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2012年12月

2012.12.31

2012年に作ったものとか

 2012年も残りあとわずか。ということで今年一年で作ったモノを並べてみたり。

●1月
 フジミ1/72 立川九八式朝日新聞社機「きさらぎ」

●3月
 ハセガワ1/72 F-18ホーネット

●5月
 ハセガワ&イタレリ1/72 A-10AサンダーボルトII×3(うち1機はアイマス機)

●12月
 ハセガワ1/72 三菱F-2A/B×8(うち1機はアイマス機)

 ということでナナニの飛行機ばかり13機。昨年に引き続き飛行機しか作らなかったのは大いに反省したいところ。イロモノ作らんとな。(゚∀゚)

 なお、スピットファイア×4はこちらで書いた通り越年いたしまする。1月中には完成させたいところ。

3tonhalf_01_3tonhalf_02_ てことでこのあとすぐに始める、毎年恒例「ドンナモンダイ」のネタはこれ。今年は10周年ということで「10」縛りがあるんですが、この3トン半大型トラックの旧制式名は「73式大型トラック」なんで『7+3=10』というコジツケです(笑)。でもそれだけではあんまりなので、フジミのほうはキット指定の第10特科連隊所属車両にします。

 では皆さま、よいお年を。(^o^)/

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2012.12.30

年越しケテーイ!(`皿´;)(スペシャルホビー&エアフィックス1/72 スピットファイア その2)

Spitfire21_22_02a_ スペホビのキットはやはり簡イだけにいろいろと楽しい仕掛けが随所に施されておりましてな。主翼と胴体を仮組みすればほれこの通り。見事な段差ができるのじゃ。…てゆーかはめ込めません。('A`)
 

Spitfire21_22_02b_ エアフィックスのF.22は、キットそのままだと胴体左右を合わせる時にプロペラを仕込まないと先に行けない設計。それがまたプロペラ軸が短いもんで、後からプロペラだけ差し込めばいいじゃん、とはいかないわけで。仕方がないので軸を1.5mm真鍮線で置き換えることに。

Spitfire21_22_02d_Spitfire21_22_02f_ ということでようやく全機が十の字に。F.21は胴体側を削って強引に納めました。エアフィックスの各機は新キットではあるものの、こういう所で合いの悪さが露呈してしまいまする。ということで合わせ目にパテを盛り盛り。F.22は機首上面にスライド金型を使っているようですが、その接合部に酷い段差があります。あと片方だけなんですが表面が一部どえらく荒れてました。PR.19はあちこちにヒケが目立ちます。もちろんF.21の合わせの悪さは言わずもがな。
 
Spitfire21_22_02h_ …やっちまいました。PR.19の下面のカメラ窓パーツを胴体内に落としてしまいますた。中でカラカラ音がしてますが、もはや再接着はもちろん取り出すこともかないませぬ。幸いF.21の余りパーツにあった丸いクリヤーパーツがカメラ窓にピッタリなので(バリエーションで出てるシーファイアMk.46とかFR.47用ですな)、それを外からはめ込んでみることにします。

 ちうことで今年もあと2日しかないので、どう考えても今年じゅうに1機も完成しないことは確定的。幸いお祭りは年が明けても続くとのことなので、安心して越年することにいたします。(゚∀゚)

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2012.12.21

できたどー!(ハセガワ1/72 三菱F-2A/B その13)

 ようやく昨夜8機全機完成いたしますた!ちうことで前回の続きから。


F2_13a_F2_13b_F2_13c_ デカール貼り終了。どちらもコーション類はおおむねプラッツを使い、マーク類はキット付属を使ってます。F-2Bのキット付属デカールははカルトグラフ製で、貼りやすいんですがやはりシルバリングを起こすんで入念に処理。XF-2Aのほうは14年前に発売された当時物のデカールでしたが、黄ばみもほとんど目立たずキレイに貼れました。コクピット周辺の三角マークや日の丸の位置が量産型と異なるのは、初期の試作型の特徴のひとつです。この時点ではキャノピー周りのツヤ消し黒部分に掛かるデカールをいくつか貼ってませんが、そこはクリヤー吹きしてキャノピー周りのマスキングを取ってから貼るのです。

 なお日の丸ですが、他の6機はプラッツのものを使ってますがこのXF-2Aだけはキット付属なので色が違ってます。本来はもちろんあり得ないんですが、プラッツの日の丸はスケールエフェクトを考慮してか明るい赤でして、XF-2Aの赤帯とほとんど同じなんですな。実機は明らかに日の丸のほうが暗い赤なので、ここだけは致し方なく。(^^ゞ

F2_13d1_F2_13d2_ クリヤー吹き終了。F-2Bはツヤ消し、XF-2Aは半ツヤを吹いてます。実機ではXF-2Aはツヤツヤなんですが、そこはそれ、模型ですから。駄菓子菓子、困ったことが起きましてん。F-2Bのキット付属デカール、カルトグラフ製でフィルムが薄いのをいいことにフチ切りをサボったら、物の見事に浮いてきやがりまして(爆)。以前L-410を作った時に同じ現象に見舞われたので、その時と同じ対処をしたのですが、あまり改善されませんでした。まぁちかたないね。(´・ω・`)

F2_13e_ まずはF-2B、完成です。第4航空団第21飛行隊所属のF-2B#119で、航空自衛隊創設50周年記念塗装機(2004年)です。吊るしモノは何もありません。この機体、東日本大震災で被災したのかどうか、よく判らないんですよね。ググっても最新の写真が2010年撮影なので、流されちゃったのかなぁ…。(´・ω・`)

F2_13h1_F2_13h2_ 続いてXF-2A完成です。1995年1月12日のロールアウト時を再現してます。機首の標準ピトー管はパーツに入ってるので、そこに取り付く垂直方向と水平方向のヨーインジケータ(俗に言う風見鶏)を自作してます。垂直尾翼左側面の「TRDI」の文字がなんか乱れて見えるんですが(「T」がデカイ)、これは錯覚で実際はちゃんとキレイに並んでます。

F2_13i_ ということで、8機並んで記念撮影(笑)。XF-2Aの白と亜美機の黄色、それに3sqスペマーの黄色が目立ちますなぁ。ヽ(´▽`)/

 これでようやくF-2量産、完結です。都合5ヶ月弱掛かりますた。ちょっと掛かりすぎかなぁ。てことで2012年も残すところ10日余り、スピットは1機でも完成するんでせうか。(゚∀゚)

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2012.12.18

読書録:「ニッポンが熱狂した 大航空時代」山崎 明夫

ニッポンが熱狂した 大航空時代
山崎 明夫
枻文庫
\880
2007年2月28日初版発行

2012年12月15日読了

 およそ100年前のニッポンは「欧米に追いつけ追い越せ」の時代。航空の分野では、ライト兄弟による初の動力飛行からわずか7年後の1910年12月19日、代々木練兵場において日本人初の動力飛行が実現する。もちろんその時の飛行機は日本製ではないが、それから27年後の1937年には機体もエンジンも国産の「神風号」が東京-ロンドン間の飛行時間世界記録を樹立し、翌1938年には「航研機」が周回飛行の世界記録を樹立、さらに1939年には「ニッポン号」が世界一周飛行を成し遂げるまでに発展するのだから、この間の日本人の頑張りたるや凄まじいモノがある。民間機がまだ特別視されていた時代の、人びとの飛行機に対する憧れ、また国産機が欧米の航空先進国に飛んでいき歓迎されるという誇らしさは、今の時代からは想像もできないような気がする。ただ残念なのはここで第二次大戦が勃発してしまったことで、太平洋戦争で負けた日本の航空産業は一気に壊滅してしまったのであった。戦争に負けさえしなかったら…。(´・ω・`)

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2012.12.07

や ら な い か ?(スペシャルホビー&エアフィックス1/72 スピットファイア その1)

R0020040 久々にネットコンペに参戦することにいたしましてね。ええ最近新キットがボコボコと出てくるスピットファイアってやつですよ。戦後もけっこう長く使われてたんでワタシの守備範囲にも入ってきますし、なんだかんだと4つほどストックしちゃってるんで、ここはもう、祭るしか

 エントリーしたのは写真にあるスペシャルホビー1/72のF.21とエアフィックス1/72のF.22なんですが、結局残ったエアフィックス1/72のPR.XIXともう1機のF.22にも手を付けちゃいました。(^^ゞ

Spitfire21_22_00b_ スペホビのキットは簡易インジェクションの常で主翼後縁が分厚いわけです。いつもなら貼り合わせた後で表からガシガシ削ってやるんですが、スピットの場合は表も裏もいろいろとモールドがあって削りにくいし後が面倒なので、今回は裏側をガシガシ削ってやります。このくらいでカンベンしてやらう。

Spitfire21_22_01a_ インストの色指定は、スペホビはクレオスですがエアフィックスはハンブロールなので、対照表を元にクレオスの色番号に置き換える作業をせねばなりませぬ。ちょっとメンドイ。
 

Spitfire21_22_01b_ 全てのパーツをファインモールドのご機嫌クリーナーでご機嫌に洗ったら(エアフィックスのキットもかなり強烈に離型剤が残ってます)、まず機内色のクレオス364番をプーッと。この色、単独で売ってくれませんかね。この後黒やら銀やら細かい塗りを筆でちょぼちょぼと。計器盤はF.21が彫刻、F.22がデカールと対照的ですが、PR.XIXはのっぺらぼうなのがにんともかんとも。

Spitfire21_22_01c_ F.21は胴体左右を合わせました。簡イの常でパーツ同士がイモ付けだし取付位置が曖昧だしで、この簡単なはずの作業にけっこう苦労してます。PR.XIXはコクピットを組んで胴体内をちりっと黒で塗って胴体にカメラ窓を取り付けて左右合わせの準備。F.22×2はインパネのデカールを貼りました。エアフィックスの3機はパーツ数少ないし合わせも悪くないと聞いてるので、士の字にするのはそれほど苦労しないと思はれ。やっぱ問題はスペホビのF.21だよなぁ…。

 さて年内に何機完成させられますかね。(゚∀゚)

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あと4週間ないんですけど~)゚O゚( ヒー(ハセガワ1/72 三菱F-2A/B その12)

 いや2012年がですけど。4週間後は2013年1月4日ですよ?

F2_12a_ 赤帯を塗り直すことにしたXF-2A、マスキング完了。デカールを剥がすのにちょっと苦労してます。やはりマークソフターとかマークセッターとか使ったトコロはなかなか禿げません…もとへ、剥げませんね。

F2_12b_ クレオスの79番シャインレッドをプーッと。色味が合ってるかというと、実機はもそっと暗いような気もしますけど、そこはそれ、“すけーるえふぇくと”というやつですよ。(゚∀゚)
 

F2_12c_ マスキングを取って、改めて機首下面をマスキングしてここは筆塗りで。インテークの影になるところがエアブラシではうまくいかないだろうということで。ここだけデカールじゃ違和感あるんで、やっぱしここも塗ることにしました。

F2_12d_ ちうことで吹きこぼれの修正をやって細かいとこチマチマ塗って、あんよを生やしてベントラルフィン付けますた。これでようやくデカール貼りです。このF-2×2機だけだったら今年中には終わるでせうけど、なんせこの年の瀬にまた別のに手を付けたんで、さて今年中に終わってくれるかな?かな?

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2012.12.02

読書録:「日本海の海賊を撃滅せよ!」クライブ・カッスラー&ジャック・ダブラル


日本海の海賊を撃滅せよ!(上)(下)
クライブ・カッスラー&ジャック・ダブラル
訳・黒原 敏行
ソフトバンク文庫
\600(上・下とも)
2008年9月29日初版発行(上・下とも)

2012年12月1日読了

 「オレゴンファイル」シリーズ第2弾。とはいっても原作の刊行順では4作目で、先に邦訳された前作「遭難船のダイヤを追え!」のほうが3作目に当たるのだが、ほぼ独立した内容なので違和感はほとんどない。んで、今回の舞台はオホーツク海から東シナ海に渡る日本近海。日本海に海賊が出没、自社の船が行方不明になった日系アメリカ人の友人から依頼を受けた『コーポレーション』の会長、ファン・カブリーヨが事態の究明に乗り出すというもの。もちろんただの海賊事件で終わるはずもなく、背後に蠢く地球規模の陰謀をカブリーヨと彼が率いる「コーポレーション」社員が秘匿兵器(存在を秘密にしてるだけで兵器そのものは秘密じゃないからw)を駆使してぶっ潰すのである。

 「訳者あとがき」でも書かれているように、主人公側が勝つのは当然なので読者はその過程を楽しむというのがこの手の小説。でも今回思ったのは「ロビンソンR-44ってそんなに信頼性高いのかw」ということだったり。オレゴン号に搭載されているシステムにはバックアップがないので、ひとつ壊れたら作戦自体が瓦解する可能性が高いのだけど、まぁそこらへんは「お約束」なんだらうね。あとカブリーヨの義足のとてつもない性能にも驚いてみたりw あ、それと悪モンが違法かつ非人道的手段で手に入れたモノを、悪モンの根拠地をぶっ潰したドサクサ紛れに持ち帰ること自体は否定しないけど(それを「海賊行為」とも言うがw)、それやると民間会社だけにあとで税務処理上の問題は発生しないのかな?とか思わないでもなかったり。

 それはそうと、「オレゴンファイル」シリーズは初期の2作品が未訳のままになっている。読みたいと思うのはワタシだけではないだらうから、SBさんにはどうかお願いしたいものである。白戸家のお父さん早よ!w

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