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2015年12月

2015.12.30

2015年に作ったものとか

 2015年も早いものであと47時間と40分くらい。てことで今年一年何を作ったかを振り返ってみまする。

●1月
 イタレリ1/72 HRS-1

●5月
 Aモデル1/72 Yak-9P
 スーパーモデル1/72 MB.339K
 ハセガワ1/72 YF-16/ドイツレベル1/72 YF-16A FSD1号機/ローンスター1/72 F-16XL 1号機

●10月
 タミヤ1/72 F-16CJ(ブロック50)×2

 てなわけで結局8機で今年もフタ桁完成ならず。ハセガワ1/12のカプセルトイマシンと、1脚だけ作った机と椅子を合わせれば10個にならないじゃないですけど、アレは色も塗ってないし切り出して組んだだけのようなもんだから員数外かなぁ。(^^;)

F16_hake_01k1_ F-16量産の残り4機も進めてますけど、あと2日間で完成するはずもなく。来年の静岡に間に合えば御の字ですかな。
 
 

Nc900_00_ ちうことでですね、今年も開催されるがらんどうさんちのこの企画、乗っかりますよ。もう13回目なんですねぇ。今年はホッケです。意地汚くもこれで来年の静岡での我が倶楽部「museo72」のお題『おフランス機』をひとつクリヤーだ、とか皮算用してたりもして。あ、そういや今年も去年も同じことやったんだっけ。(^^;)

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2015.12.12

2015年入間基地航空祭(2015年11月3日)

Iruma2015 今年の入間の入場者数は20万人だったそうな。昨年(29万人)一昨年(32万人)に比べればかなりゆったりしてた感があって、道理で混雑のピーク時でもエプロンの路面が見えたわけだ。いやそれ20万人でも充分過ぎるほどの混雑だろ感覚が麻痺してないか、と思わないでもないが、お陰で今年は売店で買い物もできたし毎年このくらいならまぁなんとかなるんだけどな。

 とまれ、今年は百里でブルーインパルスが飛ばなかったので、入間にはブルーを見に来たのである。それ以外の目的はない(爆)。特に目玉展示になりそうなものもなさそうだし。それでも混雑を見越して今年も始発で宮崎台駅を出て0649には稲荷山門で入場待ちの列に付いたのである。



 地上展示は20機種28機(格納庫内展示3機とブルーインパルス7機を含む)。今年も他社のゲストは陸自と海自に横田の米軍機。機数は多いが特に「これ!」というものがないのが寂しい限り、とか贅沢言うモンじゃない(笑)。昨年は6機だったブルーインパルスは、今年は7機揃って並んでおり、快晴の空の元久し振りの第1区分でのフルショーを見せてくれた。まぁ、今年はブルーを見に来たんだからこれでいいのだ。

 なお、今年はミス航空祭を少しはきちんと見たようだ。(゚∀゚)



Dsc_9125 今年のメダマ展示は…マジでないんだなこれが。どれもいつでも見られるようなものばかり。強いて挙げればUH-60Jの百里救難隊創隊50周年記念塗装機だが、これも前週の百里航空祭で見てきたばかりだし。まぁとりあえずこれにしておくか。(^^;)


Pb032786 入間にも配備された新型の救難消防車(I-B型)。入間のはオシュコシュ社のストライカーで、従来の破壊機救難消防車(A-MB-2)の後継車として導入されたものである。

 この新型消防車、オシュコシュ社、ローゼンバウアー社、モリタ社の3社の車体が3自衛隊それぞれの基地で入り乱れて使われているけれど、これは各基地の消防隊が好みで選んでいいということなのかな。ただし百里のモリタ社製のは「大型破壊機救難消防車」という、他の2社の「救難消防車」より一回り大きい別の車種なので、これもゆくゆくは入間にも配備されるのであらうか。



Pb032814 ブルーインパルスの演技が終わって各機に横付けされた20kl燃料給油車のタンク脇には、『入間基地からブルーインパルスへ』というカッティングシートアートが貼られていた。この時のために補給隊の隊員ががんがったのだらうな。佳き哉。
 


Pb032703 格納庫内展示は例年通り。コクピット展示場とされた格納庫では2機のT-4がコクピットを公開しており、その隣の装備品展示場とされた格納庫にいたT-4はジャッキアップされ、動翼の動きや脚の出し入れをデモっていた。またその脇に入間基地に所属する機体のエンジン(今年も2基だけ)やパイロットの装備品救難隊の装備品、災害救助時に使用するツール類などが展示されていたのは例年通り。

 その脇では第一空挺団がパラシュートなどを展示していたが、今年は無事空挺降下も行われて何より。



 飛行展示は去年とおおむね同じだが、ラストにF-15とF-2の帰投がプログラムに組み込まれていた。マニアの間では「入間では帰投する地上展示機のお見送りまでが飛行展示」と言われていたのだが、ついに公式が認めたか(笑)。

 ●飛行点検隊のYS-11FCとU-125による飛行点検業務シミュレーション飛行
 ●中部航空方面隊司令部支援飛行隊のT-4×5機による編隊&機動飛行
 ●百里救難隊のU-125AとUH-60Jによる捜索救難展示と、入間ヘリ空輸隊のCH-47J(LR)による物資輸送展示
 ●第402飛行隊のC-1×5機+U-4による編隊&機動飛行と空挺降下
 ●ブルーインパルス
 ●F-15JとF-2の帰投

Dsc_8312 最初は一般来場者の入場前に天候偵察で上がったT-4が、帰投時にオープニングフライトと称して一航過。飛行点検隊や中部航空方面隊司令部支援飛行隊“シルバーインパルス”のフライトは昨年とほぼ同じ。救難隊の展示は、今年は百里救難隊の救難展示を先に行ったが、飛んだのはUH-60Jのみ。入間ヘリ空輸隊のデモのナレーションはごく普通に大人しく進められ、例のアレはなくなったのかなと思ったら最後にやってくれた。チヌーク!(笑)

Dsc_8605 第402飛行隊のフライトは、U-4とC-1による異機種編隊はやってくれなかったが空挺降下は予定通り行われ、久々に入間上空に空の神兵が(マテ。ナレーションは整備のWAF二人の掛け合いで進められたが、やはりそこは素人、ぎこちなさが目立った。来年はさらなるパワーアップをw

Dsc_9020 昼休みを挟んでブルーインパルス。快晴の空の元、文句ナシの第一区分。だったのだが「レインフォール」はブレイクのタイミングが合わなかったか、ただのデルタループになってしまったのが残念。というか珍しいモノを見たというか。(^^;)

Dsc_9147 最後は地上展示のF-15JとF-2Aのお帰りなのだが、プログラムに組み込まれたせいかロープ際の人垣が思ったほど崩れず最前列まで出られなかったため、F-15Jの離陸は完全に撮り逃し、F-2Aも離陸直後のフリフリを撮ることができなかった。無念。



 なお今年もペトリオットを始めとする車両類の展示は正門近くの広場周辺だったのだが、今年は帰りにそちらを回る気力がなくなったので、素直に稲荷山公園駅から電車に乗ってしまったのだった。(^^;)


《地上展示機一覧》

【航空自衛隊】
C-1(第2輸送航空隊第402飛行隊(入間)) ※機内公開
U-4(中部航空方面隊司令部支援飛行隊(入間))
CH-47J(LR)(航空救難団入間ヘリコプター空輸隊(入間)) ※機内公開
U-125(飛行点検隊(入間))
YS-11FC(飛行点検隊(入間))
F-2A(第3航空団第8飛行隊(三沢))
F-15J(第6航空団第303飛行隊(小松))
U-125A(航空救難団百里救難隊(百里)) ※飛行展示実施
UH-60J(航空救難団百里救難隊(百里)) ※創隊50周年記念塗装機、飛行展示実施
T-400(第3輸送航空隊第41教育飛行隊(美保))
C-130H (第1輸送航空隊第401飛行隊(小牧)) ※機内公開
T-4(第4航空団第11飛行隊“ブルーインパルス”(松島)) ※飛行展示実施
T-7(第11飛行教育団(静浜))

《格納庫内展示》
T-4(中部航空方面隊司令部支援飛行隊(入間)) ※2機、コクピット公開
T-4(中部航空方面隊司令部支援飛行隊(入間)) ※脚出し入れ展示

【陸上自衛隊】
OH-1(東部方面航空隊第4対戦車ヘリコプター隊本部付隊(木更津))
UH-1J(東部方面航空隊東部方面ヘリコプター隊第1飛行隊(立川))
OH-6D(第1師団第1飛行隊(立川))

【海上自衛隊】
P-3C(第4航空群第3航空隊(厚木))
SH-60J(第21航空群第21航空隊(館山))

【アメリカ空軍】
C-12J(374th AW/459th AS (Yokota AFB))
UH-1N(374th AW/459th AS (Yokota AFB))

《展示機以外》 ※一部は飛行展示実施
C-1(第2輸送航空隊第402飛行隊(入間))
U-4(第2輸送航空隊第402飛行隊(入間))
T-4(中部航空方面隊司令部支援飛行隊(入間))
CH-47J(LR)(航空救難団入間ヘリコプター空輸隊(入間))
U-125(飛行点検隊(入間))

救難消防車(I-B型) (中部航空警戒管制団基地業務群施設隊(入間))
破壊機救難消防車(A-MB-2) (中部航空警戒管制団基地業務群施設隊(入間))
大型破壊機救難消防車(A-MB-3) (中部航空警戒管制団基地業務群施設隊(入間))
救難車(R-2) (中部航空警戒管制団基地業務群施設隊(入間))
化学消防車 (中部航空警戒管制団基地業務群施設隊(入間))
クラッシュクレーン20t (中部航空警戒管制団基地業務群施設隊(入間))
20kl燃料給油車 (中部航空警戒管制団整備補給群補給隊(入間))
資材運搬用軽トラック (航空戦術教導団電子作業群(入間))

●オマケの写真はこちら


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2015.12.03

2015年百里基地航空祭(2015年10月25日)

Hyakuri2015 2年振りの百里航空祭、今年最初で最後の本格的な戦闘機の爆音浴をしにいざ行かむ。2年前は雨に祟られたが今年の天気予報は晴天と告げていて、テンションも高く24日2230ごろに出発。事前に交通情報を見たら首都高は6号下りが工事渋滞となっていたので中央環状線を回って常磐道に入り、千代田石岡ICで降りてR355を東に向かい、0042に南門側の駐車場待ち行列にクルマを付ける。が、そのままずるずる動いているので「もう入れてるのかな」と思いきや、今年は「まだ駐車場は開けないけど外周沿いに待ち行列も作らせない」という、この時間に来た者には一番嬉しくないパターンであった。仕方がないので外周沿いではない、潮来方面からの道沿いの待ち行列に並んで待つこと3時間、0400前になってやっと駐車場に入れてもらうことができた。0750まで車内でしっかり寝ることはできたモノの、やはり睡眠不足は否めず帰りにしっかりツケを払うことに。(~。~;)

 なお、あとで知り合いの元中の人に聞いたら、南門からはまず売店地区の業者の車を入れてそれから一般、ということにしたのでこんなに遅くなったんだとか。まぁ運営上の都合も判らないじゃないけれど、次回はもそっと一般入場者にも配慮が欲しいなぁ、と思ってみたり。え、前夜から来なけりゃいいって?まぁ、それは判っちゃいるんだけどさ。(´・ω・`)



 地上展示機は17機種21機(格納庫内展示含む)。今年はブルーがいない分機数が少なく、またなぜかエプロンでの地上展示機にF-15がいなかった。地上展示機のメダマはなんといっても青RFに尽きるw また、エプロンの北端に81式短距離地対空誘導弾(短SAM)、ペトリオット(今年はPAC2)システム、20mm対空機関砲(VADS-1改)といった車両系の装備が展示されていたのは例年通り。格納庫内展示は前回同様2棟だけ、F-4EJ改とF-15DJを使って航空機搭載兵装紹介とパイロット装具等の展示、それにコクピット見学だけで、脚の上げ下げデモは前回に続いて行われず。飛行展示は好天に恵まれすべてスケジュール通り。

 なお来年度に305sqは新田原基地に異動してしまうため、百里での展示は今年で最後であると何度かアナウンスされていたが、その割には最後を飾るスペシャルマーキングなどは一切無く、なんとも寂しいことであった。(´・ω・`)



Pa252541 ということでメダマは501sqのRF-4E青迷彩機。8月にいきなり登場した青迷彩の#901が地上展示されたので、ここぞとばかりに眺め倒す。色調はF-2のそれと似てはいるが少々明るめ(なので模型で再現しようと思ったらクレオス特色の洋上迷彩セットをそのまま使うことはできない)。また注意書きはすべて文字単位できっちり残されていて、塗装作業の丁寧さをうかがい知ることができる。さらにツヤはアンチグレアの黒よりもさらにツヤ消しになっていて、ほとんどザラザラという感じの質感。こういうのはやはり実際にこの目で間近に見ないと判らない所よね。


Pa252617 百里救難隊は今年で創隊50周年(1965年11月20日編成)ということで、所属のUH-60JU-125Aにはそれを記念したミミズク(百里救難隊のワッペンに使われている)と梅の花をあしらったマークが描かれていた(てゆーかステッカーだから「貼られていた」だな)。なお当日はUH-60Jが3機(#561、#571、#572)見られたが、救難隊に配備されているロクマルは通常3機なので、一昨年配備されたばかりだったというSP機の#583は転属したのだらう。SP機すらすぐにいなくなってしまうようでは、百里に棒付き(=空中給油ブロープ付き)が来るのはいつの日か。(^^;)


Pa252531 昨今の新型消防車配備の波は百里にも。第7航空団基地業務群施設隊に配備された新型の大型破壊機救難消防車(A-MB-3)は、日本のモリタ社製MAF-100C。海自館山のオシュコシュ社製ストライカーや陸自木更津のローゼンバウアー社製パンター6×6に負けず劣らずカコイイのである。残念なのは放水デモをしてくれなかったことであるか。(^^;)


 飛行展示は下記の如く。

・第302飛行隊のT-4×2による天候偵察を兼ねた「航過飛行」
・第305飛行隊のF-15J×2による「機動飛行」
・第302飛行隊のF-4EJ改×2、第305飛行隊のF-15J×2、第501飛行隊のRF-4E×2、百里救難隊のU-125AとUH-60Jによる「航過飛行」
・百里救難隊のU-125AとUH-60Jによる「捜索救難展示」
・第302飛行隊のF-4EJ改×2による「デモスクランブル」「空対地射爆撃」
・第501飛行隊のRF-4E×2による「戦術偵察」
 ここでお昼を挟んで(この間に水戸商業高校によるチアダンスをやっていたようだが見ていない(^^;))、
・第302飛行隊のF-4EJ改×2による「機動飛行」
・第305飛行隊のF-15J×2による「機動飛行」

Dsc_7718 冒頭のT-4は0730頃にはすでに飛んでたので、ワタシが中に入った時には一航過しただけで(それもかなり遠い)すぐに降りてしまった。F-4EJ改のデモスクランブルは、今年は陣取った場所が良かったのでバッチリ押さえることが出来た。それに続く空対地射爆撃は2機が代わる代わる対地攻撃コースに入っては離脱する、を延々繰り返すお馴染みの展示なのだが、正直言って飽きる(笑)。昔は地上でVADSが応戦する振りをしたりしてたもんだが。RF-4Eの戦術偵察は、例年ならそこで撮った写真を素早く現像して会場内に掲示してたのだが、今年は何かの都合かそれはやらなかったため、つまりは単なる機動飛行なのであった(汗)。午後の部最初のF-4EJ改の機動飛行は、途中で1機に軽微な不具合が生じたため途中で切り上げて降りてしまった。お婆ちゃんに無理させちゃいかんよ…。(´・ω・`)



【地上展示機と所属部隊一覧】

【航空自衛隊】
F-4EJ改 (第7航空団第302飛行隊(百里))
T-4 (第7航空団第302飛行隊(百里))
RF-4E (偵察航空隊第501飛行隊(百里))
U-125A (航空救難団百里救難隊(百里)) ※救難展示実施
UH-60J (航空救難団百里救難隊(百里))
F-2A (第3航空団第8飛行隊(三沢))
T-400 (第3輸送航空隊第41教育飛行隊(美保))
C-130H (第1輸送航空隊第401飛行隊(小牧))
KC-767J (第1輸送航空隊第404飛行隊(小牧))
T-7 (第11飛行教育団(静浜))
CH-47J(LR) (航空救難団入間ヘリコプター空輸隊(入間))

大型破壊機救難消防車(A-MB-3) (第7航空団基地業務群施設隊(百里))
81式短距離地対空誘導弾(短SAM) (第7航空団基地業務群第7基地防空隊(百里))
対空機関砲VADS1改 (第7航空団基地業務群第7基地防空隊(百里))
移動式ラプコン装置J/TPQ-701 (航空保安管制群移動管制隊(百里))
移動式管制塔装置J/TSC-701 (航空保安管制群移動管制隊(百里))
地対空誘導弾ペトリオット(PAC-2) (第1高射群第3高射隊(霞ヶ浦))

《格納庫内展示》
F-4EJ改 (第7航空団第302飛行隊(百里)) ※コクピット公開
F-4EJ改 (第7航空団第302飛行隊(百里)) ※兵装展示
F-15DJ (第7航空団第305飛行隊(百里)) ※コクピット公開
F-15DJ (第7航空団第305飛行隊(百里)) ※兵装展示

《地上展示機以外(飛行展示機含む)》
F-4EJ改 (第7航空団第302飛行隊(百里))
F-15J (第7航空団第305飛行隊(百里))
RF-4E/EJ (偵察航空隊第501飛行隊(百里))
U-125A (航空救難団百里救難隊(百里))
UH-60J (航空救難団百里救難隊(百里))

【陸上自衛隊】
OH-1(東部方面航空隊東部方面ヘリコプター隊(立川))

【海上自衛隊】
P-3C(下総教育航空群第203教育航空隊(下総))

オマケの写真はこちら



 午後のイーグルの機動飛行を見届けて、売店地区に出店していたスタジオROSE RIDGEの渡辺さんとしばし歓談したのち、1500頃に駐車場から出て潮来方面に向かう。睡眠時間の短さが祟って東関道に乗る前からスク水スイマーが束になって襲いかかってくるので(爆)、東関道~湾岸線のPA、SAに順番に寄っては休憩したり仮眠を取ったりしつつ、2000過ぎに無事RTBしたのであった。

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