー2PA-B3、P-35の複座型)のいかにも銀塗装然とした写りに比べると、奥の「きさらぎ号」はグレーだったように思えますので、この点はフジミが正しいっぽいです。

Kisaragi_01p_ やっちまいました。ピトー管折れました。注意してたんですけど、やっぱダメでしたねい。真鍮パイプとかで作れたら折れずに済むんですがねい…。
 

Kisaragi_01q1_Kisaragi_01q2_5d17f43ae87b5b6efec001dce9b6c634 エンジンカウリング後端の胴体両側面にドレン(?)パイプを真鍮線で仕込み(ここを薄くしていたのが効きました(^^)v)、胴体下面の中心線に赤帯を塗ったあと(インストでは無視されてますが、上の方にうpした正面からの写真にはしっかり写ってます)、デカール貼り開始。胴体のレジレターがシャッターに掛かるので「すわオーバースケールか!?」と焦ったのですが、実機も掛かってるのでひと安心。

Kisaragi_01q3_ デカール貼り終わって半ツヤクリヤーを吹きました。風防の上に立っていたアンテナ支柱はこの間に折れました。せっかく補強に真鍮線仕込んで、風防に穴を開けて差し込むという苦労をしたのに、仕込んだ真鍮線が届いてないところからポキっと(笑)。なおこのアンテナ支柱、キットは取り付け位置が曖昧ですが、実機は右にオフセットされていて、風防上の中心線上には衝突防止灯(だと思う)が付いてました。

Kisaragi_01r_ キャノピーのマスキングを取ってアンテナ支柱も復活。このあとエンジンカウリング両脇の排気管を付けて、キャノピー枠を少々直した後でアンテナ線を伸ばしランナーで張りました。前後席間のコクピット内両脇に斜めに立っている支柱を伸ばしランナーで工作してからキャノピーを接着、ピトー管を再度くっつけたら完成です。

Kisaragi_01s1_Kisaragi_01s2_Kisaragi_01s3_Kisaragi_01s4_
 
 
 

 ということで、九八直協改造(というのかな)の朝日新聞社機「きさらぎ号」、完成でございます。なかなかカワイイ飛行機ですな。こういう戦前~戦中の軍用機転用民間機は、いつも作っている戦後機とは別腹で興味があるところなので、ストックしているハセガワの神風号やエルエスのニッポン号もいつか形にしてやりたいところです。

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2012.01.06

読書録:「幕府軍艦「回天」始末」吉村 昭


Bakufugunkankaitenshimatsu
幕府軍艦「回天」始末
吉村 昭
文春文庫
\350
1993年12月10日第1刷

2012年1月4日読了

 戊辰戦争も終盤に差し掛かった明治2年3月25日、榎本武揚率いる旧幕府軍の軍艦「回天」が宮古湾に突入し、湾内に停泊していた新政府軍の艦隊を襲った『宮古湾海戦』。この海戦の模様を中心に、榎本武揚率いる旧幕府軍艦隊の江戸からの脱出から箱館(現在の函館)政権の終焉までを、史実を元に描いた作品である。頼みとしていた新鋭艦「開陽」を悪天候により失い、戦力が大幅に低下した榎本艦隊に対し、アメリカから鋼鉄製の新型艦「甲鉄」を受領した新政府軍艦隊は戦力が大幅うp。箱館に立てこもる旧幕府軍討伐のため北上してくる新政府軍艦隊に対し、追い詰められた榎本たちが企てた起死回生の作戦が、『宮古湾に於いて停泊中の新政府軍艦隊を襲い「甲鉄」を乗っ取る』というものであった。しかし「回天」以下3隻によって行われるはずだった奇襲も、途中の悪天候などで「回天」単独での突入となり、結局失敗してしまう。以後、旧幕府軍は坂を転げ落ちるように新政府軍に押しまくられ、5月18日に箱館戦争は集結するのである。

 やはり時が榎本に味方しなかったというべきなのであらうか。「開陽」を失ったこといい、宮古湾突入時に「回天」単独になってしまったことといい(「回天」は外輪船なので他の船に横付けできないため、当初は同行していた「高雄」が「甲鉄」に横付けして兵を突入させる手はずだった)、榎本艦隊にはことごとく不運がつきまとった感がある。悠久の歴史の流れの中では、いかに優秀な人でも抗うことはできないということなのだらうか。人の営みの如何にちっぽけなことか。

 なお、本書にはもう一編「牛」という小品が収められている。日本近海に異国船が多数出没し始めた江戸時代末期、薩摩藩の宝島(トカラ列島)で起こった日本人と異国人(イギリス人)による小競り合いを描いた作品である。当時の島の人たちとイギリス人船員との、ボディランゲージによるコミュニケーションが興味深い。ただし結末はといえば、とにかく牛肉が食いたかったイギリス人により島の牛2頭がイギリス船に拉致されたほか、1頭が殺害されて肉を持ち去られ、またこの時イギリス人が銃を使ったことから島民によりイギリス人船員1人が射殺されてしまった。そしてこの事件がのちに水戸藩で尊皇攘夷論が起こる要因のひとつとなり、倒幕へと繋がっていったのだという。小さな島の事件とはいえ、日本史的にはけっこう重要な出来事だったようだ。

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2012.01.05

新年初買いw

 今日(4日)はアキバで新年会。メンバーの勤務の都合などで毎年昼間にやってるんですが、今年はいつもの店がまだ営業しておらずテキトーな店に入ったらドリンクの類が一切ナシだったので、アルコール抜きの極めて健全なランチ会になってしまいました(笑)。

R0018453 アキバに行くのなら当然買い込むわけでして(笑)。本日の戦利品晒しです。下から新年会で頂いた“お年玉”ホビーボス1/72のMi-17、イエサブで叩き売られてたMPM1/72のミーティアT.7とMr.カラー128番(これは制作中の「きさらぎ号」用)、ボークスホビ天でうっかり見つけてしまったアズール1/72のボートゥールIIB、ヨドバカでポイント使ったビレク1/72のL-29デルフィン、レオナルドで3割引に釣られたイタレリ1/72のF4U-5Nコルセアです。簡イばっかや。

 ミーティアはエクストラキット版を持ってるんですが、MPMのこのパッケージはレジンパーツがいっぱい入った豪華版。エクストラキット版は遠からず手放すことになるでせう(笑)。ボートゥールはイスラエル空軍型を持ってるんですが、フランス空軍型はバージョンが違うのでつい。(^^ゞ

 デルフィンはだいぶ前、日本に入りたての頃に一度買ったんですが、当時は簡イに慣れてなかったのでバQのキャノピーとかイモ付けの主尾翼に恐れをなして手放してしまったのですな。最近新パッケージになって再版されたので今回買ってみたら、キャノピーはインジェクションパーツになってるわHパーツが入ってるわデカールは豪華になってるわでラッキーてなもんです。何より今なら主尾翼イモ付けだって対処できますし。(^^)v

 イタレリのコルセア、機首伸びてないのは知ってたんですけど、やっぱり伸びてないんですね…。←なんだそれw まぁいいや、3割引で安かったし、-7のキット(幸い最近再版された)をベースに手を入れてちゃんとした-5Nにしやう。←それって今日キット買った意味ないんと違うか?

R0018451R0018452 とまぁ、こんな具合にあっちこっちでひとつずつ買ってるもんだから小さい袋をいっぱい持つ羽目になって大変だったので、7-11で大きい紙袋を買いました。柄とか全然意識してなかったのですが、これクロネコヤマトの袋だったんですね。なかなかカワイイ柄です。底の部分に宛名を書いて宅急便の袋として使えるようになってます(笑)。

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2012.01.01

謹賀新年

Tatsu__


 今年もよろしくお願いいたします。(^o^)/

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