読書録:「駅は見ている」宮脇 俊三
駅は見ている
宮脇 俊三
角川文庫
\438
2001年10月25日初版発行
2012年7月28日読了
夕張駅から門司港駅まで、日本中の駅を探訪する12編と、車窓風景や駅弁、あるいは小旅行記などを集めた鉄道エッセイ集。書かれた時期が20年くらい前なので、もう見ることができない光景も描かれていて感無量的な面持ちになったりもする。著者の筆致が穏やかな分、余計にそう感じる。我が国の鉄道に関してはここ20年、栄枯盛衰というより「衰」の面ばかりが目立つような気がするのだが、そう感じるのはワタシが新幹線より在来線を愛するが故なのだらう。
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