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2012年7月

2012.07.28

読書録:「駅は見ている」宮脇 俊三

駅は見ている
宮脇 俊三
角川文庫
\438
2001年10月25日初版発行

2012年7月28日読了

 夕張駅から門司港駅まで、日本中の駅を探訪する12編と、車窓風景や駅弁、あるいは小旅行記などを集めた鉄道エッセイ集。書かれた時期が20年くらい前なので、もう見ることができない光景も描かれていて感無量的な面持ちになったりもする。著者の筆致が穏やかな分、余計にそう感じる。我が国の鉄道に関してはここ20年、栄枯盛衰というより「衰」の面ばかりが目立つような気がするのだが、そう感じるのはワタシが新幹線より在来線を愛するが故なのだらう。

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2012.07.20

続・「吊るしもの」クラブ(コラ (ハセガワ1/72 三菱F-2A/B その3)

 前回のエントリーから10日、ひたすら吊るしモノを弄る日々。まだまだ終わりませんがな。

F2_03a_ ミサイルランチャーの工作はこんな感じで。上段が加工前、下段が加工後。上段右端はハセガワのF-16の余りパーツです。ハセガワのジャンク市で拾ってきたF-2の主翼パーツから流用しようと思っていたのですが、後で書くようにあまりにも分厚いでのF-16のそれにします。AAM-3/AIM-9用ランチャーはこれでおkですが、AAM-4/AIM-7用のほうは振れ止めがないのが目立ちまつ。(~。~;)

F2_03c_ 下ごしらえが終わったパイロン。しかしこれやってた頃は梅雨末期で雨が続いていたので塗装に掛かれませんですた。
 
 

0_f2b_010_f16d_ww_01 ということで、先に主翼端のランチャーの検討。F-2の主翼にはF-16と違って翼端の捻り下げがほとんどなく、ランチャーはほぼ水平になってます。しかしXF-2Aとしてロールアウトした時はF-16と同様の捻り下げが付いていて、そのXF-2をキット化したハセガワのキットにももちろん捻り下げが付いています。
 
F2_03b1_F2_03b2_ そこでこのランチャーを切り離して水平な形に付け直すことで、ぱっと見では捻り下げがないように見せようという魂胆なのです。そこで同じランチャーが付いているF-16のキットのそれと比べてみると、まー分厚いこと。なのでF-16のものに交換してしまいませう。

 …なんて思っていたわけですよ、この時は。

F2_03d_ とりあえずひとつだけ付け直してみました。ちょっと判りにくいですが、右が工作後、左がキットのままです。実は結局キットのパーツをそのまま付け直しました。ランチャーを切り離してみたら、ランチャーだけでなく主翼も分厚いことが判明いたしまして、F-16のランチャーよりもF-2の主翼のほうが分厚いという体たらくなのでした(爆)。AAM-3を付ける時はランチャーとAAM-3の後翼が干渉するので削らねばです。

F2_03e_ 梅雨も明けたので下塗り。白と黄色のプラで成型された分は丸サフのオフシルバーで、グレーで成型された分はいつもの☆★の白サフで。
 

F2_03f_ 最初にAAM-3とASM-2にクレオス#73を吹いて、先端に白をちょんと載せたらASM-2のほうはさらに先端にクリヤーイエローを重ねます。次にMk.82(GCS-1付)とGBU-38にクレオス#304を吹きました。この#304、濃い色なのに透けやすいので3回重ねてます。

F2_03g_ ASM-2に銘板(?)のデカール貼ってAAM-3ともどもフラットクリヤーを吹いてその2種類はお終い。次にGBU-38にマスキングをしたらAAM-4とAIM-7とともにクレオス#308を吹きます。AAM-4は国産ミサイルなのに#73じゃないのね。訓練弾にするAIM-9Lにはクレオス#65を吹きました。Mk.82(GCS-1付)は黒とか白とか色差ししたので、このあと帯のデカールを巻いたらフラットクリヤーを吹いて先端にクリヤーイエローを載せます。

F2_03h_ てことでMk.82(GCS-1付)に黄帯のデカールを貼りますた。GBU-38は細かい塗り分けをしてデカール貼り。1ヶ所しくじったけど気にしない(笑)。ついでにこのGBU-38は空自が使ってるのと微妙に違うんだけど、それも気にしない(笑)。AIM-9Lは後翼がクレオス#308なので、マスキングしてまず半分だけ筆塗り。残りは明日にします。

 てぇことでぇ、まだまだ続くのね~これ。

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2012.07.09

「吊しもの」クラブ(マテ (ハセガワ1/72 三菱F-2A/B その2)

 制作開始してから1週間、やっていたのはひたすら吊しモノであります。

F2_02a_ 吊すモノ自体は概ね形になって塗装準備まで終わりました。ここに写っているのは、ASM-2×4、AAM-3×14、AAM-4×4、AIM-7M×4、AIM-9L×1、Mk.82(GCS-1付)×8、TER×4、GBU-38JDAM×4、600gal増槽×4、300gal増槽×5です。これをいろえろ組み合わせて、空対艦、空対地、空対空の種々の搭載パターンとか、B型の訓練時とかを再現してやろうという魂胆です。

 なおAAM-4、Mk.82(GCS-1付)、TERはウェポンセットの空自用、AIM-7MとAIM-9LはウェポンセットV、JDAMはウェポンセットIXから持ってきましたが、ASM-2とAAM-3はキット付属を使ってます。ASM-2はパイロンの振れ止めまでモールドされてるので使わざるを得ませんし、AAM-3は数があるのでウェポンセットから持ってくるのはもったいないからです(笑)。振れ止めといえば、ASM-2だけでなく増槽にもモールドされているのでちょっと困りモンです。キット指定の空対艦仕様以外はそのままじゃ作れないではないですか。まぁ、振れ止めなんて飾りです、偉い人には(ry とサラッと言えるひとは無視すればいいんですけどね。ええ無視しますとも。(゚∀゚)

F2_02b_F2_02c_ それらを吊すパイロンのほうはただいま整形中。ハセガワのキットのパイロンはXF-2のそれで、パイロン付け根の三角形の部分の形状が量産型のものとは異なるのですが、下面だしひっくり返さない限り見えないので知らなかったことにします(笑)。それより各パイロンの側面に押し出しピンの跡が丸く出っ張ってるので処理が面倒。丸く凹んでるよりはマシですけど。

F2_02d_ このキット、主翼下面の一番外側に付くstn2/10用パイロンはなぜかオプション扱いで(主翼パーツ側に取付穴がない)、しかもこのパイロンには主翼端と同じAAM-3/AIM-9用ランチャーしか付かないはずなのに、なぜかstn3/4/8/9用パイロンに付くAIM-7/AAM-4用ランチャーが付いてます。なのでこのパイロンを使う2機分は、モールドされているランチャーを切り飛ばして主翼パーツから移植せねばなりませぬ。こういう時のために、静岡やJMCでハセガワ様のジャンクパーツを漁っておくのですよ。(^^)v

F2_02e_ 一方、stn3/4/8/9にAIM-7やAAM-4を吊る2機分については、逆にこのパーツにモールドされているランチャーを切り出してstn3/4/8/9用パイロンに付けてやらねばなりませぬ。このパーツはたいてい余るので(特にB型を作ると必ず余る)、流用元には困りません。ちなみにこのランチャー、イギリス海軍のシーハリアーFA.2が使ってたAIM-120用ランチャーと同じモノです。以前シーハリアーFA.2を作った時に、「形が似てるから」という理由でこのパーツを流用したのですが、後に同じモノと知ってちょっとびっくり。

 そんなわけで、今週中にはこれら吊しモノを仕上げたいところ。次に掛かるのは脚周りの予定。こういう細かいトコロを先にやっておくと、後ですんごくラクできるんですよ。(^o^)

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2012.07.02

祝・再稼働(マテ (ハセガワ1/72 三菱F-2A/B その1)

F2_01a_ 静岡終わってからこっち、食玩弄った以外は模型に触ってなかったのですが、これはまぁひとえに部屋の模様替えが終わってもまだなんとはなしに落ち着かなかったからでして。でももう7月になったことですし、ぼちぼち制作の方も再稼働…もとへ、再起動しようかと。決して某原発の再稼働に合わせたわけではございません。(゚ー゚)キッパリ

 お題はこれ。我が国が誇るマルチロールファイター・三菱F-2A/Bです。昨年の大震災でB型は作られた数の半分以上が流されてしまったので、その追悼的な意味も込めておりますです。

 作る機体は以下の通り。

XF-2A:63-0001、防衛庁技術研究本部/飛行開発実験団、1号機ロールアウト時、1995年1月12日
F-2A:73-8543、第3航空団第3飛行隊、第3航空団創設50周年記念塗装、2007年9月
F-2A:53-8535、第8航空団第6飛行隊、第6飛行隊創設50周年記念塗装、2009年9月
F-2A:53-8531、第3航空団第8飛行隊、第8飛行隊創設50周年記念塗装、2010年9月
XF-2B:63-8102、飛行開発実験団、2011年
F-2B:33-8119、第4航空団第21飛行隊、航空自衛隊50周年記念塗装機、2004年
F-2B:03-8105、第4航空団第21飛行隊、三沢基地航空祭記念マーク『がんばろう!東北』、2011年9月4日
F-2A:アイドルマスター 双海亜美

 黄色いのが3箱ありますけど、黄色くするのは1機だけです。(^。^;)ヨホホホ

F2_01b_ まずは吊しモノの決定と切り出しから。先にこっちをやっておけば後で楽できます。モデルアートプロファイルと航空ファン誌2011年7月号を参考に、A型とXF-2Bにあれこれ吊ってみます。スペマー機はフツーならセンターラインタンクくらいしか吊りませんけど、そこはそれ、模型ですから。(゚∀゚)

 まーそんなわけで、4ヶ月半くらいかけてぼちぼちやってみます。

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