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2016年1月

2016.01.14

2016年最初のできたどー!(ハセガワ1/72改造 NC.900)

 今年も年末年始恒例、がらんどうさんちのコレに参加してまず1機完成です。この企画ももう13回目なんですねー。歳を取るわけだ…。(^^;)

Nc900_00_ お題は前回のエントリーにも書いたとおり、写真のブツであります。MGDモデルズのキットはアドミラルのFw190A-5のキットにNC.900のデカールがセットされたものですが、アドミラルのキットを作るのはAモデルの比じゃないような苦労が予想されるので、ここはハセガワのFw190A-5を使います。

 とりあえず実機について。フランスは第二次大戦中に連合軍によってドイツから解放された直後、クラヴァンにあったドイツ空軍の修理施設に残されたFw190A-4/5/8の胴体と主翼、それにドルドーニュの洞窟で発見されたBMW801エンジンを使って125機のFw190を生産することを計画しました。まず1944年9月からAACr(Atelier Aéronautique de Cravant:クラヴァン航空機工房)に於いてAACr.6の名称で組み立てを開始しましたが、元々フランス人がドイツ空軍のために作った部材であったため、機体構造材がサボタージュによる破壊工作を受けていたりリサイクル金属使用のため低品質であったりしたために計画は遅れ、ようやく1945年3月1日に1号機が初飛行しました。生産はS.N.C.A.C.(Société Nationale de Constructions Aéronautiques du Centre、中央航空機製造公社)がNC.900の名称で行いましたが、結局Fw190A-4/5/8各型合わせて65機が完成したにとどまりました。そのうち14機はGCIII/5(第5戦闘航空群第3飛行中隊)“ノルマンディ・ニーメン”で18ヶ月間使用され、残る51機はCEV(Centre d'essais en vol:飛行試験センター)で使用されました。フランス空軍におけるNC.900の最終飛行は1949年6月22日でした。
参考:Non-Luftwaffe Focke-Wulf 190s(英語)
    La renaissance de l'armée de l'Air 2(仏語)

 …フランス語のサイトを機械翻訳を通して読むのは草臥れる…。上記の解説は間違ってるかもしれません。(^^;)

Nc900_01_ とまれ、制作開始。でも大晦日は結局全く手を付けられず。年も明けてしまったのに中袋の封を切ってすらいません。(^^;)
 
 

Nc900_02_ 元日の作業は胴体を組んだだけ。主翼を組もうとしてつまずきましたが、模型仲間の『ドイツ機のえらいひと』の皆さまのおかげで解決。
 

Nc900_03_ 十の字になりました。ついでにこの段階で残りのパーツを全て切り出して整形してから背後にある箱に放り込んだので、主翼周りの合わせ目消しやったらあとはどんどん塗装に掛かれる、はず。ドウヂャ?

 なおNC.900は翼内機関砲が全廃されているので、主翼上下面にある機関砲カバーのフェアリングとか薬莢排出口の穴とかを削ったり埋めたりしてたのと、機首上面の機関砲周りのパーツの合いが思いの外悪かったので(組み方が下手なだけ?)、その整形作業にけっこうな時間を取られたなり。

Cxzwf5gusaa0pfoNc900_04b_ 胴体側主脚カバーの存在を『ドイツ機のえらいひと』に指摘されて、迂闊にも今さらながら気付いてみたり。これ、ハセガワのキットにはパーツがないし、そもそも主脚収納庫の形も違うのですな。でもアドミラルのキットにはパーツもありますし、主脚収納庫もきちんと角張ってるのです。

Nc900_04c_ 今さら根本的な修正はできないので、キットの主脚収納庫の端を角形になるよう削って誤魔化すことにしました。脚カバーはプラ板で自作します。ただの板ですけど(汗)。青丸は翼内機関砲の砲身のモールドだと思いますが、こんなトコ削れないので見なかったことにします。(^^;)

Nc900_04d_ 全体塗装開始。グレサフ吹いたらまずは下面と機首周りのライトブルーを吹きます。元キットの指定はRLM65(クレオス115番)ですが、手持ちになかったのでたまたま持っていたRLM78(同118番)にしてしまいました。(^^;)

Nc900_04e_ この期に及んで胴体側脚カバーがある場合は増槽を吊せないことが発覚したので、ラック取付用に開けた穴を埋めて再度下面を塗装し直しました(爆)。なお色ですが、どうせ塗り直すならとクレオス115番を買ってきましたw 乾いたらマスキング。

Nc900_04f_Nc900_04g_Nc900_04h_Nc900_04i_
 
 
 
 
 上側面のRLM71ダークグリーン(クレオス17番)、主翼上面の迷彩色RLM70ブラックグリーン(クレオス18番)、脚収納庫内のRLM02グレー(クレオス60番)を、マスキングしては吹き、の繰り返しで全体塗装お終い。ヘマをしてRLM70を吹き直す羽目になったり、そのためのマスキング中に風防パーツを紛失して2時間探し回ったりとバタバタ。(^^;

Nc900_04j_ 排気口周りとか翼端灯とかに色差ししたりプロペラを組んだり。
 
 
 

Nc900_04k_ スミ入れしてデカール貼りお終い。ついにホッケがフランス機になってしまいました。今回は動翼だけでなく全体にスミ入れしてみたりして。コーション類はせっかくハセガワのキットに付いてたんで貼ってしまいました。たぶん実機には何も書かれてないと思います。そもそもこのコーション、ドイツ語ですしw

Nc900_04l1_ フラットクリヤーを吹いてキャノピーのマスキングを取って胴体に接着、水平尾翼を付けて脚周りを組んだら完成です。都合12日も掛かりましたが松の内までには充分に間に合いました。(^^)v
 

Nc900_04m1_Nc900_04m2_Nc900_04m3_Nc900_04m4_
 
 
 
 
 ドイツ機を作ったのはチェコスロバキアのS-92(Me262A-1a)以来になりますが、ドイツ機のデザインってのはやっぱなーんとなく『エッジが立っている』という印象ですな。これにフランスのラウンデルが付いてるというのはカナーリ違和感がありますよ。作っておいてナンですが。(^^;)

 …え、アンテナ線?射撃照準器?なんですかそれ。3(-_^;) エ゙ッ?

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2016.01.01

進捗、どうですか?(・ω・) (ハセガワ・アカデミー・キネティック・エッシー1/72 F-16B/C/D その4)

製作記が年をまたぐのもアレなんで、10月にタミヤの2機が出来て以降の制作状況をまとめておきますかぬ。



F16_hake_01a_ 溜まった航空祭レポートを全てこなしたんで1ヶ月半振りにF-16'sを再開。とりあえず今日は合わせ目消しが終わったところで放置になったエッシーのスジ彫りを掘り直して、まだ組んだだけだったキネティックのインテークにパテを盛った。
12-14 00:28

@kwat_01 この4機もここまで進んでるんでなんとか静岡には間に合わせたいところ。あと半年あるから余裕ってわけではなくて、今後同じく静岡向けにラファールの量産を目論んでるので、コイツらを早く何とかしないとマジで地獄を見ることになる。((((;゚Д゚)))
12-14 00:29

F16_hake_01b_ 本日のF-16's。キネティックを弄る。インテークのパテをヤスって主翼下面と胴体の合わせ目を均して主翼後縁に薄々攻撃掛けてドーサルスパインを組んでCFTを切り出す。ドーサルスパインには実機にない出っ張りが多数あったので削り落とした
12-15 01:25

F16_hake_01c_ 本日のF-16's。キネティックの続き。ドーサルスパインとCFTを胴体に付けて、インテーク周りのパーツをちょろっと弄って組み立てやすくした。考えてみればCFTを付けたF-16は初めて作るなぁ。
12-17 01:26

F16_hake_01d_ 本日のF-16's。エッシーとキネティックは全体塗装の前にインテークを付けるのでその準備。エッシーは実機にない合わせ目ができるしキネティックは合いが悪いので、ともに合わせ目消しが必要。待ち時間でハセガワのインテークのマスキング。
12-18 01:47

F16_hake_01e_ 本日のF-16's。エッシーとキネティックのインテーク内をマスキングして、合わせ目消しで消えた4機全機のレドーム脇のライトニングアレスタを伸ばしランナーで再現。☆★はレドームが別パーツで合いもバチピタだからこれやる必要がないのよね。
12-19 01:02

F16_hake_01f_ 本日のF-16's。全機のインテーク内にティッシュを詰めてエッシーとキネティックはインテークをくっつけて合わせ目を整形して脚収納庫のマスキング。明日はキャノピーを弄ろう。
12-20 00:33

F16_hake_01g_ なお本日のF-16'sは、年賀状作りのため弄る時間がほとんど取れなかったので、アカデミーのキャノピーのパーティングラインを消しただけ。明日からがんがる。(`・ω・´)
12-21 01:27

本日のF-16'sは全体塗装前の下準備。絵的には面白くないので写真はナシ。キャノピーは着色せねばなので明日の昼間にやりたい所存。
12-23 02:19

Cw45y8uvaaauxpcjpg_large_ 今日は全然ツイートしておらんが、このキャノピーのスモーク吹きで苦労しとるのよ。
12-23 15:06

もうおしまーい。キャノピーにうっすら色付けるのに何時間かかってるんだ。出掛けるお。
12-23 15:42

F16_hake_01h1_ 本日のF-16's。単座型のキャノピーのマスキング。右のアカデミーは左のハセガワより後部固定風防が一回り小さいぬ。
12-25 01:41
 

F16_hake_01h2_ そのアカデミー、後部固定風防までΩ型にして中央にパーティングラインが入ってるのでペーパー&コンパウンドで消したのだけど、それでプラが柔くなったかマスキングしてたら割れてしまった。\(>o<")/ 目立たなそうなんでそのままいくけど。
12-25 01:43

F16_hake_01i_ 本日のF-16's。エッシーとキネティックのコクピット部と、キネティックのキャノピーのマスキング終了。エッシーのキャノピーはクリヤー部だけが別パーツなので、このあとサフ吹きやったら機体に取り付けてしまって、そのあとでマスキングする。
12-26 02:08

艦これの正月飾り集めのせいで模型が捗らんw
12-26 02:08

@kwat_01 キネティックのインテーク脇のアンテナフェアリング、キットのパーツがイマイチ貧相で取付位置も曖昧だったんで、春にYF-16Aを作った時に余ったドイツレベルのパーツをくっつけてみたんだけど、これはこれで立派すぎるような気もするなぁ。まぁ大げさすぎるくらいでいいか。
12-26 02:17

F16_hake_01j_ 本日のF-16's。ハセガワとアカデミーのコクピット部にマスキングをして、アカデミーとキネティックの主翼端にランチャーを付けた。艦これの年末クエもやっと終わったんで、明日から本気出す。…とはいっても年内は間に合わんな。(´・ω・`)
12-27 02:35

Tavzzrqrz5so88q_w4vem_247 さて、そろそろ色塗りすっかぬ。
12-27 14:26
 
 
 
 

Cxodnvlumaayv5jpg_large_ ではノスポまで材料の調達に行って、ついでに晩飯の調達。
12-27 17:41
 
 

513x395xc4be8444ff93648c39dd06ff では続きをやるか。
12-27 21:55
 
 

F16_hake_01k1_F16_hake_01k2_ 本日のF-16's。4機全機のサフ吹きお終い。真美機だけは先に吊しモノに白サフ吹いてたので白サフで、あとの3機はグレサフで。明日から全体塗装。まずはアカデミーのサンダバかな。
12-28 01:04

まーなんにせよ今年中には終わらないんで、3年連続で完成数がフタ桁行かないことに。艦これ始めてからこの体たらくだよ。orz
12-28 01:05

97189_3c8482c357760403_ 今さらながらポーランド空軍機の色の考察。キットや資料本の塗装指定だと濃い方がFS36270(クレオス306番)、薄い方がFS36375(同308番)。けどどうにも白っぽく見えるんだけど、吊しモノと比較するとやっぱそれでいいみたい。
12-28 01:10

@kwat_01 今回作るのはこのうちハデなほう。地元ポーランドの ModelMaker というメーカーのデカールを使うのだ。ポーランドからの賓客オペちゃん(@OPERATORCHAN)が来日してる間に完成させたいけど無理そうだ。
12-28 01:20

F16_hake_01l_ 本日のF-16's。全体塗装前の生地磨きをやって、キャノピーを仮止めしようとアカデミーのをマスキングゾルでくっつけたところで、ハセガワとキネティックはフレームにさらなるマスキングが必要と気付いてゾルを塗り塗り。
12-29 02:08

@kwat_01 エッシーはここでキャノピーを接着してしまおうと一度コクピット部のマスキングを取ったものの、諸事情を勘案した結果全体塗装が終わってから付けることにしたので、再度コクピット部をマスキングしてキャノピーもマスキング。
12-29 02:10

色塗りするよ。
12-29 22:21

F16_hake_01m_ 本日のF-16's。全体塗装開始。まずはアカデミーのサンダバとハセガワの真美機の一部にクレオスGX1クールホワイトをぶーっと。
12-30 01:50
 

Nc900_00_ @kwat_01 F-16'sは今年はここまでかなー。明日は昼から髪切りに行ってそのまま夜の胡椒園の宴なんで模型弄れないし、明後日の大晦日からは年越しモデリングに取り掛かるし。ネタはこれ。
12-30 01:52



 2015年のF-16×4はここまで。年越しモデリングのNC.900を仕上げたら再開するのです。(`・ω・´)

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謹賀新年2016

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