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2016年4月

2016.04.30

NAF厚木日米親善春祭り、行ってきますた!

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 2016年最初の航空祭、NAF厚木/海自厚木航空施設日米親善春祭りに行ってきますた。今年は朝着いたら去年よりさらに50m後ろでしたが、0900ごろにゲートを開けて基地内の鳥居ゲートのところまで人を入れたりしたためか、入場は割とスムーズだったようで。今年はエプロン地区の開放場所が狭く展示機も少なく(外来機ナシ!)、メダマ展示と言える機体はおらず(涙)。開場して早々に上がったVR-62のC-130Tが珍しかったくらいですかねぇ。

 レポートは追々。

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2016.04.16

SHS前にじたばたしてみる(ホビーボス1/72 ラファールM その1)

 静岡まであと1ヶ月ですよ、同志諸君。((((;゚Д゚)))

Cfuhswluiaaeqn5jpg_large_2P4133443 昨年5月、「museo72」の2016年SHSのテーマが「フランス機」と決まった時は、ラファールをA/C/B/M取り混ぜて6機ずらりと並べてやろうと目論んでいたわけですよ。で、年が明けたら取り掛かろうかと思っていたのですが、いきなり降って湧いた失業に伴うバタバタやら、スケビ作例制作(5月号よろしくです(^o^))やらで時間がなくなってしまいました。

Mirage_rafale00a_Mirage_rafale00b_ そこで作る機数を減らせばなんとかなるかな、とミラージュF.1CRとラファールCを1機ずつ、共にノルマンディー・ニーメンの記念塗装にしてやろうと思い(それに加えてでこちゃんのラファールMも(^^;))、まずラファールの考察を始めたのが3月末ごろ。で、お約束通りにうだうだしてしまって、残り1ヶ月じゃ3機も無理だろ、しかもまだ職も決まってないし、ということで結局ラファールMを1機だけ作ってみるかということにしたのでした。

 まぁそんなわけで、3月末から半月くらいの間にやっていた、主にラファールについての考察などをつらつらと。

056_real_600Rafalecec23070ans024 当初ミラージュF.1CTとラファールCをコンビで作ろうと思っていた時に、やろうと思っていたのはこの塗りです。ミラージュF.1CTのほうは2009年に登場したRC01.030(第30戦闘連隊第1飛行中隊)“ノルマンディ・ニーメン”所属の連隊解散記念塗装機(n゚260)、ラファールのほうは2012年9月に登場したEC02.030(第30航空隊第2飛行中隊)“ノルマンディ・ニーメン”所属のノルマンディ・ニーメン航空団編成70周年記念塗装機(118-IX/n゚119)です。第二次大戦中にソ連空軍の指揮下で戦った自由フランス空軍部隊「ノルマンディ・ニーメン Normandie-Niemen」の、戦後の伝統についてはググっていただくとして(ちなみに仏語でググらないとたぶん出てきません(^^;))、その公式ニックネームを持つRC01.030は所在していたコルマール-マイエンハイム空軍基地(BA132)の閉鎖に伴い2010年6月に一度解散したあと、モン・ド・マルサン空軍基地(BA118)にてEC02.030として2011年9月に再編成されました。

Fso1Osfhpg ということで、まずは目立つ機首上面の出っ張りについてです。ワタシの手持ちのうち日本語で読める唯一のラファール解説書であるJウイング誌2011年5月号によりますと「前方光学センサーSFO」とされていますが、これは「FSO」が正解のようです。なんでこんなのを調べたかというと、本文中に「FSO」と「SFO」の両方が出てくるんですよ。それで混乱したので調べたんですが、記事に「ラファールの真実」という題名付けたのなら真実を書いてくださいな。(^^;)

Rafalem_00a_ で、この部分なんですが、ホビーボスが1/72で出しているラファールC/B/Mの3種のキットのうち、M型だけがFSOの部分が平らなのです。M型は空母シャルル・ド・ゴール搭載の防空戦闘機F-8Eクルーセイダーが老朽化で退役待ったなし状態だったため、最初の10機がFSOを搭載せず防空任務に限定された「F1」と呼ばれる暫定仕様で完成し2000年から海軍に引き渡されています。11機目以降は空対地(艦)戦闘任務や空中給油任務をこなせる「F2」仕様が16機生産され、それ以降はさらに機能を向上させダモクル・ターゲティングポッドやRecceNG偵察ポッドの運用も可能にした「F3」仕様で生産されています。「F2」仕様の機体も後にソフトのアップグレードで「F3」仕様に改修され、また最初の「F1」仕様の10機も2014年10月以降2020年頃までに順次「F3」仕様に改修されています。なのでホビボのキットをストレートに作ると初期の「F1」仕様10機のどれかになってしまうので、11号機以降の姿を再現したければ最低限FSOをどうにかしなければならないわけです。

Rafale_apacheQatarinitiatesrafalecontract5573lx5Ralafemf1 ちなみにキットに付属する吊し物は共通なので、M型のキットにも Apache 空対地ミサイルが2発入っているのですが、Apache って空軍のASMだしラファールでは運用実績がないみたいなんですよね(どうせなら新型の SCALP-EG にしとけばいいのに)。海軍機ならお馴染み AM39エクゾセ か ASMP(Air-Sol Moyenne Portée/中距離空対地核ミサイル)をセンターラインに1発吊るはずなので、この際ストレートに組んでキット付属の空対空ミサイル MICA と R550マジック2 を吊って「F1でーっす」とやるのもアリかもです(なお R550 が運用できるのは「F1」仕様のみ)。でこちゃんのラファールMは「F1」でもいいかな。

Revell_4892_rafale_m_72nd_scale_7Rafale_landisiviau_missions_kimono なお、そのM型で作る予定の塗りは2012年に登場した11゚F(第11飛行小隊)所属の11゚F創設90周年記念&フランス海軍ラファール運用10周年記念塗装機で、シリアルナンバーは32。なのでこれはF3仕様ということになります。これにはFSOがしっかり付いてるんでどうにかする必要があります。

Rafalem_00b_Rafalem_00c_ ということで、C/B型のキットにはついているFSOのパーツを、型想いで型取りしてポリパテ複製してみたのがこれ。ポリパテではやっぱりダメでした。型から抜いたらかなり欠損してたので、追加でポリパテ盛ってから削ってみたのですが小さくなってしまいました。それならプラの小片とかをキットのパーツに直接貼り付けて削ったって同じですわー。

Rafalem_00d_ そこでツイッターで戴いた助言をもとに、型を薄くして光硬化パテを使ったところ、どうやら上手くいった様子。これでなんとかなります。
 
 

111bis ところで、ホビボのラファールのキットには、M型の機首上面のFSOだけでなくもう1箇所再現されていない部分があります。C/B/M型全部の排気口の両脇に付いてるチャフディスペンサーもないのです。チャフディスペンサー自体はモデルアートデカールからレジンパーツが出ていてひとつ持ってはいるのですが、一袋に2機分(4個)しか入っていません。それに基部はどのみち自作しなくてはならないので、ここで使うのはなんとなくもったいないやうな。(^^;)

823410199 もっとも、これはどうも後付けのようで同じ機体でも時期によっては付いてなかったりします。調べていくと作りたい機体のうち、C型のノルマンディ・ニーメンのほうとM型にはそのマーキングの時は付いていませんでした。自作の手間が省けました。(^^)v

 ちなみにこの部分、残りの3機のうちA型(もちろんエレールのキットです)には付いているわけがなく、C型(EC01.007所属、タイガーミート2013参加機[113-HJ/n゚107])とB型(ECE05.330所属、タイガーミート2007参加機[330-EC/n゚305])には付いているので、今後この2機を作る時には自作が必要になります。

Damocles_rafaleAt730pu708aasmrafale あと、ここまで調べたならば右インテーク脇に吊られたダモクル・ターゲティングポッド(+パイロン)と、それに加えて特徴的なAT730というTERも吊りたくなってきたので、ツイッターのフォロワーさんから教えてもらったオリンプモデルの「Update set Dassault Rafale B/C/M , Rafale of battle mission」をハナンツでポチってみたり。早よ届かないかな。(^o^)

Rafalem_01a1_Rafalem_01a3_Rafalem_01a4_ とまぁ、そんなわけで結局ラファールMを弄りだしたわけなのですよ。デカールはエクストラデカール・プレミアの「XP72-001 WORLD AIR POWER UPDATE」を使用します。もちろん機首上面には先日複製したFSOを載っけてあります。

 さて、SHSに間に合いますかね~。(゚∀゚)

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