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2012年10月

2012.10.27

読書録:「鉄塔のひと その他の短篇」椎名 誠

鉄塔のひと その他の短篇
椎名 誠
新潮文庫
\400
1997年12月1日発行

2012年10月27日読了

 納められた10編の短編は、内容的にはまったく脈絡のないものではあるが、雰囲気的にはおおむね「軽めのホラー」、あるいは筒井康隆や豊田有恒が昔よく発表していたような「疑似イベントSF」という感じの作品が並んでいる。なので感想がまとめにくいのだが(笑)、ワタシ的には表題作の「鉄塔のひと」が割といい感じ。これだけの行動力や技術力があればひとりでもなんなく生きていけるだらうなと思わせる主人公が、最後にあっけなく死んでしまう唐突感は実にシーナ的だなぁ、と思わず唸ってしまった。あるいは、「風雲欅台住宅」は自治会の老人軍団 vs 若手住人の抗争がこの後どうエスカレートしていくのかと思わせるところで終わってしまうのが実に惜しい。筒井だったらそのあとのドタバタをメインにしそうな感じである。

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2012年百里基地航空祭

Hyakuri2012燃え上が~れ、燃え上が~れ、

 燃え上が~れ、百里~♪(゚∀゚)

 危惧されたタイフーンMk.21(違)の影響もなく、雲ひとつ無い快晴の空のもと開催された今年の百里航空祭。10月というのにTシャツ一枚で汗かいて日焼けまでするってどんだけなんだか(笑)。
 今年も前夜の20日2238に出発。大橋JCTから中央環状線経由(初めて山手トンネルをくぐったお)で常磐道に入り、千代田石岡ICで降りて懐かしのR355を東に向かい、0049に南門側の駐車場待ち行列にクルマを付ける。1時間ほどで列が動いて駐車場に入ったのは0150。お陰で0730までぐっすり寝ることができた(0400過ぎに寒さで一度目が覚めたがw)。



 今年はブルーインパルスが飛ばないので、その分第302/305飛行隊が記念塗装機を用意して気合い充分。事前情報では第501飛行隊も記念塗装機があると聞いていたのだが、結局2機に鮫口を描いただけだったようだ。地上展示機は15機種23機(格納庫内展示含む)に加えて飛行展示用に17機を並べていたが、記念塗装機をその中に入れて飛行展示を中心にしていたため、マーキングの詳細をじっくりと間近で見られなかったのは残念なところ。エプロンの北端にペトリオットシステム、91式携帯式地対空誘導弾(SAM-2)、20mm対空機関砲(VADS-1改)、81式短距離地対空誘導弾(短SAM)、移動管制塔といった装備が展示されていたのは例年通り。また昨年同様、格納庫3棟に実機を配して、それぞれ航空機搭載兵装やエンジンパイロット装具コクピット解放脚の上げ下げデモを行っていた。
 飛行展示はブルーがない分各飛行隊の飛行展示が充実。第305飛行隊など機動飛行を2度も行ったり(笑)。


F4ejkai_sp01 じっくり見られなかったとはいえ、メダマはやはり記念塗装機。まず第302飛行隊のF-4EJ改は航空自衛隊F-4装備40周年記念塗装機。デザインは隊内で行ったそうだが(けど本当は以下自粛)、サムライブルーのマントをはためかせたスプークおじさんが機体の左右に配されたシックなデザイン。尾翼の星7個は第7航空団を現し、黄色い2個は隊長機を現してるそうだ。両主翼下の370gal増槽には歴代F-4装備飛行隊の部隊マークが並んでいるのもポイント高し(欲を言えば303と306はF-4装備当時のものにして欲しかったなり)。

F15j_sp01 次いで第305飛行隊のF-15Jは飛行隊F-15装備20周年記念塗装機。第305飛行隊の機種改編は1993年8月ということになっているので1年フライングしているのだが、細けぇこたぁ(ty というわけか(笑)。機首に鷲、尾翼には前身の第206飛行隊マークに重ねて歴代使用機であるマルヨンとファントムのシルエット、そして背中には巨大な梅丸。

 残念だったのは、両機とも飛行展示をメインにしていたせいでロープ際に展示されず、せっかくの記念塗装の詳細を近くでじっくり見る機会がほとんどなかったこと。せめて半日くらいはロープ際に置いて欲しかったぞ。



T4_sp_02 第302飛行隊にはT-4の航空祭記念塗装機も。尾翼に東京スカイツリーを持ったゆるキャラ風のオジロワシのヒナを配した機体で、なぜにスカイツリーかといえば機番が「634」だから(笑)。脱力系のデザインが気合いの入ったF-4EJ改のそれと対照的で良き哉。
 


P3c_07 脱力系といえばゲストの海自第203教育航空隊のP-3C、コクピット内がくったりと脱力していた(笑)。
 
 


F2a_05 第3飛行隊のF-2Aは2010年納入の機体で、GPSを搭載しJ/AAQ-2前方監視赤外線装置(FLIR)が運用できるフル装備機。残念ながらJ/AAQ-2は付けてきてくれなかったが、インテーク側面の取り付け部分にボルト穴が確認できたのは収穫。これがあれば付けられるということだ罠。


F4ejkai_04 地上展示の第302飛行隊のF-4E改、センターラインパイロンにMER(マルチプル・エジェクター・ラック)を吊っていた。兵装展示でMk.82をくっつけてる姿はお馴染みではあるが、爆弾だけでなくJAQ-1水上標的を吊る際にも使用されるものである。だがこれを実際にパイロンに吊っている姿は何気にレア物ではなかろうか。実は現場では気付いてなくて、後日写真整理をしてて初めて気付いた次第。だから拡大写真が不鮮明なのである。(^^ゞ


Ah1s_04 陸自からは第4対戦車ヘリ隊第2飛行隊のAH-1Sが来ていたが、先週の狂乱の木更津を見たあとでは実に物足りない(笑)。
 
 
 


Fa18d_00_07 米軍機はマリンコのF/A-18Dが2機。色つき隊長機を期待したけど残念ながらダブルナッツイモ番機。(´・ω・`)
 
 
 


 飛行展示は下記の如く。

●第302飛行隊のT-4による天候偵察を兼ねた「オープニング飛行」
●第302飛行隊のF-4EJ改×4、第305飛行隊のF-15J/DJ×4、第501飛行隊のRF-4E/EJ×3、百里救難隊のU-125Aによる「航過飛行」
●第302飛行隊のF-4EJ改×4による「慰霊飛行」
●第501飛行隊のRF-4EJ×2による「写真撮影」
●百里救難隊のUH-60Jからの「パラシュートジャンプ」は中止。(´・ω・`)
●第302飛行隊のF-4EJ改×2による「機動飛行」
●第305飛行隊のF-15J×2による「機動飛行」

 ここでお昼を挟んで、

●第501飛行隊のRF-4E/EJ×2による「戦術偵察」
●第302飛行隊のF-4EJ改×2による「デモスクランブル」→「空対地射爆撃」
●百里救難隊のU-125AとUH-60Jによる「捜索救難」
●第305飛行隊のF-15J×2による「機動飛行」

F07_103 「慰霊飛行」は東日本大震災の犠牲者を追悼するミッシングマン・フォーメーション。「写真撮影」は後でその時撮った写真を会場内に掲示するという恒例のもの。F-15Jのスペマー機は「航過飛行」と2回の「機動飛行」で飛びまくり、背中の梅丸をこれでもかと見せつけてくれた。一方F-4EJ改のスペマー機は最初の「航過飛行」で大人しめに飛んだだけだったのでイマイチ物足りず。

O_1nichikichishirei_02 「デモスクランブル」は一日基地司令を務めた「いばらきスカイガイド」の齋藤奈美さんが押すボタンを合図に要員が機体に駆け寄って離陸準備をする、というものだったが、齋藤さんがいた位置から一番遠い2機でやってくれたので齋藤さんの前の位置にいたワタシは肝心なトコロをよく見られなかった。(´・ω・`)

F09_078 午後の飛行展示は完全に逆光となり、10月だというのにギラギラ照りつける太陽のお陰で写真が撮りにくいったらない。南側を向いて撮った写真はどれも真っ黒(爆)。まぁ曇りで真っ黒になるよりはいいのだけれど。



O_youhai01 裏門(南門)を入ってすぐのところにある『ファントムの墓場』、F-4EJ改の#302はまだそのまま置かれていた。第501飛行隊に続いて第305飛行隊もベースオペレーション前に垂直尾翼を使ったモニュメントを設置しているのだから、第302飛行隊も早よ(笑)。
 


【地上展示機と所属部隊一覧】

【航空自衛隊】
F-4EJ改 (第7航空団第302飛行隊(百里))
T-4 (第7航空団第302飛行隊(百里)) ※百里航空祭記念塗装機
F-15J (第7航空団第305飛行隊(百里))
U-125A (航空救難団百里救難隊(百里))
UH-60J (航空救難団百里救難隊(百里))
F-2A (第3航空団第3飛行隊(三沢))
T-400 (第3輸送航空隊第41教育飛行隊(美保))
C-130H (第1輸送航空隊第401飛行隊(小牧))
C-1 (第2輸送航空隊第402飛行隊(入間))
U-4 (第2輸送航空隊第402飛行隊(入間))
T-7 (第11飛行教育団(静浜))
CH-47J(LR) (航空救難団入間ヘリコプター空輸隊(入間))
移動管制塔、ペトリオット、短SAM、VADSなど
A-MB-3大型破壊機救難消防車と、格納庫で待機する消防車両など

《格納庫内展示》
F-4EJ改 (第7航空団第302飛行隊(百里)) ※3機
F-15J (第7航空団第305飛行隊(百里)) ※3機
T-4 (第7航空団第305飛行隊(百里))

《飛行展示》
F-4EJ改 (第7航空団第302飛行隊(百里)) ※6機
F-15J/DJ (第7航空団第305飛行隊(百里)) ※4機
RF-4E/EJ (偵察航空隊第501飛行隊(百里)) ※3機
U-125A (航空救難団百里救難隊(百里))
UH-60J (航空救難団百里救難隊(百里))

《展示機以外》
F-4EJ改 (第7航空団第302飛行隊(百里))
F-15J (第7航空団第305飛行隊(百里))
RF-4E (偵察航空隊第501飛行隊(百里))
T-4 (第7航空団第302飛行隊(百里))
T-4 (偵察航空隊第501飛行隊(百里))
F-4EJ改 (第7航空団第302飛行隊(百里)) ※格納庫内で整備中?
RF-4E (偵察航空隊第501飛行隊(百里)) ※格納庫内で整備中?

【陸上自衛隊】
AH-1S(東部方面航空隊第4対戦車ヘリコプター隊第2飛行隊(木更津))

【海上自衛隊】
P-3C(下総教育航空群第203教育航空隊(下総))

【アメリカ海兵隊】
F/A-18D(MAG-12/VMFA(AW)-242(MCAS Iwakuni)) ※2機

オマケの写真はこちら



 今年の入場者数は6万人くらいで、やはりブルーが来なかったせいか少なめ。そのせいか最後の機動飛行を見終わってから駐車場に向かい、1530ごろにクルマを出しても途中渋滞に引っかかることなく潮来ICから東関道に乗れた。酒々井SAでカミさんへの土産を買い(何を買うか悩んでて40分くらいかかったw)、混み混みの京葉道~首都高を走って20時前にRTBしたのであった。

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2012.10.26

あと1ヶ月ないんですけど~)゚O゚( ヒー(ハセガワ1/72 三菱F-2A/B その9)

 3週間近くまとめをサボってしまいますた。JMCまで1ヶ月を切ったのに航空祭続きで製作記をまとめる時間が惜しいってのもありまして。(^^ゞ

F2_09a4_ キャノピーのマスキング。枠の縁取りはマスキングテープの細切りを主にしてますが、カーブがキツイところはセロテープを貼ってから切り出す方法で。マスキングテープの細切りは切り出し済みのものも売ってますし持ってるんですが、なんとなく自分で切り出す方が使いやすいんですよね。単なる貧乏性かもしれませんけど(笑)。

F2_09a2a_F2_09a2b_ F-2Bのキャノピーパーツですが、後席部分左右のこんなトコロ(左写真参照)に押し出しピン跡があったりします。パッと見では気付かないくらいの微かな跡なんですが、気付いてしまったので消しました。ただし、少なくともアレは今年1月に発売された『がんばろう!東北』2機セットだけで確認されたもので、2005年2月に発売された空自50周年SPのもの(右写真)にはありません。

F2_09a3_ ちなみにA型のキャノピーには、矢印の所にヒケが生じているものがあります。粗めのペーパーで均してやれば消える程度のものなので、ちろっと直しておくと吉なり。
 

F2_09b_F2_09c_  ここで模型仲間から支援物資2点が到着。左は かーんぶらまんしゅ さん(@CaenMkXIV)から届いたF-2B#102の後席用新型アビオニクス(うそ)。ホントはファインモールドのXウイングファイターの余りパーツであるR2-D2の頭部です。右はnif者の盟友みほりニム(@Tooru_Mihori)から。今年の夏のワンフェスで手に入れたという、F-2A#502用の試験用に改修された垂直尾翼とJ/AAQ-2外装型赤外線前方監視装置のセットです。今回用があるのはJ/AAQ-2のほうなので、垂直尾翼はまたの機会に(でもたぶんそんな機会はない(爆))。

Img_1185361_31637869_9Dfl7nnas このふたつを使って、#102を2009年の岐阜基地航空祭で展示された時の形態(左写真)にしてやろうという魂胆なのです(翼下の搭載物は違いますが)。R2-D2の胴体をでっち上げなきゃなー、と思っていたら実は右写真のように載せていたことが判明したので、結果として頭部だけあればよかったというわけなのでした。ただし、これで#102はキャノピーを閉めた状態にすることが確定したわけですw

F2_09d_ マスキングが終わったキャノピーパーツにフレーム裏側のグレーを塗ってから、マスキングゾルで胴体に仮止めします。これでコクピット部のマスキングとキャノピーの塗装を一度にこなすというわけです。キャノピーの合いはあまりよくありませんが(特にA型は胴体よりハカマが狭い)、最終的には#102以外は開けるので気にしません。

F2_09e_ ついでに亜美機の背中にはウェーブの「R・リベット丸」を使ってGPSレシーバーを付けてやりました。手持ちがクリヤーしかないのでちょっと見にくいですが。どうせ架空機なのでこの際最新の形態にしてやろうかと。(゚∀゚)
 
F2_09f_ インテークパーツを塗装後に取り付けるので、その部分に穴を開けてランナーを突っ込んで瞬着でガッチリと固定。これを持ち手にします。塗装が終わったら切り取ればおk。F-2のキットはF-16と違って、この段階で排気口にパーツが組み込まれててお尻に割り箸を挿せないのでこうなりました。ランナーなので持つとグラグラしますが、まぁちかたないね。

F2_09g_ みほりニムからもらったレジン製のJ/AAQ-2は、下面に出っ張ってるインテークの造形がイマイチだったので削って修正しました。イチから作ることを考えれば楽なもんです。
 

F2_09h1_F2_09h3_F2_09h2_ 全体塗装開始。迷彩の5機と#102にはいつもの☆★の白サフをぶーっと。これやるとブースのフィルターがすぐに詰まるので、今日やった分だけで4回も交換しました。ダイソー様々です(笑)。

F2_09i_ XF-2A#001にはガイアノーツのサーフェイサーエヴォのシルバー、亜美機に同ピンクを吹きました。XF-2Aは透け防止、亜美機は黄色の発色を期待してのことです。ピンクは最初薄くしすぎて下面を何カ所か垂らしてしまいました。サフは缶スプレーでしか使ったことがなかったので、勝手がわからなくて。(^^ゞ

F2_09j_ まずは1色目として、5機の迷彩機と#102のレドームにクレオスの洋上迷彩色セットのレドーム色を、亜美機のレドームと#001の機体全面にはクレオスのクールホワイトを吹きました。実際には#001の白はアンティンテッドホワイトFS17925、つまりT-4ブルーインパルスの機体色と同じで、T-4BI用の専用色セットも持ってはいるんですが、ここはやはりより鮮やかな白にしたいと思いまして。

F2_09k_ レドームをマスキングしたら、迷彩機の上面の濃いブルーを先に吹きます。洋上迷彩色セットの色にクレオス#72を少し混ぜました。量が足りなくなるかと思いましたがなんとかなりました。フツーの人はひと瓶あれば充分に足りるんですけどねーw

F2_09l_ 次は#102の下面の白(クレオス316番)と、亜美機の下塗りの黄色(キアライエロー)。#102の下面も実機の指定色(アンティンテッドホワイトFS37925)とは違いますが、「若干黄色がかった白」であればこの際細けぇこたぁ(ry

F2_09m_ 続いて亜美機の仕上げ塗り。先に作った色が足りなくなるかと危ぶんでいたのですが、下塗りをしっかり入れていたお陰かなんとかかんとか足りました。これで亜美機の塗装はお尻のメタリックを吹くまでお休みです(笑)。

 とにかく時間がないので百里航空祭の写真の整理やってるヒマがありませんが、JMCが終わったらゆっくりやります。入間と立川も併せて(爆)。

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2012.10.22

百里基地航空祭、行ってきますた!

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R0020377_2Dsc_8937Dsc_8986 ちうことで前日の夜に出撃して行って参りました百里航空祭。ブルーが飛ばない分地元ががんがってくれたんでかなり濃い内容でありました。ただファントムとイーグルのスペマーはもっと間近でじっくり見せてほしかったぞ。

 てことでレポートは追々。レポートだけ上げて写真とのリンクはJMCが終わったらになるかも知れませんが。(^^ゞ

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2012.10.20

2012年木更津駐屯地創立記念行事

Kisarazu2012萌え上が~れ、萌え上が~れ、
 
 萌え上が~れ、木更津~♪(゚∀゚)

 今年もワタシが行く今年初の自衛隊イベントとなった木更津航空祭。当日の3日くらい前まで開催日を14日の日曜日と思い込んでいて冷や汗かいたりしつつ(笑)、昨年とほぼ同じ時間に家を出て同じ時間に到着、駐屯地南西角のグランドにクルマを駐めて飛来する外来機を眺めつつ待つことしばし。0830の開場時間とともに場内に侵入(違)したのであった。



 地上展示は28機種30機(用廃機含む、うち5機は訓練展示終了後に展示)。また今年はジェネアビ機が1機参加していた。メダマはやはり昨年とは比べ物にならないくらいパワーアップしていた“痛コブラ”か。今年は航空祭40周年記念ということもあって、スペシャルマーキング機が何機か用意されていると聞いていたので楽しみにしていたのであるが、まーまさかあすこまでぶっ飛んでくれるとは(笑)。飛行展示は、今年は観閲飛行の後で所属機紹介、そして訓練展示(=模擬戦)という流れだったが、模擬戦の内容は昨年と同じでやはり大人しめであったことよ。(~。~;)


R0020146 今年の体たらく(マテ)を見たあとでは、昨年のアレは“萌え萌えきゅんっ(はーと)”程度の可愛いモンであったのだなぁ、としか思えない。今年部隊創設20周年(1992年3月27日新編)を迎えた第4対戦車ヘリコプター隊第1飛行隊のAH-1Sは気合いの入り方からして違った。新キャラ『木更津 茜』ちゃん(キャラクターデザインは藤沢孝氏)の超巨大ステッカーを始め、機体の左側面ほぼ全てをステッカーアートで埋め尽くし、デモの電源を供給するダットラまで飾り立てる始末。さらにそれだけでは飽きたらず(笑)、茜ちゃんの等身大POPを用意し、そのうえ隊内のWACに茜ちゃんのコスプレをさせ、終いにはキャラクターグッズまで作って売りさばくという徹底ぶり!この気迫に押されてつい茜ちゃん缶バッジ(+昨年のキャラのaoiちゃん缶バッジ)を買ってしまったのはナイショだ(笑)。でもどうせ買うならステッカーのほうがよかったかしらん…。
 一方、お隣第2飛行隊のAH-1Sはそんな騒ぎなど素知らぬ顔で、黙々と来場者をコクピットに座らせていたのであった。(^^;)


R0020198 同じく第4対戦車ヘリコプター隊本部付隊のOH-1は、機首上面と右側面に黒でステッカーアート。コクピット公開のためのタラップを掛ける関係で左側面に貼れなかったのだらうが、機体の向きの関係で終日逆光だったので暗い迷彩地に黒のアートは柄が判りにくくて敵わん(爆)。こちらも木更津航空祭記念と同時に、第4対戦車ヘリ隊創設20周年もさり気なく言祝いでいた。
Uh60ja_03 第102飛行隊のUH-60JAの木更津航空祭40周年記念スペマーは、キャビン後方の胴体左側面にデカデカと。このマークが何なのかよく判らないのだが(聞けば良かったよ(´・ω・`))、この機体に付いていたM2機関銃の弾倉に同じマークのシルエットが確認できることから、第102飛行隊の徽章なのかもしれない。
Lr2_02 スペマー4機目は連絡偵察飛行隊のLR-2で、こちらも木更津航空祭40周年記念。垂直尾翼左側面に黒と黄色でシックにまとめてある。デザインは自前だそうだ。機体の形状にもマッチしたいいデザインだとは思うが(ちょっとありふれてるっぽいけど)、派手だったりデカかったりの他のスペマーの前には色褪せてしまうのは否めない。特に茜ちゃんと比べたら(爆)。
Ch47ja_104_02 地上展示の第104飛行隊のCH-47JAはいわゆる『キャリバーCH』。機内公開されていたので入ってみたが一見するとノーマル機との違いは判らず、リアゲートの床面にM2機関銃の台座を固定するボルト穴が開いているのに気付いたくらい。隊員に伺ったみたら外観以外で一番判りやすい違いとして、胴体前方左側面にある非常口が機内から取り外し可能になっているのだそうだ(もちろん窓枠下側にはM2機関銃を取り付けるための金具が増設されている)。ここはノーマル機だと一度開けたらシール材を交換しないと閉められないとのこと。また、隊内では『キャリバーCH』という俗称は使用しておらず、『国際任務対応機』と呼んでいるのだとか。国際というのはアレか、アフガ(ry
 連絡偵察飛行隊のLR-1は訓練展示の後で地上展示されたが、陸自の固定翼観測機として長年活躍してきたLR-1も全機退役が近づいており、残るは本機を含めて2機のみ。良く訓練された飛行機マニアならこちらにこそ萌えるべき!(゚ー゚)キリッ!
 東日本大震災で被災した特別輸送ヘリコプター隊のEC225LPの2号機(01022)の後継はようやく予算が付いたそうだが、配備されるのは3年後になるそうな。なんでそんなに時間が掛かるんや。(~。~;)
Dsc_8379 飛行展示に参加した第4対戦車ヘリコプター隊第1飛行隊のAH-1Sのうち、1機の機首側面に白で見慣れないマークが描かれていた。ちょっと遠くてカメラの長タマを通してみてもよく判らなかったが、その近くに駐めてあった日産サファリのピックアップトラックのドアにも同じマークが描かれていた。どうやら木更津駐屯地のマークのようだ。
 エプロン南端に置かれていたCH-47J/JAの中に、さり気なく西部方面ヘリコプター隊第3飛行隊のCH-47JAががが。去年は地上展示にこの部隊のノーマーク機を参加させていたが、今年こそこのマーク付きの機体が間近で見たかったぞ。ヽ(`Д´)ノウワァァン!!
 今年も米海軍からは“アニキ”が参加したが、HSL-51は今後1年ほどの間にMH-60Rに機種改変し部隊もHSM-51に改編される予定なので、この“アニキ”も程なくして見納めとなる模様。MH-60Rにこの塗りが継承されるのか、興味津々である(笑)。
 千葉県警航空隊のAW139“かとり1号”は、今年9月に登録されたばかりのバリバリの新鋭機。ここのところ官公庁機としてAW139がずいぶんと増えているようだけど、費用対効果に優れているのかしらん。
Dsc_8438 今年は創立記念式典と演壇正面で演じられるプログラムをほぼ全てブッチしたお陰で、無事に食べ物と飲み物にありつけた(笑)。そのまま演壇北側の端まで移動して飛行展示のためにスタンバイしているコブラなど撮っているうち、例年の立ち位置である演壇南側に戻れなくなってしまい(爆)、やむなく北側から飛行展示を撮ることに。例年とは違うアングルの写真は撮れたものの、逆光なのでみんな黒く潰れてしまったのことよ。ヽ(`Д´)ノウワァァン!!

 飛行展示が始まれば、目の前でコブラがローターをぶんぶん回してくれるので、そういう点ではいい立ち位置だったかもしれない(笑)。まずは滑走路を使って離陸するLR-1とLR-2を皮切りに、滑走路と平行した誘導路に並んだヘリ各機が「編隊飛行」のため順次離陸(ちなみにこの最中に海保のボンバルが到着)。沖合で編隊を整えると、南側から進入して観閲飛行を行ったのち、各機次のプログラムのため散開。次は木更津駐屯地に所属する各機(UH-1Jだけは立川だけど)が演壇の前に出て紹介されていた、らしい(遠くてアナウンスは聞こえなかった(爆))。

Dsc_8651_ そしてメインの「訓練展示」。内容は昨年とほぼ同じで、最初にOH-1とOH-6Dが状況確認のための隊員を乗せて降下し、その隊員の誘導に従って、CH-47J/JAが上空に進入し空挺降下を行う。UH-60JAとCH-47Jがラペリングで隊員を降ろすと、“ドアガン飛龍”、“キャリバーCH”さらにAH-1Sが敵を牽制、その間にCH-47Jから偵察バイクと1/2トントラックを降ろして敵陣を制圧。撤収の段となりCH-47Jが地上の隊員を一本釣りして回収、終了という内容であった。



 今年もまたまた体験搭乗は抽選に外れたので(泣)、模擬戦後に展示された機体を眺めにもう一度地上展示機を一回りして(ここで地上展示に加わったUH-1Jを撮り忘れたのは痛恨の極み!><)、体験滑走や体験搭乗に向かうCH-47を眺めつつ撤収したのであった。

【地上展示機(車)一覧】(●=訓練展示終了後に展示、★=スペマー機)

【陸上自衛隊】
CH-47J(第1ヘリコプター団第1輸送ヘリコプター群第104飛行隊(木更津))
CH-47JA(第1ヘリコプター団第1輸送ヘリコプター群第104飛行隊(木更津))
UH-60JA(第1ヘリコプター団第102飛行隊(木更津))
OH-6D(第1ヘリコプター団第102飛行隊(木更津))
EC225LP(第1ヘリコプター団特別輸送ヘリコプター隊(木更津))
LR-1(第1ヘリコプター団連絡偵察飛行隊(木更津))
LR-2(第1ヘリコプター団連絡偵察飛行隊(木更津))
AH-1S(東部方面航空隊第4対戦車ヘリコプター隊第1飛行隊(木更津))
AH-1S(東部方面航空隊第4対戦車ヘリコプター隊第2飛行隊(木更津))
OH-1(東部方面航空隊第4対戦車ヘリコプター隊本部付隊(木更津))
UH-1J(東部方面航空隊東部方面ヘリコプター隊第1飛行隊(立川))
AH-64D(航空学校霞ヶ浦校(霞ヶ浦))
KV-107II-4A※用廃機、木更津駐屯地の保存機
飛行展示を行った機体など

《格納庫内》
OH-6D(第1師団第1飛行隊(立川))※用廃機
遠隔操縦観測システム(特科教導隊第303観測中隊(富士))
化学防護車(B)(中央特殊武器防護隊第103特殊武器防護隊(大宮))
除染車3型(B)(中央特殊武器防護隊第103特殊武器防護隊(大宮))
96式装輪装甲車(中央即応連隊第2中隊(宇都宮))
軽装甲機動車(中央即応連隊第2中隊(宇都宮))

《展示機(車)以外》
CH-47J(第1ヘリコプター団第1輸送ヘリコプター群第103飛行隊(木更津)) ※格納庫内にて整備中
救急車(木更津駐屯地業務隊(木更津))
日産サファリのピックアップトラック(所属不明[1/4ATH?](木更津))
CH-47JA(西部方面航空隊西部方面ヘリコプター隊第3飛行隊(高遊原))

【海上自衛隊】
SH-60J(第21航空群第21航空隊(館山))
YS-11M(第61航空隊(厚木))
LC-90(第61航空隊(厚木))

【航空自衛隊】
C-1(第2輸送航空隊第402飛行隊(入間))
U-4(第2輸送航空隊第402飛行隊(入間))
T-400(第3輸送航空隊第41教育飛行隊(美保))
T-7(第11飛行教育団(静浜))
U-125(飛行点検隊(入間))

【アメリカ陸軍】
UC-35A(第78航空大隊 (キャンプ座間))
UH-60A(第78航空大隊 (キャンプ座間))

【アメリカ海軍】
SH-60B(HSL-51[TA] (NAF厚木))※飛行隊長機“アニキ”

【官公庁】
DHC-8-315Q“みずなぎ2号”(海上保安庁第3管区海上保安本部羽田航空基地)
AW109E“はやぶさ4号”(警視庁航空隊)
AW139“かとり1号”(千葉県警航空隊)
AS365N3“おおとり1号”(千葉市消防航空隊)

【民間】
PA-46-350Pマリブ・ミラージュ(AOPA-JAPAN via. (株)オオヤマ)

オマケその1。本日のわんこ
オマケその2。上空を通過した民間機あれこれ。



 帰りは1320に駐車場からクルマを出す。今年もすんなりと正門から出て速攻帰路に就く。海ほたるに寄ってカミさんへの土産物を買い、大師ランプから下道を走って1556RTBしたのであった。


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2012.10.13

木更津航空祭、行ってきますた!

 今年は航空祭40周年記念ということでスペマー機が何機か用意されているとは聞いてましたが、まさかここまでとは…。

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Dsc_8738 特に昨年に続いて痛ヘリ路線の第4対戦車ヘリ隊第1飛行隊。やりすぎです(爆笑)。誠に怪しからん。もっとやれww

 レポートなどは追々。

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2012.10.08

全体塗装直前♪(ハセガワ1/72 三菱F-2A/B その8)

F2_08b2_ 主翼をくっつけて十の字にして合わせ目にパテ盛り。胴体側のほうがほんの気持ち厚いみたいで、段差を下面に持ってくるようにしてますが、特に下面の前縁付け根部分には大きな段差が出来てしまいます。同時並行で垂直尾翼やインテーク周りも組み始めましたが、やはりパテ盛りを優先したかったので後半4機分の垂直尾翼の組み立てやインテーク周りのペーパー掛けは翌日やることにしますた。

F2_08c1_F2_08c2_ B型3機の主翼と胴体の結合部のペーパー掛けをやりつつ、前日の残り4機分の垂直尾翼を組んでインテーク周りのペーパー掛けをやりますた。B型102号機の後部胴体下面には1mmプラ板でカメラフェアリングを自作してみましたが、ちょっと小さめかもしれません。(^^ゞ

F2_08d2_F2_08e_ ちうことで、胴体の合わせ目、インテーク周り、垂直尾翼のペーパー掛け終了。レドーム側面に伸ばしランナーで作ったライトニングアレスタを貼り付けます。あとでペーパーで均してやったら、ちょっと太かったみたいです。でも気にしません。(゚∀゚)

F2_08f_ キャノピーのパーティングライン消し終了。黄色い機体の下に敷かれてるのは先日ウチのクラブ「Museo72」の飲み会で ばお 会長に貰ったモノで、たぶん3Mの研磨フィルム。会社の事務所の整理をしてたら大量に出てきて、捨てるってんで「それならちょーだい」と貰ってきたものだそうです。A4サイズのフィルムが各色3枚ずつあるんですが、絶対に一生使い切れないと断言できるでせう(笑)。これが今回のキャノピー磨きに大活躍であります。パッケージも何もなくてイマイチ素性が判らないのですが(爆)、いろいろ調べたら黄→ピンク→濃緑の順に番手が細かくなると思われるので、その順に使ってやりますた。

F2_08g_ キャノピー磨きが終わった勢いのまま、脚カバーとベントラルフィンと水平尾翼を切り出してみました。脚カバーとベントラルフィンはランナーに付いた状態で切り出してそのまま塗装します。水平尾翼の放電索は切り飛ばしますが、そもそもキットのパーツは放電索が付いてる位置が間違ってるので、基部をそぎ取って正しい位置に移植してます。地味に面倒な作業。

F2_08h_ インテーク内のマスキング終了。テープの細切りをピンセットでちまちまと貼っていく、地味に面倒な作業(こればっかw)。ヨンパチみたいに色の分かれ目でパーツを分けておいてくれたら助かるのになー。

 ということで、現在キャノピーのマスキング中。終わったら胴体に仮止めして、いよいよ全体塗装です。あと1ヶ月、間に合うか!?

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2012.10.02

読書録:「戦史の証言者たち」吉村 昭

戦史の証言者たち
吉村 昭
文春文庫
\437
1995年8月10日第1刷

2012年10月1日読了

 6年前に亡くなった著者の作品には、太平洋戦史を扱ったものが多数ある。著者はあとがきで「最も力をそそいだのは、証言者を探し求めて話を聞くことであり、公式記録は、それらの証言を裏づけるものとして使用した。つまり、関係者の証言が主であり、記録は従であった」と書いているように、生存者の証言を重視した。本書は、その聞き取り調査で収録した膨大なテープの中から、一部を抜粋して活字に起こしたものである。聞き取りを行った時期は昭和40年代の前半で、今となっては故人となってしまわれている方がほとんどであらうから、本書はいわば『戦争を内側から体験した人』の貴重な証言集といえるだらう。

 本書は「戦艦武蔵の進水」「山本連合艦隊司令長官の戦死」「福留参謀長の遭難と救出」「伊号第三三潜水艦の沈没と浮揚」の4つの出来事について扱っている。それぞれ、武蔵の進水を担当した三菱造船の技師、山本長官機の護衛に付いた零戦の操縦士、福留参謀長を救出した陸軍将校などから実に興味深い話を伺っているが、ワタシ的な白眉は伊号第三三潜の沈没事故にまつわる証言であった。奇跡的に生還した二人の乗組員それぞれと、戦後同艦の引き揚げを行ったサルベージ会社の技師、それにサルベージの模様を取材し浮揚直後の艦内の写真撮影をした新聞記者の4名に話を聞いているのだが、フネの中と外からの証言を重ねることで、この事故と引き揚げの様子が目の前にありありと浮かび上がってきた思いであった。

 白状するとワタシ、この不運に取り憑かれた(としか思えない)伊号第三三潜の事故のことをこれを読むまで知らなかったのである。ここまで詳細に証言を得ているのなら当然著者が作品にしているであらうにも関わらずなぜ読んでいなかったのかと思って調べたら、当該作品は「総員起シ」(新潮文庫)という短編集の表題作だったので、短編だからと思って読んでいなかったのであった(爆)。実に迂闊なり。古い作品なので大きい本屋に行って探してみないと(アマゾンでも扱ってるけどそれは最後の手段)。

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